レノボIdeaPad Slim 3 Gen 10(16型 AMD)購入レビュー

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レノボIdeaPad Slim 3 Gen 10(16型 AMD)について解説します。
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レノボIdeaPad Slim 3 Gen 10(16型 AMD)購入レビュー

レノボIdeaPad Slim 3 Gen 10(16型 AMD)は、レノボのIdeapad Slimシリーズの16インチパネル搭載ノートPCです。

レノボ IdeaPad Slim 3 Gen 10(16型 AMD) レビュー
レノボIdeaPad Slim 3 Gen 10(16型 AMD)の主な特徴は次のとおり。

・16インチパネル搭載
・AMD Ryzenプロセッサ搭載
・高いコスパを実現
・16インチとしてはコンパクト/スリム/軽量

ここでは、IdeaPad Slim 3 Gen 10(16型 AMD)の特徴・スペック等について解説します。レビュー機は購入機です。
*レノボWebサイトの製品ページを確認する
IdeaPad Slim 3 Gen 10(16型 AMD)詳細情報
【参考】レノボIdeaPad Slim 3 Gen 10 (16型 AMD)動画
レノボIdeaPad Slim 3 Gen 10 (16型 AMD)に関する動画をYouTubeにアップしています。
【目次】
*ここに記載されているスペック・構成は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずレノボ Webサイトでご確認ください。レビュー機は購入機です。
1)16インチノートPC
本モデルは、16インチという大きめのパネルを搭載しており画面が見やすいです。
14インチPCを並べてみました(上の画像の左:14インチPC/右:レビュー機(16インチ))。
パネルが大きいと当然ボディも大きくなりますが、 あんまり扱いづらさは感じないですね。
厚さは16.9mm(最薄部)。少しスリムに仕上がっているので掴みやすいです。
重量は1.684kg(実測値)。
16インチPCとしてはそんなに重くないかな。 据え置きタイプとして使用することが多いと思いますが、 室内を移動するとき、そんなに苦にならない感じです。
ボディがそこまで大きくないのでビジネズバッグや
デイパックからも、あまりストレス無く取り出せました。
2)スペック/価格
主なスペックは次のとおり。
CPUは、コスパの高いAMD Ryzen 7000シリーズを搭載。性能の高いHSシリーズを選べます。
メモリは現時点では16GB/24GB搭載モデルを選択可能。 コスパ重視モデルで、負荷が軽めのタスクがメインになるため、16GBの容量があれば十分なシーンが多いと思います。
ストレージはSSD。グラフィックスはCPU内蔵タイプのみで高性能タイプ搭載モデルは用意されていません。 したがって、動画編集などの描画処理能力が必要な作業を快適にこなすのは厳しいと思います。
個人的には、スタンダードタイプの価格重視モデルとしては、スペックはある程度充実している印象を受けました。
この記事執筆時点では、AMD Ryzen 5 7533HS/16GBメモリ/512GB SSDの構成が84,810円(税込) 。16GBメモリを積んでこの価格は、コスパが高いと思います
3)ベンチマーク/ファンの音/熱
性能をベンチマークでテストしました。レビュー機のスペックはこのとおり。
(レビュー機のスペック:AMD Ryzen 5 7533HSプロセッサ/16GBメモリ/512GB SSD/CPU内蔵グラフィックス)
負荷が中程度のベンチマーク「ファイナルファンタジー14 漆黒の反逆者」を実行したところ、 「高品質」で「とても快適」、「最高品質」で「快適」という結果。
重い負荷のかかるFF15ベンチマークは 「軽量品質」で「やや重い」、「標準品質」で「重い」、「高品質」で「動作困難」という結果。
負荷が中程度のゲームならば、ある程度快適に楽しめるという結果が出ています。
実際に、ネットを見る/動画を再生するといった このクラスのPCで行うことの多い、 負荷が軽めの処理を実行している際、 大きなストレスは感じることはほとんどありませんでした。
ファンの音をスマホの騒音計アプリで計測してみました ネットを見るなど一般的な使い方をしているときは15-20dB程度で静か。
FF15実行時は32-37dB程度で、ファンの音がちょっと大きくなります。静かな環境だと、少し耳障りに感じましたが、個人的にはうるさいという印象は受けませんでした。
熱については、FF15実行直後、通気孔のある底面部を触ると、 ほんのり温かい程度で熱くて触れないほどではありませんでした。
キーボード上部も少し温かくなりますが、 パームレスト部分に熱はほとんど感じなかったです。
4)デザイン
カラーリングはルナグレーで少し落ち着いた雰囲気です。
天板部にはアルミを用いているため、 質感は高め。
コスパ重視モデルはデザインが二の次になることが多いのですが、本モデルでは野暮ったい印象は受けないですね。
光があたると反射していい感じ。シンプルな仕上がりです。
天板部中央に「Lenovo」のロゴを配置。結構目立つので、個人的にはもっとさりげない感じで配置しても良かったかな、と思います。
天板部を触るとつるつるして心地いい感じ。 指紋等は目立たない印象です。
キーボードは濃いグレー、キーボード周囲は天板部と同じカラーリングを採用。
底面部も同系色を採用していますが、
表面がざらざらしており、持つときに滑りにくいと思います。
カメラ部分が少し飛び出すデザインを採用。
カバーを開けるときに指をひっかけやすいですが、カバーを片手で開けきることはできません。
