Dell XPS 13(DX13260)(2026年モデル)レビュー

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XPS 13(DX13260)について詳しく解説します。
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Dell XPS 13(DX13260)(2026年モデル)レビュー

今回取り上げるのはDell XPS 13(DX13260)(2026年モデル)。DellのハイブランドXPSシリーズに属する13.4インチモバイルPCです。

Dell XPS 13(DX13260)(2026年モデル)展示機レビュー
【プロモーション/機材提供:デル・テクノロジーズ(株)】
XPS 13(DX13260)の主な特徴は次のとおり。

・13.4インチパネル搭載
・非常にスリムで約1kgという軽さを実現(XPSシリーズ史上最薄/最軽量モデル)
・インテルCore/Core Ultraシリーズ3プロセッサ搭載可能。
・ボディにアルミを採用することでスタイリッシュなデザインに仕上がっている
・パネルスペックは2.5Kタッチタッチ対応/30-120Hz/非光沢加工/500nit/DCI-P3 100%と充実
・ACアダプタがコンパクト/軽量
メーカーからXPS 13(DX13260)をお借りすることができたので、特徴・スペック・使い勝手等ついて解説したいと思います。
(2026/8/26追記:インテルCore Ultra 7 355搭載モデルが追加されました。Copilot+PC準拠仕様になっています。本記事の価格欄で詳しく説明しています)
*約1kg軽量13インチモバイルPC選びで迷うであろう2台、Dell XPS 13 (DX13260)(2026年モデル) と HP OmniBook 7 Aero 13-bg (2025年モデル)の比較に関する情報もアップしています→Dell XPS 13 (DX13260)とHP OmniBook 7 Aero 13-bgの比較
【参考】XPS 13(DX13260)(2026年モデル)動画
XPS 13(DX13260)(2026年モデル)レビュー動画をYouTubeにアップしています。
【レビュー目次】
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
dell
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1)スリムな軽量13.4インチモバイルPC
本モデルは13.4インチパネル搭載のモバイルPC。最大の特徴は、その圧倒的な携帯性の高さです。
スリムベゼルを採用しているため、ボディがコンパクト。狭い場所でも置き場所に困るシーンは少なそうです。
特筆すべきはその薄さでわずか約12.7mmしかありません。実際に手に取ってみると超スリムなので掴みやすいですね。
特に本体部分が極めてスリム。最初目にしたときはあまりに薄いのでびっくりしました。シルエットが綺麗です。
13.3インチモバイルPCのHP OmniBook 7 Aero 13-bgと比較すると、その薄さが際立ちますね(左:HP OmniBook 7 Aero 13-bg/右 レビュー機(Dell XPS 13))。
重量は1.046kg(実測値)。
軽さ重視なら樹脂製ボディを採用することが多いのですが、本モデルはアルミボディを採用しながら、1kg強に抑えたのは凄いと思います。
実際に持ってみると結構軽いですね。スリムで掴みやすいのでハンドリングしやすいこともあり、気軽に外に持ち出せると思います。デザインと機動性を両立させたモデルに仕上がっていますね。
非常にコンパクト/スリムなので僕の持っているビジネスバッグや
デイパックからとてもスムーズに出し入れできました。
バッグの中でもあまりスペースをとらないです。
圧倒的スリムさを実現しているので丈夫さが気になりますが、アルミボディということで堅牢性は高く、片手だけで持ってもボディのたわみ等はほとんど感じませんでした。
すごくがっしりしているので持ち運び時に不安に感じることはなかったです。
2)スペック
スペックについて見ていきましょう。
CPUはエントリ向けのインテルCore 5 320を用意。より上位のCore Ultra 7 355が今後提供される予定です。(2026/8/26追記:Core Ultra 7 355搭載モデルが提供開始になりました。
Core 5 320は6コアで最大16TOPSのAI専用NPUを内蔵。Copilot+PCには準拠していません。
Core Ultra 7 355は6コアで最大49TOPSのNPUを内蔵しておりCopilot+PCに準拠しているため、AI処理性能重視の方は、Core Ultra 7搭載モデルがオススメです。
メモリは、Core 5モデルで8GBまたは16GBが選択可能。Core Ultra 7搭載モデルで16GBまたは32GB搭載モデルが選択できます。
多少動きがもっさりしてもいいから価格重視なら8GBメモリでもいいかもしれませんが、性能重視、長く使うことを想定しているのなら、快適さがアップする16GB以上のメモリを積むことをオススメします。
ストレージは動画撮影時点では512GB /1TB SSDが選択でき、256GBは今後の提供予定のようです。
グラフィックスはCPU内蔵タイプのみを選択可能。モバイルPCとしてはスタンダードな仕様になっていると思います。
3)価格
 
