レノボThinkBook 16 Gen 7(AMD)レビュー

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レノボThinkBook 16 Gen 7(AMD)について解説します。
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レノボThinkBook 16 Gen 7(AMD)レビュー

レノボThinkBook 16 Gen 7(AMD)は、レノボのThinkBookシリーズの16インチビジネスノートPCです。

レノボ ThinkBook 16 Gen 7(AMD) レビュー
レノボThinkBook 16 Gen 7(AMD)の主な特徴は次のとおり。

・16インチパネル搭載ビジネスノートPC
・AMD Ryzenプロセッサ搭載
・高いコスパを実現
・端子類が充実
メーカーからThinkBook 16 Gen 7(AMD)をお借りすることができたので、ここではThinkBook 16 Gen 7(AMD)の特徴・スペック等について解説します。
*レノボWebサイトの製品ページを確認する
ThinkBook 16 Gen 7(AMD)詳細情報
【参考】レノボThinkBook 16 Gen 7(AMD)動画
レノボThinkBook 16 Gen 7(AMD)に関する動画をYouTubeにアップしています。
【目次】
*ここに記載されているスペック・構成は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずレノボ Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
1)16インチノートPC
16インチという大きなパネルを搭載しているため、画面は非常に見やすいですね。
14インチPCと比べるとこんな感じ(上の画像の左:14インチPC/右:レビュー機(16インチ))。
厚さは17.5mm。そんなに分厚くないので掴みやすく、取り回しが楽です。
重量は1.887kg。
ちょっと重めですが、掴みやすいためか、すごく重い、という印象は受けないですね。
室内を移動するぐらいであれば苦になりませんでした。
ボディもそこまで大きくないので、僕の持っているビジネズバッグや
デイパックからも、割とストレス無く取り出せました。
2)スペック/価格
主なスペックは次のとおり。
CPUは、コスパの高いAMD Ryzen 7000シリーズを搭載。性能の高いHSシリーズ搭載モデルを選べます。
メモリは8GB/16GB/32GB搭載モデルを選択可能。
負荷が軽めの処理がメインで価格重視なら8GB搭載モデルを選ぶのもありだと思いますが、性能重視なら16GB以上を搭載したモデルを選択することをオススメします。
グラフィックスはCPU内蔵タイプのみで高性能タイプ搭載モデルは選択不可。 なので、動画編集などの描画処理能力を必要とする作業を快適にこなすのは難しいと思います。
個人的には、コスパ重視モデルとしては、スペックはある程度充実しているという印象です。
この記事執筆時点では、AMD Ryzen 5 7535HS/16GBメモリ/512GB SSDの構成が99,110円(税込) 。HSプロセッサ/16GBメモリ搭載で端子類が豊富なのを考慮すれば、高コスパだと思います
3)ベンチマーク/ファンの音/熱
性能をベンチマークでテストしました。レビュー機のスペックはこのとおり。
【レビュー機のスペック】AMD Ryzen 7 7735HSプロセッサ/32GBメモリ/1TB SSD/CPU内蔵グラフィックス
負荷が中程度のベンチマーク「ファイナルファンタジー14 漆黒の反逆者」を実行したところ、 「高品質」で「とても快適」、「最高品質」で「快適」という結果。
重い負荷のかかるFF15ベンチマークは 「軽量品質」と「標準品質」で「普通」、「高品質」で「重い」という結果。
負荷が中程度のゲームならば、ある程度快適に楽しめるという結果です。
ネットを見る/動画を再生するといった このクラスのPCで行うことの多い、 負荷が軽めのタスクを処理しているとき、 大きなストレスを感じることはほとんどありませんでした。
