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レノボThinkPad X390についてレビューします。
レノボThinkPad X390についてレビューします。
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レノボThinkPad X390は、レノボのThinkPad Xシリーズの13.3インチ液晶搭載ノートです。 主な特徴は次のとおり。
・13.3インチ液晶搭載のコンパクトノートPC ・第8世代インテルCoreプロセッサ/DDR4メモリ/SSDを選択することができ、コンパクトノートPCとしては充実した基本性能 ・ブラックの落ち着いた質感 ・使いやすいキーボードを搭載 ここでは、レノボのコンパクトノートPC ThinkPad X390について詳しくレビューします。 *レノボWebサイトの製品ページを確認する
→ThinkPad X390 【レビュー目次】
*ここに記載されているスペック・構成は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずレノボ Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
1)コンパクトな13.3インチノートPC
ThinkPad X390は13.3インチ液晶搭載のノートPC。
液晶の外枠(ベゼル)が狭いデザインを採用しており、左右の幅を抑えることでコンパクトなボディに仕上がっています。
指と比べると、ベゼルの狭さがよくわかります。
B5サイズのノートと比べたところ。
これぐらいの大きさであれば、すごく扱いやすいですね。
ボディの厚みは、カーボン素材を採用したモデルが16.5mm、樹脂素材を用いたモデルが16.9mm(レビュー機はカーボン素材を採用したモデル)。
それほど分厚くなくスリムです。
すごく掴みやすいですね。
液晶を開いたところ。
液晶部分は180度回転させることが可能です。
重量は1.172kg(実測値)。レビュー機はカーボン素材を用いたモデル。カーボン素材は軽量ながら強度の高い素材として知られています。
したがって、手にしてみると、思っていたよりも軽く感じるので、すごく携帯しやすいですね。
軽いので、こんな風に軽く掴むだけでも落としたりしません。
この軽さであれば、外に持ち出すのも苦にならないと思います。
ボディがコンパクトなのでバックからの取り出しもスムーズ。
ディパックからの出し入れもストレスなく行うことができます。
27インチ液晶モニタの横に置いたところ。
ボディの堅牢性は高く、片手で持っても、ボディのよじれを感じることはありません。安心して持ち運べます。
2)高い基本性能を発揮
ThinkPad X390の主なスペックは次のとおり。
CPUは、第8世代インテルCore i3/i5/i7プロセッサ搭載モデルを選択可能。
メモリは4GB/8GBモデルを選択できます。価格重視なら4GBメモリ搭載モデルですが、4GBだと負荷のかかるタスクの場合、処理にもたつくことがあるので、性能重視であれば8GBメモリ搭載モデルがオススメです。 ストレージには、高速アクセス可能なSSDを搭載。 グラフィックスはCPU内蔵タイプのグラフィックスのみを搭載可能。高性能なカードタイプは選択できない仕様になっています。 光学ドライブは非搭載です。 ThinkPad X390のパフォーマンスをチェックしてみました。 レビューしたX390の主なスペックは次のとおり。
CPU:インテルCore i7-8565U
メモリ:8GB ストレージ:512GB SSD グラフィックス:インテルUHDグラフィックス CPUの性能をチェックできるCINEBENCHベンチマークのスコア
CPU:535cb→コンパクトノートPCとしては十分なスコアです。 ストレージの性能をチェックするCrystalDiskMarkのスコア。高速アクセス宇できるPCIe M.2接続タイプのSSDを搭載しているので、非常に高いスコアを記録しています。
負荷が軽めのゲーム「ドラゴンクエストX」のベンチマークソフトを実行してみました。スコアは次のとおり。
負荷が中程度のゲーム「ファイナルファンタジー14 紅蓮のリベレータ」のベンチマークソフトの結果は次のとおり。
3)ブラックの落ち着いた質感
ThinkPad X390は、従来のThinkPadを踏襲したデザインを採用。
ブラックをベースとしており、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
ボディ全体がブラックです。
キーボードおよびキーボード周辺部(パームレストなど)もブラックで統一されています。
4)使い勝手をチェック
【起動時間】
起動時間(電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまで)を計測してみました。
1回目→12.68秒/ 2回目→12.53秒/ 3回目→11.42秒 約12秒で起動できます。電源ボタンを押してから、ほとんど待たされることなく起動するので、ストレスなく使い始めることができます。 【Webカメラ収納可能】
ThinkPad X390では、液晶上部にWebカメラが配置されていますが、指でレバーをずらすだけで、簡単にWebカメラを格納して、利用不可にすることができます。
カメラを使わないときは格納することで、カメラの映像/画像のハッキングによるプライバシー流出問題を防ぐことができます。
【指紋認証センサー】
オプションで指紋認証センサーを搭載可能。センサーはキーボードの右下に配置されます。
【サウンド】
スピーカーが、底面部の前面部寄りの左右に配置されています。
