Alienware X51 R3スプレマシーレビュー

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Alienware X51スプレマシーモデルの詳細なレビューを示します。Alienware X51の購入を検討されている方に役立つ情報が満載!
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DELL
Alienware X51 R3レビュー/スリムボディながらハイパフォーマンス!
Aliewnware X51は、DELLのゲーミングPC Aliewnwareシリーズに属するデスクトップです。

ゲーミングデスクトップといえばごっつい筐体のモデルが多いのですが、このAliewnware X51は非常にスリム。設置場所をあまりとることなく、自分の好きな場所に設置できます。コンパクトでありながら、高いパフォーマンスを発揮できるので、世界中で人気だそうです。

(*16/7/5追記:間もなく販売終了予定です。)
Alienware X51レビュー
【レビュー目次】
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1)スリムなボディ
Alienware X51
みてください。この薄さ。幅は9.5cmしかありません。

片手で軽々掴むことができます。


一般的なミニタワー型デスクトップと比較してみると、そのコンパクトさが一目瞭然となります。高さは34.3cm、奥行きは31.8cmしかありません。


上から見たところ。幅、高さ、奥行きのどれをとっても、Alienware X51の方がコンパクトなのがわかります。

重量は最小構成で5.49kg。デスクトップPCとしては非常に軽いので、ちょっと移動するぐらいなら特に苦労することなく持ち歩けると思います。


27インチ液晶と接続してみました。ボディはそれほど大きくないので、液晶の横に置いてもそんなに威圧感がないですね。


ちなみにAlienware X51は横置きすることも可能。設置場所に応じて縦置き・横置きを選べるのはありがたいですね。


前面部のAlienwareのロゴは向きを変えられるので、横置きした場合には、上の写真のように向きを調整することが可能です。

2)ゲームを快適に楽しめる高いパフォーマンスを発揮
単に薄いデスクトップならば一般的なスリムタイプと同じですが、Alienware X51ではゲーミングPCということで処理能力/グラフィック描写力も優れています。

【Alienware X51のパッケージ】
スタンダード
プレミアム
プラチナ
スプレマシー
CPU
インテル Core i5-6400 プロセッサー (6MB キャッシュ, 最大 3.3GHzまで可能 ターボ・ブースト・テクノロジー 付き)
インテル Core i7-6700 プロセッサー (8MB キャッシュ, 最大 4.0GHzまで可能 ターボ・ブースト・テクノロジー 付き)
インテル Core i7-6700K プロセッサー (8MB キャッシュ, オーバークロック 最大 4.4GHzまで可能)
メモリ
■8GB デュアルチャネル DDR4 2133MHz (4GBx2)
■16GB デュアルチャネル DDR4 2133MHz (8GBx2)
■16GB デュアルチャネル DDR4 2133MHz (8GBx2)
ストレージ
■1TB (64MB キャッシュ) 7200 RPM SATA 6Gb/s
■2TB (64MB キャッシュ) 7200 RPM SATA 6Gb/s
■256GB PCIe SSD (ブート) + 2TB (64MB キャッシュ) 7200RPM SATA 6Gb/s
■512GB PCIe SSD (ブート) + 2TB (64MB キャッシュ) 7200RPM SATA 6Gb/s
■256GB PCIe SSD (ブート) + 2TB (64MB キャッシュ) 7200RPM SATA 6Gb/s
■512GB PCIe SSD (ブート) + 2TB (64MB キャッシュ) 7200RPM SATA 6Gb/s
グラフィックス
■NVIDIA GeForce GTX 745 4GB DDR3/
■AMD Radeon R9 370 4GB GDDR5
■NVIDIA GeForce GTX 960 2GB GDDR5
■NVIDIA GeForce GTX 960 2GB GDDR5
■NVIDIA GeForce GTX 970 4GB GDDR5
光学ドライブ
スロット ロード デュアル レイヤー DVD バーナー (DVD±RW, CD-RW)
光学ドライブなし
価格
(税抜/送料込)
129,980円
169,980円
179,980円
199,980円


Alienware X51には、スタンダード/プレミアム/プラチナ/スプレマシーの4つのパッケージが用意されています。最も性能が高いのがスプレマシーです。

CPUには、第6世代インテルCore i5/7プロセッサを搭載できます。

ゲームを快適に楽しむのに必須となるグラフィックカードには、NVIDIA GeForce GTX 745/960/970、AMD Radeon R9 370を選択可能です。

メモリは8GBまたは16GBを搭載。最新規格のDDR4に対応しています。

ストレージには、SSDを搭載してほしいというニーズが高いということで、1TB/2TB HDDに加え、256GB SSD/512GB SSD搭載モデルも選択できるようになっています。ただし、SSDのみを搭載したモデルは存在せず、SSDを選択したい場合にはHDDも搭載することになります。

光学ドライブは、DVDドライブ搭載モデルと非搭載モデルが用意されています。上位モデルのプラチナ/スプレマシーは非搭載です。

Alienware X51
こちらはDVDドライブ搭載モデル。前面部左上にスロット式のドライブが配置されているのが見えます。



こちらは光学ドライブ非搭載モデルです。

スリムさと高パフォーマンスを兼ね備えたゲーミングデスクトップPCはあまりないため、このAlienware X51、非常に人気があるそうです。なんとか持ち歩ける大きさなので、外に持ち出して友達の家でゲームを楽しんだりする強者もいるぐらいなんだとか。

また上位モデルには水冷システムを採用。より効率的な排熱が可能となり、熱暴走の発生を抑え、安定した動作が可能です。またファンの回転を下げることで静音性を高めます。


水冷モデルの内部構造を見てみましょう。


上の写真の左上にCPUファンが配置されています。


下の方に液体を流すチューブが配置されているのが見えます。

今回レビューしたAlienware X51は最も高い性能を誇るスプレマシーパッケージ。構成は次のとおりです。

CPU:Core i7-6700K
メモリ:8G
GPU:NVIDIA GeForce GTX 960 2GB GDDR5
HDD:2TB SATA HDD(7200回転)

