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Inspiron 15 5000シリーズ(5583)について解説しています。
Inspiron 15 5000シリーズ(5583)について解説しています。
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![]() DELLのInspiron 15 5000シリーズ(5583)は、15インチ液晶搭載のA4サイズノート(*DELLパソコンの4桁の型番(5583)を確認する方法はこちら)。 ![]() ![]() 【レビュー目次】
1)15インチ液晶搭載ノートPC
2)第8世代インテルCoreプロセッサ搭載モデルを用意 3)パフォーマンスをチェック 4)樹脂製のボディでシルバーとブラックの2つのカラーリングを用意 5)使い勝手をチェック 6)各パーツをチェック 7)同梱物をチェック 8)まとめ *ここに記載されているスペック・構成は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
![]() 1)15インチ液晶搭載ノートPC
![]() Inspiron 15 5000(5583)は15.6インチ液晶を搭載したノートPC。 大きめの液晶を搭載しており、持ち歩いて使うのではなく、据え置きタイプとして使うのを想定したつくりになっています。 ![]() B5サイズのノートと比べたところ。 ![]() 15インチノートPCとしては標準的な大きさです。 ![]() 厚みは19.4-22.6mm。厚すぎもせず、薄すぎもせずといったところ。 ![]() ちょうど掴みやすい厚さだと思います。 ![]() 液晶はこの角度まで開くことができます。 ![]() 重量は2.247kg(実測値)。一般的な15インチノートPCが約2kgですから、ちょっと重め。 ![]() 片手で持つとちょっとずしっとくる感じです。 ![]() 脇に抱えて持ってみたところ。この状態で持てば、それほど重くは感じないので、ちょっと移動するぐらいであれば持ち歩けます。 ![]() 27インチ液晶モニタの横に置いたところ。 ![]() それほど大きく/厚くないので、仕事用の鞄からの出し入れもしやすいです。 ![]() ディパックからの出し入れもスムーズに行えます。 2)第8世代インテルCoreプロセッサ搭載モデルを用意
![]() Inspiron 15 5000(5583)の主なスペックは次のとおり。 【Inspiron 15 5000(5583)の主なスペック】
CPUには、インテル第8世代Core i3-8145U/Core i5-8265U/Core i7-8565Uプロセッサ搭載モデルが用意されています。各プロセッサの主な詳細は次のとおりです。
インテルCore i3-8145Uはコアを2つ、インテルCore i5-8265U/i7-8565Uではコアを4つを搭載しています。 基本的には、コアの数が多ければ多いほど、同時に処理できるタスク数が増加するため、Core i3-8145Uよりも、Core i5-8265U/i7-8565U搭載モデルの方が、同時にタスクを処理する際のパフォーマンス向上が期待できます。 メモリは4GB/8GB搭載モデルを選択できます。Web閲覧/ビジネスアプリ操作/動画再生といった、それほど負荷のかからないタスクであれば、4GBのメモリでもそれほどパフォーマンス低下が発生しないケースがあります。ただし、性能にこだわるのであれば8GBのメモリ搭載モデルを選択することをオススメします。 ストレージは、HDDに加えて、高速アクセス可能なSSD搭載モデルを選べます。容量重視ならHDD、速度重視ならSSDがオススメです。 またHDDとSSDのハイブリッド構成も選択可能。大容量と高速アクセスのいいとこ取りができます。ただし、ハイブリッド構成の場合、SSDの容量は128GBとなっており、OSや基本ソフトが最初から入っていることを考えれば、容量が少なめなので注意が必要です。 グラフィックスには、CPU内蔵タイプのインテルUHDグラフィックスに加えて、NVIDIA GeForce MX130搭載モデルを選択可能。 最近では15インチノートでも光学ドライブ非搭載モデルが増えていますが、このInspiron 15 5000では光学ドライブを搭載しています。 Inspiron 15 5000(5583)のスペックをパッケージ別にまとめました。
この記事の執筆時点で、Inspiron 15 5000(5583)には、スタンダード/プレミアム/プレミアム(SSD・MX130搭載)/プラチナ/プラチナ(SSD+HDD・MX130)の5つのパッケージが用意されています。
