Vostro V13ノートの製品情報、特徴等を詳しく説明!
法人向けDELLパソコンの購入を検討されている方は是非ご参照ください。
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Vostro V13は、13.3インチ液晶を搭載したビジネス向けモバイルノート。2cmを切る薄さを実現したスリムノートであり、つや消しアルミボディを採用することで、スタイリッシュさも実現しています。これまでのDELLビジネスノートとは一線を画する出来映えです。見た目にこだわる人も、抵抗なく受け入れることができます。さらにコストパフォーマンスに優れているのも特徴。企業で大量に導入する場合に検討してみるのもありだと思います。
【目次】
・特徴
・1)DELL担当者が話してくれたVostro V13の特徴 ・2)デザイン/薄さ/重量をチェック! ・3)Vostro V13の各パーツをチェック! ・4)Vostro V13は買いか? ・5)実際に操作してみた感想 *ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの展示機です(記事執筆:2009年12月)。
まず、見た目の薄さとすっきりとしたデザインが特徴的です。これまでのDELLビジネスノートとは異質の出来映えとなっており、持っていて得られる満足感も高いと思います。
これだけ薄いと耐久性が不安になりますが、高品質なつや消しアルミニウムボディに 亜鉛強化されたヒンジを採用するなどして、耐久性にも十分配慮された設計になっており、ビジネスシーンでの使用にも最適です。 CPUには、インテルの超低電圧版(CULV)プロセッサを搭載。 標準版に比べると性能は劣りますが、ミニノートに搭載されているAtomよりは性能が上です。 またCULVプロセッサは、消費電力が少ないため、 バッテリ駆動時間を長くすることができます。 このVostro V13では、約4時間30分の駆動時間を確保しています。 メモリは2GB固定。できれば、4GBまで拡張できるとよかったのですが、ビジネスシーンでの使用を想定すれば、特に不満に感じるケースは少ないでしょう。 搭載されている端子としては、USB端子×2(1つはeSATAと共用)、メディアカードリーダ、VGAポート、ネットワークコネクタ(ギガビット対応)、34mm ExpressCardが挙げられます。薄さを実現するため、主な端子類が背面に配置されています。USBが2つしかないのはちょっと不満かな。ただしBluetoothは搭載しているので、BluetoothとUSBを組み合わせて使用すれば、問題ないでしょう。 Vostro V13は13.3インチ液晶搭載のコンパクトノートですが、フルサイズのキーボードを搭載しています。したがって、キーボードの操作性は高いと思います。重量は約1.59kg。無理なく携帯できる重さですね。 価格は5万円台からと、かなり安めの設定になっています。 ビジネスで最低限必要となる要素は盛り込まれており、コストパフォーマンスの高い仕上がりになっていると思います。スタイリッシュなビジネスモバイルノートをお探しの方におすすめです。 1)DELL担当者が話してくれたVostro V13の特徴
先日、Vostro V13に関するブロガーミーティングが開催されましたが、そこでDELL担当者が、Vostro V13に対する熱い想いを語ってくれました。
ここでは、Vostro V13が、何を目指して開発されたのか、どのような特徴を 持っているのかについて詳しく見ていきたいと想います。 お話してくれたのは、DELL SMB(スモールアンドミディアムビジネス) マーケティング本部の原田本部長と、
伊田シニアマネージャです。
原田氏が、Vostro全般のお話、伊田氏がVostro V13に関する詳細について話してくれました。
