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レノボThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake(14型 Intel)について解説します。
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レノボThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake(14型 Intel)は、レノボのビジネス向けThinkBookシリーズの14インチノートPCです。  【プロモーション/貸出機材提供：レノボ・ジャパン合同会社】
レノボThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake(14型 Intel)の主な特徴は次のとおり。
・14インチパネル搭載ビジネスノートPC ・インテルCore Ultraシリーズ2(Arrow Lake)搭載モデル選択可能 ・端子類豊富 ・コンパクトPC ・グレーを基調とした落ち着いたデザイン 14インチパネルを搭載したコンパクトなビジネスノートPC。AI専用NPU内蔵のインテルCore Ultraシリーズ2(Arrow Lake)プロセッサ搭載モデルを選択できます。
メーカーからレノボThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake(14型 Intel)をお借りすることができたので、ここではレノボThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake(14型 Intel)の特徴・スペック等について解説します。 *レノボWebサイトの製品ページを確認する
→  【目次】
・1）14インチコンパクトノートPC
・2）スペック/価格 ・3）ベンチマーク/ファンの音/熱/バッテリ駆動時間 ・4）デザイン ・5）ディスプレイ ・6）キーボード/タッチパッド ・7）端子類/カメラ/認証/サウンド ・8）同梱物 ・まとめ *ここに記載されているスペック・構成は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずレノボ Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
1）14インチコンパクトノートPC
 本モデルは14インチパネルを搭載。
13.3インチPC/16インチPCを並べてみました(上の画像の左：13.3インチPC/真ん中：レビュー機(14インチ)/右：16インチPC)。
コンパクトボディのため、扱いやすいと思います。
厚さは約17.5mm。非常にスリム、という感じはしませんが、掴みやすく取り回しはしやすい印象です。
重量は1.448kg(実測値)。14インチPCとしてはちょっと重めですが、
個人的にはがんばれば外に持ち出そうと思える重さです。
 ボディがコンパクトなので、僕が持っているビジネズバッグや
デイパックからも、ストレスなく取り出せました。
2）スペック/価格
スペックについて見ていきましょう。
  CPUはインテルCore Ultra Uシリーズに加え、
Core Ultraシリーズ2(Arrow Lake)のCore Ultra 5 225H/7 255Hプロセッサ搭載モデルを選択することができます。
AI専用NPU内蔵プロセッサを採用していますが、Copilot+PCには準拠していません。
メモリは8GB/16GB/32GB搭載モデルを選択可能。
8GBだと負荷がかかると処理にもたつきが出るシーンが出てくる可能性があるので、
性能重視なら16GB以上のメモリを積んだ方がいいと思います。
グラフィックスはCPU内蔵タイプを搭載。高性能グラフィックス搭載モデルは用意されていません。
動画撮影時点の価格はCore Ultra 5 225U/8GBメモリ/256GB SSDの構成が123,596円(税込)(価格は記事執筆時点。直近の価格については直販サイトを参照してください)。
Core Ultra 5 225Hにアップグレードすると129,316円(税込)。価格的にはそんなに安くはない印象ですね。
コスパ重視なら同じThinkBookシリーズのAMD Ryzenプロセッサ搭載モデルThinkBook 14 Gen 7 (AMD)の最小構成(AMD Ryzen 5 7533HS/16GBメモリ/256GB SSD)が79,508円(税込)でお得感が高いと思います。
3）ベンチマーク/ファンの音/熱/バッテリ駆動時間
性能をベンチマークでテストしました。レビュー機のスペックはこのとおり。
・インテルCore Ultra 5 225Hプロセッサ/16GBメモリ/512GB SSD/CPU内蔵グラフィックス 
CPUの性能を測定するCINEBENCH R23の結果はこのとおり。レビュー機に搭載されているインテルCore Ultra 5 225Hのスコアは14249。性能の高いArrow Lakeプロセッサ搭載モデルだけに高いスコアを記録していると思います。
負荷が中程度のベンチマーク「ファイナルファンタジー14 漆黒の反逆者」を実行したところ、
「最高品質」で「とても快適」という結果。
重い負荷のかかるFF15ベンチマークは
「軽量品質」と「標準品質」で「普通」、「高品質」で「重い」という結果。
実際にネットを見る/動画を再生するといった、一般的なタスクを処理しているとき、
大きなストレスを感じることはほとんどありませんでした。
ファンの音をスマホの騒音計アプリで計測してみました。
ネットを見るなど一般的な使い方をしているときは18-20dB程度で静か。
FF15実行時は28-33dB程度で、
ファンの風切り音がちょっと大きくなりますが、
少し耳障りな程度で、個人的にはうるさいという印象は受けませんでした。
熱については、FF15実行直後、通気孔のある底面部を触ると、
ちょっと温かく感じましたが、熱いという感じではなかったです。
通気孔のあるキーボード上部も少し温かくなりますが、
パームレスト部分に熱はほとんど感じなかったですね。
バッテリ容量は45Wh/60Wh搭載モデルを選択可能。
レビュー機は45Wh搭載モデル。
実際にバッテリ駆動時間を計測したところ
条件1の何もしない状態で約11.1時間、条件2の動画再生した状態で約7.1時間バッテリが駆動する計算です。
4）デザイン