3)パフォーマンスをチェック
Inspiron 15 5000(5583)のパフォーマンスをチェックしてみました。レビュー機のスペックは次のとおり。
【プラチナ(SSD+HDD・MX130)】 CPU:第8世代インテル Core i7-8565U メモリ:8GB ストレージ:128GB M.2 PCIe NVMe SSD (ブート) + 1TB 5400 rpm 2.5インチ SATA ハード ドライブ (ストレージ) グラフィックス:NVIDIA GeForce MX130 (2GB GDDR5 グラフィックス メモリー) ![]() CPUの性能をチェックするCINEBENCHベンチマークのスコア。 CPU:560cb→500点台を記録。ノートパソコンとしてはそこそこのスコアです。 ![]() ストレージの性能をチェックするCrystalDiskMarkベンチマークソフトのスコア。1stストレージに高速アクセスできるPCIe NVMe SSDを搭載しているだけあって高いスコアを記録しています。 ![]() 負荷が軽めのゲーム「ドラゴンクエストX」のベンチマークソフトを実行してみました。スコアは次のとおり。
![]() 負荷が中程度のゲーム「ファイナルファンタジー14 紅蓮のリベレータ」のベンチマークソフトの結果は次のとおり。
レビュー機はグラフィックスにNVIDIA GeForce MX130を搭載しているため、ゲームのベンチマークのスコアも良好です。 起動(電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまで)を計測してみました。 1回目→23.25秒/2回目→23.47秒/3回目→23.37秒 すごく高速というわけではありませんが、20秒ちょっとで起動するため、それほど待たされる感じはありません。 4)樹脂製のボディでシルバーとブラックの2つのカラーリングを用意
![]() Inspiron 15 5000(5583)は樹脂製のボディを採用。メタルボディに比べると質感は高くありませんが、野暮ったい感じはしません。 シルバーまたはブラックのカラーリングを選択できます。 ![]() ブラックモデル。落ち着いた雰囲気を醸し出しています。 マット調の仕上がりになっており、表面は凸凹しています。さわった感触が心地よいうえに、滑りにくいです。 ![]() DELLのロゴはシルバーで、ブラックとの対比がすごく鮮やかです。 ![]() 側面部もブラックで統一感があります。 ![]() キーボード、キーボード周辺部もブラック。 ![]() パームレスト部分も、天板部と同じ凸凹が設定されています。 ![]() 底面部もブラック。 ![]() 樹脂製のボディですが、一定の堅牢性は確保されています。片手で持っても、ボディのよじれを感じることはありません。 ![]() シルバーモデル。こちらのモデルの表面には凸凹が設定されてないため、印象が大きく異なります。表面を触ると、さらっとしています。 ![]() シルバーモデルも樹脂製ですが、一見するとアルミ製かな、と思うぐらい、デザインの質感がいいですね。 ![]() 光が当たったときの反射が綺麗。シルバーモデルの方が、指紋や汚れがつきにくいです。 ![]() ブラックモデルよりも、明るく、上質なデザインに仕上がっています。 ![]() キーボードおよび液晶の外枠はブラック、キーボード周辺部はシルバーのツートンカラーになっているのがわかります。 ![]() シルバーモデルは、天板部分に加え、底面部もシルバー。 ![]() ブラックモデルとシルバーモデルを並べてみました。 ![]() ブラックの方が落ち着いた雰囲気を醸し出す一方、シルバーモデルは明るいデザインに仕上がっています。大きく印象が異なるのがわかりますね。 ![]() パームレスト部分のデザインも異なります。 5)使い勝手をチェック
Inspiron 15 5000(5583)の使い勝手チェックしてみましょう。
■搭載している端子類■ Inspiron 15 5000(5583)に搭載されている端子類は次のとおり。 ・USB 3.1 Gen1 Type-A×2 ・USB 2.0 ・USB 3.1 Gen 1 Type-C(NVIDIA MX130構成時のみ) ・HDMI 1.4b ・LAN端子 ・ヘッドフォン/マイクロフォンオーディオジャック ・SDカードリーダー USB端子は、2.0が1つ、3.1 Gen1 Type-Aを2基搭載。グラフィックスにNVIDIA MX130を搭載したときのみ、USB 3.1 Gen 1 Type-C端子を利用できます。 ●USB 2.0 ポートのデータ転送速度は最大で480Mbpsです。 ●USB 3.1 Gen 1(Type-C)ポートのデータ転送速度は最大で5Gbps です。