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Precision T1700の詳細なレビューを示します。Precision T1700の購入を検討されている方に役立つ情報が満載!
Precision T1700の詳細なレビューを示します。Precision T1700の購入を検討されている方に役立つ情報が満載!
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先日お邪魔したデルのモニタ新製品発表会で法人向けワークステーションPrecision T1700が展示されていたので詳しくレビューしたいと思います。
Precision T1700は、CAD/CAM、Webデザイン/開発などに重宝されるワークステーションのPrecisionシリーズにおいてエントリーマシンとして位置づけられるモデルです。 その最大の特徴は、高性能なNVIDA Quadroグラフィックスを搭載可能なハイパフォーマンスマシンでありながら、筐体を小型化することで、スペースに余裕がない場所でも設置することが可能な、柔軟性の高さです。 Precision T1700には、ミニタワー(MT:写真左)とスモールフォームファクター(SFF:写真右)の2つの筐体が用意されています。 それぞれのモデルについて詳しく見ていきましょう。 [スポンサーリンク]
【Precision T1700スモールフォームファクタ】
Precision T1700スモールフォームファクタの最大の特徴はその筐体の小ささ。ワークステーションであるPrecisionでDELLが初めて販売するスモールフォームファクタだそうです。 担当者によると、他社からもスモールフォームファクタタイプのワークステーションが販売されているのですが、Quadroグラフィックスを搭載していないなど、性能面で今一つなモデルが多いとのこと。そこで、このPrecision T1700では、コンパクトでありながらも、性能面でも優れたワークステーションにこだわっているそうです。 大きさは、高さ29cm、幅9.3cm、奥行き31.2cとかなりコンパクト。 片手で軽々つかめる大きさです。 発表会の席上でも、カバンの中からPrecision T1700を出すというパフォーマンスで、小ささをアピール。 CPUには、インテル第4世代Coreプロセッサに加え、Xeonプロセッサも搭載可能。グラフィックスには、エントリー3DのNVIDIA Quadro K600など、多彩なグラフィックスを選択できます。 前面部には、USB2.0×2、USB 3.0×2、イヤホン端子、マイク端子、光学ドライブが配置されています。 背面部。USB 2.0 x 4、USB 3.0 x 2、PS2 x 2、DisplayPort x 2、VGA x 1、RJ45 x 1、シリアル x 1、音声ライン入力/マイク x 1、音声ライン出力 x 1と豊富な端子を搭載しています。 また内蔵ベイですが、3.5インチベイ x 1(3.5インチドライブ x 1または2.5インチドライブ x 2をサポート)、外付薄型オプティカルベイ x 1、スロットは、PCIe x16 Gen 3 x 1、PCIe x4(オープンエンド、x4配線)x 1となっています。 左側面部の取っ手を手前に引けば、簡単に筐体内部にアクセスできます。 コンパクトなボディに、パーツがぎっしり組み込まれているのがわかります。 左上はCPU。右側にメモリスロットが見えます。 その下にはグラフィックボードNIVIDA Quadroが搭載されているのが見えます。 左下には電源。 右上には、手前側に光学ドライブ、奥にHDDが配置されています。 以上、Precision T1700スモールフォームファクタモデルのレビューでした。 すごくコンパクトでありながらも、高性能なCPU+グラフィックスの組み合わせにより、エントリーワークステーションとして十分な性能を発揮します。多様なカスタマイズが可能なのでニーズに合わせた構成が可能。設置場所に困っているが、高性能なワークステーションを必要とする企業にお勧めです。 【Precision T1700 ミニタワー】 Precision T1700ミニタワーは、スモールフォームファクタよりも大きな筐体を採用。拡張性に優れているので、より高い性能のワークステーションを必要としている人向けです。 CPUには、インテル第4世代Coreプロセッサに加え、Xeonプロセッサも搭載可能。グラフィックスには、ミッドレンジ3DであるNVIDIA Quadro K4000など、ハイパフォーマンスなグラフィックスを選択できます。 内蔵ベイは、3.5インチベイ x 2、外付5.25インチオプティカルベイ x 2、拡張スロットは、PCIe x16 Gen 3 x 1、PCIe x16 Gen 2(x4配線) x 1となっています。 前面部には、USB2.0×2、USB 3.0×2、イヤホン端子、マイク端子、光学ドライブを配置。 上面部には、小物を置いておくための窪みが設定されています。 背面部。USB 2.0 x 4、USB 3.0 x 2、PS2 x 2、DisplayPort x 2、VGA x 1、RJ45 x 1、シリアル x 1、音声ライン入力/マイク x 1、音声ライン出力 x 1などを搭載しています。 ミニタワー型も、側面部の取っ手を引っ張るだけで簡単に筐体内部にアクセスできます。ドライバは必要ありません。 左上には電源。 左下にはマザーボード。メモリスロットは4つです。下部にグラフィックカードが見えます。 このPrecision T1700では、NIVIDA Quadro K2000を搭載しています。 右上には光学ドライブスロットが2つ。 右下にはHDDベイが2つ配置されています。 Windowsエクスペリエンスインデックスの値でパフォーマンスをチェックしてみました。 HDD以外の項目では7以上のスコアを記録しており、高い基本性能を発揮できることがわかります。 ************************************************** 以上、Precision T1700のスモールフォームファクタモデルとミニタワーモデルのレビューでした。 いずれのモデルもエントリーワークステーションとして十分なレベルを発揮できるのが大きな特徴です。特にスモールフォームファクタモデルは、非常に筐体が小さいのにもかかわらず、高いレベルのパフォーマンスを実現しているので、コンパクトなワークステーションを探している方にお勧めです。 *詳しくは、DELL法人向けデスクトップ一覧 (DELL Webページ)を参照してください。 |