DELL Inspiron 13 7000 2-in-1(7347)レビュー

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Inspiron 13 7000 2-in-1について詳しく解説します。
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DELL
Inspiron 13 7000 2-in-1レビュー/液晶を360度回転できる!
Inspiron 13 7000シリーズ 2-in-1(7359)は13.3インチ液晶搭載ノート。

最大の特徴は、液晶部分を360度回転させて、ノートPCとしても、タブレットPCとしても使える点です


これまで同様の機構を持つマシンとしてInspiron 11 3000 2-in-1(11インチ液晶パネル搭載モデル)が用意されていましたが、このInspiron 13 7000 2-in-1は一回り大きな13.3インチパネルを搭載しています(【参照】→Inspiron 11 3000 2-in-1とInspiron 13 7000 2-in-1の主な違い)。また15インチの2-in-1ノートInspiron 15 7000 2-in-1も登場しています。

ここでは、Inspiron 13 7000 2-in-1について詳しくレビューしています。
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1)液晶を回転させてノートPC/タブレットPCとして使える







上の写真のように液晶をぐるっと回転させてタブレットPCとして使うことが可能です。長文を打ちたいときには、ノートPCとして、指で直感的に操作したいときにはタブレットPCとしていう風な使い分けができます。

2-in-1ノートとしては、このInspiron 13 7000シリーズ 2-in-1のように液晶を反転させるタイプと液晶/キーボード部分を物理的に切り離すタイプの2つが存在します。

切り離すタイプの場合、液晶部分のみ切り離して使えるため、軽くて持ち運びが楽ですが、主要パーツをすべて液晶部分に組み込む必要があるため、どうしても性能面で制約が生じてしまいます。

一方、このInspiron 13 7000 2-in-1のような液晶を反転させるタイプの場合、タブレットPCの状態でも重量は同じですが、性能面での制約が生じにくいというメリットがあります。あと、ノートPC/タブレットPCスタイル以外にも、タブレットスタンドモード/テントモードで使えます。


重量は約1.63kgあるので、片手で持ってずっと操作するのはちょっと無理。机の上に置いて操作することになると思います。


当然縦表示も可能なので、Webブラウザなど、縦に長い画面を表示させたいときに便利。


ちょっと気になるのが、タブレットPCの状態で使用する場合、キーボード部分が底面部となり、机などに接地してしまう点。キーボードが反応しないか心配ですよね。

でも、この状態になると、キーボードのキーを押しても反応しなくなるような設計になっています。つまり、この状態でキーに触っても操作に支障がでない仕様になっています。

またキーボードは防水タイプを採用。キーボードを下にした状態で置いているときに、万が一水に濡れても安心な構造になっています。


こちらはタブレットスタンドモード。飛行機や新幹線で、前の机の上に置き、動画を見たり、Webサーフィンしたりするときに便利なモードです。


こちらはテントモード。置き場所が狭い場合でもこういう置き方が可能。台所で調理する際に置いておくのに便利かもしれません。

この状態の場合、置いているうちにずれたりしないか気になりますが、ヒンジがしっかりしているのでその心配はないと思います。

以上見てきたように、2-in-1ノートと銘打っているだけあって、多様な利用法を提供します。タブレットが欲しいけど、キーボード付きでノートPCとしても使える方がいい、という人にお勧めです。

