DELL Inspiron M102z レビュー 特徴

Inspiron M102zは、11.6インチ液晶を搭載したコンパクトノート。重量は1.56kgしかなく、モバイルノートとして使うことができます。


まず目につくのが鮮やかなカラーリング。Inspiron M102zでは、ピーコックブルー、ファイアレッド、ロータスピンク、ブラックの4つのカラーリングから選択できますが、このInspiron M102zのカラーリングはファイアレッドです。


すごく深い赤色。燃え上がる火をイメージしています。

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天板の表面にはヘアライン加工が施されており、一色による単純なカラーリングにはなっていないため、見る方向によってカラーリングが若干異なっており、高い質感を実現しています。また光沢加工処理されているため、表面が非常に艶やかですが、指紋や汚れがつきにくくい仕様になっており、べたべた触ってもあまり汚れが気になりません。このあたり、実用性が高くていいですね。

上の写真はロータスピンク(写真はInspiron M101z)。淡い色合いが特徴です。女性に人気が出そうなカラーですね。これだけおしゃれだと持ち歩いてても楽しいかも。


ロータスピンクには、花を形取った模様が入っています。すごくおしゃれな感じがしていいですね。


ロータスピンクモデルのみ、パームレストの右の部分に、天板部分と同じ模様が入っています。


いいアクセントになっています。

こちらは展示会で触ったInspiron M101zのブラックモデル。こちらはシャープな印象です。




全体的なデザインはすごく高級感があっていい感じ。パームレスト部分などはヘアライン加工が施されており、高い質感を実現しています。モバイルノートにありがちな安っぽさはどこにも見受けられません。


Inspiron M102zは、出っ張りのないスリムなデザインを採用。これならカバンからの出し入れもしやすいと思います。


ライターと比較するとこんな感じ。背面部の方にいくほど分厚くなっており、前傾姿勢になっているのがわかります。


重量は1536g。ものすごく軽い！というわけではありませんが、持ち歩くにはそれほど気にならない重さです。


大きさとA4サイズの雑誌とほぼ同じ。


写真のように片手でも軽々持つことができます。


持って見たところ。すごくコンパクトなのがわかります。Inspiron M102zの周辺部にはプラスチックが使われているため、持っているときも滑ったりせず持ちやすいです。


CPUには、AMD デュアルコアE-350プロセッサを搭載。

バッテリ駆動時間は標準バッテリで最大約9時間。このクラスのノートしてはかなり長時間使用できます。外出先でもバッテリの残りを気にすることなく作業できそうです。


液晶は11.6インチ。


液晶自体は、光沢加工されたグレアタイプ液晶なので、すごく精細感のある表示が可能です。文字のにじみもありません。ただしグレアタイプ液晶ということで、照明などの映り込みが発生しやすくなっています。上の写真でも、映り込みが発生しています。


最大解像度は1366x768ドット。11.6インチ液晶としては高めの解像度だと思います。でも、液晶の精細感が高いので、最大解像度でも問題無く文字を認識することができます。この解像度だと、ブラウザでインターネットを閲覧している場合も、それほど頻繁に縦方向にスクロールする必要はないためストレスは少ないですね。上の写真はYahoo!のトップページを表示したところ。このクラスのノートとしては十分な表示領域を確保しています。


ブラウザを2つ並べて表示させたところ。さすがにちょっと窮屈です。


キーボードは浮石形のため、隣を誤って打つことが少ないです。


キーピッチはデスクトップ並の19mmを確保。なので窮屈さは微塵もなく、すごく打ちやすいです。11.6インチ液晶のコンパクトノートで、これだけの大きさのキーボードを搭載しているのはうれしいですね。


キーボードを操作しているところ。非常に快適にタイピングできます。ブラインドタッチもまったく問題なし。大量のテキストを入力したい場合もストレスなく行うことが可能です。


Windowsインデックスエクスペリエンスの値をチェックしてみました。

CPUの値は3.8とちょっと低めですが、その他の値は中程度レベル。コンパクトノートとしてはありがちなスコアだと思います。バリバリハイパフォーマンスノートとして使いこなすにはちょっと難しいレベルですが、Web、メール、ビジネスアプリなどの作業であれば問題なく実行できると思います。