DELL Inspiron 15 3000 Intel(3530) 解説

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Inspiron 15 3000 Intel(3530)について詳しく解説します。
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DELL
Inspiron 15 3000 Intel(3530)の特徴解説
Inspiron 15 3000 Intel(3530)は15インチ液晶を搭載したノートPC。第13世代インテルCoreプロセッサ搭載モデルです。

New Inspiron 15 3000 Intel(3530)
シリーズ
 
特徴

Inspiron

★3000シリーズ


上位
シリーズ
コストパフォーマンスに優れたエントリシリーズ
5000シリーズ Inspironシリーズの中間に位置づけられるミッドレンジシリーズ
7000シリーズ Inspironの中で最も性能にこだわったシリーズ
XPS 美しいデザインと高性能を両立させたスタイリッシュなノートシリーズ
InspironノートのエントリーシリーズであるInspiron 3000シリーズに位置づけられており、コストパフォーマンスを重視した構成になっています。

Inspiron 3000シリーズ最新モデル一覧
デル15インチノートPC最新モデル一覧

Inspiron 15 3000 Intel(3530)の主な特徴は次のとおり。

・15インチパネルを搭載
・CPUに第13世代インテルCoreプロセッサを搭載
・リフトヒンジ採用
・プラチナシルバー/カーボンブラックを選択可能


ここでは、Inspiron 15 3000 Intel(3530)の特徴・スペック等について詳しく解説します。

(*DELLパソコンの4桁の型番(本モデルの場合「3530」)を確認する方法はこちら)
【Inspiron 15 AMD(3525)購入レビュー】
AMD Athlon/Ryzen 5000シリーズプロセッサ搭載モデルを選択できるInspiron 15 AMD(3525)について詳しく解説しています。詳しくは、Inspiron 15 AMD(3525)購入レビューを参照してください。
【目次】
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。
1)15インチ液晶搭載ノートPC
Inspiron 15 3000 Intel(3530)は15.6インチ液晶を搭載したノートPC。パネルが大きめのため画面を見やすいと思います。
大きめのパネルを搭載している分、ボディも大きめですが、ディスプレイの外枠(ベゼル)の幅が狭いスリムベゼルデザインを採用することで、コンパクト化を実現しています。
重量は1.94kg。あまり軽くはないので、通常は据え置きタイプとして使用し、必要に応じて室内を移動させる、ぐらいの使い方になると思います。
2)スペックをチェック
Inspiron 15 3000 Intel(3530)の主なスペックをチェックしてみましょう。

*AMD Ryzen 7000シリーズプロセッサを搭載したInspiron 15 3000 AMD(3535)も用意されています。
→参考:Inspiron 15 3000 AMD(3535)詳細情報

【Inspiron 15 3000 Intel(3530)の主なスペック】
 
Inspiron 15 3000 Intel(3530)
【参考】
Inspiron 15 3000 AMD (3535)
 液晶
(最大解像度)
15.6 インチ FHD (1920 x 1080) 120Hz 250 nits 広視野角 非光沢 LED バックライト スリム ベゼル ディスプレイ
15.6 インチ FHD (1920 x 1080) 120Hz 250 nits 広視野角 非光沢 LED バックライト スリム ベゼル ディスプレイ
タッチパネル
×
×
CPU
第13世代インテル Core i3-1305U (10MB キャッシュ, 最大 4.50 GHz まで可能)
第13世代インテルCore i5-1335U (12MB キャッシュ, 最大 4.60 GHz まで可能)
第13世代インテルCore i7-1355U (12MB キャッシュ, 最大 5.00 GHz まで可能)
AMD Ryzen5 7530U 6コア 12スレッドプロセッサ
AMD Ryzen7 7730U 8コア 16スレッドプロセッサ
メモリ
8 GB, 1 x 8 GB, DDR4, 2666 MHz
16 GB, 2 x 8 GB, DDR4, 2666 MHz
8GB 5500MHz LPDDR5 メモリー オンボード
16 GB, 2 x 8 GB, DDR4, 3200 MHz
ストレージ
256GB M.2 PCIe NVMe SSD
512 GB, M.2, PCIe NVMe, SSD
256GB M.2 PCIe NVMe SSD
512GB, M.2 PCIe NVMe SSD
グラフィックス
インテルUHDグラフィックス/
インテルIris Xeグラフィックス
インテルUHDグラフィックス/
インテルIris Xeグラフィックス
光学ドライブ
-
-
カラー
■プラチナシルバー
■カーボンブラック
プラチナシルバー/カーボンブラック
寸法
プラチナシルバー(アルミニウムカバー):高さ15.52mm〜17.5mm x 幅358.5mm x 奥行き234.9mm

