デルXPS 13(9350)レビュー

DELLパソコンの購入に役立つ情報を提供するサイトです。
XPS 13(9350)について詳しく解説します。
HOME > DELLノートブック製品情報 > XPS 13(9350)レビュー
  • デル即納モデル
  • DELLデスクトップパソコンをシリーズで選ぶ
  • DELLノートブックパソコンをシリーズで選ぶ
  • DELLパソコンをインチで選ぶ
  • DELLパソコンを筐体で選ぶ
  • DELLパソコンをキャンペーンで選ぶ
  • DELLパソコンをランキングで選ぶ
  • DELLモニタを選ぶ
  • 法人向けデルパソコン
  • デルパソコンカスタマイズ講座
  • 他社パソコン比較購入ガイド
  • HP比較購入ガイド
  • 富士通パソコン比較購入ガイド
  • レノボ比較購入ガイド
  • Microsoft Surface
DELL
XPS 13(9350)レビュー

XPS 13(9350)は、DELLのハイエンドシリーズ(XPS)に属する13.4インチパネルを搭載したモバイルノートPCです。インテルCore Ultraシリーズ2(Lunar Lake)搭載のAI対応PC。

XPSシリーズノートPC最新モデル一覧 / デル13インチノートPC最新モデル一覧

XPS 13(9350)
シリーズ
 
特徴

Inspiron

3000シリーズ


上位
シリーズ
コストパフォーマンスに優れたエントリシリーズ
5000シリーズ Inspironシリーズの中間に位置づけられるミッドレンジシリーズ
7000シリーズ Inspironの中で最も性能にこだわったシリーズ
XPS 美しいデザインと高性能を両立させたスタイリッシュなノートシリーズ
Gシリーズ 高い描画処理能力を発揮できるゲーミングシリーズ
XPS 13(9350)の主な特徴は次のとおり。

・13.4インチパネル搭載
・インテルCore Ultraシリーズ2(Lunar Lake)搭載
・最大26時間という長時間駆動を実現(Netflixをストリーム再生した状態で測定)
・ボディにアルミとガラスを用いることでスタイリッシュなデザインに仕上がっている
・タッチファンクションメディアキー/ゼロラティスキーボード/シームレスタッチパッド搭載


先進的なテクノロジーを採用しつつ、質感の高いデザインを備えたハイパフォーマンスノートです。
イベントでXPS 13(9350)に触ることができたので、ここではXPS 13(9350)について解説したいと思います。
【先代モデルXPS 13 (9340)レビュー】
搭載しているCPU以外は、インテルCore Ultraシリーズ1搭載の先代モデルXPS 13(9340)と共通している部分が多いので、XPS 13 (9340)レビューも参照してください。
(*DELLパソコンの4桁の型番(このモデルの場合は「9350」)を確認する方法はこちら)。
【参考】Dell XPS 13(9350)レビュー動画
Dell XPS 13(9350)に関する動画をYouTubeにアップしています。
【参考】Dell XPS 13(9350)とXPS 13(9340)の比較動画
Dell XPS 13(9350)とXPS 13(9340)を比較した動画をYouTubeにアップしています。
【レビュー目次】
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。レビュー機はイベントの展示機です。
1)インテルCore Ultraシリーズ2プロセッサ搭載
XPS 13(9350)の主なスペックをチェックしてみましょう。先代モデルのインテルCore Ultraシリーズ1搭載のXPS13(9340)と比較してみました。
 