2)高い質感を実現

Inspiron 13 7000 2-in-1は、シルバーを基調とした落ち着いたカラーリングを採用。


表面の質感も素晴らしい仕上がり。触ってみると表面がちょっと柔らかい感じがするんですよね。なのですごく持ちやすい。

また、表面はすこしざらついており、手で触っても指紋や汚れがつきにくい仕様になっています。いちいち汚れを気にしなくて済むので実用的ですね。


ボディ全体がシルバーで統一されているのがわかります。


キーボード部分も、周辺部はシルバー、キーはブラックとなっており、高級感溢れるデザインになっています。


キーボード周辺部分な少し丸みを帯びたデザインになっており、細かいところまで配慮されているのがわかります。


写真でもわかるとおり、へりの部分が丸くなっています。なので触ってみた感触が柔らかくてすごくいい感じ。



3)スリムなボディ

Inspiron 13 7000 2-in-1は、非常にスリムなデザインとなっています。厚みは、11インチモデルと同じで20mmを切っています。


前から見ると、 そのスリムさが際立ちます。


液晶を開くとこんな感じ。本体部分も液晶部分もスリムな仕様になっているのがわかります。


雑誌と比べるとこんな感じ。

重量は約1.63kg。



いつも持ち歩けるほど軽くはありませんが、ちょっと移動するぐらいなら負担にならない重さです。


ボディはコンパクトなので机の上に置くとこんな感じになります。




デスクトップの横に置いておくのもありかもしれません。

4)スタイラスペンを同梱

Inspiron 13 7000 2-in-1では、スタイラスペンが標準で同梱されています。右側面部に収納されているので、いちいち持ち歩く必要がなく、使いたいときに取り出して使えるので非常に便利です。


取り出すのは簡単。収納されているスタイラスペンを押すと、


スタイラスペンがちょっと飛び出してくるので引っ張り出せば、使えます。


適度な重量があり持ちやすいですね。



先端部分は尖っていますが、非常に柔らかいので、実際に液晶を触った感触はいいですね。液晶の表面も傷つきにくいし。


指で操作するよりもスタイラスペンの方が、細かいところまでタッチできるので、効率がいいと思います。

5)スペック/パフォーマンスをチェック
Inspiron 13 7000シリーズ 2-in-1では次の4つのパッケージが用意されています。

【Inspiron 13 7000シリーズ 2-in-1パッケージ一覧】
 
スタンダード・タッチパネル
プレミアム・タッチパネル
プラチナ・フルHDタッチパネル
CPU
第6世代インテルCore i3-6100U
第6世代インテルCore i5-6200U
第6世代インテルCore i7-6500U
OS
Windows 10 Home 64ビット
メモリ
4GB (4GBx1)
8GB (8GBx1)
グラフィックス
インテルHDグラフィックス
HDD
500GB SATA HDD(5400回転)
500GB SATA HDD(5400回転)/128GB SSD
256GB SSD
ディスプレイ
13.3インチ広視野角(IPS)
タッチパネル ディスプレイ
(LEDバックライト採用)
最大解像度
1366×768
1920×1080
端子類
フルサイズHDMI 1.4a、USB 3.0 x 2(USB 3.0(Power Share)x 1)、USB 2.0 x 1、セキュリティスロット、メディアカード(SD、MMC)、パッシブスタイラス x 1(標準)、コンボヘッドフォン / マイク入力ジャック x 1
寸法
222mm(奥行き) / 330.12mm(幅) / 19.41mm(高さ)
重量
1.63kg

CPUには、インテル第6世代Core i3/5/7プロセッサ搭載モデルを用意。メモリは4/8GBを選択できます。グラフィックスはCPU内蔵タイプのインテルHDグラフィックのみを搭載。高性能なカードタイプのグラフィックは選択肢に含まれていません。ストレージはHDD搭載モデルに加え、高速アクセス可能なSSD搭載モデルを選べます。

Core i5/7プロセッサ+8GBメモリの構成を選べるので、基本性能は高いですね。Web閲覧/メール/動画再生といった一般的なタスクの場合、Core i3+4GBの構成でも十分なパフォーマンスを発揮できると思いますが、さらにハイスペックな構成を選べるようになっているので、パフォーマンス重視の人も安心です。

ただし、グラフィック性能は重視されていないので、動画/画像の編集、ゲームといった高い描画処理能力を必要とするタスクには不向きです。まあ13.3インチの2-in-1ノートにそれだけの性能を求める人もあまりいないと思うので、こうした基本設計に問題はないと思います。

実際に使ってみましたが、Web閲覧など負荷の軽い作業はすごく快適に操作できました。待たされることなく作業できるので非常に楽です。

あとフルHD対応(1920×1080ドット)のパネルも選択できます。13.3インチという小さめのパネルなのでフルHDの解像度では表示が小さすぎるという懸念が生じますが、このマシンでも広い表示領域を確保して作業効率のアップを図りたいと思う人にとっては、非常に魅力的でしょうね。

端子類は、映像出力端子としてHDMI端子、USB端子としてUSB 3.0×2、2.0×1の合計3つの端子が用意されています。有線LAN端子が用意されていないので、ワイヤレスが構築されていない環境等で使用する場合には注意が必要です。

