DELLパソコンの購入に役立つ情報を提供するサイトです。
Inspiron 16 AMD(5635)について詳しく解説します。
Inspiron 16 AMD(5635)について詳しく解説します。
HOME > DELLノート製品情報 > Inspiron 16 AMD(5635)実機レビュー |
|
![]() |
![]() Inspiron 16 AMD(5635)は16インチ液晶を搭載したノートPCです。AMD Ryzen 7000シリーズのプロセッサを搭載しています(AMD Ryzen 5000シリーズ搭載のInspiron 16 AMD(5625)の後継モデルだと思われます)。
![]()
本モデルは、InspironノートPCのミドルクラスであるInspiron 5000シリーズに位置づけられており、性能と価格のバランスの取れた構成に仕上がっています。
![]() Inspiron 5000シリーズは、他のシリーズと比べて
性能と価格のバランスが良く、デザインの仕上がりもいいので
Dellの中で非常に人気があります
【2023年に登場したInspiron 5000シリーズ】
2023年に登場したInspiron 5000シリーズは5機種ですが、そのうち本モデルは最も大きな16インチパネル採用のAMD Ryzen 7000シリーズプロセッサ搭載モデルです。
![]()
Inspiron 16 AMD(5635)の主な特徴は次のとおり。
・AMD Ryzen 7000シリーズプロセッサを搭載 ・16インチ液晶搭載 ・縦横比16:10の縦長パネルを採用 ・上質なデザイン ここではInspiron 16 AMD(5635)の特徴・スペック・使い勝手等について詳しく解説します。 (*DELLパソコンの4桁の型番(本モデルの場合「5635」)を確認する方法はこちら) ![]() DELL Webサイトの製品ページを確認する → Inspiron 16 AMD(5635)詳細情報 ![]() 【Inspiron 16 Intel(5630)レビュー】
Inspiron 16 AMD(5635)の姉妹モデルで第13世代インテルCoreプロセッサを搭載しているInspiron 16 Intel(5630)について解説しています。詳細についてはInspiron 16 Intel(5630)レビューを参照してください。
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 【参考】Inspiron 16 AMD(5635)動画
Inspiron 16 AMD(5635)に関する動画をYouTubeにアップしています。
![]() ![]() 【目次】
1)縦横比16:10の16インチパネルを搭載
2)スペックをチェック(AMD Ryzen 7000シリーズプロセッサを搭載) 3)パッケージをチェック 4)パフォーマンスをチェック 5)上質なデザイン 6)特徴/使い勝手をチェック (リフトヒンジ採用 / 搭載している端子類 / 映像出力 / 起動時間 / 指紋認証 / カメラシャッター機能搭載 / バッテリ駆動時間 / サウンド / 「MyDell」アプリ同梱 / ファンの音 / ファンクションキーのロック/ロック解除の切り替えが可能) 7)各パーツをチェック (ディスプレイ / キーボード / 左側面部 / 右側面部 / 前面部 / 背面部 / 底面部) 8)同梱物をチェック 9)まとめ *ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
【レビュー機のスペック】 AMD Ryzen 5 7530Uプロセッサ/16GBメモリ/512GB SSD /CPU内蔵グラフィックス ![]() ![]() 1)縦横比16:10の16インチパネルを搭載
![]() Inspiron 16 AMD(5635)は16インチという大きめの液晶を搭載。
![]() 縦横比16:10の14インチパネルを搭載したInspiron 14 AMD(5425)を並べてみました。上の画像の右がレビュー機です。やぱり16インチは大きいですね。
![]()
先代モデルと同じ縦横比16:10のパネルを採用しており、従来からある16:9のパネルと比べて、縦方向に広く表示することができます。
![]() 縦横比16:9のパネルを搭載した15インチノートInspiron 15 5510を並べてみました。上の画像の右が本モデルです。
![]() 本モデルの方が縦に広く表示可能。2段目の動画の説明まで表示されています。Webサイトや表計算ソフトを利用する際、スクロールの回数を減らせると思います
![]() ベゼル(パネル外枠)が狭いデザインを採用しているため、
![]() 16インチノートとしてはコンパクトな方だと思います。
![]() B5サイズのノートと比較。
![]() ボディは最厚部で18.3mm。このクラスのノートPCとしてはスリムなボディに仕上がっていると思います。
![]() 掴みやすいので
![]() 持ちあげるのもそんなに苦になりません。
![]() さっと掴んで移動させることが可能。
![]() 重量は実測値で1.831kg。
![]() 持ってみるとちょっとずしっとしますが、スリムで掴みやすいせいか「すごく重い」という印象は受けないですね。
![]() 室内を移動するぐらいであれば、それほど苦にならないかも。
![]() 通常は据え置きタイプとして使用し、必要に応じて、ちょっと移動させるぐらいの使い方であれば、大きな負担にはならないと思います。
![]() ただしノートPCなので頑張れば外に持ち出すことは可能。ビジネスバッグや
![]() ディパックからもスムーズに出し入れできます。
![]() なおボディの堅牢性は結構あります。片手だけで持ってもボディのよじれなどを感じることはありません。
![]() ![]() ![]() 2)スペックをチェック(AMD Ryzen 7000シリーズプロセッサを搭載)
Inspiron 16 AMD(5635)の主なスペックをチェックしてみましょう。AMD Ryzen 5000シリーズプロセッサ搭載の先代モデルInspiron 16 AMD(5625)および2023年1月に登場した第13世代インテルCoreプロセッサ搭載のNew Inspiron 16 Intel(5630)と比較してみました。
![]() *Inspiron 16 Intel(5630)とInspiron 16 AMD(5635)の比較に関する動画をYouTubeにアップしています。
![]()
![]() 【CPU】
CPUにAMD Ryzen 7000シリーズプロッサ(Ryzen 5 7530U/Ryzen 7 7730Uプロセッサ)を搭載したモデルが用意されています。各プロセッサの主な詳細は次のとおりです(AMD Ryzen 5000シリーズの従来からあるRyzen 5-5625U/Ryzen 7-5825Uと比較しています)。
この表で示した項目について、Ryzen 7 7730UのスペックはRyzen 7 5825Uと同じですね。
【メモリ】
メモリは8GB/16GB搭載モデルを用意。
先代モデルではオンボードメモリではなかったのですが、本モデルではオンボードメモリを採用しているため、購入後に増設/換装することはできなくなりました。
【ストレージ】
ストレージは256GB/512GB/1TB SSD搭載モデルを選択可能。SSDには、SATA接続タイプよりも高速なM.2 PCIe NVMeタイプを採用。なので起動やアプリケーションの立ち上げ時にストレスを感じるシーンは少ないと思います。
【グラフィックス】
グラフィックスは、CPU内蔵タイプのAMD Radeonグラフィックスのみを使用可能。高い描画処理能力を発揮できるディスクリートタイプのグラフィックス搭載モデルは用意されていません。
なので、高い描画処理能力が必要な作業、例えば動画/画像の編集、ゲームなどを快適にこなしたい人向けのマシンではありません。
【スペックまとめ】
スペックについては、スタンダードノートPCとしては十分なレベルだと個人的には思います。
![]() 3)パッケージ別のスペック
パッケージ別のスペックは次のとおり。
(*価格は2023年11月28日時点。ぼくが確認した限りでは、これまでの最安値モデルが用意されているので超お得です。販売ページに「クリアランス [売り切れ次第終了]」という記載があるので、検討している方はお急ぎください。税込・配送料込の価格です)
現在、4つのパッケージが用意されています。スペックが異なるのはCPU/メモリ容量/SSD容量の3つ。
価格重視であれば1のAMD Ryzen 5+8GBメモリ搭載モデルがおすすめ。ただし、メモリが8GBだと処理にもたつくケースがあり、ストレージ容量も256GBだと大容量データを保存したらすぐに空き容量が少なくなる可能性があります。
コスパ重視なら2のCore i5プロセッサに16GBメモリ/512GB SSDを搭載したパッケージがいいと思います。ぼくのオススメもこのパッケージ。1よりも価格は高めですが、この価格差でメモリ/ストレージ容量が倍になるので使い勝手は格段に良くなると思います。
