DELL Inspiron 11 2-in-1 レビュー

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Inspiron 11 3000シリーズ 2-in-1の詳細なレビューを示します。
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DELL
Inspiron 11 2-in-1レビュー/液晶を360度回転できるコンパクトノートPC

イベントでInspiron 11 3000シリーズ 2-in-1にじっくり触れることができたので詳しくレビューしたいと思います(実際に使用した感想をInspiron 11 3000 2-in-1使用レビューにまとめています)。

Inspiron 11 3000シリーズ 2-in-1レビュー
DELLのInspiron 11 3000シリーズ 2-in-1は、11.6インチ液晶搭載のコンパクトノート。最大の特徴は、液晶を360度回転させて、ノートPCとしても、タブレットPCとしても使える点です

【Inspiron 11 3000シリーズ 2-in-1レビュー目次】
・1)液晶を360度回転させることでノートPC/タブレットPCとして使える
・2)5万円を切る価格設定
・3)コンパクトで持ち歩きしやすい
・4)エントリーモデルながらデザイン面で高い質感を実現
・5)各パーツをチェック
・6)3つのパッケージのどれを選ぶべきか?
・7)まとめ

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1)液晶を360度回転させることでノートPC/タブレットPCとして使える

こんな風に液晶をぐるっと回転させることで、




あっという前にタブレットPCに早変わり。最近人気が出ている2-in-1タイプのノートブックです。DELLノートとしては珍しく、ネーミングに2-in-1という機能を表す文言が入っています。それだけ、2-in-1ノートだということをアピールしたいんでしょうね。

2-in-1タイプの種類としては、大きく分けて、このInspiron 11 3000シリーズ 2-in-1のように液晶を反転させるタイプ液晶/キーボード部分を分離させるタイプの2つが存在します。

分離するタイプの場合、液晶部分だけを切り離して使えるため、持ち運びが楽ですが、主要パーツをすべて液晶部分に組み込む必要があるため、どうしても性能面で制約が生じます。

一方の液晶を反転させるタイプの場合、切り離さないので、タブレットPCの状態でも重量は同じですが、性能面での制約が生じないというメリットがあります。あと、ノートPC/タブレットPCスタイル以外にも、タブレットスタンドモード/テントモードで使えます。

DELLではこのInspiron 11 3000シリーズ 2-in-1の他にも、2-in-1ノートとして13インチ液晶搭載のInspiron 13 7000 2-in-1が用意されています(→Inspiron 11 3000 2-in-1とInspiron 13 7000 2-in-1の主な違い)。


これはタブレットPCモード


こちらはタブレットスタンドモード。キーボードは使わず、机の上などに置いた状態で使いたいときに便利です。飛行機や新幹線などで移動中、前の机に置いて、動画を楽しんだり、Webを確認したいときなどに重宝します。


この写真のようにテントモードとして使うことも可能。場所をとらないので、設置面積が狭いときに使うと便利だと思います。たとえば台所で使用したいときなんか、いいでしょうね。

ヒンジがしっかりしているので、この状態でも滑ってしまうことがありませんでした。


こんな風に縦の状態にして置くことも可能。用途に合わせていろんな使い方ができると思います。


1つ気になるのが、タブレットPCの状態で使用する際、キーボードが底面部となり、机などに設置してしまう点。でも、この状態になると、キーボードのキーを押しても反応しなくなるような設定になっているので安心です。つまり、この状態でキーに触っても操作に支障がでない仕組みになっています。またキーボードは防水タイプのため、キーボードを下にした状態で置いているときに、万が一濡れても安心な構造になっています。

2)5万円を切る価格設定
Inspiron 11 3000シリーズ 2-in-1ノートのもう1つの大きな特徴として、価格がお手頃という点が挙げられます。最小構成(インテルデュアルコアCeleron/4GBメモリ/500GB HDD)でなんと5万円を切る49,980円(税抜/送料込)という価格を実現

高性能なインテルCoreプロセッサではない/グラフィックは内蔵タイプ/光学ドライブは非搭載、など、ハイエンド志向モデルと比べると、性能面がイマイチなのは確かですが、コンパクトノートでそれだけの性能を求める人も少ないでしょう。

でも、

・タブレット/スマホはキーボードがないので使いづらい
・ニーズに合わせて、タブレットPC/ノートPCとして使いたい
・用途はWeb閲覧/メール/SNS/動作再生/ビジネスアプリ操作など、比較的ライトな作業がメイン
・家族用またはサブマシンとして低価格なノートが欲しい


という人であれば、このInspiron 11 2-in1-のように、性能よりは、価格/使用スタイルを重視したこのマシンが受け入れられる可能性は高いと思います。

実際、このイベントでも、高い人気を集めていました。そして、値段を聞いてびっくりしている人多かったです。「これなら欲しいなあ」という意見を寄せる人もたくさんいました。