ファンの音をスマホの騒音計アプリで計測してみました。 ネットを見るなど一般的な使い方をしているときは15-20dB程度で静か。
FF15実行時は30-35dB程度で、ファンの風切り音が聞こえてきます。静かな環境だと、 少し耳障りに感じましたが、個人的にはうるさいという印象は受けませんでした。
熱については、FF15実行直後、通気孔のある底面部を触ると、 ちょっと温かめに感じました。
キーボード上部も少し温かくなりますが、 パームレスト部分に熱はほとんど感じなかったです。
4)デザイン
カラーリングはアークティックグレー。
天板部は濃いグレーと薄いグレーのツートンカラーになっています。
表面の処理(サーフェイス・トリートメント)に陽極酸化サンドブラストを採用。
滑らかなマット調のデザインでつや消しの仕上がりになっており、耐食性の向上と高品位の見た目を両立させています。
実際に見るまでは、ツートンカラーだと野暮ったいのかな、と思っていたのですが、実際に手にしてみると、陽極酸化サンドブラストにより、個人的にはそこまで野暮ったくは感じなかったですね。ただし、このあたりの受け止め方には個人差が出そうです。光の反射が綺麗。
「ThinkBook」のロゴもそれほど主張しすぎてなくて、 ガジェだるま的にはいい感じだと思います。
表面はさらさらしており、持っていて心地いいです。 指紋等の汚れは目立たない印象です。
キーボードは濃いグレー、周囲は天板部と同系色。
底面部もグレーですが、
表面がざらざらしており、持ったときに滑りにくいと思います。
背面部は丸みを帯びた形状をしており、手にしたときの感触がいいですね。
カバー素材にPC/ABS樹脂を採用。ポリカーボネート(PC)の優れた耐衝撃性・耐熱性とABS樹脂の優れた成形加工性を兼ね備えた樹脂素材が用いられています。
米国国防総省のMIL規格に準拠しており、高い堅牢性を誇ります。
片手だけで持っても、ボディのよじれ等はほとんど感じないため、安心して使えると思います。
カバーを開けるときの取っ手に「THINKBOOK」というロゴが刻み込まれているほか、
底面部の滑り止めの部分にもロゴが刻まれています。
カバーを開けるときに指をひっかけやすいですが、カバーを片手で開けきることはできませんでした。
パネルは180度近く傾けることが可能。
5)ディスプレイ
本モデルには縦横比16:10の16インチパネルを搭載。
最大解像度1920×1200ドットのパネルを採用。 せっかくの16インチパネルなので、より高精細のオプションがあってもいいのですが残念ながら設定はありません。
IPSパネルを採用。
パネル表示は綺麗です。
色域が45%NTSC/100%sRGBのパネルを選択可能。
レビュー機は、100%sRGBのパネルを搭載。 より忠実に色を再現できる方が良ければ、色域の広い100%sRGBのパネルがオススメ。
色域の狭いパネルは暖色系が黄色っぽく表現されます(上の画像の左:色域狭めのパネルを搭載した14インチPC/右:レビュー機(16インチ/ sRGB100%))。
レビュー機は、色描写が綺麗。
大きなパネル搭載のため、映像を楽しめました。
輝度は300nit。室内で使っているときに暗く感じることはありませんでした。
視野角は広め。
非光沢パネルを採用しているため、照明などの映り込みはほとんど気にならなかったですね
6)キーボード/タッチパッド
キーボードについて見ていきましょう。
テンキーを搭載。テンキーはちょっと小さめです。
Enterキー、BackSpaceキーなどの一部のキーが左のキーと隣接しているキー配列を採用。BackSpaceキーが小さめなのでちょっと押し間違いが発生しやすいかも。
Enterキーも少し小さめですが、 個人的にはそれほど使いづらさは感じませんでした。 使った限りでは、右隣にあるテンキーを誤って押してしまうこともほとんどなかったです。
キーストローク(キーを押し込む深さ)は浅め。 強くキーを押すとちょっとボディがたわみますが、僕はあまり強く押さない方なので、打ちづらさは感じなかったです。打鍵感は柔らかめですが、ちょっと反発があり、押し心地は好きかも。 打鍵音は標準レベル。「大きすぎてうるさい」という感じはしませんでした。
