デルXPS 17(9730)の特徴解説

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デル XPS 17(9730)について詳しく解説します。
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デル XPS 17(9730)の特徴解説
XPS 17(9730)は、17.0インチ液晶を搭載したノートPC。第13世代インテルCoreプロセッサを採用。デルのハイエンドブランドXPSシリーズに属しています。

XPSシリーズノートPC最新ラインアップ
デル17インチノートPC最新ラインアップ
XPS 17(9730)
シリーズ
 
特徴

Inspiron

3000シリーズ


上位
シリーズ
コストパフォーマンスに優れたエントリシリーズ
5000シリーズ Inspironシリーズの中間に位置づけられるミッドレンジシリーズ
7000シリーズ Inspironの中で最も性能にこだわったシリーズ
XPS 美しいデザインと高性能を両立させたスタイリッシュなノートシリーズ
XPS 17(9730)の主な特徴は次のとおり。

・4辺スリムベゼル採用
・非常にスリム/コンパクトな17インチノートPC
・スタイリッシュなデザイン
・第13世代インテルCoreプロセッサを搭載
・4K+パネル搭載モデルが用意されている
・NVIDIA GeForce RTX4000シリーズグラフィックス搭載モデルを選択可能
・4つのUSB TypeC端子すべてがAlt Mode-DisplayPort/PowerDelivery/Thunderbolt 4に対応


ここではXPS 17(9730)の特徴・スペック等について詳しく解説します。
【XPS 17(9710/9720)詳細情報】
XPS 17(9730)の先代モデルXPS 17(9710/9720)について解説しています。XPS 17(9710)とは搭載しているCPUが異なりますが、ボディの大きさ/デザインが共通しているので、参考になる部分は多いと思います。詳しくは、XPS 17(9710)レビュー/XPS 17(9720)詳細情報を参照してください。
【目次】
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。ここに掲載されている実機の写真はイベントに展示されていたXPS 17(9720)です。
1)4辺スリムベゼルを採用
(実機の写真は先代モデルXPS 17(9720))【プロモーション/提供:デル・テクノロジーズ(株)】
XPS 17(9730)では、パネルの4つの外枠(ベゼル)が狭いスリムベゼルデザインを採用。
このおかげで、画面への没入度を高められるほか、ボディをコンパクトにすることができます。
2)スタイリッシュなデザイン
XPS 17(9730)は、質感の高いデザインを採用。CNC機械加工によるアルミニウムボディを採用しています。
厚さは約19.5mm。高性能グラフィックスを搭載できる17インチノートPCとしては非常にスリムなつくりになっています。
重量は最小構成で2.31kg。
3)高パフォーマンスを発揮できるスペック
XPS 17(9730)の主なスペックは次のとおり。
 
XPS 17(9720)
ディスプレイ
■17.0 FHD+ (1920 x 1200) フレームレス 非-タッチ非光沢 500-Nit ディスプレイ60Hz

■17.0インチ UHD+ (3840 x 2400) フレームレス タッチ 反射防止 500-Nit ディスプレイ
反射防止 500-Nit ディスプレイ60Hz
CPU
■第13世代 インテル Core i7-13700H
■第12世代インテル Core i9-13900H
メモリ
■16GB,2x8GB,DDR5,4800MHz
■32GB,2x16GB,DDR5,4800MHz
■64GB,2x32GB,DDR5,4800MHz
ストレージ
512GB/1TB/2TB/4TB/8TB PCIe NVMe SSD
光学ドライブ
×
グラフィックス
■NVIDIA GeForce RTX 4050, 6 GB GDDR6
■NVIDIA GeForce RTX 4060, 8 GB GDDR6
■NVIDIA GeForce RTX 4070, 8 GB GDDR6
■NVIDIA GeForce RTX 4080, 12 GB GDDR6
搭載端子
4 x Thunderbolt 4(USB Type-C)、DisplayPortおよび電源供給に対応
1 x 3.5mmヘッドフォン/マイクロフォン コンボ ジャック
1 x SDカード リーダー
カラーリング
プラチナシルバー
寸法
(cm)
248.05mm(奥行き) / 374.45mm(幅) / 19.5m(高さ)
最小重量
(kg)
2.31 kg
■CPU
CPUは、第13世代Core i7/Core i9搭載モデルを用意。ノートパソコンに用いられることの多い末尾に「U」が付いた省電力タイプではなく、「H」の付いた高性能タイプのプロセッサを搭載しています。
CPU 第13世代インテル Core i7-13700H 第13世代インテル Core i9-13900H
コアの数 14
(Performance-cores:6)
(Efficient-cores:8)
14
(Performance-cores:6)
(Efficient-cores:8)
スレッドの数 20 20
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 5.00GHz 5.40GHz
キャッシュ 24MB 24MB
■第13世代インテルCoreプロセッサの特徴■
第11世代プロセッサでは同じ特徴を持つコアを搭載していましたが、第13世代プロセッサでは特徴の異なる2種類のコア(Performance-coresとEfficient-cores)を混在させています。コア数を単純に増やすとマルチスレッド性能は向上しますが、消費電力が大きくなってしまいます。第13世代プロセッサでは、パフォーマンスが低めながら消費電力の小さいEfficient-coresとパフォーマンスが高いPerformance-coresを使い分けることにより、パフォーマンスを高めつつ消費電力を抑えることが可能になっています。
■メモリ
メモリは16GB/32GB/64GB搭載モデルを用意。一般的な用途(Web閲覧/ビジネスアプリの操作/動画再生など)であれば16GBの容量で十分だと思いますが、動画/画像の編集作業などのヘビーな作業を快適にこなしたい、という人向けに32GB/64GBの大容量メモリ搭載モデルが用意されています。
■ストレージ
ストレージはSSDのみを搭載。HDDは選択できません。
 
