DELL Inspiron 15 5000シリーズ レビュー

DELLパソコンの購入に役立つ情報を提供するサイトです。
Inspiron 15 5000シリーズの詳細なレビューを示します。Inspiron 15 5000シリーズの購入を検討されている方に役立つ情報が満載!
HOME > DELLノート製品情報 > Inspiron 15 5000シリーズレビュー
  • デル即納モデル
  • DELLデスクトップパソコンをシリーズで選ぶ
  • DELLノートブックパソコンをシリーズで選ぶ
  • DELLパソコンをインチで選ぶ
  • DELLパソコンを筐体で選ぶ
  • DELLパソコンをキャンペーンで選ぶ
  • DELLパソコンをランキングで選ぶ
  • DELLモニタを選ぶ
  • 法人向けデルパソコン
  • デルパソコンカスタマイズ講座
  • 他社パソコン比較購入ガイド
  • HP比較購入ガイド
  • レッツノート比較購入ガイド
  • 富士通パソコン比較購入ガイド
  • レノボ比較購入ガイド
  • Microsoft Surface
DELL
Inspiron 15 5000シリーズ(5547)レビュー

DELLのInspiron 15 5000シリーズは、DELLのハイパフォーマンスノートに位置づけられるInspiron 5000シリーズに属するノート。5000シリーズには、液晶の大きさが異なる3つのモデルが存在しますが、Inspiron 15 5000は、15インチ液晶を搭載しています。

【レビュー目次】
[スポンサーリンク]
1)シルバーを基調とした上質なデザイン

Inspiron 15 5000の天板はシルバーを基調としたデザインを採用。


ヘアライン加工が施されており、 見る角度によって見え方が異なります。


こんな風に、角度によっては細かい模様が浮き出てきます。

表面はさらっとしていて、汚れや指紋もほとんどつきません。触り心地はすごくいいです。


DELLのハイパフォーマンスノートらしく、上質な仕上がりになっています。こういうデザインだと持っていても満足感を得られますね。

2)スリムなボディ

Inspiron 15 5000ではスリムなボディも大きな特徴。


高さは21.8mm。すごくスリム!というところまではいきませんが、パフォーマンス重視の15インチノートとしては十分薄いですね。


デザイン面でも、薄さを強調するようなイメージになっており、本体手前側になるほど細くなるようなデザインになっています。


こうやって遠くから見てみると、そのスリムさがわかると思います。


液晶を開いても、シルエットはすごくシャープ。


横から見ると、液晶部分も十分薄いのがわかります。

3)基本性能は高い!

次にInspiron 15 5000のスペックについてみていきます。主なスペックは次のとおり。

【Inspiron 15 5000の主なスペック】
Inspiron 15 5000
CPU
第4世代インテル Core i5-4210U プロセッサー (3M キャッシュ, 最大 2.7 GHzまで可能)
第4世代インテル Core i7-4510U プロセッサー (4M キャッシュ, 最大 3.1 GHzまで可能)
第5世代インテル Core i5-5200U プロセッサー (3M キャッシュ, 最大2.70 GHzまで可能)
第5世代インテル Core i7-5500U プロセッサー (4M キャッシュ, 最大3.00 GHzまで可能)
メモリ
8GB
HDD
1TB(5400回転)
グラフィックス
インテルHDグラフィックス/
AMD Radeon HD R7 M265 2GB DDR3
光学ドライブ
無し
ディスプレイ
15.6 インチ Truelife HD ディスプレイ (LEDバックライト採用、1366 x 768)
カラーリング
シルバー
端子類
HDMI 1.4a、USB 3.0 x 2、USB 2.0 x 1、セキュリティスロット、メディアカード(SD、SDHC、SD3.0、MS、MS Pro)、LAN端子
バッテリ駆動時間
最大7時間34分
寸法
高さ:21.8 mm/ 幅: 380 mm/ 奥行き: 259 mm
重量
2.38kg

Inspiron 15 5000シリーズは、作業負荷の高い動画/画像編集作業を快適に行うことを想定して設計されたGraphicProシリーズに属しています。

CPUにはインテル第4世代Core i5/7、第5世代Core i5/7を選択可能。メモリは8GB、ストレージは1TB HDD。グラフィックスにはインテルHDグラフィックス搭載モデルとAMD Radeion HD R7 M265搭載モデルが用意されています。

なお15インチノートにしては珍しく光学ドライブを搭載していないので注意が必要です。


CrystalDiskMark 3.0のベンチマーク結果は上のとおり。


3Dゲーム「バイオハザード6」のベンチマークテストでパフォーマンスをチェックしてみました。


結果は、スコアが「2632」、ランクは「C」で「現在の設定でゲームプレイは可能ですが、処理負荷によっては作業が重くなります」とのコメントが表示されました。

4)各パーツをチェック!
4-1)液晶パネル
液晶は15.6インチパネル。最大解像度は1366×768ドット。タッチパネルは選択できません。


光沢パネルなので照明などの映り込みは発生しやすくなっています。


液晶パネルとフレームが別々となったクラシカルなデザインを採用。


液晶表示はすごく綺麗ですね。精細感もあり、鮮明な表示が可能です。動画も非常にくっきりと再生されました。

4-2)キーボード/タッチパッド
キーボード周辺部とキーボード、タッチパッドは黒で統一されています。


キーの配置は標準的。


右端にテンキーを搭載しているので、数字を頻繁に入力する人は重宝するかも。ただし、Enterキーやその上のBackspaceキーが小さめなので、慣れるまでは打ち間違えるかもしれません。