 カラーリングはアークティックグレー。落ち着いた雰囲気です。
天板部は濃いグレーと薄いグレーのツートンカラー。
マット調のつや消しの仕上がりになっています。
天板部の表面を触るとさらさらしており、心地いいですね。
指紋やよごれ等は目立たない印象です。
キーボードはグレー、周囲は天板部と同系色を採用。
底面部もグレーになっていますが、
表面が少しざらざらした仕上がりになっており、
持ったとき手が滑りにくいと思います。
本モデルは米国国防総省のMIL規格に準拠しており、高い堅牢性を確保。
片手だけで持っても、ボディのよじれ等はほとんど感じないですね。
安心して持ち運べると思います。
カバーを開けるところに「THINKBOOK」というロゴが刻み込まれているほか、
底面部の滑り止めの部分にもロゴが刻まれています。
カバーを開けるときに指をひっかけやすいですが、
片手だけでカバーを開けきることはできませんでした。
パネルは180度近く傾けることが可能
5）ディスプレイ
 本モデルには縦横比16:10の14インチパネルを搭載。
最大解像度は1920×1200ドットです。
IPSパネルを採用しているため、
綺麗に表示できます。
ただし、色域が狭めの45%NTSCのパネルのみを選択可能。
より広い色域を表現できる
sRGB100%のパネルを搭載した13.3インチPCに同じ画像を映し出してみました(上の画像の右：レビュー機(14インチ/45%NTS)/左：sRGB100%の13.3インチパネル搭載PC)。
レビュー機のパネルでは、暖色系が黄色っぽく表現されているのがわかると思います。
ただし、パネルを見比べてみるとその差がわかりますが、
レビュー機のパネルのみを見ている場合、個人的に発色が気になることはほとんどありませんでした。
映像も楽しめましたね。
輝度は300nit。室内で使っているときに暗く感じることはなかったです。
視野角は広め。
非光沢パネルを採用しているため
照明などの映り込みはほとんど気にならないです。
モデルによってタッチ非対応/タッチ対応モデルを選択可能。
レビュー機は非対応パネル搭載モデルです。
6）キーボード/タッチパッド
 キーボードについて見ていきます。
Enterキー、BackSpaceキーなどの一部のキーが左のキーと隣接している独自のキー配列を採用。
BackSpaceキーが結構小さめ。
Enterキーも少し小さめのつくりですが、
個人的にはそれほど押しづらさは感じないですね。
キーストローク(キーを押し込む深さ)は浅め。打鍵感は柔らかめですが、反発がほどよくあるため、個人的には結構好きな押し心地。
打鍵音は標準レベルの大きさで、
「うるさい」という印象は受けませんでした。
強くキーを押すと、多少ボディがたわみますが、個人的にはタイピング時にあまり気になりませんでした。
キーピッチ(キー間の距離)はあまり窮屈な感じはなく、タイピングしやすいと思います。
矢印キーは逆T時レイアウトで、上下キーが大きめなので押しやすいと思います。
ホワイトのバックライトを搭載しています。
Fnキー+スペースキーを押すことで、Auto-弱-強-オフの切り替えが可能です。
タッチパッドはクリックボタンが一体になったタイプを採用。
表面はすべすべしており反応は良好です。
クリック部分は、軽く押せば反応してくれます。
操作していて大きなストレスを感じることはほとんどありませんでした。
クリック音は少し大きめ。このあたり、ちょっとコスパ重視モデルっぽい仕上がりになっているかな、という印象を受けますね。
7）端子類/カメラ/認証/サウンド
 左側面部。USB Type-C、Type-A、HDMI、Type-C(Thunderbolt対応)、ヘッドホン・マイクコンボ端子を配置。2つあるType-C端子の1つは3.2 Gen2対応、もう1つはThunderbolt 4対応。
右側面部。SDカードリーダー、Type-A、LAN端子を配置。
本モデルはUSB Type-Aを2個、Type-Cを2個の合計4個のUSB端子を搭載。カードリーダー、LAN端子も用意されており、端子類は充実していると思います。
僕の持っている対応する27インチモニタにUSB Type-C端子(Thunderbolt対応端子)経由で接続すると、
外部映像出力と充電を同時に実行できました。
HDMI端子/Type-C×2端子経由でモニタに接続してみたところ、
4画面同時出力することが可能です。
レビュー機はFHD1080pのWebカメラを搭載。
結構鮮明に撮影できる印象を受けました。
カメラシャッターに加えて
マイクミュート機能も搭載されています。
レビュー機は電源ボタンに指紋認証を搭載。
IR付きカメラを選択すれば、顔認証も利用可能です。
スピーカーを底面部の前面部寄りの左右に配置。
実際に音楽を聴いてみましたが、
ちょっとカシャカシャする感じはありますが、こもった感じは少なめで聞きやすい印象を受けました。ナチュラルなサウンドに聞こえました。
8）同梱物
 ACアダプタと電源ケーブル。
ACアダプタは65W型。
コンパクトなつくりになっています。
電源ケーブル。
接続端子にはUSB Type-Cを採用。
左側面部に2つあるUSB Type-C端子のいずれに接続しても充電可能です。
ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は286g。
本体を合わせた重量は1.734kgです。
ThinkBook 14 Gen 7(AMD)のまとめ
 以上、レノボThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake(14型 Intel)について見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。
・14インチパネル搭載ビジネスノートPC ・インテルCore Ultraシリーズ2(Arrow Lake)搭載モデル選択可能 ・端子類豊富 ・コンパクトPC ・グレーを基調とした落ち着いたデザイン 14インチパネルを搭載したコンパクトなビジネスノートPCです。 AI専用NPU内蔵のインテルCore Ultraシリーズ2(Arrow Lake)プロセッサ搭載モデルを選択できます。 端子類が豊富でキーボードも使いやすいので、使い勝手のいいコンパクトPCを探しており、 性能面も重視したい人は検討してみてもいいかな、と思います。 *レノボWebサイトの製品ページを確認する
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