レノボThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel)レビュー

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レノボThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel)についてレビューします。
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ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel)レビュー

レノボThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel)は、レノボのThinkPad Xシリーズの13.3インチノートPC。高い堅牢性を実現したモバイルPCです。

レノボ ThinkPad X13 Gen5 レビュー
【プロモーション/貸出機材提供:レノボ・ジャパン合同会社】
主な特徴は次のとおり。

・13.3インチパネル搭載のモバイルノートPC
・1kgを切る軽さを実現
・AI専用NPU内蔵のインテルCore Ultraプロセッサ搭載
・ブラックをベースとした落ち着いたカラーリング
・使いやすいキーボードを搭載

メーカーからThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel)をお借りすることができたので、ここではレノボのモバイルPC ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel)について詳しくレビューします。

*レノボWebサイトの製品ページを確認する
ThinkPad X13 Gen6(13.3型 Intel)詳細情報
【参考】ThinkPad X13 Gen6(13.3型 Intel)動画
ThinkPad X13 Gen6(13.3型 Intel)に関するレビュー動画をYouTubeにアップしています。
【レビュー目次】
*ここに記載されているスペック・構成は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずレノボ Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
1)13.3インチ軽量モバイルPC
本モデルは1kgを切る軽さを実現した13.3インチモバイルPC。
レビュー機の実測値は986g。
このぐらい軽いと、気軽に外に持ち出そうと思いますね。ボディもコンパクト。
ボディは最厚部で17.75mmとそれほど分厚くなく、 掴みやすいので、ハンドリングしやすいと思います。
機動性を確保して、いろんなところに持ち歩いて作業したい人にオススメしたいですね。
コンパクトボディなので僕の持っているビジネスバッグや
デイパックからの出し入れも非常にスムーズに行えました。
2)スペック/価格
スペックについて見ていきましょう。 AMDプロセッサ搭載の姉妹モデルThinkPad X13 Gen 6 (13.3型 AMD)のスペックも並べています。
本モデルのCPUはインテルCore Ultra 200シリーズプロセッサ(Arrow Lake)を搭載。
消費電力を抑えたUシリーズに加え、より性能の高いHシリーズプロセッサ搭載モデルも選択可能です。
AI専用NPU内蔵プロセッサを採用していますが、Copilot+PCには準拠していません。
メモリは16GB/32GB搭載モデルを選択可能。オンボードタイプのため、購入後にカスタマイズすることはできません。
グラフィックスはCPU内蔵タイプのみを搭載できます。 高性能グラフィックス搭載モデルは用意されていません。
個人的には、モバイルPCとしては、スペックはある程度充実しているという印象を受けました。
この記事執筆時点の価格は、Core Ultra 5 225U/16GBメモリ/256GB SSD/ 41Whバッテリの構成で163,240円(税込)。 つくりのしっかりしたThinkPadの軽量モバイルPCということで、価格はちょっと高めに設定されている印象を受けます。
3)デザイン
本モデルはThinkPadらしくブラックを基調としたデザインを採用。
落ち着いた雰囲気です。
キーボードとその周囲および
底面部もブラックで統一されています。
レビュー機の天板部はマット調の仕上がりで、 触った感触は柔らかめでサラサラしており心地いいですね。
僕が使ってみた限り、ちょっと触ってみて指紋や汚れがべとべとつく感じはしませんが、多少汚れが気になるときがあります。
米国国防総省のMIL規格に準拠しており、高い堅牢性を確保。
片手だけで持ってもボディのたわみ等はほとんど感じないです。
カメラ部分が出っ張るデザインを採用。
カバーを開けるときに指を引っかけやすいですね。 片手だけでカバーを開けきることができます。
パネルは180度近く傾けることが可能。
4)ベンチマーク/ファンの音/熱/バッテリ駆動時間
性能をベンチマークでテストしました。レビュー機のスペックはこのとおり。
・レビュー機のスペック:インテルCore Ultra 5 225U/16GBメモリ/512GB SSD/CPU内蔵グラフィックス
負荷が中程度のベンチマーク「ファイナルファンタジー14 漆黒の反逆者」を実行したところ、 高品質、最高品質とも「快適」という結果。
重い負荷のかかるFF15ベンチマークは 「軽量品質」で「やや重い」、「標準品質」で「重い」、「高品質」で「動作困難」という結果。
実際に、ネットを見る/動画を再生するといった モバイルPCで行うことの多い、それほど負荷のかからないタスクを実行している際、ストレスを感じることはほとんどありませんでした。
ファンの音をスマホの騒音計アプリで計測してみました ネットを見るなど一般的な使い方をしているときは 27-33dB程度で静か。僕が使った限り、ファンの音は聞こえてきませんでした。
FF15ベンチマーク実行時、34-39dB程度。他のモデルの場合、FF15実行時はファンの音が聞こえてくるのですが、本モデルではファンの音はほとんど聞こえてきませんでした。
熱についてですがFF15終了直後、底面部の通気孔あたりが少し温かくなりますが、熱くは感じませんでした。
通気孔近くのキーボード上部も少し温かくなりますが、パームレスト部分に熱はほとんど感じなかったです。
本モデルでは、41Wh/54.7Whの2つのバッテリ容量を選択できますが