キーはそれぞれのキーが独立したセパレートタイプを採用。キーの表面はちょっとざらつきが設定されていおり、すべりにくい仕様になっています。


フルサイズのキーボードを搭載しているため、キーピッチは十分な幅を確保。キー入力していても、窮屈な思いをすることはありません。

キーボードは傾斜しておらず平らです。なので慣れるまでは奥の方のキーがちょっと打ちづらいかもしれません。また、キーボードは防水設計になっているので、誤って飲み物をこぼしても安心です。


テンキーのキーの幅も広く、押しやすいです。


キーストロークはちょっと浅めかな。


個人的には、もうちょっと深い方がいいだけど、これは個人差があるでしょうね。

あとキーを強く押すとキーボード全体がちょっとたわみます。もうちょっと固い方が安定感があるんですけどね。


タッチパッドはクリックボタンと一体になったタイプを採用。


十分な広さを確保しており、クリックボタン部分の反応もいいですね。


パームレスト部分も十分は広さを確保しているので、長時間入力作業をしていても疲れにくいです。


キーボードの右上には電源ボタン。電源をオンにしても、ボタン部分が点灯することはありません(前面部左のステータスランプが点灯します)。

4-3)側面部/前面部/背面部/底面部をチェック

左側面部。


本体手前(写真右)から順にメディアカードリーダー、USB 2.0、電源アダプタ端子が配置されています。


電源コードを接続するとこんな感じ。


右側面部。本体手前(写真左)から順に、ヘッドホン端子、USB 3.0×2、HDMI端子、LAN端子が配置されています。

映像出力端子はHDMIのみ、USBは2.0が1つ、3.0が2つの合計3つを搭載しています。


前面部。


左端に、 電源ステータスランプ、HDDステータスランプが配置されています。


電源をオンにすると点灯します。上から見づらいので確認したいときは、下の方からみるといいと思います。


前面部下部の左右にスピーカーが配置されています。


実際にミュージックを再生してみましたが、重低音がちょっと足りず、高音がシャカシャカしがちでしたが、スリムタイプノートということを考えれば、十分に合格点を与えられるレベルだと思います。バックグラウンドで音楽を再生するぐらいであれば、問題ないと思います。


背面部には端子が配置されていません。


底面部。ブラックとシルバーのツートンカラーになっています。


通気孔が見えます。バッテリは内蔵タイプです。


5)ACアダプタ/ケーブルはコンパクト

Inspiron 15 5000に付属するACアダプタ/ケーブルをチェックします。


グラフィックカード搭載の15インチノートにしては、ACアダプタはコンパクト。




重量は約350gです。

6)15インチノートなのでボディは大きめ

15インチノートということで、ボディは大きめ。脇に抱えて持つと、上の写真のようになります。重量は2.38kgあるのでずしっとしますね。



前から見たところ。すごくスリムなボディなのがわかります。

7)使い勝手のいいA4ノート

机の上に置くとこんな感じ。非常にスリムなので、置いておいてもあまり存在感がないですね。


シルバーの上質なデザインなので、こんな風に雑然と置いても、絵になりますね。すごく格好いい。


このノートなら、使わないときは机の上に置いておき、使いたいときにぱっと使う、とう使い方が向いていそう。

なおシャットダウンしてからの起動時間を計測してみましたが、電源ボタンを押してからタイル画面が表示されるまで約13秒(5回計測しての平均値)。即座に使える、というわけにはいきませんが、ちょっと待てば使える感じ。

シャットダウンに要する時間は約3秒(5回計測しての平均値)とこちらは高速です。

バッテリ駆動時間は最大7時間34分。充電できない状況でも、使っていてそれほど気にならないレベルの駆動時間を確保しています。

あと、ワイヤレス通信では最新の802.11acテクノロジーに対応しているため、環境を整備すれば、より広範囲でのWi-Fi高速接続を実現できます。


Inspiron 15 5000では、20GBのDropboxを1年間無料で使用することができます。

Dropboxを利用すれば、クラウド上にデータを保存できるので、複数のデバイスを使っている人に便利です。

8)まとめ
以上、見てきたようにInpsiron 15 5000は、第4世代Core i5/7、第5世代Core i5/7、8GBメモリ、1TB HDDという充実した構成になっており、高パフォーマンスを発揮できるA4ノートに仕上がっています。


ボディも薄くてスタイリッシュだし、天板部分のデザインも格好いいし、ということで持っていて満足感の高いノートだと思います。

メリットとデメリットをまとめると次のとおり。

【メリット】
・第5世代Coreプロセッサのほか、高性能グラフィックス搭載モデルを選択できるため、高いパフォーマンスを発揮できる。
・薄くてスタイリッシュなデザイン


【デメリット】
・最大解像度が1366×768ドットのパネルしか選べない
・光学ドライブを搭載していない


Inspiron 15 5000シリーズは、高いレベルのデザイン性・パフォーマンス・スリムさを実現した15インチノート。光学ドライブを搭載していないなどのデメリットもありますが、それが気にならず、洗練されたデザインの高性能A4ノートが欲しいという人にはお勧めだと思います。

InspiornノートPC一覧ページ(DELL Webページ)
DELLラインアップ シリーズ早見表
DELLラインアップ デスクトップ早見表 ノートブック早見表