DELL Inspiron 545 レビュー 背面部

ここでは、Inspiron 545の背面部について見ていきます。





背面部の上段部分の左側に電源コネクタが配置されています。電源ケーブルを接続する場所ですね。上段部分の右側には排気ファンが配置されており、筐体内部の熱せられた空気を排出します。




その下にある赤色のスイッチは電圧セレクタスイッチです。定格電圧を選択するときに使用します。


さらに下にある緑色のランプは電源装置診断ライトです。電源を使用できる状態にある場合にはランプが点灯します。



次は背面部の中段を見てみましょう。左側に背面パネルコネクタが、右側に排気口が配置されています。



配置されているコネクタは、USB 2.0端子×4とネットワークコネクタ。
Inspiron 545に搭載されているネットワークコネクタは、10BASE-T/100BASE-T対応であり、ギガビットネットワークには対応していないので注意が必要です。すでにギガビットLAN環境を構築している場合には、新たにLANカードを購入して追加する必要があります。



その下には、オーディオ関係の6つのコネクタが配置されています。それぞれの役割は次のとおり。
上段左：サイトL/Rサラウンドコネクタ(銀色)-サラウンドスピーカーを接続します。
上段中：リアL/Rサラウンドコネクタ(黒)-マルチチャネル対応サウンドスピーカーを接続します。
上段右：センター/サブウーハーコネクタ(橙色)-サブウーハーを接続します。
下段左：マイクコネクタ(ピンク)-マイクを接続します。
下段中：ライン出力コネクタ(緑)-ヘッドフォンやアンプ内蔵型スピーカーを接続します。
下段右：ライン入力コネクタ(青)-カセットプレーヤーやCDプレーヤーなどを接続します。



背面部の下段には、拡張カードスロットが配置されています。PCIまたはPCI Expressカードを増設することができます。このInspiron 545には、拡張カードスロットとして、PCI Express×16が1つ、PCI Express×1が1つ、PCIが2つ装備されています。

今回導入した構成では、PCI Express×16接続のグラフィックカードATI Radeon HD 3650を搭載しています。したがって、空きスロットは3つです。



ATI Radeon HD 3650には、モニタに接続するための3つの出力端子が搭載されています。左から、 DVI端子、DisplayPort端子、HDMI端子という順に配置されています。



DVI端子は、一般的に使用されているデジタル端子です。



DisplayPortは、DVIやVGAなどの既存の規格に取って代わる新しい規格です。また普及が進んでいないため、接続できる液晶モニタは限定されているのが現状です。

HDMI端子は、普及の進んだデジタル端子。高画質な画像を表示することができます。

【Inspiron 545レビュー】
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【Inspiron 545に関する詳細】
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