DELL Inspiron 530レビュー(メモリ増設)

ここでは、Inspiron 530にメモリカードを増設する方法について説明します。

【なぜ512MB×2メモリを導入することにしたのか】
今回注文時には、1GB×2と2GB×2の2つのメモリ・オプションを選択できました。今回は1GB×2を選択したのですが、それは、Windows XPは32ビットOSのため、最大3GBのメモリしか認識しないためです。つまり、4GBのメモリを搭載しても、3GBまでしか認識されず、残りの1GBは宝の持ち腐れとなってしまいます。

したがって、今回は1GB×2を選択し、購入後512MB×2のメモリを購入して合計3GBの容量にすることにしました。

【メモリの選択方法】
自分の機種にどのメモリを搭載すればいいのか調べるには、アイオーデータやバッファローなどの メモリメーカーのHPで確認するとよいでしょう。使用しているパソコンの機種、搭載しているCPUとOSを選ぶだけで、 最適なメモリカードを選択できます。今回はバッファローのメモリを選択しました。



【メモリの装着方法】
まず「カバーを開ける」で説明したように、電源ケーブルを外してから、背面部にある2つのネジをドライバを使って緩めます。



そして側面のカバーを取り外します。筐体内部をさわる前に、金属部分をさわって静電気を逃すようにします。



メモリは、CPU冷却ファンの横に配置されています。現時点では、4つのメモリソケットのうち2つだけが 使用されているのがわかります。



メモリを装着します。メモリソケットの両端にあるレバーを開放し、メモリの向きに注意しながら、メモリを差し込みます。このとき、うまくはまらないようであれば、メモリの向きが間違っていないか確認してください。間違った方向で無理矢理差し込もうとするとメモリを破損するおそれがあります。

カチッという音がして奥までメモリを差し込んだら、レバーをしっかりと固定します。これでメモリ装着作業は完了です。 緩みがないか、しっかりと固定されているか確認します。



これで装着作業は完了しました。
カバーを取り付けて電源をオンにして、マシンが3GBのメモリを認識しているかどうか、確認します。 「マイコンピュータ」を右クリックして表示される「全般」タブの右下にメモリ容量「3.00 GB RAM」が表示されているのがわかります。





【メモリ装着後の操作感】
512MB×2メモリを装着後、あきらかに操作感が向上しました。きびきび動作するので非常に快適です。