1)Core 5/8GBメモリ構成
2)Core 5/16GBメモリ構成
3)Core Ultra 7/16GBメモリ構成
4)Core Ultra 7/32GBメモリ構成
CPU
インテルCore 5 320
インテルCore Ultra 7 355
メモリ
8GB LPDDR5X
16GB LPDDR5X
32GB LPDDR5X
ストレージ
512GB SSD
1TB SSD
価格(税込)
154,800円
184,800円
244,800円
324,800円
(*2026/8/26時点)
価格については、1)Core 5+8GBメモリ搭載の最小構成(Core 5 320/8GBメモリ/512GB SSD/CPU内蔵グラフィックス)が154,800円(税込)〜。
超スリムで軽量な13.4インチモバイルPCで、ディスプレイのスペックが充実している、質感の高いアルミボディのハイブランドPCであることを踏まえれば、個人的にはすごく高い、という印象は受けないかな。
2)Core 5+16GBメモリ搭載モデル(Core 5 320/16GBメモリ/512GB SSD/CPU内蔵グラフィックス)が184,800円(税込)〜。30,000円のアップとなりますが、価格を重視しつつ、ある程度の性能を求める方はこちらがオススメ。
2026年8月にCore Ultra 7 355搭載モデルが追加されました。3)Core Ultra 7 355+16GBメモリ構成が244,800円。2)Core 5+16GBメモリ構成とCPUが異なるだけで価格は60,000円のアップです。Core Ultra 7搭載モデルはCopilot+PC準拠なのでAI処理重視の人にはこちらがオススメ。
現時点での最上位モデルとして4)Core Ultra 7+32GBメモリ+1TB SSD構成が、324,800円。メモリとSSDの容量が倍となっており快適度がアップするため、Core Ultra 7+16GBメモリ構成よりも80,000円と大幅アップしています。
Core Ultra 7搭載モデルは、Copilot+PC準拠でCPU性能も高いため、価格も高めに設定されていますが、デザイン/機動性はもちろんパフォーマンスにも妥協したくないプロフェッショナルの方にとっては魅力的だと思います。
4)ベンチマーク/ファンの音/熱/バッテリ駆動時間
性能をベンチマークでテストしました。レビュー機のスペックはこのとおり。8GBメモリ搭載モデルです。
レビュー機のスペック:インテルCore 5 320プロセッサ/8GBメモリ/512GB SSD/CPU内蔵グラフィックス
負荷が中程度のベンチマーク「ファイナルファンタジー14 漆黒の反逆者」の結果は、「高品質」で「快適」、最高品質で「やや快適」。
重い負荷のかかるFF15ベンチマークは「軽量品質」で「やや重い」、「標準品質」で「動作困難」という結果だったため、この構成(8GBメモリ構成)は、一般的なオフィスワークや動画再生といった負荷が軽めの作業向けととらえた方がいいでしょう。
ファンの音をスマホの騒音計アプリで計測してみました。ネットを見るなど負荷が軽めのタスクを処理しているときは25-35dB程度。僕が使用した限り、ファンの音がほとんど聞こえてこない状態が長かったです。
FF15ベンチマーク実行時は50-60dB程度。ファンの風切り音が聞こえてきますが、静かな環境で少し気になるかなという感じ。個人的にはうるさいという印象は受けませんでした。
熱についてですが、FF15終了直後、底面部を触ると温かいですね。一部熱く感じるところがありましたが、熱くて触れないほどではなかったです。デュアルファン設計で、超スリムPCのため、ボディ全体に熱を伝導させて冷却しているようです。
背面部側に通気孔があるため、 キーボード上部も温かいですが、パームレストに熱はほとんど感じませんでした。
バッテリ容量は52Wh。
スペック値では、最大17時間のストリーミング再生可能とのことですが、
実際に計測したところ、条件1の何もしない状態で約20時間、動画再生した状態で約12.5時間バッテリが駆動する計算です。これなら外出先でバッテリ残量を気にせず一日使えそうですね。
5)デザイン
本モデルはCNCアルミニウムボディを採用。
極めて質感が高く、洗練された仕上がりになっており光の当たったところの反射が綺麗です。
側面部の縁が丸みを帯びており、細部までこだわっています。
