コンパクトデスクトップ(3910)について解説します。
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![]() Inspironコンパクトデスクトップ(3910)はDELLのエントリータイプに位置づけられるInspironシリーズに属するコンパクトデスクトップPCです。 ![]()
Inspironコンパクトデスクトップ(3910)の主な特徴は次のとおり。
・コンパクトな筐体を採用 ・第12世代インテルCoreプロセッサ搭載モデルを選択可能 ・SSD+HDDのハイブリッド構成を選択可能 ここでは、Inspironコンパクトデスクトップ(3910)の特徴/スペック等について詳しく解説したいと思います。 ![]() DELL Webサイトの製品ページを確認する → Inspironコンパクトデスクトップ(3910)詳細情報 ![]() 【Inspiron 3891コンパクトデスクトップレビュー】
Inspiron 3910コンパクトデスクトップの先代モデルInspiron 3891について詳しく解説しています。3910と3891はボディの大きさ/デザインが同じなので、参考になる部分は多いと思います。詳しくは、Inspiron 3891コンパクトデスクトップレビューを参照してください。
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 【目次】
・1)コンパクトなデスクトップPC
・2)スペックをチェック(Inspiron 3891と比較) ・3)パッケージ別のスペックをチェック ・4)各パーツをチェック ・5)拡張性をチェック ・6)まとめ *ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。実機の写真はInspironコンパクトデスクトップ(3891)です。
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![]() ![]() 1)コンパクトなデスクトップPC
Inspironコンパクトデスクトップ(3910)は、デルのエントリシリーズInspironに属するデスクトップPCです。 ![]() ボディサイズは、幅154mm
×
高さ324.3mm
×
奥行き293mm(写真はInspiron 3891)。
![]() デスクトップPCとしてはコンパクトな方だと思います。幅は、なんとか片手で掴める大きさです。
![]() 24インチ液晶モニタに接続したところ。
*DELLの高性能なデスクトップとしてXPSデスクトップが用意されています。ボディは大きくなりますが、性能面ではXPSデスクトップの方が上で拡張性も優れているため、高い性能+拡張性を両立させたデスクトップを探している場合にはXPSデスクトップの方がオススメです(→XPSデスクトップのレビューはこちら)。
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() XPSデスクトップとInspironコンパクトデスクトップを並べたところ。XPSデスクトップの方がボディが一回り大きいのがわかります。
![]() ![]() 2)スペックをチェック(第12世代インテルCoreプロセッサ搭載)
【Inspironコンパクトデスクトップ(3910)の主なスペック】
Inspironコンパクトデスクトップ(3910)の主なスペックは次のとおり。先代モデルのInspironコンパクトデスクトップ(3891)と比較してみました。
【CPU】
CPUは、最新世代となる第12世代インテルCoreプロセッサ搭載モデルを選択可能。第12世代インテルCoreプロセッサには、Core i5/i7/i9モデルが用意されていますが、Inspironコンパクトデスクトップ(3910)ではインテルCore i3-12100/Core i5-12400/Core i7-12700プロセッサ搭載モデルが選べます。
■第12世代インテルCoreプロセッサの特徴■
第11世代プロセッサでは同じ特徴を持つコアを搭載していましたが、第12世代プロセッサでは特徴の異なる2種類のコア(Performance-coresとEfficient-cores)を混在させています。コア数を単純に増やすとマルチスレッド性能は向上しますが、消費電力が大きくなってしまいます。第12世代プロセッサでは、パフォーマンスが低めながら消費電力の小さいEfficient-coresとパフォーマンスが高いPerformance-coresを使い分けることにより、パフォーマンスを高めつつ消費電力を抑えることが可能になっています。
ただし、Core i3-12100/Core i5-12400についてはPerformance-coresのみを搭載しており、Efficient-coresは搭載されていないので、第12世代インテルCoreプロセッサの性能をフルに発揮するには、2種類のコアを搭載したCore i7-12700搭載モデルを選択する必要があります。
各プロセッサの性能を確認するために、ベンチマークのスコアをチェックしました。
(出典:Passmarkベンチマークスコア/2022年1月23日時点)
先代(第11世代)プロセッサよりも高いスコアを叩きだしているのがわかります。
価格重視ならCore i3搭載モデル、コストパフォーマンス重視ならCore i5搭載モデル、性能重視ならCore i7搭載モデル、というような選び方をすることができます。
【メモリ】
メモリはDDR4のシングルチャネル構成です。第12世代インテルCoreプロセッサを搭載しているので、最新のDDR5メモリを搭載するとパフォーマンスが最大化されるのですが、価格が高いので、エントリに位置づけられる本モデルでは、DDR5は選択されなかったのでしょう。
あと、メモリ1枚挿しのシングルチャネル構成よりも、2枚挿しのデュアルチャネル構成の方が、データへのアクセスが速くなるケースが多いのですが、Inspironコンパクトデスクトップ(3910)ではシングルチャネル構成しか選べません。メモリスロットは2基搭載されているので、デュアルチャネル構成にしたければ購入後に増設することは可能です(増設は保証の対象外となります)。