キーピッチ(キー間の距離)はあまり窮屈感はなく、タイピングしやすいですね。コスパ重視モデルですが、タイピングしやすいキーボードだという印象を受けました。
矢印キーは上下キーが大きめで押しやすいですね。
リフトアップヒンジは採用しておらず、キーボードに傾きは出ないタイプです。
バックライトを搭載。
Fnキー+スペースキーを押すことで、弱-強-Auto-オフの切り替えが可能です。
タッチパッドはクリックボタンが一体になったタイプを採用。
表面はすべすべしており反応は良好です。
クリック部分は、ちょっと押し込み幅が深めですが、 そんなに強く押さなくても反応してくれます。 クリックしても上手く反応してくれなくてストレスを感じるシーンはほとんどありませんでした。 クリック音は大きめ。上位モデルだともっと静かなので、このあたり、コスパ重視モデルっぽい仕上がり、という感じがしますね
7)端子類/カメラ/認証/バッテリ駆動時間/サウンド
左側面部。USB Type-C、Type-A、HDMI、Type-C、ヘッドホン・マイクコンボ端子を配置。
右側面部。SDカードリーダー、Type-A、LAN端子を配置。
本モデルはUSB Type-Aを2個、Type-Cを2個の合計4個のUSB端子を搭載。カードリーダー、LAN端子もあり、端子類は充実しています。
2つあるType-C端子はWebサイトのスペック表では「Video Out対応」と記載されていますが、レビュー機は映像出力と受給電に対応。
モバイルバッテリから充電することができます。
対応する27インチモニタに接続すると、
外部出力と充電を同時に実行できたので非常に便利です。
また僕の持っているスマホに接続したところ、スマホに給電することもできました。
HDMI/Type-C×2端子経由でモニタに接続してみましたが、
4画面同時出力することが可能です。
HD720p/FHD1080pのWebカメラを選択可能。
レビュー機にはFHDカメラを搭載。
画質は標準レベルかな。
カメラシャッターを搭載。
マイクミュート機能(F4キーでオン/オフ)も搭載されています。
電源ボタンに指紋認証を搭載。
IR付きカメラを選択すれば、顔認証も利用可能です。
バッテリ容量は45Wh/71Whを選択可能。71Whを選択すれば駆動時間は延びますが、ボディが重くなります。
レビュー機は71Wh搭載。
実際にバッテリ駆動時間を計測したところ、 条件1の何もしない状態で約12.5時間、条件2の動画再生した状態で約8.3時間バッテリが駆動する計算です。
ステレオスピーカーを底面部の左右に配置。
音楽を聴いてみましたが、ナチュラルなサウンド。 カシャカシャした感じやこもった感じは少なめですごく聞きやすいですね。コスパ重視のノートPCとしては個人的には満足度が高かったです
8)同梱物
ACアダプタと電源ケーブル。
ACアダプタは65W型。
コンパクトなつくりになっています。
電源ケーブルは太め。
接続端子にはUSB Type-Cを採用。
左側面部に2つあるUSB Type-C端子のいずれに接続しても充電できます。
ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は299g。
本体を合わせた重量は2.186kg。
ThinkBook 16 Gen 7(AMD)のまとめ
以上、ThinkBook 16 Gen 7(AMD)について見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。

・16インチパネル搭載
・AMD Ryzenプロセッサ搭載
・高いコスパを実現
・豊富な端子類を搭載


16インチパネルを搭載したビジネスノートPC。AMD Ryzenプロセッサを搭載しており、高いコスパを実現。端子類も豊富でキーボードもある程度使いやすく、コスパ重視PCとしては全体的なつくりはいいという印象を受けましたね。

大きめのパネルを搭載したモデルで、価格を重視しつつ、使い勝手も大事と考えている人にオススメしたいですね。
*レノボWebサイトの製品ページを確認する
ThinkBook 16 Gen 7(AMD)詳細情報

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