お二方とも、堅苦しくなくフランクに話してくれたので、場内は非常に和やかな感じで、時折爆笑に包まれました。 Vostroは、従業員が1〜500人程度の企業を対象とするビジネスシリーズです。つまり中小企業ということですね。この規模の企業は、専任のITスタッフを抱えていないところも多いので、 Vostroでは、管理にかける負担を軽減すると同時に、優れたコストパフォーマンスを実現することを目指しています。 しかし、これまでのVostroノートは、個人向けのノートを黒くして、いらないソフトウェアを削除した、という代物でした。つまり、見てくれは二の次で、コストパフォーマンスを最重要視していたということです。 そこで、デザイン+薄さにこだわったモバイルノートを新たに生み出したというわけです。 さらに、薄型だがフルスペックPCの性能を搭載するということにもこだわったそうです。 軽さでは断然ミニノートの方が優れているのですが、ミニノートでは性能が 今一つのため、なんとかならないか、ということで作ったPCです。
天板部分の質感は、これまでのVostroとは明らかに違います。これまでのVostroではプラスチックを使用していましたが、V13ではアルミニウムを採用。したがって、ある程度の衝撃には耐えられる堅牢性を備えています。ただし、アルミニウムを採用したため、ちょっと重くなってしまい、重量は1.59kgです。
薄さは1.65cm。フルフラットデザインのため、変なでっぱりがなく、かばんからの出し入れはしやすいと思います。 ヒンジ部分がよく外れるという話があったので、亜鉛強化してあります。こうしたちょっとした工夫はうれしいですね。そういえば、以前使っていたノートパソコンで、1年ぐらい使うとヒンジ部分がへたって難儀したことがありました。
液晶は13インチのノングレア液晶。最近のノートの液晶は見映えのする光沢付きのグレアタイプが多いのですが、ビジネスシーンでは、反射を抑える必要があるという判断でノングレアタイプになったそうです。
会場内の参加者も皆、この説明にうなずいていました。私も、外で使うことの多いモバイルノートにグレアタイプ液晶はいらないと考えているので、こうした判断は大歓迎です。 グレアタイプだと、野外で使用すると、反射しまくって何も見えなくなっちゃうんですよね。
普通に打ってオフィスワークができるコンセプトに基づき、キーボードはデスクトップ並みのフルサイズキーピッチ19mmを確保。
プロセッサは、Core2 SoloかCeleronを選択可能。本当は、より高性能なCore2 Duo SU900シリーズを搭載したかったが、高くても6万円台を実現したかったので、価格とのバランスを考慮して断念したそうです。
メモリは2GB固定。メモリソケットは1つしかないため、増設することはできません。また自分で交換すると、DELLの保証の対象外となってしまいます。 ただし、構造上は交換できるので、あくまで自己責任で交換することは可能だということです。 また、DELLとしては珍しくBTOが限られています。カスタマイズできるのは、CPU2種類とHDD2種類(250GB/320GB)のみ。できれば、メモリを4GBにアップグレードできると、さらにパフォーマンスが向上してよかったのですけどね。 最小構成で5万円台からと、かなりコストパフォーマンスに優れています。 この点は、参加者もかなり納得していました。一部の人からは購入したいという声も。 この質感と価格の両立を実現。さらに普通に仕事ができるということで、伊田氏では、大ヒットとはいかなくても、中ヒットの予感があるそうです。実際、受注状況も好調なようです。 このVostro V13、日本独自で作り出した製品ではありませんが、しコードネームは日本ぽい名前になっていたとのこと。したがって、日本を意識した商品であることは間違いありません。 なんでも、アメリカだと3.5kg未満はすべてモバイルというくくりになってしまうらしいので、それだと日本のノートはすべてモバイルになってしまうとのこと。そういう考え方じゃ、本当の意味でのモバイルノートは生まれないですよね。 2)Vostro V13のデザイン/薄さ/重量をチェック!