価格
アクセス速度
耐衝撃性
静音性
重量
HDD
従来から使われていたストレージ。大容量化が進み、SSDと比べて安価で大容量のデータを保存できます。ただし、データ転送速度はSSDよりも遅いです。
SSD
HDDよりもデータ転送速度が圧倒的に速いため、全体的なパフォーマンス向上につながります。ただし、HDDと比べて高価なため、同じ価格だと少ない容量しか積めません。
SSDは、HDDに比べて、高速アクセス可能/耐衝撃性に優れる/静か、というメリットがあります。
■グラフィックス
グラフィックスには、NVIDIAのハイエンドグラフィックスシリーズであるRTXのグラフィックカード搭載モデルを選択可能。現時点では、NVIDIA GeForce RTX 4050/4060/4070/4080搭載モデルを選択可能。高い描画処理能力を発揮できるので、動画/画像の編集作業を快適に行うことが可能。

このようにXPS 17(9730)は、描画処理能力にこだわる大画面ディスプレイ搭載ノートPCとして位置づけられています。
4)各パーツをチェック
XPS 17(9730)の各パーツをチェックします。
■ディスプレイ
ディスプレイは17.0インチパネルを搭載。
同じXPSシリーズに属するXPS 13 Plus(13インチパネル搭載)、XPS 15(15インチパネル搭載)と並べてみました。上の画像の一番右がXPS 17です。
XPS 17 9730では、16:10の縦横比率のパネルを採用しています。
FHD+パネル搭載モデル/UHD+パネル搭載モデルを選択可能。それぞれの仕様は次のとおり。
 
FHD+
UHD+
最大解像度 1920×1200ドット 3840×2400ドット
光沢/非光沢 非光沢 光沢パネル(反射防止あり)
タッチ 非タッチ タッチ
輝度 500nit 500nit
UHD+パネルは、FHD+の約4倍のドット密度を実現。より精細感のある表示が可能です。
【光沢/反射防止パネル】
FHD+は非光沢パネル、UHD+パネルは光沢パネル(反射防止あり)を採用。それぞれのメリット/デメリットは次のとおり。
 
メリット
デメリット
光沢パネル ・色の表現が鮮やかなので、映像/画像を楽しめる ・照明など、周りの物の映り込みが発生しやすい。
・ぎらつきが多いので、長時間見続けた時の目への負担が大きい
光沢パネル
(反射防止あり)
・光沢パネルよりも映り込みが発生しにくく、非光沢パネルよりも色の表現が鮮やか。
(光沢パネルと非光沢パネルのいいとこ取り)
非光沢パネル ・映り込みが発生しにくいので、いちいちディスプレイの角度を調整しなくてもいい
・ぎらつきが少ないので目への負担が軽い
・光沢パネルと比べて、色の表現が淡い感じになる
非光沢パネルの場合、映り込みやぎらつきの発生が少ないので、長時間作業する際の眼の疲れを軽減できますが、色表現の鮮やかは光沢パネルに劣ります。

一方、光沢パネル(反射防止あり)は、光沢パネルと非光沢パネルのいいとこ取りをしたパネルで、光沢パネルよりも映り込みが発生しづらく、非光沢パネルよりも色の表現が鮮やかです。
【タッチパネル】
FHD+パネルは非タッチパネル、UHD+パネルはタッチパネルです。
【輝度】
いずれも輝度が500ニットの明るいパネルを搭載しています(一般的なパネルは300nit程度)。
■キーボード
一般的な17インチノートPCの場合、テンキーを搭載するモデルが多いのですが、XPS 17(9730)では非搭載です。
■右側面部
上の写真の左から順に、Thunderbolt 4(PowerDeliveryおよびDisplayPort対応)×2、フルサイズSDカードリーダー、3.5 mmヘッドホン/マイクロフォンコンボジャックを配置。
■左側面部
上の写真の左から順に、くさび型ロックスロット、Thunderbolt 4(PowerDeliveryおよびDisplayPort対応)×2を配置。
USB端子は合計4つ(右側面部に2つ、左側面部に2つ)装備されていますが、すべてType-C端子。
XPS 17(9730)に搭載されている4つのUSB Type-C端子はすべて、Alt Mode-DisplayPort/PowerDelivery/Thunderbolt 4に対応しています。
USB Type-C
本モデルでの対応
備考
Alt Mode-DisplayPort 外部映像出力可能 Alt mode対応のUSB Type-Cケーブル必要
PowerDelivery対応 最大100Wまでの受給電可能 高速充電可能
Thunderbolt 4 最大40Gbpsで転送可能 Thunderbolt 4対応機器と接続する必要あり
USB Type-C入力端子を備えたモニタに接続することにより、USB Type-Cケーブル一本で接続するだけで、外部映像出力と充電を同時に行うことができます。
まとめ
以上、XPS 17(9730)について解説しました。主な特徴をまとめると次のとおりです。
・4辺スリムベゼル採用
・非常にスリム/コンパクトな17インチノートPC
・スタイリッシュデザイン
・第13世代インテルCoreプロセッサを搭載
・4K+パネル搭載モデルが用意されている
・NVIDIA GeForce RTX4000シリーズグラフィックス搭載モデルを選択可能
・4つのUSB TypeC端子すべてがAlt Mode-DisplayPort/PowerDelivery/Thunderbolt 4に対応
17インチという大きなパネルを搭載しているうえ、デザインがスタイリッシュ、スリムなボディを実現。さらに、第13世代インテルCoreプロセッサ/NVIDIA GeForce RTXシリーズグラフィックスを搭載しているなど、性能面も充実しているため、 動画/画像の編集作業などのクリエイティブワークを快適に実行したいが、デザイン面でも妥協したくない人にオススメです。