DELL Inspiron 13z レビュー ファーストインプレッション

13.3インチ液晶を搭載したコンパクトノート。従来のラインアップにあったInspiron 11z(11.6インチ液晶搭載)を一回り大きくすることで、操作性の向上、機能の拡張を実現しています。

カラーリングとしては、ブラックとレッドの2色が用意されています。レビュー対象のInspiron 13zはレッド・カラー。非常に鮮やかな赤色です。天板部分は光沢加工処理されているので、ぴかぴかして非常に見映えがしますが、指紋や汚れもつきやすなっています。



目に付いたのは、その薄さ。フラットなデザインで17.2mmの薄さを実現しているので、非常にスマートな印象を与えます。出っ張りがほとんどないため、カバンからの出し入れも楽そうです。 重量は約1.79gなので、気軽に持ち運ぶモバイルノートとして使うには、ちょっと重いかな、という感じがします。

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CPUには超低電圧版のインテルCPUを搭載可能。標準電圧版に比べてパフォーマンスは劣りますが、その分、消費電力が少なくなるため、バッテリ駆動時間が長くなるというメリットがあります。したがって、このInspiron 13zのバッテリ駆動時間は標準バッテリで最大5時間9分を確保しています。外出先で一日中使用する場合には、ちょっと厳しいですが、途切れ途切れに使用する分には十分でしょう。またオプションの大容量バッテリも用意されており、こちらだと最大11時間23分の駆動時間を得られます。

液晶は13.3インチ、最大解像度は1366x768ドット。この大きさの液晶としては妥当なレベルの解像度だと思います。この解像度だと、ブラウザでインターネットを閲覧している場合も、それほど頻繁に縦方向にスクロールする必要はないため、許容できるレベルだと思います。光沢加工されたグレアタイプ液晶なので、精細感のある表示が可能ですが、その分、照明などの映り込みが発生しやすくなっています。次の写真でも、天井の照明が映り込んでいます。



キーボードを操作してみましたが、それほど窮屈さは感じませんでした。またタッチパッド部分も、Inspiron 11zでは、タッチパッドとクリックボタンが一体化されていましたが、13zでは、一般的なノートと同様、タッチパッドとクリックボタンが分かれています。分かれている方が操作しやすいので○ですね。



またDVDドライブを搭載しているので、ソフトウェアをインストールしたい場合や外出先でDVDを視聴したい場合など、なにかと便利です。グラフィックも、チップセット内蔵型だけでなく、オプションでカードタイプも選択できるので、動画/画像のパフォーマンスを重視される方は、カードタイプを選択するとよいでしょう。外部出力端子としてHDMI端子を搭載しているので、液晶テレビなどに簡単に接続して、PCに保存されている画像/映像を再生できるのは便利です。