ここでは、デザイン/薄さ/重量についてチェックしていきたいと思います。
【デザイン】 まず、Vostro V13を手にしてみて思うのは、デザインの質感が高いということです。 DELL担当者もデザインにはこだわったとおっしゃってました。筐体には、従来のプラスチックではなくアルミニウムを採用。おかげで、高級感が出たほか、堅牢性も高くなっています。ただ、その分、重量が増えたのがマイナスポイントですが。。。
触った感じも、金属の方が剛性があって安心です。表面はちょっとざらざらしており、指紋などの汚れがつきにくいのも実用的でいいと思います。
この写真だけみたら、とても5万円台のノートだとは思えないですよね。
dellのVostro V13に対するこだわりが感じられます。
ビジネスノートとして非常にスマートな印象を与えます。個人的には非常に好きですね。シャープな感じが、ビジネスシーンにマッチすると思います。 これを持ってお客様のところにいけば、「できる奴」と思われるかも。。。
【薄さ】
Vostro V13のもう1つのこだわりとして、薄さが挙げられます。筐体の厚さは16.5mm。 ビジネスノートとしてはかなり薄い部類に入ると思います。
かなり薄いため、左右の側面にUSB端子などのポート類を搭載することが
できません(側面に配置されているのは、カードリーダーとExpressCardスロットのみ)。 ポート類は背面に集められています。このあたり、側面にポート類があったほうが使い勝手はいいのですが、Vostro V13では、それよりも薄さを重視したということでしょう。 またでっぱりのない、フラットなデザインのため、すっきりとした印象を
与えます。かばんからの出し入れもスムーズに行うことができますね。 【重量】 重量は約1.59kg。このサイズのノートとしては、ちょっと重めですが、これは筐体に金属(アルミニウム)を採用しているから、やむをえない面があります。 実際、写真撮影するのに片手で持ったとき、ずしっとしました。個人的にはもう少し軽くしてほしかったですね。モバイルノートとして気軽に持ち歩くにはちょっと躊躇する重さかな。 3)Vostro V13の各パーツをチェック!
ここでは、各パーツについてチェックしていきたいと思います。
【前面部】 前面部左にはステータスライト。
右にはヘッドホン端子とマイク単身が配置されています。
【左側面部】
左側面部に端子類は配置されていません。このVostro V13では薄さを追求しているため、側面部には端子類を搭載できるスペースがないのです。したがって、主な端子類は背面部に配置されています。
【右側面部】
右側面部には、ExpressCardスロットとカードリーダが配置されています。
【背面部】
背面部には各種端子が配置されています。
左から順にネットワーク端子、USB/eSATA兼用端子、USB2.0端子、VGA端子、電源コネクタが配置されています。
ビジネスで最低限必要な端子は揃えています。ただし、USBが2個しかないのはちょっと少ないかな。ミニノートでも3個備えているモデルが多いので、がんばって3個搭載してくれるとよかったんだけど。 ただし、Bluetoothを標準で搭載しているので、マウスなどのデバイスはBluetoothで対応するといいかもしれません。 ネットワーク端子は、ギガビット対応なので、ギガビット環境を構築している場合は、高速ネットワークに接続できます。 【背面部】
Vostro V13は、背面部もすっきりとしているのが特徴です。通気孔が4つ配置されていますが、その模様にまでこだわりが見られます。
一般的なノートだと、メモリモジュールにアクセスするためのカバーがあったりするのですが、このVostro V13では、そうしたカバーは見あたりません。
Vostro V13では、構造上、自分でメモリの増設を行うことができますが、メーカー保証の対象外になっているので注意が必要です。
【液晶】
Vostro V13に搭載されている液晶は13インチ液晶。液晶自体はそれほど大きくないのですが、最大解像度が1366×768ドットなので、作業領域の狭さは 感じません。 非光沢タイプのノングレア液晶を搭載しているので、照明などの映り込みが