カーボンブラック(プラスチックカバー):高さ16.96mm〜19.00mm x 幅358.5mm x 奥行き235.6mm

高さ16.96mm〜18.99mm x 幅358.5mm x 奥行き235.56mm

最小重量
プラチナシルバー:最大1.94kg
カーボンブラック:最大1.90kg
1.63kg
【CPU】
CPUには、第13世代インテルCore i3/i5/i7プロセッサ搭載モデルを選択可能。
第13世代インテルCore 性能 特徴
Hシリーズ



ゲーマーやクリエイティブワーカー向けのハイパフォーマンスモデル
Pシリーズ
一般的なユーザー向けのモデル
Uシリーズ
省電力が求められるモバイルPC/タブレットPC向けのモデル
第13世代インテルCoreプロセッサの種類として、高性能マシンに搭載される「Hシリーズ」、標準的な使い方が想定されるPC向けの「Pシリーズ」、省電力/価格重視の「Uシリーズ」の3つ挙げられます。その中でInspiron 15 Intel(3530)は、「Uシリーズ」プロセッサを採用しています。
CPU 第13世代インテルCore i3-1305U 第13世代インテル Core i5-1335U 第13世代インテル Core i7-1355U
コアの数 5
(Performance-cores:1)
(Efficient-cores:4)
10
(Performance-cores:2)
(Efficient-cores:8)
10
(Performance-cores:2)
(Efficient-cores:8)
スレッドの数 6 12 12
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 4.50GHz 4.60GHz 5.00GHz
キャッシュ 10MB 12MB 12MB
■第13世代インテルCoreプロセッサの特徴■
第13世代プロセッサでは特徴の異なる2種類のコア(Performance-coresとEfficient-cores)を混在させています。コア数を単純に増やすとマルチスレッド性能は向上しますが、消費電力が大きくなってしまいます。第13世代プロセッサでは、パフォーマンスが低めながら消費電力の小さいEfficient-coresとパフォーマンスが高いPerformance-coresを使い分けることにより、パフォーマンスを高めつつ消費電力を抑えることが可能になっています。
【メモリ】
メモリに関しては、8GB/16GB搭載モデルを選択可能。Web閲覧/動画再生といった、比較的負荷のかからないタスクであれば8GBメモリでも十分だと思います。
メモリ容量  
説明
8GB  


快適
一般的なタスク(Web閲覧/メール/ビジネスアプリの操作/動画再生)であれば、それほどストレスなく処理できるレベルのパフォーマンスを確保できると思います。
16GB 負荷のかかる処理を快適に実行したい場合には、16GB以上のメモリを積むことをオススメします。
メモリスロットは2基搭載。8GBメモリ構成の場合、1つのメモリだけを搭載したシングルチャネル構成のため、メモリスロットに1つ空きがあります。したがって自分でメモリを増設することが可能です。ただし、自分で増設した場合、保証の対象外となるため、自己責任で行ってください。
16GBメモリ搭載モデルは2 x 8GBのデュアルチャネル構成になっています。
上の画像の12がメモリです。
【ストレージ】
ストレージについては、本モデルではSSDのみの構成を選択できます。アクセス速度が速いため、すぐに起動するほか、アプリケーションの立ち上げも高速です。容量については、256GB/512GBのSSD搭載モデルを選べます。
256GBだと、ちょっと容量の大きなファイルを多数保存すると、あっという間に空き容量がなくなってしまうため、容量の大きなファイルを扱うケースが多い場合には512GB SSD搭載モデルがオススメです。
 
価格
アクセス速度
耐衝撃性
静音性
重量
HDD
従来から使われていたストレージ。大容量化が進み、SSDと比べて安価で大容量のデータを保存できます。ただし、データ転送速度はSSDよりも遅いです。
SSD
HDDよりもデータ転送速度が圧倒的に速いため、全体的なパフォーマンス向上につながります。ただし、HDDと比べて高価なため、同じ価格だと少ない容量しか積めません。
【グラフィックス】
グラフィックスに関しては、CPU内蔵タイプのみを選択可能。描画処理能力に優れたカードタイプのグラフィックスは選択できません。Inspiron 3000シリーズは、エントリシリーズに位置づけられているため、描画処理能力にはこだわらない仕様になっています。
グラフィックス
性能
用途
本モデルで選択可能
CPU内蔵タイプ  


高い
動画再生
NVIDIA GeForce MXシリーズ 動画再生/軽めのゲーム ×
NVIDIA GeForce GTX16シリーズ ゲーム/動画・画像編集 ×
NVIDIA GeForce RTX20シリーズ 負荷のかかる
ゲーム/動画・画像編集
×
【光学ドライブ】
光学ドライブは搭載していません。光学ドライブを非搭載とすることで、価格を低く抑えられるうえ、ボディのコンパクト化/スリム化を実現できます。ただし、DVDを再生したいときなど、いちいち外付けの光学ドライブを接続する必要があるので利便性は下がります。
 
利便性
ボディのコンパクトさ/重量
価格
光学ドライブなし
(ボディが薄い/軽い)