果たしてどのくらいの性能を発揮できるのかを調べるためにベンチマークテストを実施してみました。


CINEBENCHで描画処理能力をテスト。


CPUのテスト結果は上のとおり。第6世代インテルCore i7プロセッサを搭載しているだけあって、高スコアを記録しています。


グラフィックスのテスト結果は上のとおり。ハイエンドのNVIDA GeForce GTX960を搭載しているのでこちらも高スコアを記録。さすがはゲーミングマシンです。


バイオハザード6のベンチマークテストを実施してみました。


結果はランクS。「現在の設定で、とても快適な動作が見込めます」との評価。

テスト中のゲームの映像はすごく精細感が高く綺麗。コマ落ちも発生せず滑らかな動きを再現できました。これならゲームに集中できると思います。

また水冷マシンのため、負荷がかかっているときもほとんど大きな音がせず、すごく静か。ゲーム中、ファンの音がうるさいと興ざめですが、Alienware X51では騒音が気にならないレベルでした。
3)スタイリッシュなデザイン

Alienware X51では筐体に丸めのフォルムを採用し、すごくスタイリッシュな仕上がりになっています。


上面部は切り込みが入っており、エッジの効いたデザインです。


側面部にはエイリアン文字が。なんて書いてあるのかな。さすがゲーミングマシン。遊び心満載です。

4)イルミネーションはカスタマイズ可能

専用アプリの「Alienwareコマンドセンター」を起動すると、上のような画面が表示され、イルミネーションの色を変更できます。

イルミネーションは、左右側面部と前面部のエイリアンオブジェの3箇所に配置されています。すべて同じ色にすることも、それぞれ別々の色に設定することもできます。


イルミネーションが怪しく光っていい感じ。


気分に合わせて色を変更できるのは楽しいですね。さすがゲーミングPC!




部屋を真っ暗にしてネオンを光らせれば、雰囲気が出て盛り上がりそうです。


Alienwareコマンドセンターでは、サーもシステムの管理を実行したり、

CPUのオーバークロックのオン/オフの切替も実行できます。
5)各パーツをチェック
5-1)前面部をチェック

前面部。


Alienware X51の前面部には光沢加工が施されており、艶やかで見た目が美しいですね。中央が尖ったエッジの効いたデザインです。


前面部上部には電源ボタンが配置されています。


このボタンを押すとマシンが起動し、ライトが点灯します。


左上にはスロット方式の光学ドライブ(非搭載のモデルもあります)。右上には、USB 3.0 x 2、マイク入力端子、ヘッドフォン/スピーカ出力端子が配置されています。


搭載できる光学ドライブはDVDドライブ。


前面部下にはエイリアンのオブジェ、その下には通気孔が配置されています。

5-2)側面部/上面部/底面部をチェック

側面部。 中央にはイルミネーションが配置されています。


上面部。全面が通気孔になっています。


底面部も通気孔で覆われています。

これだけ通気孔が配置されているのは、X51がスリムタイプマシンでありながら、高性能なCPU/グラフィックスを搭載する仕様になっているため。性能が高い分、発熱量も増えるため、これだけ通気孔を確保することで、排熱をスムーズにできるようにしているんだと思います。

5-3)背面部をチェック


背面部もブラックを基調としたデザインになっています。

上部左に端子類、下部にスロット類が配置されています。


この構成では、USB 3.0×4、USB2.0×2、LANコネクタ(10/100/1000Base-T対応)、ALIENWARE Graphics Amplifier接続用端子、オーディオ端子が配置されています。


下部の右には、スロットが配置されています。このマシンでは、NVIDIA GeForce GTX 960が搭載されています。デュアルリンクDVI-I、HDMI、DisplayPortの3種類医の映像出力端子が利用可能です。

左には電源端子が見えます。

5-3)筐体内部をチェック


Alienware X51では、背面部をネジを外せば筐体内部にアクセスできます。側面部にイルミネーションが配置されており、そこにケーブルが接続されているため、開けるときにちょっと注意が必要ですが、側面部を開くのは簡単です。

この写真は光学ドライブ搭載モデル。右上に光学ドライブが縦向きに配置されています。


こちらは光学ドライブ非搭載モデル。


光学ドライブを搭載していないため、右上の部分のスペースに余裕があります。


CPUの右隣にメモリスロットが2つ配置されているのが見えます。

6)同梱品をチェック
6-1)ACアダプタ/ケーブルをチェック

Alienware X51本体はすごくスリムでコンパクトなんですが、ACアダプタはかなり巨大です。最初見たときはあまりの大きさにびっくりしてしまいました。弁当箱みたいです。


結構かさばるので置き場所に困りそうですね。。。

7)まとめ

以上、Aliewnware X51のレビューでした。まとめると次のとおり。

・ゲームを堪能できるハイスペック構成ながらスリムタイプボディを採用
・遊び心をくすぐるイルミネーションを配置
・ゲーミング専用マシンとしてはお手頃価格を実現


一般的なゲーミングデスクトップでは性能重視でミドルタワーを採用したモデルが多いなか、Alienware X51は、そのコンパクトさが受けて高い人気を誇っています。ゲームを堪能したいが、馬鹿でかい筐体のマシンは敬遠したい、でもゲーム中にイライラするのは嫌だ、という層が食いついているとのこと。

スリムだけどハイパフォーマンスなゲーミングマシンをお探しの方にお勧めです。ゲーミングマシンとしてはコストパフォーマンスが高く、お求めやすいのも魅力です。

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