発生しないので、非常に見やすいです。 視野角も非常に広いので、斜めからでも問題無く認識することができます。 省電力なLEDバックライトを採用しています。 【キーボード】 通常と同じ操作性を確保するため、Vostro V13ではフルサイズ(キーピッチ19mm)のキーボードを搭載しています。今回触ることができたマシンでは、英語キーボードを搭載していましたので、日本語キーボードとは若干異なる部分があると思います。 変則的なキー配置や、小さなキーは見あたらないため、操作性は非常にいいと
思いますね。ただし、DELLノートの特徴なのですが、Enterキーの右側にDeleteキーなどのキーが配置されているので、慣れるまでは打ち間違えが頻発します。最初はイライラしますが、これは慣れるしかないでしょう。
キーストロークもしっかり確保されています。実際に打ってみましたが、打ちやすかったですね。長時間入力しても、窮屈さを感じることなく、ある程度快適に操作できるのではないでしょうか。
ビジネスノートとしては、キーの入力のしやすさが重要だと思うので、その点ではVostro V13はいいと思います。 キーボードの左上には各種ステータスランプが配置されています。
右上には電源ボタンが配置されています。
【ACアダプタ】
いくら本体が軽くて薄くても、ACアダプタが重くてかさばるようでは、モバイルノートの魅力が半減します。 Vostro V13では、そのあたりもこだわっていて、軽量、薄型のACアダプタを 添付しています。非常にコンパクトなので、本体と一緒に持ち歩くのにも邪魔になりません。 【バッテリ】
Vostro V13のバッテリは取り外し不可となっています。したがって、バッテリの寿命が切れた場合には、DELLに送って交換してもらう必要があります。 頻繁に充電を繰り返していると、すぐにバッテリの寿命が切れてしまうので、 注意しなければいけませんね。でもいちいちDELLに送るのは面倒かな。その間、Vostro V13を使えなくなるわけですから、代替マシンを用意しておく必要がありますね。 【発熱量】 低電圧版のCPUを採用しているため、消費電力を減らすことができ、その分、 発熱量も抑えることが可能です。 今回のミーティング中(約2時間)、電源付けっぱなしだったのですが、底面部を触ってもほとんど熱くなっていませんでした。 他のノートでは、やけどするぐらいに熱くなる機種もあるのですが、このVostro V13ではそのあたり安心です。電車などで膝の上に置いて長時間使用しても熱くなることはないと思います。 【音】 発熱量が少ないとうことは、冷やすためのファンの回転速度を上げなくてもいいというです。 したがってこのVostro V13は、非常に静かでした。静かな環境でも問題無く使用することができると思います。 【バッテリ駆動時間】 バッテリ駆動時間の公称値は約4時間30分ですが、これは無線などを使用しなかった場合のMAXの値です。したがって実際に使用する際には、もっと短い時間になることが予想されます。 外出先でヘビーな使い方をする場合には、ちょっと物足りないレベルですね。 幸いACアダプタがスリム/軽量タイプなので、常に持ち歩いたほうがいいかもしれません。 4)Vostro V13は買いか?
ここまで、Vostro V13の特徴/魅力について詳しく見てきましたが、果たしてVostoro V13は買いでしょうか?
Vostoro V13を個人的に評価すれば次のようになります。
デザイン:◎ 薄さ:○ 重さ:△ 性能:○ 液晶:○ キーボード:○ ポート類:○ バッテリ:△ 拡張性:× 価格:◎ 【デザイン】 デザインは文句なくいいですね。これまでのビジネスノートにはないスタイリッシュさ が魅力的です。 【重さ】 重さは△としましたが、これはその人の考え方次第だと思います。この性能クラスのノートであれば、この程度の重さになるのは仕方のないところなので、モバイルノートとはいえ、性能重視の方であれば、このぐらいの重さであれば許容範囲でしょう。 私の場合、モバイルノートであれば、多少性能が良くなくても軽くなければ意味がないと思っているので。。。 【性能】 性能面ではCeleronのほかにCore2 Soloプロセッサを選択できるので、通常のビジネスシーンで必要とされるパフォーマンスは発揮できると思います。ミニノートに搭載されているAtomよりは大幅にパフォーマンスを向上させること ができます。 