(価格が安い)
光学ドライブあり
(いつでも使える)
3)プラチナシルバー/カーボンブラックのカラーリング
Inspiron 15 3000 Intel(3530)では、プラチナシルバーとカーボンブラックの2つのカラーリングを用意。どちらのカラーリングを選ぶ場合でも追加料金は発生しません。
明るめのカラーがよければプラチナシルバー、
落ち着いたカラーがよければカーボンブラックがおすすめです。
 
プラチナシルバー
カーボンブラック
素材
アルミニウムカバー
プラスチックカバー
寸法
高さ15.52mm〜17.5mm x 幅358.5mm x 奥行き234.9mm
高さ16.96mm〜19.00mm x 幅358.5mm x 奥行き235.6mm
重量
最大1.94kg
最大1.90kg
ただし、素材が異なります。プラチナシルバーはアルミニウムカバー、カーボンブラックはプラスチックカバーです。アルニウムカバーの方が質感が高いと思うので、よりスタイリッシュなデザインを求めるならプラチナシルバーがおすすめ。
また寸法・重量も異なります。プラチナシルバーの方が少しスリムに作られていますね。
4)特徴をチェック
■リフトヒンジ採用
Inspiron 15 3000 Intel(3530)では、背面部分が接地するリフトヒンジを採用。机と底面部の間にスペースができるため、エアフローを改善できます。またキーボードが傾斜する形になるためキータイピングしやすくなります。
■Webカメラ
Dell Webサイトの製品ページでは、プラスチック製シャーシがHDカメラ、金属製シャーシがFHDカメラ搭載と記載されています。
なのでおそらくカーボンブラック(樹脂モデル)にはHDカメラ、プラチナシルバー(アルミカバー採用モデル)にはFHDカメラが搭載されていると思われます。
(*あくまで推測なので購入時にはご自分でご確認ください)
■急速充電対応
ExpressCharge機能を装備しているため、60分で最大80%の充電を実行することが可能。短時間で充電することができます。
■指紋認証センサー搭載(オプション)
オプションで指紋認証センサーを搭載できます。いちいちキーボードを使わなくても済むため、手間無くログインできるうえ、セキュリティも高められます。
5)各パーツをチェック
Inspiron 15 3000 Intel(3530)の各パーツをチェックします。
■ディスプレイ
ディスプレイには15.6インチパネルを搭載。最大解像度は1920×1080ドット。
非光沢タイプのパネルを採用しています。
 
メリット
デメリット
光沢パネル ・色の表現が鮮やかなので、映像/画像を楽しめる ・照明など、周りの物の映り込みが発生しやすい。
・ぎらつきが多いので、長時間見続けた時の目への負担が大きい
★非光沢パネル ・映り込みが発生しにくいので、いちいちディスプレイの角度を調整しなくてもいい
・ぎらつきが少ないので目への負担が軽い
・光沢パネルと比べて、色の表現が淡い感じになる
非光沢パネルは、映り込みが発生しにくく、長時間見続けたときの眼の疲れを軽減できます。
リフレッシュレートは120Hz。リフレッシュレートとは、1秒間に画面が何回書き換わったかを計測する値です。Hz(ヘルツ)によって示され、1秒間に60回書き換わると60Hzと表現されます。
リフレッシュレートが低いとチラツキが生じたり、映像が滑らかに表現されない、などの問題が生じます。
一般的なモニタのリフレッシュレートは60Hz。本モデルには120Hzのパネルが採用されているため、より滑らかな表現が可能です。
タッチパネルは非搭載です。
■キーボード
キーボードにはテンキーを搭載しているので、数字を入力しやすいと思います(上の画像は英語キーボードですが、販売モデルにはおそらく日本語キーボードが搭載されると思います)。

マニュアルによるとキーピッチ(キー間の距離)は18.7mm。テンキーを搭載しているため、フルサイズのキーボード(19mm)よりは若干狭めです。

タッチパッドはクリックボタンが一体となったタイプを採用。
右側面部。1)SDカードリーダー、2)USB 2.0、3)ヘッドセットジャックを配置。
左側面部。1)電源ジャック、2)ステータスライト、3)HDMI(HDMIでサポートされる最大解像度は1,920 x 1,080 (60Hz)。4k/2k出力には対応していません)、4)USB 3.2 Gen 1 Type-A、5)USB 3.2 Gen 1 Type-C(データのみ)を配置。
底面部。1)右スピーカー、2)通気孔、3)サービスタグラベル、4)左スピーカーを配置。
まとめ
以上、Inspiron 15 3000 Intel(3530)について見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。

・15インチパネルを搭載
・CPUに第13世代インテルCoreプロセッサを搭載
・リフトヒンジ採用
・プラチナシルバー/カーボンブラックを選択可能


デルのエントリタイプに位置づけられます。15インチという大きめのパネルを採用。第13世代インテルCoreプロセッサ搭載モデルが選択可能です。