DELL Precision T5610 レビュー

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Precision T5610の詳細なレビューを示します。
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DELL
Precision T5610レビュー
デルの法人向け新製品発表会で法人向けワークステーションPrecision T5610が展示されていたので詳しくレビューしたいと思います。

dell Precision T5610レビュー
Precisionシリーズは、高度な処理を必要とする法人向けのワークステーション(シリーズの特徴はこちら)。

dell Precision T7610 T5610 T3610
今回の発表会では、タワー型としてT3610/5610/T7610が同時に発表になりました。3つのモデル全部が展示されており、上の写真の一番右がT7610、真ん中がT5610、左側がT3610です。

 
T3610
T5610
T7610
 
バランスのとれた1ソケットワークステーション
限られたスペースでパフォーマンスを最大化
妥協のないパフォーマンスと拡張性を実現
ソケット
最大130W CPU×1
最大150W CPU×2
最大150W CPU×2
電源
425/685W
685/825W
1300W
dell Precision T3610
dell Precision T5610
拡張性
低  ←                                    →  高
性能
低  ←                                    →  高

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T5610は、最も大きなボディを採用したT7610よりも小さなタワー型筐体を採用しています。筐体のボディでいえば、T5610とT3610は同じ大きさです。しかし、T5610がCPUを2基搭載できるのに対し、T3610は1基のみ。電源容量もT5610の方が大きく、より高性能なパーツを搭載できます

したがって、T5610は、限られたスペースで、より高いパフォーマンスを求めるユーザーに最適なワークステーションといえます。

CPUには、サーバー/ワークステーション向けの高性能なインテルXeonプロセッサ最大2個搭載可能。Precision T5610では、ミドルレンジワークステーション向けのE5シリーズを搭載することができます。

メモリDIMMスロットは8基搭載(CPUあたり4基)。ストレージは、最大3TBのHDD/最大512GBのSSDを選択できます。

また、ワークステーションとして、動画/画像の編集、CADなど、高いグラフィック描写力を必要とするユーザー向けに、多様なグラフィックカード(Nvida Quadro、AMD FileProなど)の中から選択できるようになっています。高性能なグラフィックカードを搭載すれば、CAD/動画の編集などの負荷のかかる作業を快適にこなすことができます。

T5610の各パーツについて見ていきましょう。
レビュー
前面部。右側は吸気孔になっています。上位機種のT7610では、この部分を開けることができますが、T5610では開けることはできません。

前面部
左上部には、電源ボタン、光学ドライブ、USB 2.0 x 3、USB 3.0 x 1、マイク x 1、ヘッドフォン x 1が配置されています。

モデル
左下にはモデル名。

上面部
上面部には窪みが設定されています。また本体手前と奥の2箇所にハンドルが配置されており、T5610を他の場所に移動させたい場合に便利です。

右側面部
右側面部。この部分を下にして横置きができるよう、滑り止めが配置されています。

背面部
背面部。左上に端子類、中央に拡張カード、一番下に電源ソケットが配置されています。

端子類
端子類は、USB 2.0 x 3、USB 3.0 x 3、PS2 x 2、シリアル x 1、RJ45 x 2、1394a x 1(オプションのアドインカード経由)が配置されています。

拡張カードスロット
拡張カードスロットは合計6つ搭載されています(PCIe x16 Gen 3 x 2、追加のPCIe x16 Gen 3(x8で配線、ハーフレングス)x 1、PCIe x16 Gen 3(x4で配線) x 1、PCIe×1 Gen2×1、PCI 32ビット/33 MHz x 1 )。

電源スロット
電源ソケットは簡単に取り外すことができます。したがって電源の容量が足りなくなったときに容易に交換可能です。

左側面部
左側面部。中央上部にハンドルが見えます。この部分を掴めば簡単に側面部を取り外すことができます。

筐体内部
ツールレスで筐体内部にアクセスできるのですごく便利。

マザーボード
左上にマザーボードが配置されています。CPUが2基搭載されているのが見えます。

光学ドライブスロット
右上には光学ドライブスロット。

カード
中央左には、各種カードスロットが配置されています。このPrecision T5610にはグラフィックカードQUADRO K5000が搭載されています。

電源
一番下の左側には電源ソケット、右には3.5インチHDDスロット×2が配置されています。

dell Precision T5610レビュー
以上、Precision T5610のレビューでした。まとめると次のとおり。

・Precisionシリーズのミッドレンジワークステーション。コンパクトなボディで高いパフォーマンスを発揮できる
・タワー型筐体を採用しており拡張性に優れる
・ツールレスで簡単に保守できるよう設計されている
・ハンドルが配置されており移動しやすい


このPrecision T5610は、CAD制作、動画/画像の編集などの負荷のかかる作業を快適に行いたい法人・個人にお勧めのタワー型ワークステーションです。Precisionシリーズの中ではT7610に次いで高いパフォーマンスを発揮します。限られたスペースで、高いパフォーマンスを必要とする企業にオススメです。

*詳しくは、DELL法人向けデスクトップ一覧 (DELL Webページ)を参照してください。
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