むろん、負荷の高い作業には物足りないですが、そもそもモバイルノートで こうした作業を行うケースはまれだと思うので、割り切って考えていいのでは ないでしょうか。 【液晶】 液晶は13インチと小さいながらも、視認性が高く、視野角も広いので、これで 十分だと思います。最大解像度も1366×768ドットと広く、縦方向の表示が狭くて、頻繁にスクロールしなければならない、ということはないと思います。 【キーボード】 フルサイズキーボードを搭載しているため、操作性は良好です。 【ポート類】 ビジネスで必要な最低限のポート類は搭載していると思います。 【バッテリ】 バッテリ駆動時間の公称値は約4時間30分。ミニノートと比べると長いのですが、ちょっと辛口なようですが正直もうちょっと長くしてほしかった という気がしますね。 【拡張性】 標準メモリは2GBしかなく、できれば4GBまでアップグレードしたいところ。 でもメモリソケットは1つしかなく、自分で交換すると保証の対象外になってしまいます。 また背面から簡単にソケットにアクセスすることもできません。デザインの良さとのトレードオフと思ってあきらめるしかないですね。 【価格】 Vostro V13では、高い質感を持つデザイン+妥当なパフォーマンス/装備+ 高い操作性を実現していますが、これで最小構成の価格が5万円台というのは お買い得だと思います。 ************************************************** Vostro V13はモバイルノートという性格上、万人に勧められる機種ではありませんが、ビジネスシーンでの使いやすさを重視しつつ、価格とデザインにもこだわったノートだということが言えると思います。 こうした特徴を魅力的に考えるのであれば、間違いなく買いだと思います。 ビジネスノートといえば、お弁当箱みたいな野暮ったいものだと考えている人に是非おすすめしたいノートです! 5)実際に操作してみた感想
ここでは、Vostro V13を実際に操作してみた感想について詳しく説明したいと思います。
まずは全体的な質感をチェック。ビジネスノートとしては珍しく、つや消しのアルミニウムボディを採用。見た目がしっとりしていて質感に優れています。
触ってみるとざらつきがあり、指紋や汚れがめだたないのでいいですね。
側面部/底面部ともアルミボディが採用されているので、一体感があります。
なお、Vostro V13では、バッテリが内蔵される形になっており、取り外すことができないので注意が必要です。
ヒンジ部分は亜鉛で強化されており、耐久性を確保しています。
Vostro V13の大きさはA4サイズの雑誌を一回り大きくした感じ。13.3インチ液晶搭載ノートとしてはちょっと大きいですね。
持ってみたところです。
厚さが16.5mmしかないので持ちやすいですね。前から見ると、非常にスリムなのであまり目立ちません。
重量は本体のみで1584g。筐体にアルミを使用しているせいか、このクラスのノートとしては若干重いかな、という感じがします。実際持ってみると、結構ずしっとします。片手でしばらく持っていると、腕が疲れてきます。
ACアダプタを入れた総重量は1986g。
バッテリ駆動時間をチェックしたところ、上の写真のように表示されました。
4時間ぐらいしか持たないので、外出先で使用する際にはACアダプタを持って行った方がいいでしょうね。そうなると2kgという重量はちょっと重く感じるかもしれません。 ACアダプタはこんな感じ。アダプタ自体はスリムタイプなのですが、ケーブルがちょっと太めなので収まりが悪いですね。持ち歩くときにかさばりそう。。。
ちなみにVostro V13本体はスリムで、凹凸のないフラットなデザイン
なので、かばんからの出し入れもスムーズに行えます。 Vostro V13では薄さを重視したため、主な端子類は側面ではなく背面に配置されています。 前面部にはヘッドホン端子とマイク端子のみ。
右側面部にはExpressCardスロットと5in1カードリーダー。
背面部には、左からネットワーク端子、eSATA/USB共用端子、USB端子、
VGA端子、ACアダプタコネクタが配置されています。
背面に端子類が配置されていると、端子に接続するときにいちいち背面部をのぞきこまなければいけないので、結構面倒です。まあ、Vostro V13の場合、使い勝手よりもデザインを重視しているので致し方ないところですが。。。
