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Precision 15 5000(5530)の詳細なレビューを示します。Precision 15 5000(5530)の購入を検討されている方に役立つ情報が満載!
Precision 15 5000(5530)の詳細なレビューを示します。Precision 15 5000(5530)の購入を検討されている方に役立つ情報が満載!
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![]() Precision 15 5000(5530)は、DELLのワークステーションシリーズPrecisionノートに属する15インチ液晶搭載ノートPC(Precisionノートの一覧はこちら)。 【レビュー目次】
![]() 1)スリムなボディ
![]() Precision 15 5000(5530)は、高性能ワークステーションノートPCとしてはすごくスリムなボディを採用。 ![]() 高さは、最も厚いところで16.82mm、最も薄いところでは11.1mmしかありません。一般的なノートPCと比べてもスリムです。 ちなみにPrecision 15 5000(5530)は業界最小・最薄・最軽量の15インチモバイルワークステーションです(2018年4月時点)。 前面部が低く、背面部が高くなるデザインなのでシャープな印象を与えます。 ![]() 液晶を開いたところ。 ![]() これだけスリムだとすごくボディをつかみやすいですね。 ![]() こうして液晶を開いて横から見ると薄さが際立ちます。一見しただけでは、これがワークステーションPCだとはわからないかも。 ![]() 液晶の外枠(ベゼル)の幅が狭いデザインを採用しているため、ボディもコンパクトです。15インチディスプレイを14インチのシャーシに収めたイメージです。 またベゼルが薄いことにより、画面を見ているときに外枠の存在が気になりにくく、画面への没入度を高めることができます。 ![]() 液晶パネルとフレームが一体となったデザインを採用しており、見た目が非常に美しくなっています。 ![]() B5サイズのノートと比べるとこんな感じ。 ![]() レビュー機の重量は約1.9kg。 ![]() 高性能な15インチノートPCの場合、軽く2kgをオーバーしてしまうので、それと比べれば軽めです。なので外に持ち出してクリエイティブワークをしたり、他の人と相談しながら作業するということも可能です。 ![]() 脇に抱えて持ってみたところ。 ![]() スリムボディなので、さっと脇に抱えて持ち歩けます。 ![]() コンパクトでスリムなボディなので鞄からの出し入れもしやすいです。スムーズに取り出すことができます。 高性能なのにこれだけスリム/コンパクトで軽いのはすごいと思います。 2)高い質感を実現したボディ
![]() Precision 15 5000(5530)はボディにアルミ素材を用いており高い質感を実現しています。 ![]() ワークステーションというと、どうしてもデザインよりも性能重視になりがちですが、Precision 15 5000(5530)ではしっかりデザインにも、こだわっています。 ![]() アルミ素材なので、光が当たったときの反射がすごく綺麗。 ![]() 高級感を醸し出しています。手触りもざらざらしていて、汚れや指紋がつきにくくなっています。 ![]() カラーリングはプラチナシルバーとつや消しブラシ加工オニックスブラックを用意。 シルバーはシンプルで洗練された印象、ブラックは精悍な印象です。 ![]() ブラックモデルはつや消し加工が施されており、反射が抑えめ。なおかつ縞模様が入っているので、質感的には単色のシルバーモデルよりも上の感じがします。 ![]() キーボードおよび周辺部はシルバーモデルもブラックモデルも同じつくりです。 ![]() キーボード周辺部は、軽さと堅牢性を兼ね備えたカーボンファイバを採用。カーボンファイバ特有の格子模様が見えますね。 ちょっとやわらかいので手の平を置いておいたときに心地いいです。冷たい感じがしません。また汚れがつきにくいです。 ![]() カーボンファイバを採用することにより、Precision 15 5000(5530)は軽さを実現しつつも、高い堅牢性を確保しています。片手だけで持っても、ボディがたわんだりすることはないので、持っていて安心感があります。 ![]() ボディの側面部および背面部は、アルミに挟み込まれたデザインになっており、アルミの反射がすごく綺麗です。 ![]() 底面部も天板部と同じカラーを採用しています。 3)高い基本性能を発揮できる
