DELL Precision M6800 レビュー

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DELL
Precision M6800レビュー

ここでは、DELLの法人向けワークステーションノートPrecision M6800について詳しく解説します(Precisionシリーズの特徴についてはPrecisionページを参照してください)。

Precision M6800レビュー Precision M6800は、CAD/CG、ソフトウェア開発など、マシンパワーを必要とするタスクを快適に処理するためのノート型高性能ワークステーションです。

最新シリーズであるMx800シリーズとして、M6800のほかにM3800とM4800が用意されています。主なスペックの違いは次のとおり。

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【Precisionノートの比較】
 
Precision
M3800
Precision
M4800
Precision
M6800
液晶
(最大解像度)
15.6インチ
タッチパネル
(3840×2160/
3200×1800/
1920×1080)
15.6インチ
アンチグレア
(1366×768/
1920×1080
3200×1800)
17.3
アンチグレア
(1600×900/
1920×1080)
タッチパネル
(1920×1080)
タッチパネル

(10点マルチタッチ)
×
△(選択可能)
(10点マルチタッチ)
CPU
インテル
第4世代Core i7
インテル
第4世代Core i5/7
インテル
第4世代Core i5/7
メモリ
最大16GB
8-32GB

8-32GB

ストレージ
HDD 最大1TB SATA (5400回転) / 
SSHD 500GB / 
SSD 最大512GB / 
ソリッドステートミニカードストレージ 最大512GB
*2台のストレージデバイスをサポート
最大750GB SATA HDD (7200回転)
最大750GB SATA HDD (7200回転) / 
256GB SSD
グラフィック
NVIDIA Quadro K1100M
AMD FirePro M5100 Mobility Pro / 
NVIDIA Quadro K1100M / 
NVIDIA Quadro K2100M
AMD FirePro M6100 Mobility Pro / 
NVIDIA Quadro K3100M / 
NVIDIA Quadro K4100M / 
NVIDIA Quadro K5100M
光学ドライブ
×
主なポート
USB 3.0 x 1(PowerShare対応)、USB 2.0 x 1(PowerShare対応)、HDMI、mini DisplayPort
(VGA、LAN端子は非搭載)
USB 3.0 x 4、eSATA/USB 2.0 x 1 、VGA、HDMI、DisplayPort、LAN
USB 3.0 x 4、eSATA/USB 2.0 x 1 、VGA、HDMI、DisplayPort、LAN
寸法
高さ8〜18mm×
幅372mm×
奥行き254mm
高さ36.25〜39.9mm×
幅376mm×
奥行き256mm
高さ36.45〜40.4mm×
幅416.7mm×
奥行き270.6mm
重量
1.88kg
2.88kg
3.57kg
レビュー
 


Precision M3800/M4800は15.6インチ液晶搭載モデルなのに対し、M6800はそれよりも一回り大きな17.3インチ液晶搭載モデル。ただし、最大解像度はM3800/M4800とも3200×1800ドットのパネルを選べるのに対し、M6800ではフルHD対応の1920×1080ドットが最大解像度となっており、液晶パネルは大きいのに、最大解像度はそれほど高くないということになっています。

せっかくの大画面液晶を搭載しているのにもったいないですね。CAD/CGなどの編集作業を行う人は、解像度が高い方が作業がやりやすいでしょうに・・

CPUには、第4世代のインテルCore i5/7プロセッサを選択可能。メモリは最大32GB。ストレージには、HDDに加えて、高速アクセス可能なSSDを選択できます。さらにグラフィックスには、処理能力に優れたAMD FireProシリーズ/NVIDIA Quadoroグラフィックカードを選べます。

ボディには、アルミニウムとマグネシウム合金製のシャーシを採用。米軍で採用されているMIL-STD 810G準拠の耐久性テストに合格しているため、安心して使用することができます。


ボディは分厚い!最も分厚いところで40mm以上もあります。ここだけ見れば、一昔前のノートという感じがしますね。お弁当箱みたい・・・重量は3.57kgもあるので、持ち歩くのには向いていません。据え置きタイプとして使うのが現実的ですね。


レッドのカラーリングが鮮やかです。表面はサラサラしており、汚れや指紋がつきにく仕様になっています。


液晶を開くと、ブラックを基調としたデザインになっており、落ち着いた印象を与えます。


キーボード部分。


キーボードの中央にトラックスティックが配置されているのが見えます。このスティックを使えば、キーボードから手を離すことなく、画面上のポインタを移動させることが可能です。


テンキーを装備しているので、数字を頻繁に入力する際に便利です。


17.3インチノートだけあってキーピッチは十分な幅を確保。窮屈な感じはしませんでした。


実際に操作しているところです。キーボード周りが非常にゆったりとしているのがわかります。


タッチパッド部分。タッチパッドの下だけでなく、上にもクリックボタンが配置されており、キーボードで操作しつつ、クリックできるような仕様になっています。


液晶は17.3インチパネルを搭載。選べるのは非光沢タイプのアンチグレアパネルのみです。映り込みが発生しにくいので、作業に向いていると思います。


最大解像度が1920×1080ドットと1600×900ドットの2種類を選べますが、展示されていた機種には1920×1080ドットのパネルが搭載されていました。


画面の表示はこんな感じ。


オプションでタッチパネルを選択することも可能です。


視野角も広く、斜めから見ても綺麗に表示されました。


24インチモニタと比べてみるとこんな感じ。


右側面部。USB 3.0 x 2、DisplayPort x 1、ワイヤレススイッチ x 1が配置されています。


左側面部。USB 3.0 x 2、マイク端子 x 1、ヘッドフォン端子 x 1、9-in-1メディアカードリーダー9 x 1、54 mm ExpressCardスロット x 1、光学ドライブが配置されています。


背面部。VGA x 1、LAN端子 x 1、eSATA/USB 2.0 x 1、HDMI x 1が配置されています。

映像出力端子として、HDMI端子に加えて、レガシー端子であるVGA端子も搭載しているので、古いタイプの出力機器に接続したい場合にも安心です。


前面部の中央にはボタンが配置されており、本体を開くときにはこのボタンを押します。


底面部。


中央にドッキング端子が配置されており、E-Port Plus拡張ポートレプリケータを接続することで、高い拡張性を実現します。


イベントには、Precision Mx800シリーズの3つのモデルが展示されていたので、並べてみました。写真左から順にPrecision M3800/M4800/M6800です。




Precision M6800に付属するACアダプタはかなり巨大でした。


持ち歩くとしたら、かなり重さが気になるところです。


以上、Precision M6800について詳しくレビューしました。まとめると次のとおり。

【Precision M6800の特徴】
・第4世代Core i5/7プロセッサ搭載可能
・NVIDIA Quadroシリーズなど高性能グラフィックを搭載できるので、
・17.3インチの大型パネルを搭載
・フルHD対応の1920 x 1080ドットの解像度を有するパネルを選択可能。

Precision M6800は、CAD/CG、ソフトウェア開発など、作業負荷の高いタスクを快適に処理できるよう設計されたノートタイプワークステーション。性能の高さに加えて、堅牢性/セキュリティも確保されており、ビジネスに安心して使用することができます。大きな画面で快適に作業したい人にオススメです。

*詳しくは、DELL法人向けノート一覧(DELL Webページ)を参照してください。

*記載された情報は記事記載時点のものです。実際の製品とは異なる可能性があるので、メーカー公式サイトの製品ページを必ずご確認頂くようお願い致します。
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