上に示した3つのパッケージの主な違いは、CPU、メモリ、ストレージ、パネル最大解像度の3つ。

コストパフォーマンス重視ならCore i3+4GBメモリのスタンダード・タッチパネル、性能重視で広い表示領域を確保したい場合にはハイエンドのプラチナ・フルHDタッチパネル、性能重視だが表示領域にはこだわらない場合にはミドルに位置づけられるプレミアム・タッチパネルがお勧めです。

6)各パーツをチェック
次にInspiron 13 7000シリーズ 2-in-1の各パーツについて詳しく見ていきます。


液晶には、13.3インチ液晶パネルを搭載。液晶表示はすごく綺麗。色の濃淡もしっかり表示されます。

もちろんタッチパネルを採用。液晶はフレームと液晶部分が一体となっているため、見た目が非常にすっきりとしていて格好いいですね。


光沢パネルを採用しているので、映り込みは発生しやすくなっています。


動画の映像もすごく綺麗なので、見ていて臨場感があります。


最大解像度は1366×768/1920×1080ドットのいずれかを搭載したモデルが用意されています。

このマシンでは1366×768ドットのパネルを搭載。



Yahoo!のトップページを表示したところ。


複数ウィンドウを表示させるとこんな風になります。左右にウィンドウを並べて表示するのはちょっと厳しいかもしれません。広い表示領域を確保したいのなら、フルHD対応の1920×1080ドットのパネルを選択することをお勧めします。


キーボード。キーがそれぞれが独立したセパレートタイプを採用。


特に変則的なキー配置、小さなキーもなく、使いやすいと思います。


Enterキーがちょっと小さめですが、慣れればそれほど気になりません。


キーの表面も適度にざらついており、キー入力しているときに滑ることはありません。


実際にキーボードを操作してみて、窮屈さは感じないですね。


キーストロークもある程度の深さが確保されているので打ちやすいです。


バックライトが標準で装備されているので、飛行機内などの暗い環境で作業したいときに便利です。バックライトの明るさは2段階の調整が可能。オフにすることもできます。


タッチパッドは、パッド部分とクリックボタンが一体となったタイプを採用。タッチパッドは十分な広さが確保されています。


タッチパッドの反応もよく、画面上のポインタをスムーズに移動できます。クリックボタン部分の反応も上々でした。


左側面部。本体手前(写真右)から順にスピーカー、ヘッドホン端子、USB2.0ポート、USB3.0ポート、HDMIポート、電源アダプタポートが配置されています。


右側面部。本体手前(写真左)から順に、電源ボタン、ボリュームボタン、スピーカー、USB2.0ポート、メディアカードリーダー、スタイラスペンが配置されています。


底面部。


底面部の内側には柔らかい素材が貼り付けられており、持ち運ぶとき、手で触った感触がすごくいいです。汗でべとついたりすることがないので、すごく持ちやすいですね。このあたりにも、DELLの細かい配慮が見て取れます。

7)ACアダプタをチェック

Inspiron 13 700 2-in-1に同梱されているACアダプタもコンパクト。


片手に収まる大きさです。



8)まとめ

以上、Inspiron 13 7000シリーズ 2-in-1について詳しくレビューしました。特徴をまとめると次のとおり。

【Inspiron 13 7000シリーズ 2-in-1の特徴】
・液晶を360度回転させて、タブレットPCとしてもノートPCとしても使える。またスタンドモード、テントモードでも使用可能。状況に合わせた使い方ができる
・高い基本性能を発揮できる
・インテル第6世代Coreプロセッサモデルを選択可能
・フルHD対応の1920×1080ドットの液晶パネル搭載モデルが選べる
・SSD搭載モデルを選択できる
・質感・デザインに優れている。


Inspiron 13 7000シリーズ 2 in 1は、タブレットPCとしてもノートPCとしても使えるため、柔軟性に優れた使い方がしたいと思っている人に最適です。場面に応じてノートPC/タブレットPCとして使いたい人、セカンドマシンとしてリビングで気軽に使いたい人、家族用のエントリノートを探している人などにぴったりだと思います。

*詳しくは、デルノートパソコン一覧ページ(DELL Webページ)を参照してください。

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