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Precision T3610の詳細なレビューを示します。
Precision T3610の詳細なレビューを示します。
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デルの法人向け新製品発表会で法人向けワークステーションPrecision T3610が展示されていたので詳しくレビューしたいと思います。
Precisionシリーズは、高度な処理を必要とする法人向けのワークステーション(シリーズの特徴はこちら)。 今回の発表会では、同時に発表になったT3610/5610/T7610全部が展示されており、大きさを比較することができました。上の写真の一番右がT7610、真ん中がT5610、左側がT3610です。
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ボディはT7610が一番大きく、T5610とT3610は同じ大きさです。しかし、T5610がCPUを2基搭載できるのに対し、T3610は1基のみ。電源容量もT5610の方が大きくなっています。
したがって、T3610は、この3つのモデルの中では、性能面/拡張面で最も限定されたモデルだということができます。その分、コストパフォーマンスが高いので、限られた予算で妥当なレベルの拡張性/性能を得たい企業にオススメです。 CPUには、サーバー/ワークステーション向けの高性能なインテルXeonプロセッサを1基搭載可能。 メモリDIMMスロットは8基搭載。ストレージは、最大3TBのHDD/最大512GBのSSDを選択できます。 また、動画/画像の編集、CADなど、高いグラフィック描写力を必要とするユーザー向けに、多様なグラフィックカード(Nvida Quadro、AMD FileProなど)の中から選択できる構成になっています。 T3610の各パーツについて見ていきます。 前面部。右側は吸気孔になっています。 左上部には、電源ボタン、光学ドライブ、USB 2.0 x 3、USB 3.0 x 1、マイク x 1、ヘッドフォン x 1が配置されています。 上面部には窪みが設定されています。本体手前と奥の2箇所にハンドルが配置されているため、T3610を他の場所に移動させたい場合に便利です。 右側面部には、この部分を下にして横置きができるよう、滑り止めが配置されています。 こんな風に横置きすることができます。 背面部。左上に端子類、中央に拡張カード、一番下に電源ソケットが配置されています。 端子類は、USB 2.0 x 3、USB 3.0 x 3、PS2 x 2、シリアル x 1、RJ45 x 2、1394a x 1(オプションのアドインカード経由)が配置されています。 拡張カードスロットは合計6つ搭載されています(PCIe x16 Gen 3 x 2、追加のPCIe x16 Gen 3(x8で配線、ハーフレングス)x 1、PCIe x16 Gen 3(x4で配線) x 1、PCIe×1 Gen2×1、PCI 32ビット/33 MHz x 1 )。 電源ソケットは簡単に取り外すことができます。 左側面部。中央上部に配置されているハンドルを掴めば簡単に側面部を取り外すことができます。 ドライバを使わずに筐体内部にアクセスできるのですごく便利。 左上にマザーボードが配置されています。CPUが配置されているのが見えます。 右上には光学ドライブスロット。 中央左には、各種カードスロットが配置されています。 一番下の左側には電源ソケット、右には3.5インチHDDスロット×2が配置されています。 以上、Precision T3610のレビューでした。まとめると次のとおり。 ・Precisionシリーズのミッドレンジワークステーション。タワー型ボディを採用したPrecisionシリーズでは最もコストパフォーマンスに優れる ・ツールレスで簡単に保守できるよう設計されている ・ハンドルが配置されており移動しやすい このPrecision T3610は、価格を重視しつつ、ハイスペックなワークステーションを必要とする企業にオススメです。 *詳しくは、DELL法人向けデスクトップ一覧 (DELL Webページ)を参照してください。 |