デルXPS 13 Plus(9320)レビュー:先進機能満載のスタイリッシュノートPC

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XPS 13 Plus(9320)について詳しく解説します。
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DELL
XPS 13 Plus(9320)レビュー

XPS 13 Plus(9320)は、DELLのハイエンドシリーズ(XPS)に属する13.4インチパネルを搭載したモバイルノートPCです。

モデル名に「Plus」が付いていることからもわかるとおり、従来モデルのXPS 13の上位モデルに位置づけられます。
XPS 13 Plus(9320)レビュー
性能アップに加え、無駄をそぎ落としたミニマルなデザイン、タッチファンクションキーやシームレスタッチパッドなどの先進的な機能搭載など、次世代のPC像を追い求めたデルの意欲的なハイエンドノートPCです。
デルのハイエンドシリーズであるXPSに「Plus」という名前が付いたモデルが投入されるのは、おそらくこれが初めてです。
シリーズ
 
特徴

Inspiron

3000シリーズ


上位
シリーズ
コストパフォーマンスに優れたエントリシリーズ
5000シリーズ Inspironシリーズの中間に位置づけられるミッドレンジシリーズ
7000シリーズ Inspironの中で最も性能にこだわったシリーズ
XPS 美しいデザインと高性能を両立させたスタイリッシュなノートシリーズ
Gシリーズ 高い描画処理能力を発揮できるゲーミングシリーズ
XPS 13 Plus(9320)は、

・13.4インチパネル搭載
・第12世代インテルCoreプロセッサ搭載
・スリムなモバイルノートPC
・UHD+パネル/有機ELパネル搭載モデルを選択可能
・ボディにアルミとガラスを用いることでスタイリッシュなデザインに仕上がっている
・タッチファンクションキー/ゼロラティスキーボード/シームレスタッチパッド搭載
・グラファイトとプラチナシルバーの2色を用意


という特徴を備えています。
メーカーからXPS 13 Plus(9320)をお借りすることができたので、ここではXPS 13 Plus(9320)の特徴・スペック・使い勝手について詳しく解説したいと思います(イベントでもXPS 13 Plus(9320)に触ることができたので、そのときの写真も掲載しています)。
(*DELLパソコンの4桁の型番(このモデルの場合は「9320」)を確認する方法はこちら)。
【レビュー目次】
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機およびイベントの展示機です。

【レビュー機のスペック】プラチナ
第12世代インテルCore i7-1260P/
16GBメモリ/1TB SSD/インテルIris Xeグラフィックス
dell
(*当サイト専用ページ経由でDELLパソコンを購入すると、通常の値引きにプラスする形で楽天スーパーポイントをもらえます。詳しくは、「楽天スーパーポイントをゲットする方法」を参照してください)
1)スタイリッシュ/スリムなデザイン
XPS 13 Plus(9320)は、ボディにCNC加工によるアルミとガラスを採用することでスタイリッシュなデザインに仕上がっています。
詳しくは後述しますが、タッチ式の静電容量式タッチファンクションメディアキー、隣のキーとのスペースがほとんどないゼロラティスキーボード、一目みただけではタッチパッドの位置がわからないシームレスタッチパッドという、XPS 13 Plus(9320)に新たに搭載された先進テクノロジーにより、デザインの質を高めています。
実際に見てみたら、すごく未来的な感じがしますね。コンセプトPCのような仕上がりです。見た目はすごく格好いいと思います。カフェとかで使っていたら、周りの人から二度見されそう。とにかく見た目重視の人にはすごく魅力的だと思います。
天板部分はアルミを採用。
非常に質感が高いです。
キーボードの周囲にはガラスを採用。