なお、このポートでは、ビデオ/オーディオのストリーミングはサポートしていません。 ●USB 3.1 Gen 1 ポートのデータ転送速度は最大で5Gbpsです。 映像出力端子として、HDMI端子を搭載。 ![]() HDMI端子経由で4Kテレビに接続したところ、4Kの解像度(3840×2160)で出力することが可能です。 ■指紋認証■ ![]() 電源ボタンに指紋認証リーダーが装備されており、指紋認証によるロック解除が可能です。 ![]() 電源ボタンを押し、起動したらリーダー部分を、指紋登録済みの指でさっと触るだけですぐに起動します。いちいちキーボードで入力しなくても、ロックを解除できるはすごく快適です。 ■DELL CinemaColor対応■ ![]() 同梱されているCinemaColorツールを使えば、色合いを変更できます。 次の4つのモードを選択できます。オフにすることも可能です。 ・動画→コントラストが高くなる。より深みのある色合いになる ・夜間→暗めの画面になる ・スポーツ→よりくっきりとした表示になる ・アニメーション→色が鮮やか ■Power Managemet■ ![]() 同梱されているPower Managemetツールを使えば、バッテリの状態を確認できます。 ![]() さらに、「サーマル管理」で、熱設定を管理できます。最適化/低音/静音/超高パフォーマンスのいずれかの熱設定を選べます。 ■サウンド■ ![]() スピーカーは底面部の前面部よりの左右に配置。 ![]() この位置にスピーカーが配置されていると、音が床に反射します。 音楽を聴いたところ、ちょっとシャカシャカする感じがしますが、バランスはいいです。個人的にはバックグランドで聞いている分には十分なレベルの音質を確保していると思います。 ![]() 同梱されているMaxxAudioProツールを使えば、イコライザを使って自分好みのサウンドにチューニングすることができます。 6)各パーツをチェック
Inspiron 15 5000(5583)の各パーツをチェックしてみましょう。
■液晶■ ![]() 液晶は15.6インチパネルを搭載。 マニュアルによるとTNパネルを採用しています。 TNパネルはコストが安いので価格引き下げのメリットをもたらしますが、IPSパネルと比べて、若干ぼやけた表示になる/視野角が狭い/色の鮮やかさに劣る、というデメリットももたらします。 実際に画面を見てみると、ちょっと青みがかった表示で、IPSパネルを搭載したモデルと比べると精細感/色の鮮やかは劣ります。 ![]() ただし、それは比較して感じることで、Inspiron 15 5000(5583)の液晶パネルだけを見ている分には、ちょっと表示が粗く感じますが、それもしばらくすると見慣れてくるので、そこまで気にしなくてもいいと思います。 画質重視で綺麗な映像を楽しみたい、というのであればIPSパネル搭載モデルをオススメしますが、価格重視であれば、TNパネル搭載モデルでも、しっかり液晶の角度を調整して真正面に液晶パネルがくるようにすれば、十分使えると思います。 ![]() 非光沢パネルを採用しているため、映り込みが発生しにくいです。 色の鮮やかさという点では光沢パネルの方が上ですが、映り込みの少なさ、目への負担軽減を考えれば、非光沢パネルのほうが使い勝手は上で実用的だと思います。 ![]() 最大解像度がフルHD(1920×1080ドット)対応パネルを搭載。15.6インチの大きめの液晶パネルを採用しているため、フルHDの解像度でも、表示が小さすぎて見づらいということはないと思います。 ![]() 液晶上部にWebカメラが配置されています。 ■キーボード■ ![]() キーボードについて見ていきましょう。 ![]() キーボードは個々のキーが独立したセパレートタイプを採用。 ![]() テンキーを装備しています。テンキーは少し小さめです。 ![]() 頻繁に利用することの多いbackspaceキーとEnterキーがちょっと小さめ。しかも、左隣のキーと隣接している、DELL独自のキーボード設計になっています。なので、慣れるまでは打ち間違えが発生しやすいかもしれません。 ![]() キートップは触るとさらっとしています。それほど滑りません。 ![]() キーストロークは一般的なノートPCと同じくらいの深さを確保。 キーの端のほうを押しただけで、しっかり反応してくれます。打鍵感はやわらかめですが、反発はあり、ずっと打っていても疲れにくいと思います。 ![]() キーピッチは約19mm。デスクトップに接続するフルサイズのキーボードと同程度のキーピッチを確保しています。 ![]() したがって窮屈な感じはありません。快適なキータイピングが可能です。 