ここでは、Inspiron Mini 10のキーボードについて見ていきます。
ミニノートでは携帯性が重視されるため、キーボードの操作性が犠牲になるケースが多いのですが、このInspiron Mini 10の場合、
約17.5mmのキーピッチが確保されており、かなり打ちやすくなっています。デスクトップ向けの一般的なキーボードのキーピッチが約18mmですから、その差はわずか0.5mm。ブラインドタッチも可能な大きさです。
このマシンには
英語キーボードが搭載されていますが、
日本語キーボードを選択することもできます。日本語キーボードの方がEnterキーが大きくなっています。
筐体一杯にキーボードを配置することでキーの大型化を図っているのがわかります。また、Inspiron Mini 9では省略されたファンクションキーも復活しています。ファンクションキーの使用頻度は結構高いので、復活してくれたのはうれしいですね。
また不規則な配列や縮小キーはないため、非常に打ちやすくなっています。入力時も、カチャカチャという耳障りな音があまりしないため、快適です。キーを押したときの感触も、柔らかすぎず、固すぎず、丁度いい感じです。
デフォルトではファクションキーに通常のファンクションキーの機能が割り当てられていないので注意が必要です。音量調などの機能が割り当てられており、ファンクションキーの機能を使用するには、Fnキーと同時に押してやる必要があります。ただし、この設定はBIOSのセットアップを行うことで変更することが可能です。
キーボードの左上部分には
電源ボタンが配置されています。