XPS 13(9350)
XPS 13(9340)
ディスプレイ
13.4インチ, FHD+ 1920 x 1200, 30-120Hz, 非タッチ, 非光沢, 500 nit
13.4インチ, QHD+ 2560 x 1600, 30-120Hz, タッチ, 反射防止, 500 nit
13.4インチ, 3K+ 2880 x 1800, 60Hz, タッチ, 反射防止 , 400 nit
13.4インチ, FHD+ 1920 x 1200, 30-120Hz, 非タッチ, 非光沢, 500 nit
13.4インチ, QHD+ 2560 x 1600, 30-120Hz, タッチ, 反射防止, 500 nit
13.4インチ, 3K+ 2880 x 1800, 60Hz, タッチ, 反射防止 , 400 nit
CPU
インテル Core Ultra 5 226V
インテルCore Ultra 7 256V
インテル Core Ultra 7 258V
インテルCore Ultra 5 125H
インテルCore Ultra 7 155H
メモリ
16GB, LPDDR5X, 8533MT/s, CPUに内蔵
32GB, LPDDR5X, 8533MT/s, CPUに内蔵
16GB, LPDDR5X, 7467MT/s, オンボード, デュアル チャネル
32GB, LPDDR5X, 7467MT/s, オンボード, デュアル チャネル
64GB, LPDDR5X, 7467MT/s, オンボード, デュアル チャネル
ストレージ
512GB/1TB/2TB  M.2, PCIe NVMe, SSD
512GB/1TB/2TB  M.2, PCIe NVMe, SSD
グラフィックス
インテル Arc グラフィックス
インテル Arc グラフィックス
主な端子類
2 x Power Delivery (Type-C®)対応Thunderbolt 4 (40 Gbps)ポート
2 x Power Delivery (Type-C®)対応Thunderbolt 4 (40 Gbps)ポート
カラー
プラチナシルバー/グラファイト
プラチナシルバー/グラファイト
寸法
高さ:15.30 mm x 幅: 295.3mmx 奥行き: 199.1 mm
高さ:15.30 mm x 幅: 295.3mmx 奥行き: 199.1 mm
最小重量
1.18kg〜
1.19kg〜
9350と9340の大きな違いは搭載しているCPUが異なるところ。その他のデザイン・特徴については、基本的に先代モデルのXPS 13(9340)と同じですが、この記事執筆時点では、9340のみWindows 11 Proが選択できる、64GBメモリ搭載モデルが選べる、という点が異なります。
本モデルは、インテルCore Ultraシリーズ2(Lunar Lake)プロセッサを搭載。
AI専用NPU内蔵モデルで、最大120TOPSを実現するなど、シリーズ1に比べて性能がアップしています。
最大の特徴は、CPUとメモリが統合され、同じダイに載っているという点。これまで長年PCをウォッチしてきましたが、革新的なテクノロジーですね。
上部の2つのパーツがメモリ、その下の黒いパーツにCPU、NPU、グラフィックスが搭載されています。メモリが、こんなに小さく収まっているんですね。
メモリはLPDDR5xという、ほぼ現在史上最速ぐらいのスペックを出せるタイプを統合。メモリが統合されたことにより、省電力/高パフォーマンスが実現できるようになったとのこと。なおメモリは購入後に増設することはできません。
またメモリが統合されたことにより、プロセッサのナンバリングが変更になっています。Core Ultra 7については、統合されているメモリ容量によって、16GBメモリ搭載モデルは256V、32GBメモリ搭載モデルは258Vというナンバリングになっていますが、プロセッサ自体は同じです。
2)最大26時間のバッテリ駆動時間を確保
本モデルのもう1つの特徴として、最大26時間という、長時間のバッテリ駆動を実現している点が挙げられます。
Dell Webページによると、この数値は、インテル Core Ultra 7 256V、FHD+ディスプレイ、16GBメモリ、512GB SSD」の構成で輝度を150nit、ワイヤレスを有効にした状態で、Netflixの1080pコンテンツをストリーミングで計測した値だそうです。一定の負荷がかかる動画再生を行った状態で計測していますから、一般的な計測値よりも信頼度は高そう。
一定の負荷がかかる動画再生を行った状態で計測していますから、一般的な計測値よりも信頼度は高そう。
ちなみにインテルCore Ultraシリーズ1プロセッサ搭載のXPS 13(9340)のバッテリ駆動時間の推定値は、動画再生した状態で約6.7時間、Snapdragonプロセッサ搭載のXPS 13(9345)は約14.3時間だったので、実際に26時間駆動するのであれば、これらのモデルを大幅に上回ることになります。
まとめ
以上、XPS 13(9350)について見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。

・13.4インチパネル搭載
・インテルCore Ultraシリーズ2(Lunar Lake)搭載
・最大26時間という長時間駆動を実現(Netflixをストリーム再生した状態で測定)
・ボディにアルミとガラスを用いることでスタイリッシュなデザインに仕上がっている
・タッチファンクションメディアキー/ゼロラティスキーボード/シームレスタッチパッド搭載
シリーズ2搭載モデルは、CPU性能がアップしている、バッテリ駆動時間が長い、というのが大きな特徴。
購入後の使い勝手の良さを踏まえれば、個人的には、シリーズ2搭載のXPS 13(9350)を購入した方が満足度は高いと思います。