メモリ容量は 8GB/16GB搭載モデルを搭載可能。 エントリクラスのデスクトップPCなので、Web閲覧/メール/動画再生といった比較的負荷の軽いタスクであれば、8GBのメモリを積んでいればストレスを感じるシーンは少ないと思います。余裕のあるパフォーマンスを確保したければ16GBメモリ搭載モデルがおすすめ
【ストレージ】
ストレージは1TB HDDに加えて、256GB/512GB SSD、さらには256GB SSD+1TB HDDのハイブリッド構成も選択可能。
HDDだと安価で大容量ストレージを確保できますが、起動が遅いうえに、レスポンスが悪いので、ストレスを感じることが多いと思います。できればSSD搭載モデルを選択したいところ。SSD搭載モデルにした方が快適度は圧倒的に上だと思います。
SSD+HDDのハイブリッド構成にすれば、高速データアクセスと大容量データ保存のいいとこ取りが可能です。大量の大容量データを保存するニーズがある場合は、ハイブリッド構成がおすすめ。
【グラフィックス】
グラフィックスには、CPU内蔵タイプのみを搭載可能。Core i3/i5搭載時はインテルUHDグラフィックス730共有グラフィックスが、Core i7搭載時はインテルUHD グラフィックス770共有グラフィックスが搭載されています。高性能なグラフィックスカード搭載モデルは選択できません。
CPU内蔵タイプのグラフィックスは、高い描画処理能力を必要とする画像/動画の編集やゲームなどにはちょっと向いていないので、こうした用途に使いたいのなら、XPSデスクトップシリーズがオススメです。
【まとめ】
この構成を見る限り、Inspironコンパクトデスクトップ(3910)はエントリーレベルに位置づけられているのがわかります。Web閲覧/メール/文書作成ソフトや表計算ソフトの操作/動画再生など、あまり負荷のかからないタスクがメインの場合にオススメ。
![]() ![]() ![]() 3)パッケージ別のスペックをチェック
Inspironコンパクトデスクトップ(3910)のパッケージ別のスペックをチェックします。
現在、6つのパッケージが用意されています。
■スタンダード→インテルCore i3プロセッサ搭載:価格重視(2つ)
■プレミアム→インテルCore i5プロセッサ搭載:コスパ重視(3つ) ■プラチナ→インテルCore i7プロセッサ搭載:価格重視(1つ)
スペックが異なるのはプロセッサ/メモリ/ストレージ/グラフィックスの4つ(グラフィックスは、どのCPUを搭載するのかによって決定されます)。
一番安いのはスタンダードですが、ストレージにHDDを採用しているため、起動/レスポンスに時間がかかると思います。SSDの方が圧倒的に速くストレスも少ないので、できるだけ1stストレージにSSDを搭載したパッケージを選んだ方がいいと思います。
![]() DELL Webサイトの製品ページを確認する → Inspironコンパクトデスクトップ(3910)詳細情報 ![]() ![]() ![]() 4)各パーツをチェック
Inspironコンパクトデスクトップ(3910)の各パーツをチェックしてみましょう。
![]() 背面部。1.ライン出力、2.HDMI、3.DisplayPort、4. USB 3.2 Type-A Gen 1×2、5. USB 2.0×2、6. LANポート、7. 電源端子、8. ケンジントン ケーブル ロック、9. 電源インジケーターが配置されています。
![]() 前面部。10. 光学ドライブ、11.電源ボタン、12.メディア カード リーダー、13. オーディオ コンボ ジャック、 14. USB 2.0×2、15. USB 3.2 Type-C Gen 1 Type-C、16. USB 3.2 Type-A Gen 1が配置されています。
【USB端子】
USB端子は全部で8個搭載しています(前面部4個/背面部4個)。そのうちType-A端子が7個、Type-C端子は1つだけです。
【映像出力端子】
映像出力端子は上の2種類が搭載されています。おそらくは2画面同時出力にしか対応していると思います。
【同梱物】
Inspironコンパクトデスクトップ(3910)には、有線タイプのキーボード/マウスが同梱されます。ワイヤレスタイプのキーボード/マウスはオプションとして用意されていません。
![]() ![]() ![]() 5)拡張性をチェック
![]() 背面部右の上下にあるネジ(上の画像の赤丸の部分)を外せば、側面部を外せる構造になっています。
Inspironコンパクトデスクトップ(3910)は、一定の拡張性を確保しています。
【拡張性】
![]() マニュアルに、マザーボードの説明があります。
電源ユニットは
・180W ブロンズ内蔵電源供給ユニット(PSU) ・300W ブロンズ内蔵電源供給ユニット(PSU) のいずれかを搭載したモデルを選べます。 ![]() 基本は180W電源ユニットが選択されており、300W電源ユニットを選択すると+2,200円となります。
![]() ![]() まとめ
以上、Inspironコンパクトデスクトップ(3910)について見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。 ![]() DELL Webサイトの製品ページを確認する → Inspironコンパクトデスクトップ(3910)詳細情報 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() デルのGシリーズゲーミングノートPC(1台10万円以上)を注文する際にクーポンを利用すればオンライン価格から3%オフになる当サイト向け特別クーポンを発行中です。詳細情報/利用方法については、特別クーポン詳細ページを参照してください。クーポンコードについては、当サイト向け特別クーポンページ ![]()
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