レビュー機には54.7Whバッテリを搭載。
実際にバッテリ駆動時間を計測したところ、条件1の何もしない状態で約25時間、条件2の動画再生した状態で約12.5時間バッテリが駆動する計算です。僕が測定した限りでは、長時間バッテリ駆動できるという結果です。
5)ディスプレイ
本モデルには縦横比16:10の13.3インチパネルを搭載。
14インチPCを並べてみました(上の画像の右:14インチノートPC(縦横比16:10)/左:レビュー機(13.3インチ/16:10))。
最大解像度が1920×1200ドットのパネルを採用。
タッチ非対応/タッチ対応パネルを選択できます。レビュー機は非対応パネル搭載モデル。
いずれもIPS液晶パネルを搭載しているため、 表示が綺麗。
色表現も結構鮮やかです。
sRGB100%という色域広めのパネルを搭載しているので、 ある程度忠実な色再現が可能です。
色域狭めのパネルを搭載した14インチノートPCに同じ画像を映し出してみました(上の画像の左 レビュー機(sRGB100%パネル搭載)/右:14インチノートPC(色域狭めのパネル搭載))。
レビュー機の方が、より忠実に色を再現できていると思います。
黒い部分もしっかりめに描写可能。
色表現が美しく、黒が引き締まって見えるので、映像も楽しめました。
視野角は広め。
非光沢パネルを採用しているため、 照明などの映り込みがほとんど気にならないと思います。
レビュー機のパネルは明るく、室内で使っていて暗く感じることはありませんでした
6)キーボード/タッチパッド
キーボードについて見ていきましょう。
Enterキーの左など、一部のキーが少し小さめです。
頻繁に利用するEnterキーは 大きめのつくりになっているので押しやすいと思います。
矢印キーも逆T字レイアウトを採用。
キーストローク(キーを押し込む深さ)は、モバイルPCとしては割と押し込める印象。 キーを強く押してもボディがすごくたわむ感じはないですね。
Webサイトのスペック表にはフルサイズのキーボードを搭載と記載されており、 個人的に窮屈な感じはしないです。
打鍵感は、多少反発があり、心地よくタイピングできます。 きびきび打ち込めるので、個人的には快適にタイピングできました。 打鍵音はそれほど大きくないので、あまり気にならなかったですね
キーボードの中央にThinkPadの代名詞である赤色のトラックポイントが配置されています。
ポインタの動きが独特なので、ちょっと慣れが必要かも。
通常のタッチパッドの上部にもクリックボタンが配置されているため、
タイピング中、キーボードから手を離すことなくポインタを移動して、クリック操作できるので便利だと思います。
キーボードバックライトの有無を選択できます。なお英語キーボードも選択可能。
レビュー機はバックライト搭載モデル。
Fnキー+スペースキーでバックライトの弱-強-オフの切り替えが可能です。
タッチパッドはクリックボタンが一体となったタイプを採用。
タッチパッドの表面の滑りが良く、すべすべしていて反応も良好です。
クリックボタン部分の反応もいいですね。 押し込み幅はちょっと深めですが、押し心地が柔らかく、 軽く押せば反応してくれます。 クリック音もそれほど大きくありません。
さすがはキーボードのつくりの良さで定評のある ThinkPadシリーズのPC。モバイルPCだからといってキーボード/タッチパッドのつくりが犠牲になっている感じはなく、使いやすいと思います
7)端子類/カメラ/認証/サウンド/WWAN
左側面部。HDMI、USB Type-C×2、ヘッドホン・マイクコンボ端子を配置。
右側面部。USB Type-Aを配置。
USB端子は、Type-Aが1個、Type-Cが2個の合計3個搭載。 カードリーダーは非搭載です。
Type-C端子は2つともDisplayPort、PowerDelivery、Thunderbolt 4に対応。
約500万画素のカメラを搭載。
結構鮮明に撮影できる印象を受けました。
カメラシャッターを搭載。
マイクオフ機能も搭載されています。
IR付きカメラを選択すれば、顔認証機能が利用可能。
指紋認証センサーの有無も選択できます。
スピーカーをキーボードの左右に配置。
実際に音楽を聴いてみると、ちょっとカシャカシャする感じはありますが、全般的にいい感じですね。個人的にはモバイルPCとしては十分なレベルだと思います。
Webサイトの説明ではLTE/5G対応モデルが用意されているみたいです。レビュー機は非対応モデルです。
8)同梱物
ACアダプタと電源ケーブル。
レビュー機には65W型のACアダプタを同梱。
片手で握れるくらいのコンパクトさです。
カスタマイズ画面では、他のACアダプタの選択項目も用意されていました。
電源ケーブル。
接続端子はUSB Type-Cを採用。
左側面部に2つあるType-C端子のいずれに接続しても充電できます。
ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は214g。
本体を合わせた重量は1.199kg。 このぐらいの軽さなら、一緒に持ち歩こうと思えるかな。
レビュー機の構成には、LANアダプタが同梱されていました。
Type-C端子に接続することで、LANケーブルが利用可能になります
まとめ
レノボ
以上、ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel)5について詳しく見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。

・13.3インチパネル搭載のモバイルノートPC
・1kgを切る軽さを実現
・AI専用NPU内蔵のインテルCore Ultraプロセッサ搭載
・ブラックをベースとした落ち着いたカラーリング
・使いやすいキーボードを搭載

1kgを切る軽さを実現した13.3インチモバイルノートPC。気軽に外に持ち出せる機動性を有しており、コンパクトボディなのでいろんなところに持ち運んで作業できると思います。

AI専用NPU内蔵のインテルCore Ultraプロセッサ(Arrow Lake)を搭載しています。キーボード/タッチパッドも使いやすいです。

軽量モバイルPCのうえに機能が充実しているため、価格はちょっと高めに設定されている印象ですが、気軽に外に持ち運びたい、使い勝手のいいモバイルPCを探している人は検討してみてはいかがでしょうか。
*レノボWebサイトの製品ページを確認する
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