高級感があり、「所有欲」を満たしてくれるデザインだと思います。さすがはハイブランドなプレミアムPC。このデザインなら外出先で使うときも満足度高いでしょうね。
天板部のロゴも鏡面仕上げとなっていてスタイリッシュです。天板部の表面を触るとさらさらしており、心地いいですね。指紋や汚れは多少つきますが、べとべとついて目立つ感じはしなかったです。
前面部と背面部との高さの差があまりないフラットなボディ形状です。
カラーリングは明るいブルー系の「スカイ」と、グレーっぽく落ち着いた「ストーム」の2色展開です。発表会で両カラーモデルが展示されていました(右 スカイ/左 ストーム)。
→参考:XPS 13展示機レビュー記事
レビュー機は「スカイ」モデル。軽快な感じのカラーリングです。派手さは感じず、抑えめのカラーなので、ビジネスで使うにも、カフェで使う場合も違和感なさそう。
キーボードはブラック、周囲は天板部と同系色。
底面部も同系色となっています。中央に通気孔が配置されていないですね。
前面部中央には窪みが設けられており、指を引っかけやすいです。
レビュー機はゆっくりとであれば片手だけでカバーを開け切れました。
パネルはこの角度まで傾けることが可能。もうちょっと傾けられると良かったんですが。
6)ディスプレイ
本モデルはモバイルPCですがディスプレイはかなりハイスペックです。
縦横比16:10の13.4インチパネルを搭載。
14インチPCを並べてみました(左:レビュー機(13.4インチパネル)/右:14インチPC)。
色の表現が鮮やか。
コントラストが高く黒い部分が引き締まって見えるため、映像が映えますね。
臨場感もあります。モバイルPCとしてはすごく綺麗なパネルだと思います。
デジタルシネマの規格DCI-P3のカバー率100%を実現しており、多くの色を忠実に表現することができます。
色域の狭いパネルを搭載したモデルと比較すると、差は歴然としていますね。レビュー機の方が、より忠実に色を再現できています(右:色域の狭いパネル搭載PC(14インチ)/左:レビュー機(DCI-P3 100%/13.4インチ))。
sRGB100%のパネル搭載モデルと比較すると、レビュー機の方が色合いがしっかりしている印象です(右:レビュー機(DCI-P3 100%/13.4インチ)/左:sRGB100%のパネル搭載PC(13.3インチ))。
2.5K(2,560×1,600ドット)という高精細パネルを搭載。
拡大率100%だと広い表示領域を確保できますが、個人的にはちょっと文字表示が小さすぎるかなという印象。
拡大率125%だと、文字もちょっと見やすくなり、表示領域もある程度広く確保できるので、個人的には125%がいいかな。
文字表示の見やすさ重視なら、表示領域は少し狭くなりますが、拡大率150%がオススメ。
タッチ対応パネルを搭載。指で直感的に操作できるのは便利です。ヒンジはしっかりしており、僕が使った限り、多少強く指でパネルを押しても角度が変わってしまうことはありませんでした。
パネルには非光沢加工が施されているため、家の中で使用しているときは、それほど反射は気にならなかったですね。
ただし一般的な非光沢パネルと比べると、若干ですが映り込みが発生しやすいような印象を受けました(左:一般的な非光沢パネル搭載PC(13.3インチ)/右:レビュー機(非光沢加工パネル/13.4インチ))。
しかし、タッチパネルなのに非光沢加工が施されているのは、外出先で使うことの多いモバイルPCにとって大きなメリットだと思います。
パネルの視野角は広め。
輝度は500nitですごく明るいパネルです。
最大リフレッシュレートが120Hzのパネルを搭載しているため、動きの速い映像を滑らかに表現できます。動的リフレッシュレートにも対応しています。
7)キーボード/タッチパッド
キーボードについて見ていきましょう。
Dell PCの場合、BackSpaceキーとEnterキーが左のキーと隣接したタイプが採用されることがありますが、本モデルはいずれのキーも独立したタイプを採用。
なのでBackSpaceキー、Enterキーとも押しやすいですね。
キーストローク(キーを押し込む深さ)は浅めですが、ある程度しっかりとした反発があり、個人的には心地よい打鍵感を得られました。打鍵音の大きさは標準レベルの印象です。
キーピッチ(キー間の距離)は窮屈な感じはせず、快適にタイピングできました。
以前のXPS 13で採用されていたタッチファンクションキーではなく、物理ファンクションキーが復活しています。これにより、ブラインドタッチでの操作性が向上しています。