音楽を聴いてみましたが、音質はクリアです。こもったり、シャカシャカしたりする感じはしません。コンパクトノートPCとしては十分なサウンドレベルだと思います。
5)各パーツをチェック
ThinkPad X390の各パーツをチェックをチェックします。
液晶は13.3インチパネルを搭載。
■LED バックライト付 13.3型 FHD IPS液晶 (1920 x 1080)、光沢なし、ThinkPad Privacy Guard ■LED バックライト付 13.3型 FHD IPS液晶 (1920 x 1080)、マルチタッチ対応(10点)、光沢なし ■LED バックライト付 13.3型 FHD IPS液晶 (1920 x 1080)、光沢なし ■LED バックライト付 13.3型 HD TN液晶 (1366 x 768)、光沢なし のいずれかのパネルを搭載したモデルを選択できます。 レビュー機は、LEDバックライト付 13.3型 FHD IPS液晶 (1920 x 1080)、光沢なしパネルを搭載。 IPSパネルを搭載しており、すごく瑞々しい表現が可能。
とても表示が綺麗なので、画面に引き込まれます。
自分で撮影した風景写真を映し出してみました。黒の部分がしっかりでているほか、色の表現も鮮やか。見ていて楽しくなりますね。動画も堪能できます。
非光沢パネルのため、映り込みがほとんど発生しません。長時間見続けても目が疲れにくいと思います。
文字表示のにじみもなく、小さな文字もくっきり表示されます。
キーボード。テンキーは非搭載です。
個々のキーが独立したセパレートタイプを採用。
頻繁に利用するEnterキー、BackSpaceキー、Deleteキーは大きめのつくりになっているのですごく押しやすいです。
ただし、Enterキーの左横にあるキーはちょっと小さめになっています。 キートップの中央は少し窪んだ形状をしており、指の収まりがよく、滑りにくいです。
キーストローク(キーを押し込む深さ)もしっかり確保されているうえに、適度な反発があり、打ちやすいですね。 長時間使っていても疲れにくいと思います。 キーの端の方を軽く押すだけで、しっかり反応してくれるのでストレスなく入力できます。打鍵音も小さめです。 ThinkPad X390はコンパクトなノートPCですが、計測したところ約19mmというキーピッチを確保しています。これは、フルサイズのキーボードと同程度のキーピッチです。
したがって、窮屈な感じはありません。
キーボードの中央には、ThinkPadの代名詞である赤色のトラックポイントが鎮座しています。
このポインタがあるおかげで、キーボードの操作中、キーボードから手を離すことなく液晶上のポインタを移動することができます。
オプションでキーボードにバックライトを装備できます。バックライトがあれば、暗い環境でも快適なキータイピングが可能。明るさは2段階の調整が可能です。
タッチパッドはクリックボタンが一体となったタイプを採用。
反応は良好で、思ったところにピタッとポインタを移動させることができます。
クリックボタン部分の押し込み幅もちょうどいい感じ。クリック音も小さめで、
カチャカチャという音ではなくタンタンという音なので、耳障りな音ではありません。
パームレスト部分を触るとサラサラしており、べとつきにくい仕様になっています。
キーボード右上に電源ボタンが配置されています。
左側面部。
写真左から順に、USB 3.1 Gen 1 Type-C(電源と共用)、USB 3.1 Gen 2 Type-(Thunderbolt 3)、イーサネット拡張コネクター、USB 3.1 Gen 1、HDMI、マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャックが配置されています。
右側面部。
写真左から順に、通気孔、USB 3.1 Gen1 (Powered USB)、セキュリティ・キーホールが配置されています。
両側面部の端子類にケーブル/デバイスを接続するとこんな感じになります。
背面部。
SIM カードスロット(nanoSIM対応ですが、LTE対応モデルでのみ利用可能)& microSDメディアカードリーダーが配置されています。スロットを取り出すにはピンが必要です。
microSDカードを装着したところ。いちいちピンを使ってスロットを取り出さなければいけないのはちょっと面倒くさいですね。
前面部に端子類は配置されていません。
底面部。通気孔が配置されています。
継ぎ目はなく簡単には筐体内部にアクセスできない構造になっています。バッテリは脱着できないタイプで、内蔵されています。 6)同梱物をチェック
ThinkPad X390の同梱物をチェックします。
ACアダプタと電源ケーブル。
ThinkPad X390は、携帯性に優れたノートPCだけに、ACアダプタもコンパクトなつくりになっています。
直方体の形状をしているので、収納しやすいと思います。
電源ケーブルは破断しないよう太めのつくり。
ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は247g。
各パーツの名称などを示したペーパー(セットアップガイド)も同梱されています。
まとめ
以上、ThinkPad X390について詳しく見てきました。特徴をまとめると次のとおり。
・携帯しやすいコンパクト/スリムノート ・黒をベースとした落ち着いたデザイン ・第8世代インテルCoreプロセッサ/DDR4メモリ/SSDを選択することができ、コンパクトノートPCとしては充実した基本性能を誇る ・使いやすいキーボードを搭載 詳しくは、ThinkPad X390(レノボ公式Webサイト)を参照してください。 レノボキャンペーン情報 レノボPCをお得に購入できるキャンペーン実施中。詳しくは、レノボキャンペーン(レノボWebサイト)をクリックしてください。 |