3)コンパクトで持ち歩きしやすい

11.6インチ液晶搭載ノートということで、筐体はかなりコンパクト。上の写真は女性の方が触っているところです。


男性スタッフに持ってもらいました。


タブレットPCの状態にするとこんな感じ。


こうして持ってもらうと、ボディの小ささがわかりやすいと思います。重量は約1.39kg。すごく軽い!というわけではなく、がんばれば持ち歩ける重さかな。ただし、タブレットPCの状態で使用する場合、ずっと片手で持っているのはつらいと思います。タブレットPCで使う際には、机や膝の上に置いて使用する方が楽チンです。

ボディの寸法は高さ19.4mm/幅300mm/奥行き201mmとなっています。


高さは20mmを切っており、タッチパネル搭載ノートとしてはスリム。フラットなデザインを採用しているので、すっきりとした印象を与えます。


片手で軽々掴める薄さになっているため、持ちやすいです。


液晶を開くとこんな感じ。本体部分も液晶部分もスリムな構造になっているのがわかります。

バッテリ駆動時間は最大で11時間。1日中外出していても、バッテリ残量を気にしなくてすむレベルを確保しています。



4)エントリーモデルながらデザイン面で高い質感を実現
一般的にコストパフォーマンス重視モデルの場合、見てくれや質感は二の次で、価格重視のため安い素材を用いるケースが多いのですが、このInspiron 11 3000シリーズ 2-in-1では、デザイン・質感が優れている点も特徴として挙げられます


天板部分はシルバーを基調としたシックなデザイン。非常に滑らかな質感を実現しており、洗練されたイメージを醸し出しています。光が当たっても反射しないので、すごくスタイリッシュ。このデザインなら、外で持ち歩いていても、他の人に自慢できそう。


表面はすこしざらついており、手で触っても指紋や汚れがつきにくい仕様になっています。いちいち汚れを拭き取る必要がないので実用的ですね。


底面部、

側面部、


背面部、


前面部もすべてシルバーなので一体感があります。


キーボード周辺部もシルバー。キーボードはブラックです。こうして見ると、とても低価格ノートには見えないですね。


唯一液晶周辺部だけがブラックになっています。


一般的な低価格ノートの場合、コスト重視のためプラスチック素材を用いるケースが多く、その場合、プラスチックの部分がブラックとなり、ブラックと他の色のツートンカラーとなってしまうため、どうしてもチープ感が出てしまうのですが、シルバーで統一されているInspiron 11 2-in-1の場合、そうした安っぽさはどこにも感じません。

担当者の方に話を伺うと、当初上がってきたプロトタイプは、黒とシルバーのツートンカラーでちょっと野暮ったかったそうです。でも仕上げられた製品モデルでは、すべてシルバーになっており、非常にスタイリッシュになっていてびっくりしたとのこと。


デザインの良さはカラーリングだけではありません。キーボード周辺部分な少し丸みを帯びたデザインになっており、DELLのデザインに対するこだわりを感じます。


写真を見てわかりますかね?へりの部分が丸くなっています。なので触ってみた感触が柔らかくてすごくいい。


こうした細部にまでこだわったデザインが全体的な質感を押し上げています。

実際に触ってみた人も、「この安さでこのデザインはすごい!」と評価していた人が多かったです。

本当に、これまでの低価格ノートとは一線を画す仕上がりになっていると思います。このデザインなら、持っていて高い満足感を得られそう。外出先で使用していても、これが5万円を切るノートだとは誰も思わないんじゃないかな。

5)各パーツをチェック
次にInspiron 11 3000シリーズ 2-in-1の各パーツについて詳しく見ていきます。


液晶には、11.6インチ液晶パネルを搭載。最大解像度は1366×768ドットです。このクラスのノートとしては標準的な解像度です。ベゼル幅はちょっと広め。


視野角の広いIPSパネルを搭載しているため、斜め方向から見ても視認性は高いです。


もちろんタッチパネルを採用していいます。実際にタッチ操作してみましたが、きびきび動作し、ストレスを感じることはありませんでした。

液晶はフレームと液晶部分が一体となっているため、見た目が非常にすっきりとしていて格好いいですね。


光沢パネルのため映り込みは結構発生します。また指で触ると、指紋や汚れが表面についてしまうので、こまめに拭き取る必要があります。


液晶周辺部にはWindowsボタンを搭載しています。


キーボード。展示されていたInspiron 11 2-in-1はプロトタイプのため英字キーボードですが、販売モデルは日本語キーボードになります。キーはそれぞれが独立したセパレートタイプを採用。


実際にキーボードを操作してみて、それほど窮屈さは感じなかったですね。キーストロークも深さがあるので、打ちやすかったです。


タッチパッドは、パッド部分とクリックボタンが一体となったタイプを採用。タッチパッドは十分な広さが確保されており、ポインタをスムーズに移動できます。

以前のモデルのこうしたタッチパッドでは、クリックボタンの反応がイマイチのものもあったのですが、このInspiron 11 2-in-1ではクリックボタン部分の反応がよく、快適に操作することができました。タッチパッドの反応もよかったです。