なお、防滴キーボードなので、誤って飲み物をこぼしても安心です。バックライトは非搭載です。 ■タッチパッド■ ![]() タッチパッドはクリックボタンが一体となったタイプを採用しています。 ![]() タッチパッドは滑りもよく、反応も良好。 ![]() クリックボタンの反応もいいです。 端の方を押しても、真ん中あたりを押しても、しっかり反応してくれます。クリックボタンの位置を探さなくてもいいのでストレスフリーで使えます。 ![]() キーボード右上に電源ボタンが配置されています。 ■右側面部■ ![]() 右側面部。 ![]() 写真左(本体手前側)から順に、SDカードリーダー、USB 2.0、 ![]() 光学ドライブ、ウェッジ型ロック スロットが配置されています。 ![]() 光学ドライブのトレイを引き出したところ。 光学ドライブはDVDドライブのみを利用可能。ブルーレイドライブは選択できません。 ![]() SDカードスロットにSDカードを挿したところ。奥まで挿しても、これだけSDカードがはみ出るので、カードを挿したまま動かす場合には注意が必要です。 ■左側面部■ ![]() 左側面部。 ![]() 写真左(本体奥側)から順に、電源端子、USB 3.1 Gen 1 Type-C(NVIDIA MX130構成時のみ)、HDMI 1.4b、LAN端子、USB 3.1 Gen1 Type-A×2、ヘッドフォン/マイクロフォンオーディオジャックが配置されています。 ![]() 電源端子に電源ケーブルを接続したところ。電源ケーブルを接続する際には、左側面部に一定のスペースが必要なのがわかります。 ![]() 左右側面部の端子類にケーブル/デバイスを接続したところ。 ■背面部■ ![]() 背面部に端子類は配置されていません。 ■前面部■ ![]() 前面部中央に、液晶を開くときに指を引っかけるための窪みが設定されています。 ![]() ゆっくりとであれば、片手だけで液晶を開けることができます。いちいち両手を使わなくてもいいのは結構楽です。 ■底面部■ ![]() 底面部は継ぎ目のない構造になっており、簡単に筐体内部にアクセスできない仕様になっています。バッテリも内蔵されています。 ![]() 中央に「Inspiron」のロゴがエンボス加工されており、その下には通気孔が配置されています。 7)同梱物をチェック
Inspiron 15 5000(5583)の同梱物をチェックします。
![]() ACアダプタと電源ケーブル。 ![]() ACアダプタは手のひらに収まる大きさ。 ![]() コンパクトなつくりです。 ![]() 電源ケーブルは破断しないよう、太めのつくり。 ![]() ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は321g。 ![]() 各部名称について説明した参照ペーパーも同梱されています。 シンプルなつくりなので、詳細についてはDELL Webサイトのマニュアルを参照した方がいいと思います。 (*マニュアルを参照するには、Inspiron 15 5000(5583) まとめ
![]() 以上、Inspiron 15 5000(5583)について解説しました。主な特徴をまとめると次のとおり。 ・15インチ液晶搭載のA4ノート ・第8世代インテルCore i3/i5/i7プロセッサ搭載モデルを選択可能 ・非光沢液晶を採用 ・光学ドライブを搭載 ・NVIDIA GeForce MX130搭載モデルを選択可能 ・シルバーまたはブラックを選択可能 コストパフォーマンスを重視しつつ、グラフィックスにNVIDIA GeForce MX130を搭載したモデルも選べるなど、多彩な構成を選択可能。樹脂製のボディながら、野暮ったい感じはありません。 シンプルな15インチ液晶搭載ノートPCを検討している人にオススメです。 *詳しくは、Inspiron 15 5000(5583) 詳細情報 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 当サイト特別キャンペーン登場!通常の値引きにプラスする形で楽天スーパーポイントをもらえるので非常にお得です!!詳細については、「楽天スーパーポイントをゲットする方法」を参照してください。 ![]() ![]() ![]() ![]() 【即納モデルがおすすめ!】新型コロナウイルスの影響でPCが手元に届くまでの期間が長くなっています。デルでは即納モデルが用意されており、最短で翌日に手元に届きます。詳しくは、「デル即納モデルについて詳しく解説:即納モデルを注文したら翌日届きました!」を参照してください。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |