このページで説明しているXPS 8300の後継モデルとして「XPS 8500」が登場しました。インテル第3世代Core iプロセッサを搭載するなどスペックが異なりますので、新しいXPS 8500の詳細については「XPS 8500レビュー」を参照してください。(2012/6/23追記)



*******************************************************
XPS 8300は、DELLのハイエンドに位置づけられるハイパフォーマンスデスクトップ。CPUには、
Sandy Bridgeテクノロジーを採用したインテルの第2世代Core iプロセッサを搭載でき、前のモデルである
Studio XPS 8100に比べて最大で24%のパフォーマンス向上を実現します。
XPS 8300で選択できるCPUは、
Core i7-2600と
Core i5-2400の2種類。それぞれのスペックは次のとおりです。
CPU |
動作クロック |
コア数(HT時) |
L3キャッシュ |
Core i7-2600 |
3.4GHz |
4(8) |
8MB |
Core i5-2400 |
3.1GHz |
4(4) |
6MB |
Core i7-2600では、 ハイパースレッディングテクノロジー(HT)を使用することにより、物理的なコア数の倍の数のスレッドを同時に処理することができます。これに対しCore i5-2400にはHTがありません。またL3キャッシュもCore i7の方が大容量です。なので、処理速度を重視される方はCore i7-2600をお勧めします。

あとXPS 8300ではマルチメディア機能を重視しています。グラフィックには、ディスクリート(カード)タイプのグラフィックを搭載できます。ATI製、Radeon製の中から選択できるので、自分のニーズに合わせて選ぶとよいでしょう。どのグラフィックを搭載するかによって、接続端子が異なってきますので、自分が使用しているモニタにどの端子が搭載されているのかを確認しておく必要があります。

またXPS 8300では優れたサウンド機能を実装しています。THX TruStudio PC搭載7.1チャンネル対応サウンド機能を標準で装備しているため、高品質のサウンドを再生することができます。いろいろカスタマイズできるのも魅力です。
XPS 8300では、オプションでUSB3.0カードを装着できます。理論値では、USB 3.0の10倍の速度を実現するため、
より速い転送速度を求めている人は選択するとよいでしょう。

上部には、すこし凹みが設定されており、携帯電話や音楽プレーヤーなどを置いておくことができます。この部分にUSBとイヤホン端子が搭載されているので、そのまま接続することも可能です。
電源定格出力は大容量の460W。将来拡張の必要が出てきても安心です。
デザインは、前面パネルに光沢加工を採用。艶があり、すごく見映えがするのですが、ちょっと指紋や汚れが目立ちそう。。。
グラフィック、サウンド機能が充実しているので、エンターテイメントPCとして使用するのが楽しいかも。デザイン性に優れるので、リビングなんかに置いても映えそうです。でもサイズが大きめなので存在感がありすぎるかもしれませんね。
【XPS 8300レビュー】
Sandy Bridgeテクノロジーを採用したインテルの第2世代Core iプロセッサ搭載のハイパフォーマンスデスクトップXPS 8300の魅力に迫ります。詳しくは、「XPS 8300レビュー」をクリック!