左側面部。本体手前(写真右)から順にスピーカー、ヘッドホン端子、USB2.0ポート、USB3.0ポート、HDMIポート、電源アダプタポートが配置されています。


右側面部。本体手前(写真左)から順に、電源ボタン、ボリュームボタン、スピーカー、USB2.0ポート、メディアカードリーダーが配置されています。


側面部にボリュームコントロールボタンがあることで、タブレットPCモードで使用しているときでも、簡単に音量を調整できるので非常に便利だと思います。

USBは両側面部に配置されており、USB 2.0が2つ、USB 3.0が1つ搭載されています。また、映像出力端子としては、HDMIを搭載。カードリーダーも搭載しています。ただし、LANポートは搭載していないので、有線LANケーブルは接続できません。ネットに接続するにはワイヤレスで接続する必要があります。

6)3つのパッケージのどれを選ぶべきか?
Inspiron 11 2-in-1には、エントリータッチパネルエントリープラスタッチパネル、ベーシックタッチパネルの3つのパッケージが用意されていますが、それぞれのスペックは次のとおり。

【Inspiron 11 3000シリーズ 2-in-1のスペック】
 
エントリー
タッチパネル
(Celeorn搭載)
エントリー・プラス・タッチパネル
(Pentium搭載)
スタンダード・タッチパネル
(Core i3搭載)
CPU
インテル Celeron
Dual Core N3050
インテル Pentium
Quad Core N3540
インテルCore i3
4030U
OS
Windows 10 Home 64ビット
Windows 8.1/
Windows 10 Home 64ビット
メモリ
4GB (4GBx1) DDR3L メモリ(1333MHz)
グラフィックス
インテルHDグラフィックス
HDD
500GB SATA HDD(5400回転)
128GB SSD/500GB SATA HDD(5400回転)
ディスプレイ
11.6 インチ広視野角(IPS)
HD タッチパネル ディスプレイ
(LEDバックライト採用、1366 x 768)
バッテリ駆動時間
最大約11時間
寸法
200.98mm(奥行き) / 299.98mm(幅) / 19mm(高さ)
重量
1.41kg

それぞれのモデルで、搭載しているCPUが異なります。

CPUの性能でいえば、Celeron<Pentium<Core i3ということになります。したがってマシンパワーを必要とするのであればCore i3搭載モデル、価格重視ならCeleron、バランス重視ならPentiumという選択肢になると思います。

ただし、Inspiron 11 3000 2-in-1の位置づけを考えれば、このマシンで「負荷の高い作業をバリバリこなす」という使い方は想定されておらず、Web/メール/SNS/ビジネスアプリ/動画再生といった比較的軽めのタスクをこなすために使いたい人がほとんどではないでしょうか。なので、そうした作業がメインであれば、Celeronでも十分かも知れません。いちおうデュアルコアですし。

担当者の方に、「買うとしたらどれですか」と聞いたところ、「Celeronモデル!」と即答されました。理由を聞くと、あくまで個人的な意見だという前置きの後、「やっぱり5万円を切る価格は魅力。このマシンの用途を考えた場合、マシンパワーは不必要だと思っているので、安い方がいいと思う」と答えてくれました。なるほど。。。

あとハイエンドのスタンダードモデルでは、ストレージにSSDを選択できるので、より高速な処理速度を必要とするのであればSSDを選ぶことをオススメします。

7)まとめ
以上、イベントで触ったInspiron 11 3000シリーズ 2-in-1について詳しくレビューしました。特徴をまとめると次のとおり。

【Inspiron 11 3000シリーズ 2-in-1の特徴】
・11.6インチタッチパネル液晶搭載ノート。コンパクトなので気軽に外に持ち運べる
・液晶を360度回転させて、タブレットPCとしてもノートPCとしても使える。またスタンドモード、テントモードでも使用可能。状況に合わせた使い方ができる
・最大11時間のバッテリ駆動時間を確保しているため、一般的な作業であれば充電することなく1日中使用できる
・最小構成の価格が5万円を切っており、コストパフォーマンスに優れている
・低価格ノートでありながら、質感・デザインに優れている。チープ感はどこにもない

Inspiron 11 3000シリーズ 2 in 1は、タブレットPCとしてもノートPCとしても使えるため、柔軟性に優れた使い方がしたいと思っている人に最適です。パフォーマンスを抑える代わりに、4万円台というお求めやすい価格を実現しています。それでいて、高い質感を実現しており、見た目にこだわる人にもお勧めです。

外出先で場面に応じてノートPC/タブレットPCとして使いたい人、セカンドマシンとしてリビングで気軽に使いたい人、家族用のエントリノートを探している人などにぴったりだと思います。

InspiornノートPC一覧ページ(DELL Webページ)

【Inspiron 11 3000シリーズ 2-in-1使用レビュー】
Inspiron 11 3000シリーズ 2-in-1を使用した感想をまとめています。 詳細は「Inspiron 11 3000シリーズ 2-in-1レビュー」を参照してください。

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