Precision 15 5000(5530)の主なスペックは次のとおりです。
この薄さなのに、Precision 15 5000(5530)ではCPUに第8世代Core i5/i7/i9プロセッサに加えXeonプロセッサ搭載モデルも選択可能。 メモリは8/16/32GB搭載モデルを選択できます。 ストレージはHDDに加えて、高速アクセス可能なSSD搭載モデルも選択可能。性能重視であればSSDがオススメです。 グラフィックには、3DCG/CAD及びデジタルコンテンツ作成などのプロフェッショナルワークを快適に行えるよう最適化されたグラフィックスボードシリーズであるNVIDIA QuadroシリーズのP1000/P2000搭載モデルを選択可能。 ボディはスリムなのに性能面で妥協していないのがわかると思います。 Precision 15 5000(5530)のパフォーマンスをチェックしてみました。レビュー機のスペックは次のとおり。 【プラチナモデル】 CPU:インテル Core i9-8950HK, 6 コア 12スレッド 2.90GHz, 4.80GHz ターボ, 12MB 45W メモリ:16GB ストレージ:M.2 256GB NVMe PCIe Class 40 SSD グラフィックス:Nvidia Quadro P2000 4GB GDDDR5 付き ![]() CPUにはインテル Core i9-8950HKを搭載。6コア、12スレッドの構成となっており、高いマルチタスク性能を有します。 ![]() SSDはM.2 256GB NVMe PCIe Class 40 SSD。レビュー機は、サムスン製のSSDを搭載しています。 ![]() CINEBENCHベンチマークのスコアでCPUの性能をチェックしてみました。 CPU:1153cb→さすがはインテルのハイエンドプロセッサCore i9を搭載しているだけあって1000点以上という高いスコアを記録しています。 ![]() CrystalDiskMarkでストレージの性能をチェック。 高速アクセス可能なNVMe PCIe SSDを搭載しているだけあって爆速です。 Precision 15 5000(5530)はビジネス向けノートPCですが、描画処理能力をテストするため、ゲームのベンチマークソフトを実行してみました。 ![]() 負荷が軽めのゲーム「ドラゴンクエストX」のベンチマークソフトのスコア。 「最高品質」「1920×1080」でスコアは「12588」、評価は「すごく快適」。 ![]() 負荷が中程度のゲーム「ファイナルファンタジー14 紅蓮のリベレータ」のベンチマークソフトのスコア。 「最高品質」「1920×1080」でスコアは「6070」、評価は「とても快適」 ![]() Precision 15 5000(5530)には、「Precision Optimizer」というソフトが標準で同梱されています。 マシンの状態を確認したり、最適化を行ったりすることが可能です。 ![]() 負荷のかかるワークステーションPCだけに排熱にも配慮しています。 底面部に通気孔が用意されていますが、この左右にそれぞれファンが配置されています。 ![]() 熱せられた空気は、液晶と本体の間にある排気口から排出される仕組みになっています。 起動時間(電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまで)を3回計測した結果は次のとおり。 1回目:27:21 2回目:28:08 3回目:27:36 それほど待たされる感じはしません。 4)各パーツをチェック
![]() 液晶は15.6インチパネルを搭載。解像度が1920×1080ドットのパネルと4K(3840×2160ドット)のパネルを選べます(レビュー機は4Kパネルを採用しています)。 いずれのパネルも表示の綺麗さで定評のあるIGZO 4パネルを搭載しています。 ![]() すごく色が鮮やか。しっとりと落ち着いた色調です。さすがは4Kパネル。圧倒的な精細感です。表現がすごく瑞々しくて、動画も堪能できます。スポーツを見たときも臨場感があります。 ![]() 視野角も広く、斜め方向からでもはっきりと表示を確認できます。 ![]() なお液晶上部のベゼルが狭いため、Webカメラは液晶の下部に配置されています。 ![]() キーボード。テンキーは搭載していません。 ![]() 個々のキーが独立したセパレートタイプを採用。 ![]() ![]() Enterキー、BackSpaceキーがちょっと小さめなので、慣れるまでは打ちづらいかもしれません。 ![]() キーストロークは浅め。 ![]() 個人的にはもうちょっと深いほうが打鍵感がしっかりして好きなんですが、Precision 15 5000(5530)はスリムなPCなので、このあたりは割り切りが必要かも。 ![]() キーピッチは約19mm。デスクトップのキーボード並みのキーピッチを確保しています。 ![]() したがってキー操作しているときに窮屈な感じはしません。 ![]() バックライトが装備されているため、暗い環境でも快適にキータイピングできます。2段階の明るさ調整が可能です。 ![]() キーボードの右上に電源ボタン。 ![]() 電源をオンにするとボタンが点灯します。 ![]() タッチパッドはクリックボタンが一体となったタイプを採用。 テンキーがないため、タッチパッドが中央に配置されており、使いやすいですね。 ![]() 表面はつるつしており滑りがいいです。反応は良好。 クリックボタンの押し込み幅もちょうどよく使い勝手がいいです。ストレスなく作業できます。 ![]() 左側面部。 ![]() 写真左から順に、電源アダプタポート、USB 3.1 Gen1ポート、HDMI 2.0、Thunderbolt 3、ヘッドフォン/ マイク・コンボ・ジャックが配置されています。 非常に高速にデータを転送できるThunderbolt 3端子が搭載されているので、大容量データを扱う人にとっては利便性が高いと思います。 ![]() 電源ケーブルを接続したところ。 ![]() 右側面部。 ![]() 写真左から順にSDメモリ・カードリーダー、USB 3.1 Gen1ポート、バッテリステータスボタン、セキュリティロックが配置されています。 ![]() バッテリステータスボタンを押すと、バッテリの残量をランプで確認できます。満タンだと5つのランプが点灯し、バッテリ残量が減るごとに点灯するランプの数が減ります。PC本体の電源をオフにした状態でも、バッテリ残量の確認は可能です。 ![]() 前面部にステータスランプを配置。充電時に点灯します。 ![]() 底面部。通気孔が配置されています。 継ぎ目がなく、簡単には筐体内部にはアクセスできない構造になっています。バッテリは内蔵されています。 ![]() 中央の「Precision 5530」と書かれたプレートは、指で引っかけて開くことができます。 ![]() 開くと、保守に関する問い合わせ時に必要となるサービスタグなどの情報を確認できます。 ![]() 前面部の下の左右にスピーカーが配置されています。 ![]() この位置にスピーカーがあると、音が床に反射する形になり、広がりが出てきます。 音楽を聴いてみましたが、ちょっとこもった感じです。でも、スリムなビジネスノートであることを考えれば 十分なレベルの音質を確保していると思います。 ![]() 同梱されている MaxxProソフトでサウンドを自分好みにチューニングできます。 5)同梱物をチェック
![]() Precision 15 5000(5530)の同梱物をチェックしてみましょう。 ACアダプタは縦長の形状をしています。ワークステーションタイプのノートPCとしては、それほど大きくないですね。 ![]() ほどほどの厚みがあり、角が丸くなっています。 ![]() ケーブル止めが用意されているため、携帯するときはケーブルをACアダプタに巻きつけておくことができます。 ![]() 重量は423g。 まとめ
![]() 以上、Precision 15 5000(5530)について詳しくレビューしました。特徴をまとめると次のとおり。 【Precision 15 5000(5530)の特徴】 ・洗練されたデザインのボディ ・インテルCore i5/i7/i9/Xeonプロセッサ/NVIDIA Quadroグラフィックを搭載した高性能ワークステーション ・最薄部11.1mm、最小重量1.78kgという圧倒的な軽さ/薄さを実現 ・3840 x 2160/1920 x 1080ドットの2種類の解像度を持つパネルを選択可能。 ・液晶表示が綺麗 ・Thunderbolt 3を搭載 ワークステーションPCとしては、非常に薄くて軽いので、外に持ち出して、外出先でクリエイティブワークをしたい、他の人と共同で作業をしたい、という人にお勧めです。 デザイン面もかなりスタイリッシュなので、いかにも高性能マシンというデザインのPCではなく、スマートなデザインのワークステーションを使いたい、というクリエイターにも受け入れられやすいと思います。 *詳しくは、Precision 15 5000 (5530) 詳細情報 ![]() *記載された情報は記事記載時点のものです。実際の製品とは異なる可能性があるので、メーカー公式サイトの製品ページを必ずご確認頂くようお願い致します。
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