性能を求めるのならCore i7搭載モデルがおすすめ。512GB SSDを搭載したモデルと1TB SSDを搭載してモデルを選べます。
![]() DELL Webサイトの製品ページを確認する → Inspiron 16 AMD(5635)詳細情報 ![]() ![]() ![]() ![]() 4)パフォーマンスをチェック
Inspiron 16 AMD(5635)のパフォーマンスをチェックしてみました。パフォーマンスチェックの対象機のスペックは次のとおり。
【レビュー機のスペック】
AMD Ryzen 5 7530Uプロセッサ/16GBメモリ/512GB SSD /CPU内蔵グラフィックス CINEBENCHでCPUのスコアを計測
![]()
AMD Ryzen 5000シリーズのRyzen5 5625Uよりも高いスコアを記録しています。
負荷が軽めのゲーム「ドラゴンクエストX」のベンチマークソフトを実行してみました。最高画質で「すごく快適」に動作します。
負荷が中程度のゲーム「ファイナルファンタジー14 漆黒の反逆者」のベンチマークソフトの結果は上の表のとおり。高品質で「快適」、最高品質で「やや快適」という結果。
重い負荷がかかる「ファイナルファンタジー15 」のベンチマークソフトの結果は上の表のとおり。やはりCPU内蔵グラフィックスで、このクラスのゲームを快適に楽しむのは難しいですね。
この結果から、重い負荷がかかった場合、快適動作は難しいですが、負荷がそれほど重くないタスクであれば、ある程度快適に処理できる、ということがわかります
実際にWeb閲覧/動画再生など、負荷が軽めのタスクを実行している際、ストレスを感じシーンはほとんどありませんでした。
![]() ![]() ![]() 5)質感の高いデザイン
![]() カラーリングはプラチナシルバーのみ。
![]() 光の反射がとても綺麗。
![]() 上質な感じに仕上がっています。ボディを見たとき、コストパフォーマンス重視のノートPCだとは思えないぐらいの仕上がりの良さです。
![]() 表面を触るとさらさらしていて触り心地がいいです。指紋や汚れは目立たないですね。
![]() キーボードはグレー、周囲はシルバーを採用。
![]() 落ち着いた雰囲気です。
![]() 底面部もシルバー。
![]() 背面部は、先代モデルが樹脂を押し当てたようなデザインだったのと比べると本モデルは、すっきりとしたデザインになっています(上の画像の上側が本モデル)。
![]() 天板部のロゴについては、
先代モデルはシルバー部分について彫り込みがあり、鏡面仕上げで反射しますが、(上の画像は先代モデルのロゴ)
![]() 本モデルは平面的で反射しません。 ![]() ![]() ![]() 6)特徴/使い勝手をチェック
Inspiron 16 AMD(5635)の特徴をチェックします。
![]() ■リフトヒンジ採用
![]() 本モデルではリフトアップヒンジを採用。
![]() 背面部が接地する形になり、机と底面部の間にスペースができるため、エアフローが改善されるほか、
![]() キーボードが傾斜する形になり、少しタイピングしやすくなります。
![]() 背面部には突起が設けられており、
![]() 接地したときにキズがつきにくいよう配慮されています。
![]() 背面部からは排熱できない仕様のため、キーボードの奥に通気孔が配置されており、ここから排熱される仕組みになっています。
![]() ■搭載している端子類
搭載している端子類は、
・HDMI1.4×1 ・USB 3.2 Gen 2 Type-C(DisplayPort/PowerDelivery対応)×1 ・USB 3.2 Gen 1 Type-A×2 ・ユニバーサル・オーディオ・ジャック×1 ・SDカードリーダー です。
有線LAN端子は用意されていないので、有線でネットに接続する場合には注意が必要です。
Inspiron 16 AMD(5635)に搭載されているUSB端子は次のとおり。
![]()
従来から使われているUSB Type-A端子×2と、より小さくて前後の向きのないType-C端子を搭載。合計3つのUSB端子を利用することができます。左右の側面部に端子が配置されているため、使い勝手はいいと思います。
![]()
Inspiron 16 AMD(5635)に搭載されているUSB Type-C端子で使える機能は上の表のとおり。Alit Mode DisplayPortとPowerDeliveryに対応しているため、USB TypeC端子を使って、外部映像出力および受給電が可能です。Thunderboltには非対応。
![]() USB Type-C端子に、対応するモバイルバッテリを接続したところ充電できました。
![]() ■外部映像出力
Inspiron 16 AMD(5635)に搭載されている映像出力端子は次のとおり。
![]()
外部映像出力端子を使って、外部モニタに接続することにより、大きな画面にデータを表示できるようになるため、作業効率をアップできます。
![]() HDMI端子とUSB Type-C端子の両方の端子から同時にモニタに接続して
![]()
3画面出力することができました。
![]() なおHDMIでサポートされる最大解像度は1,920 x 1,080 (60Hz)。今回はHDMI端子経由で4Kテレビに接続しましたが、4Kの解像度では出力できず、FHD1920×1080ドットで出力されました。
![]() またUSB Type-C端子はPower Deliverにも対応しているので、要件を満たすモニタにUSB Type-Cケーブル経由で接続すれば、外部出力と同時にInspiron 16 AMD(5635)を充電することが可能。
![]() 今回はケーブル1本で外部出力と充電を行うことができました。
![]() ■起動時間
起動時間(電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまで)を計測してみました。
1回目→21.21秒 / 2回目→21.96秒 / 3回目→21.37秒
約22秒で起動します。すごく高速ではありませんが、そんなに待たされる感じはないですね。
(*起動時間は、構成や状況等によって異なる可能性がありますので、あくまで参考程度にしてください)
![]() ■指紋認証
![]() 指紋認証センサーを標準で搭載しています。指紋認証センサーを使うと、キーボードを使わず認証できるため、安全性を高めつつ、手間無く使い始めることができます。
![]() キーボード右上にある電源ボタンに指紋認証センサーが配置されています。
顔認証機能は用意されていません。
![]() ■カメラシャッター機能搭載
![]() Webカメラが液晶上部に配置されていますが、プライバシーシャッター機能を搭載しています。
![]() シャッターをスライドさせてカメラレンズを覆うことで、プライバシーを保護できます。
![]()
すぐにシャッターで覆うことができるので、家でオンライン会議に参加しているとき、誰かが訪問してきて対応する必要がある場合など、手軽に画像/映像をオフにすることができます。
![]() 1080pのFHDカメラを採用。上の画像は、本モデルのカメラで撮影した写真です。
![]() ■バッテリ駆動時間
DELL Webサイトの製品ページにバッテリ駆動時間の記載がなかったので、バッテリ駆動時間を実際に計測してみました。4-セル 54WHrのバッテリを内蔵。
[設定] ディスプレイ輝度:80/電源モード:バランスに設定した状態 条件1)基本的に何もしない 条件2)YouTubeの動画を標準サイズで再生しつつ、Web閲覧/テキスト入力などの操作を行う
*推定バッテリ駆動時間は3時間経過したときのバッテリ使用量をベースに単純計算で算出
*バッテリ駆動時間は、構成/使用状況等によって大きく異なると思うので、あくまで参考程度にしてください。
条件1の何もしない状態で約15時間、条件2の動画再生した状態で
約10時間バッテリが駆動する計算です。結構バッテリの持ちはいいですね。
![]() ■サウンド
![]() テンキーがないおかげでキーボードの左右にスピーカーを配置。
![]() 天井に向かって音を出すアップファイアリングスピーカーを採用。手で遮られることがなく音が直接耳に届きます。
![]() 先代モデルよりもスピーカー穴の幅が広くなっています(上の画像の右が本モデル)。
実際に音楽を聴いてみましたが、ナチュラルなサウンド。シャカシャカした感じはなく、クリアな音質です。ライブ映像を見ましたが、臨場感が伝わってきました。
![]() ■「MyDell」アプリ同梱
![]() MyDellアプリを同梱。
![]() 「アプリケーション」「オーディオ」「色と表示」「電源」の4つの設定を行えます。
![]() 「アプリケーション」ではプリインストールアプリを起動可能。
![]() 「オーディオ」ではサウンドの音質をカスタマイズしたり、
![]() 音声音質を設定したりできます。バックグラウンドノイズを除去することが可能
![]() 「色と表示」では、カラープロファイルを選択可能。