パネルは180度近く傾けることができます。
米国防総省のMIL規格に準拠しており、高い堅牢性を確保。 片手だけで持ってもボディのたわみはほとんど感じないですね
5)ディスプレイ
縦横比16:10の16インチパネルを搭載。
最大解像度1920×1200ドットのパネルを採用。 せっかくの大画面なので高精細のオプションがあってもいいのですが残念ながらなし。
IPSパネルを採用しており、
綺麗に表示される印象を受けました。
文字も読みやすいです。
色の表現も結構いい感じですが、
本モデルの色域は45%NTSCで、sRGB100%より狭め。 色域sRGB100%の13.3インチPCに同じ画像を映し出してみました(上の画像の左:色域sRGB100%の13.3インチノートPC(縦横比16:10)/右:レビュー機(16インチ/45%NTSC/縦横比16:10))。
レビュー機のパネルは、暖色系がちょっと黄色っぽく表現されている感じです。
実際に動画を見ていて、多少色表現が気になることがありますが、コスパ重視のPCであることを踏まえれば、個人的にはそんなに違和感は覚えなかったです。
輝度は300nit。室内で使っているときに暗く感じることはありませんでした。
視野角はまあまあ広め。
非光沢パネルのため、
映り込みはほとんど気になりませんでした。
6)キーボード/タッチパッド
キーボードについて見ていきましょう。
テンキー搭載モデル。
テンキーはちょっと小さめです。
Enterキー、BackSpaceキーなどの一部のキーが左のキーと隣接しているキー配列を採用。
Enterキーがちょっと小さめですが、 個人的にそんなに押しづらさは感じなかったですし、右隣のテンキーを誤って押してしまうこともほとんどなかったです。
キーストローク(キーを押し込む深さ)は浅め。打鍵感は柔らかめで反発が少ない感じ。個人的にはもう少し反発がある方が好きかな。 打鍵音は標準レベル。個人的にはすごく耳障りな感じはしませんでした。 強くキーを押すとちょっとたわみますが、ガジェだるま的には、タイピング時に打ちづらさは感じませんでした。
キーピッチ(キー間の距離)はあまり窮屈な感じはないのでストレスなくタイピングできました。コスパ重視モデルですが、タイピングはしやすい印象です。
リフトアップヒンジは採用していないので、キーボードに傾きが出ないタイプです。
バックライトは非搭載みたいです。
タッチパッドはクリックボタンが一体になったタイプを採用。
表面はすべすべしており反応は良好です。
クリック部分は少ししっかりめに押し込むタイプ 個人的にはもう少し軽く押すだけで反応するほうがいいかな。上手く反応してくれなくてストレスを感じるシーンはほとんどなかったです。クリック音は大きめで、タッチパッドのつくりはコスパ重視モデルという感じですね
パームレストは広め。
7)端子類/カメラ/認証/バッテリ駆動時間/サウンド
左側面部。電源端子、USB Type-A、HDMI、Type-C、ヘッドホン・マイクコンボ端子を配置。
右側面部。電源ボタン、SDカードリーダー、USB Type-Aを配置。
本モデルはUSB Type-Aを2個、Type-Cを1個の合計3個のUSB端子を搭載。
Type-C端子はDisplayPort、PowerDeliveryに対応していますが、Thunderboltには非対応。対応するモニタに接続すれば映像出力と充電を同時に実行できるので便利です。
FHD1080pのWebカメラを搭載。
画質は標準レベルかな。
カメラシャッターを搭載。
マイクミュート機能も搭載されています。
指紋認証は非搭載ですが、顔認証を利用可能。
バッテリ駆動時間を計測してみました。バッテリ容量は50Wh。
実際にバッテリ駆動時間を計測したところ、 条件1の何もしない状態で約14.3時間、条件2の動画再生した状態で約8.3時間バッテリが駆動する計算です。
ステレオスピーカーをキーボード上部に配置。手で音が遮られにくいと思います。
音楽を聴いてみましたが、少しカシャカシャしてこもっている感じ。低音の響きも今一つで、すごく高音質というわけではありませんが、コスパ重視のノートPCとしては標準レベルかな。個人的にはバックグラウンドで音楽を聞く分には十分だと思いました
8)同梱物
ACアダプタと電源ケーブル。
ACアダプタは65W型。
コンパクトなつくりです。
電源ケーブル。
専用端子を採用しており、
左側面部の電源端子に接続して充電します。
L型コネクタのため、スペースが少なくてすむほか、 引っ張っても抜けにくいです。
ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は308g。
本体を合わせた重量は1.992kg。
IdeaPad Slim 3 Gen 10(16型 AMD)のまとめ
以上、IdeaPad Slim 3 Gen 10(16型 AMD)について見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。

・16インチパネル搭載
・AMD Ryzenプロセッサ搭載
・高いコスパを実現
・16インチとしてはコンパクト/スリム/軽量


16インチという大きめのパネルを搭載したノートPC。16インチPCとしてはそれほど大きく/重くないので扱いやすいと思います。AMD Ryzenプロセッサを搭載しており、高いコスパを実現。

実際に使っていて、パネルが大きくて、表示は結構綺麗だし、キーボードも使いやすいし、デザイン面もいい感じだし、個人的にはこの価格帯のPCとしては満足度高いです。

大きいパネルを搭載したノートPCを探しているが、価格を重視したい人にオススメしたいですね。
*レノボWebサイトの製品ページを確認する
IdeaPad Slim 3 Gen 10(16型 AMD)詳細情報

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