DELL OptiPlex 7040 SFFレビュー

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OptiPlex 7040 SFFレビュー

ここでは、法人向けスリムタイプデスクトップOptiPlex 7040 SFFについて詳しくレビューしたいと思います(OptiPlexシリーズの特徴についてはOptiPlexページを参照してください)。

OptiPlex 7040 SFFレビュー

【レビュー目次】
1)コンパクトなボディ
OptoPlex 7040には、SFF(スモールフォームファクタ)に加えて、MT(ボディ)MFF(マイクロフォームファクタ)も用意されています。SFFはMTに比べてスリムなボディを実現しています。


dell OptiPlex 5040 SFF
左がミニタワー(MT)筐体、右がスモールフォームファクタ(SFF)です。大きさに違いがあるのがわかりますね。


従来のモデルからデザインが一新されています。またボディサイズも小さくなっています。ミニタワーで-43%、スモールフォームファクタで-7%を実現しています。

SFFとMTの主な違いは次のとおり。

【OptiPlex 7040 MT/SFFの筐体の違い】
 
OptiPlex 7040
ボディ
SFF
(スモールフォームファクタ)
MT
(ミニタワー)
メモリスロット
DIMMスロット×4
DIMMスロット×4
拡張スロット
ハーフハイトPCIe x16 x 1
ハーフハイトPCIe x16(x4配線)x 1
M.2×1
フルハイトPCIe x16 x 1
フルハイトPCIe x16 x 1(x4配線)
フルハイトPCIe x1 x 1
フルハイトPCI x 1
M.2×1
寸法
(高さ x 幅 x 奥行き) 
29.0 x 9.26 x 29.2 cm
35.0 x 15.4 x 27.4 cm 
最小重量
 4.48 kg
8 kg

メモリスロットはいずれも4つを搭載。

拡張スロットは、さすがにボディの大きなMTの方が充実しています。スリムなSFFの場合、フルハイトのカードは装着できず、ハーフハイトしか搭載できないので注意が必要です。

こうしてみると拡張性では、断然MTの方に軍配が上がります。


SFFは幅が約9cmしかないので片手で掴むことができます。


液晶の横に置くと、そのコンパクトさがよくわかると思います。

なおOptiPlex 7040シリーズには、さらにコンパクトなMFF(マイクロフォームファクタ)ボディを採用したOptiPlex 7040 MFFも用意されています。


左がSFF、右がMFFです。
2)スペック/パフォーマンスをチェック
次に主なスペックについて見ていきます。

【OptiPlex 7040の主なスペック】
 
OptiPlex 7040
筐体
SFF(スモールフォームファクタ)
MT(ミニタワー)
CPU
第6世代インテルCore i5-7クアッドコアプロセッサ
メモリ
DDR4
DIMMスロット x 4
(最大32GB)
ストレージ
ハードディスクドライブ(最大2 TB)
ハイブリッド、Opal SED FIPS、M.2ソリッド・ステート・ドライブ、およびM.2 PCIeソリッド・ステート・ドライブのサポート。
グラフィックス
インテルHDグラフィックス/AMD Radeon R7 350X/AMD Radeon R5 340X/NVIDA GeForce GTX745
主なポート
USB 3.0ポート x 6(前面 x 2、背面 x 4)、USB 2.0ポート x 4(前面 x 2、背面 x 2)、RJ-45 x 1、シリアル x 1、DisplayPort x 2、PS/2 x 2、HDMI×1、ユニバーサルオーディオジャック x 1、ライン出力 x 1、(ヘッドフォン/スピーカ)、VGA(オプション)

SFFとMTは、ボディの大きさが違うため拡張性が異なる以外、性能面では同じです。

CPUにはインテル第6世代Core i5/7の中から選択可能。メモリは最新規格のDDR4を搭載。最大32GB搭載できます。

ストレージはHDDに加え、SSDも選択できます。M.2接続なので高速アクセス可能。処理速度にこだわりたい人にオススメです。

グラフィックスは、CPU内蔵のインテルHDグラフィックスに加え、オプションでAMD Radeon/NVIDA GeForce GTXも選択可能。ある程度の描画処理能力を必要とする作業向けに構成することが可能です。

この基本性を見る限り、性能は非常に高いですね。かなりハイエンドな構成に仕上げることが可能。

レビューしたマシンの構成とWindowsエクスペリエンスインデックスのスコアは次のとおり。

CPU:インテルCore i7-6700→8.4
メモリ:8GB→8.4
ストレージ:500GB HDD→5.9
グラフィックス:インテルHDグラフィックス→6.7

CPUにインテル第6世代Core i7、メモリに8GBを搭載しているので、処理は高速です。

描画処理能力をテストするCINEBENCHベンチマークも試してみました。結果は次のとおり。


CPUの結果。


グラフィックス処理能力の結果です。


3)各パーツをチェック

前面部。


USB 3.0ポート×2、USB2.0×2、ヘッドホン端子、電源ボタンが配置されています。上部中央に光学ドライブが縦向きに配置されています。


電源ボタンを押すとランプが点灯します。


前面部にUSB端子が4つあるのは便利ですね。


光学ドライブのトレイを開けたところ。


前面部下部は通気孔になっています。


右側面部に滑り止めが配置されているので横置きすることも可能です。


横置きするとこんな感じ。




背面部。


背面部の左上には、レガシーポートのPS/2 x 2、DisplayPort x 2、シリアル x 1、RJ-45 x 1、HDMI×1、USB3.0×4、USB2.0×2が配置されています。


背面部の下部には、拡張カード用ブラケット、


電源コネクタが配置されています。

4)容易にカスタマイズ可能

上部右にある青色のレバーをずらせば、簡単に側面部を外すことができます。


筐体内部。


右上に光学ドライブ、


左上にマザーボード、


下部に電源ユニットが配置されています。


HDD/光学ドライブは簡単に着脱可能。ツールは不要です。


外すとメモリカードスロットが姿を現します。メモリスロットは4基搭載されています。その横には、M.2接続端子が配置されています。


CPUファンの周囲にあるプラスチックカバーも簡単に取り外せます。




このカバーを外すと拡張スロットが丸見えになり、カードの着脱を容易に行えるようになります。


拡張スロットとして、PCIe x16が1基、PCIe x4が1基搭載されています。いずれもハーフハイトのカードのみを装着することができます。

ツールレスで簡単にパーツを着脱するのはすごく便利ですね。これならIT管理者も手軽にメンテナンスできると思います。
まとめ


以上、法人向けOptiPlex 7040 SFFのレビューでした。特徴をまとめると次のとおり。

・第6世代Coreプロセッサを搭載しており、高いパフォーマンスを発揮できる
・ストレージにM.2接続のSSDを選択可能
・スリムなボディを採用。横置きも可能
・ツールレスで筐体内部にアクセスでき、容易にカスタマイズできる
*記載された情報は記事記載時点のものです。実際の製品とは異なる可能性があるので、メーカー公式サイトの製品ページを必ずご確認頂くようお願い致します。
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