![]() 「ComfortView」を選択すると、目に有害なブルーライトの発生を低減できます。
![]() ComfortViewをオフにした状態。
![]() ComfortViewをオンにした状態。全体が少し緑がかった状態になります。したがって、色を忠実に再現したい場合はオフにした方がいいと思います。
![]() 「電源」では、バッテリの状態を確認したり、「充電モード」を選択できます。
![]() 「ExpressCharge」で急速充電が可能です。
![]() 「温度管理」では4つのモードの中から選択して、
PCの温度とファンの設定をカスタマイズできます。
![]() ■ファンの音
ファンの音ですが、高い負荷がかかると風切り音が大きくなります。また、高い負荷をかけた後、その負荷がなくなっても、しばらくファンの回転音がして、少し耳障りに感じることがあります。使用した限りでは、個人的にはそんなにうるさいとは感じませんでしたが、静かな環境だったり、音に敏感な人は気になるかもしれません。
(*あくまで使用した範囲における個人的感想です。音は、マシン構成、環境、使用状況等によって大きく異なることがあるのであくまで参考程度にしてください。マシンの個体差がある場合もあります)
![]() 前述したMydellアプリの「温度管理」に「静音」モードが用意されているので、音が気になる場合は、このモードを利用するのもありだと思います。
![]() ■ファンクションキーのロック/ロック解除の切り替えが可能
![]() キーボードの一番上の列にファンクションキーが配置されています。デフォルトでは、キーに記載されているイラストの機能を利用することができます。
ファンクションキーには別の機能も割り当てられています(F7キーを押すと全角カナに変換、F10キーを押すと半角英数に変換など)が、デフォルトではこれらの機能を利用できず、ファンクションキーのロックを解除する必要があります。
![]() これまで、ロックの解除はBIOSでしかできないモデルもあったのですが、 Inspiron 16 AMD(5635)ではFnキーとescキーを同時に押すことで、簡単にファンクションキーのロック/ロック解除を切り替えることができます。
![]() ![]() ![]() 7)各パーツをチェック
Inspiron 16 AMD(5635)の各パーツをチェックします。
![]() ■ディスプレイ
ディスプレイの主なスペックは上のとおり。
![]() ディスプレイには16.0インチパネルを搭載。
![]() 前述したとおり16:10のパネルを採用。最大解像度はフルHD対応の1920×1200ドットです。
![]() Webサイトを見ていても
![]() 文字は読みやすいです。
![]() 複数のウィンドウを並べて表示することが可能。
![]() パネル表示は結構綺麗。
![]() ![]() ただし、表現できる色域は少し狭い印象を受けます。
![]() 表示の綺麗なIPSパネルを搭載した27インチモニタと見比べてみました。本モデルのほうが、ちょっと暖色系が黄色っぽく出てる感じがします。
![]() なので、忠実な色再現性が求められるクリエイティブワークに使うのは厳しいと思いますが、
![]() 普通にWebや動画を見ている分には
![]() 個人的にはそんなに気になりませんでした。
![]() 視野角は広め。斜め方向から見ても見え方に大きな変化は感じません。
![]() 非光沢パネルを採用しています。
非光沢パネルは、色の鮮やかさでは光沢パネルに劣りますが、映り込みが発生しにくく、長時間見続けたときの眼の疲れを軽減できます。
![]() 輝度は250ニット。標準的な明るさです。
非タッチパネルを搭載しているため、指で直感的に操作することはできません。
![]() ■キーボード
![]() 個々のキーが独立したセパレートタイプを採用。
![]() 16インチノートPCだとテンキーが搭載されることが多いのですが、本モデルでは搭載されていません。数字を入力する際にちょっと不便ですが、テンキーがないおかげで体の中心とパネルの中心を揃えることができ、使いやすさが向上します。
![]() 一番左の半角/全角キーやTabキーなどが大きめ。
![]() 一番右に配置されているBackspaceキーとEnterキーはすぐ左のキーと隣接している
![]() DELL独自のキーボード配置を採用。
![]() 個人的にはそれほど打ちづらくはありません。
![]() 矢印キーは逆T字レイアウトになっていません。上下ボタンが小さくてちょっと打ちづらいです。