電源ボタンがキーボード右上に配置されています。僕が使った限り、軽く押したぐらいでは誤動作しませんでした。
ホワイトのバックライトを装備。
F6キーで弱-強-オフの切り替えが可能です。
リフトアップヒンジではないので、パネルを傾けてもさらにキーボードが傾斜することはありません。
日本語キーボード/英語キーボードを選択可能です。スカイカラーではどちらも選択できますが、ストームカラーでは英語のみ選択可能です。
タッチパッドはクリックボタンが一体になったタイプを採用。横長の形状をしています。
ガラスタッチパッドのため、表面がとても滑らかで、反応は良好です。
クリックボタンの押し心地は柔らかめで心地よく押せます。 指に吸い付くようなイメージですごく感触がいいですね。 軽く押すだけで反応し、ストレスなく使えました。
さすがはハイブランドPCのタッチパッドという仕上がり。クリック音の大きさは標準レベルに感じました。
8)端子類/カメラ/認証/サウンド/WiFi
左側面部。USB Type-Cを配置。
右側面部。USB Type-Cを配置。
端子類は、この2つのみ。ヘッドホン端子もないという割り切りの良さです。スリムさ/ミニマムさを最優先しています。
Core 5 320搭載モデルの場合、Type-C端子は2つともDisplayPort、Power Deliveryに対応していますが、Thunderboltには非対応。
2つのType-C端子にモニタを接続して 3画面同時出力を実行できました。
4Kモニタに接続したところ、4K(3840×2160)の解像度で出力できています。
2つ端子ともモバイルバッテリを接続して充電を実行することができました。
ただし、端子類が2つしかないので、充電中は接続できる機器が1つのみ。
多数の機器を同時に接続したい場合には、USBハブやBluetooth機器の利用が前提となるかもしれません。
1080p (約200万画素)のカメラを搭載。
カメラシャッター機能は搭載されていないのでご注意ください。
マイクオフ機能は搭載しています。
顔認証に対応していますが、指紋認証には非対応です。
4つのスピーカーを搭載したクアッドシステムを採用。底面部の左右にスピーカー穴が設けられています。
音の広がりはありますね。キーボード面からも響いてくる感じ。シャカシャカした感じが少なく、クリアなサウンドの印象です。低音部も響き、すごく聞きやすいサウンドだと思います。これだけスリムなのにこの高音質は驚きです。個人的には満足度高かったですね。
本モデルはWiFi7対応です。
9)同梱物
ACアダプタとケーブル。
アダプタは手のひらサイズのコンパクトさ。
65W型を採用。
プラグ一体型で、プラグ部分は収納可能です。電源タップに差し込むときも、あまり場所をとらなくていいですね。机周りの配線をすっきりできます。
USB Type-Cケーブルを同梱。
長さは約1.75m(実測値)とそんなに長くないです。
2つあるUSB Type-C端子のどちらでも充電できます。
ACアダプタとケーブルを合わせた重量は167gと軽量(実測値)。
本体と合わせた重量は1.212kgです(実測値)。このぐらいの重さならアダプタ類を一緒に毎日持ち歩いても苦になりませんね。
まとめ
New XPS 13
以上、Dell XPS 13(DX13260)について見てきました。主な特徴は次のとおり。

・13.4インチパネル搭載
・非常にスリムで約1kgという軽さを実現(XPSシリーズ史上最薄/最軽量モデル)
・インテルCore/Core Ultraシリーズ3プロセッサ搭載可能。
・ボディにアルミを採用することでスタイリッシュなデザインに仕上がっている
・パネルスペックは2.5Kタッチタッチ対応/30-120Hz/非光沢加工/500nit/DCI-P3 100%と充実
・ACアダプタがコンパクト/軽量


XPSシリーズ史上最薄/最軽量のモデルとなっており、高い機動性を確保。アルミボディを採用することでスタイリッシュなデザインに仕上がっています。そして妥協のないハイスペックなディスプレイを詰め込んだ、まさにプレミアムなモバイルPCです。

端子類が少ない点や価格が少し高めに設定されている点はありますが、とにかく軽快に持ち運びしたい、デザインを重視したい、表示の綺麗なタッチパネル搭載モデルがいい、という方は検討してみてはいかがでしょうか。