あと、右側面部にあるExpressCardスロットと5in1カードリーダーもちょっと使いにくいですね。
側面部の下半分が斜めにカットされており、そこにスロットとカードリーダーが配置されているので、指が入りにくくなっています。おまけに、ダミーカードが結構堅く、しっかりと押し込まないと、外れてくれません。
なので、いちいち本体を傾けてやらないと、うまく操作できないんですよね。
SDカードを挿入する頻度は高いので、これはちょっと面倒です。 ただし、SDカードをカードリーダーに挿入すると、カードがすべて収納されるので、装着したまま持ち歩いても、何かに引っかけてしまう恐れはありません。
次にキーボードについてみていきます。このクラスのノートとしてはキーボードは大きめ。
キーピッチは約19mmあり、デスクトップ並みの大きさを確保しています。
コンパクトノートにありがちな、サイズの小さいキーは存在しません。一番下の段にあるCtrl、Alt、Windowsキーもある程度の大きさが確保されているので、打ちやすいです。ファンクションキーも、そこそこ大きいので使いやすい。ブラインドタッチも問題なくでき、窮屈さは微塵もありません。
また各キーの周辺部が少し落ち込んでおり、誤って隣のキーを 打ってしまうことも少ないため、イライラさせられる頻度も減らせます。 快適な入力操作が可能です。
ただし、入力するときに少しカチャカチャと音がするので、静かな環境で使用する場合にはちょっと気になるかも。
タッチパッドの操作性も良好。スムーズに思ったところに移動させることができます。クリックボタンも押しやすいです。
膝の上でも操作してみました。
膝の幅からはみ出ないので、電車の座席でも隣の人に迷惑をかけることなく
操作することができます。 しばらく使用していても底面部が排熱で熱くなることはないので、長時間膝の上で作業できます。
液晶は13.3インチ。非常に鮮明で精細感があります。文字のにじみなどはありません。
最大解像度は1366 x 768。
Yahooのトップ画面を表示すると上の写真のようになります。実際に作業してみて、それほど狭くは感じませんでした。Webをみているときも、それほど頻繁に縦スクロールを実行する必要はありません。
液晶は非光沢タイプのアンチグレア液晶を搭載。したがって、明るい環境でも
映り込みが発生しにくくなっています。 屋外で使用する場合には映り込みが発生しやすいので、ビジネスノートの場合、映り込みの発生しにくい非光沢タイプの液晶がおすすめです。 Vostro V13では、CPUにCore2 SoloかCeleronを選択できますが、このVostro V13ではCore2 Soloを搭載。
メモリは2GB固定で、ソケットも1つしかないため増設することはできません。
Windowsエクスペリエンスインデックスの値を使ってVostro V13の
パフォーマンスをチェックしてみました。グラフィックスとCPUが3点台となっており、ちょっと低めの数値です。しかし、コンパクトノートであることを踏まえれば、健闘しているほうだと 思います。 実際に作業していて、ストレスを感じる場面はあまりありませんでした。 Youtubeで高画質な映像を再生してみましたが、動きの早いスポーツもコマ落ちなく楽しむことができました。 マニュアルはすごく簡易なものが同梱されています。
もうちょっと詳しく説明してくれてもいいと思うのですけどね。個人向けのノートだと、もう少し内容の充実したマニュアルが添付されるのですが。。。
Vostroユーザー向けのサポート案内が添付されます。これは、個人向けノートにはない資料ですね。サポート情報が一元的にまとまっているので、いざというときに役立つと思います。
【感想】
Vostro V13では、基本的な動作を非常に快適に実行できます。特筆すべきはキーボード操作。コンパクトノートなのに、窮屈な思いをすることなく、 入力することができるので、ビジネスで使用しているときにイライラさせられることはないと思います。 デザインもスタイリッシュなので、外出先で使用していても他の人の目を気にする必要がありません。 かなり満足度の高いノートだと思います。
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