![]() キートップはほどよく滑ります。
![]() キーストローク(キーを押し込む深さ)は浅めですが、最近のスリムノートPCとしては標準的な深さだと思います。強く押すとちょっとたわみますが、そんなに気にならないかな。打鍵感は柔らかめ。個人的にはもう少し固めで反発がある方が好きですが、軽く押すだけで
反応してくれます。
![]() マニュアルによるとキーピッチ(キー間の距離)は19.05mm。
![]()
フルサイズのキーボードと同程度のキーピッチを確保しているため、窮屈さは感じないと思います。
![]() 標準でバックライトを装備しているため、暗い環境でも快適にキー操作可能。
![]() F5キーを押すことで、
![]() オン/オフ、2段階の明るさの設定が可能です。
![]() ■タッチパッド
![]() タッチパッドはクリックボタンとタッチパッドが一体となったタイプを採用。
![]() 非常に大きいです。
![]() 滑らかに指を移動できポインタをストレス無く動かせます。
![]() クリックボタン部分は少ししっかりめに押す印象です。
![]() パームレスト部分も広いですね。
![]() キータイピング時に手のひらをパームレストに置いておきやすいので、長時間タイピングするときの疲れを軽減できると思います
![]() ■右側面部
![]() 上の画像の左から順に、SDカードリーダー、USB 3.2 Gen 1、ヘッドホン/マイクロフォンコンボ端子が配置されています。
![]() 右側面部のすべての端子類にデバイス・ケーブルを接続したところ。SDカードは奥まで挿入してもこれだけはみ出るのでご注意ください。
![]() ■左側面部
![]() 左から順に、電源アダプタポート、電源およびバッテリステータスライト、HDMI 1.4、USB 3.2 Gen 1、USB 3.2 Gen 2 Type-C(DisplayPort/PowerDelivery対応)が配置されています。
![]() 左側面部のすべての端子類にケーブル・デバイスを接続するとこんな感じ。
![]() 左右の側面部のすべての端子類にケーブル・デバイスを接続。本体手前側にケーブル類が来ないので、タイピング時に邪魔に感じるシーンは少ないと思います。
![]() ■前面部
![]() 前面部に端子類はなし。
![]() カバーを開けるとき指を引っかけやすいですね。なおカバーはゆっくりとであれば片手だけで開けきることができます。
![]() ■背面部
![]() 背面部にも端子類はなし。
![]() ■底面部
![]() 底面部には通気孔が配置されています。
![]() 中央に「Inspiron」のロゴが印字されていますね。
![]() ![]() ![]() 8)同梱物をチェック
Inspiron 16 AMD(5635)の同梱物をチェックします。
![]() ACアダプタと電源ケーブル。
![]() ACアダプタは片手で握れるぐらいの大きさ。
![]() 立方体の形状をしています。ちょっと厚みがありますね。
![]() 65W型のACアダプタを採用。
![]() 結束ケーブルが付いているので、使わないときはケーブルを束ねておくことができます。専用端子で接続するタイプです。
![]() 左側面部の一番奥にある電源端子に接続して充電します。
![]() 電源ケーブル。引っかけたりしたときに破断しないよう丈夫なつくりになっています。
![]() ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は334g。
![]() 各パーツ詳細などを示したペーパーも同梱されています。
![]() ![]() ![]() まとめ
![]()
以上、Inspiron 16 AMD(5635)について見てきました。特徴をまとめると次のとおり。
・AMD Ryzen 7000シリーズプロセッサを搭載 ・16インチ液晶搭載 ・縦横比16:10の縦長パネルを採用 ・上質なデザイン コスパに優れたAMD Ryzenプロセッサを搭載。 内蔵グラフィックス搭載モデルなので、画像/動画編集をバリバリこなすのには向いていませんが、ネットや動画を見る、といった負荷が軽めのタスクを実行するのであれば十分なレベルのパフォーマンスを確保できると思います。
お手頃価格の大画面ノートPCを探しており、デザイン面で妥協したくない、一定のパフォーマンスを確保したい人にオススメです。
![]() ![]() DELL Webサイトの製品ページを確認する → Inspiron 16 AMD(5635)詳細情報 ![]() ![]() ![]() |