従来のXPS 13では、キーボード周囲にカーボンファイバが採用されており、カーボンファイバ特有の格子模様が入っていましたが、

XPS 13 Plus(9320)では、カーボンファイバは採用されていないのでスッキリとしたデザインに仕上がっています。
またディスプレイの外枠(ベゼル)が非常に狭いスリムベゼルデザインを採用。4辺とも非常にスリムなので、
・デザインの洗練度がアップする
・ボディをコンパクトに収めることができる
・ディスプレイを見ているときに外枠の存在が気になりにくくなり、画面への没入度を高めることができる
というメリットを享受できます。
指と比べると、その狭さがよくわかりますね。
ボディの高さは15.28 mmしかありません。
先代モデル(XPS 13 9310)が14.8mmでしたからちょっとだけ分厚くなっていますが、それでもすごくスリムだと思います。
シルエットもとても綺麗。
非常に掴みやすいので、さっと持ちあげて移動させることができると思います。
ボディの幅と奥行きは先代モデルとほぼ同じ。スリムベゼルのおかげでコンパクト化されているため、扱いやすいと思います。
イベントに展示されていたので、17.3インチパネル搭載のXPS 17(9720)(上の画像の右)、15.6インチパネル搭載のXPS 15(9520)(上の画像の真ん中右)と並べてみました。一番左に置いたXPS 13 Plus(9320)の小ささが際立ちます。
イベントのスタッフの方に持ってもらいました。こうするとXPS 13 Plus(9320)のコンパクトさがよくわかると思います。
重量は最小構成で1.24kg。すごく軽い!というわけではありませんが、13インチノートPCとしては標準的な重さかな。このぐらいの重量であれば外に持ち出そう、という気になります。
2)グラファイトとプラチナシルバーの2色を用意
カラーリングは、ライトな色合いのプラチナシルバーとダークな色合いのグラファイトを用意。
こちらはプラチナシルバー。天板部はシルバー、
キーボードおよびその周囲はホワイトを採用し、シンプルな色合いになっています。
底面部はシルバーを採用。天板部と同じなので統一感がありますね。
背面部のデザインもスッキリとしています。
こちらはグラファイト。
濃いグレーというか、ブルーというか、落ち着いた色合いです。
自然光の下では青っぽく見えるかな。
底面部も、天板部と同じカラーリングを採用。
担当者の方によると、プラチナシルバーの方が人気が高いそうです。デルもプラチナシルバーを押しているようで、現時点では即納モデルにはプラチナシルバーしか用意されていません。
なお、グラファイトの方が指紋・汚れがつきやすいように感じました。気になる人はこまめに拭き取る必要があると思います。プラチナシルバーの方は汚れはそんなに気になりませんでした。
3)新機能搭載
XPS 13 Plusには新しい機能(静電容量式タッチファンクションメディアキー/ゼロラティスキーボード/シームレスタッチパッド)が搭載されています。それぞれの機能について詳しく解説したいと思います。
■静電容量式タッチファンクションメディアキー
キーボードの一番上にあるファンクションキーが、タッチキーになっており、指で触る形で操作します(静電容量式タッチファンクションメディアキー)。
実際に操作してみたところ、当たり前ですが物理的なキーとはタッチ感が全く異なります。見た目は未来感満載でいいのですが、個人的には従来のファンクションキーの方がやっぱり使いやすいかな。
僕の場合、入力の変換時にファンクションキーを多用する(F7キーを押すと全角カナに変換、F10キーを押すと半角英数に変換など)ので、物理的なキーの方が押しやすいかな。
一度押しただけでは反応してくれないことがありました。
このあたり慣れが必要だと思います。
Insert、delteキーもタッチキーなので、これらのキーを利用する機会の多い人は、ちょっと使いづらく感じるかもしれません。
Fnキーとescキーを同時に押すことで、簡単にファンクションキーの機能切り替えを行うことができます(マルチメディアキーとF1〜F12キーの切り替え)。
F1〜F12キーに切り替えた場合、
一番右のdeleteキーは利用できますが、Insertキーは利用できなくなります。
■ゼロラティスキーボード
キーボードにはゼロラティスキーボードを採用。上の画像を見ると、キーボードに縁がないのがわかります。
この結果、これまでよりもキー自体が大きくなっています。
フラットなデザインになっているうえ、隣のキーとの間にスペースがないため、非常にスタイリッシュな印象を与えますね。率直に言って「格好いい」です。
従来のXPS 13(9305)のキーボードと比べてみました。上の画像の右がXPS 13 Plus(9320)です。左のモデルがセパレートタイプのキーボードを採用しており、キーとキーの間にスペースがあるのに対し、XPS 13 Plus(9320)ではスペースがほとんどないのがわかります。
キーピッチ(キー間の距離)は19.05mm(マニュアル参照)。デスクトップのキーボードと同程度のキーピッチを確保しているため、窮屈さは感じにくいと思います。
実際にタイピングしてみました。
隣のキーとの間にスペースがないので、誤って隣のキーを押してしまうことがありました。使いこなすには慣れが必要だと思います。
Enterキーは大きめなので押しやすいです。
一番左に配置されている半角/全角キーやtabキーなども大きめ。
ただし、backspaceキーの右に電源ボタンが配置されており、backspaceキーを押そうとすると誤って電源ボタンを押してしまうことがありました。電源ボタンは固めなので軽く押すぐらいでは誤動作しにくいと思いますが、このキーボードを使いこなすには、しばらく使い込む必要がありそうです。
なおキーボードにはホワイトのバックライトが装備されており、キートップのフォント部分が光ります。明るさは二段階の設定が可能です。もちろんオフにすることもできます。
■シームレスタッチパッド
シームレスタッチパッド(ガラス製)を採用。上の画像を見ても、パームレスト部分にタッチパッドの領域が示されてないですよね。タッチパッドがあると、ちょっとデザイン的に野暮ったさを感じるんですが、シームレスのおかげで、すごくスマートな感じを受けます。
タッチパッドの領域が示されていないのですが、通常のポジションで使っている分には、そんなに違和感なく使えました。ただし右クリックを使うときに、所定のポジションでクリックしていないため、うまく反応してくれないことがありました。
この部分にはガラスが採用されているので、触った感じはいいですね。
なおタッチパッドを押した時の反応をカスタマイズすることができます。
「設定」の「Bluetoothとデバイス」-「タッチパッド」画面の「タッチパッドのフィードバック」でタッチパッドを使用したときの触知覚信号の強弱を調整できます。
右にスライドするほど、タッチパッドを押した時の反応が強くなります。強弱を試してみましたが、僕の場合、一番右に設定したときの反応がちょっと強めで心地よく感じました。
4)スペックをチェック
XPS 13 Plus(9320)の主なスペックをチェックしてみましょう。XPS 13 Plus(9320)の下位モデルで、先進的な機能を省いたNew XPS 13(9315)のスペックと比較しています。
 
【参考】
New XPS 13(9315)
New XPS 13 Plus(9320)
CPU
第12世代インテルCore i5-1230U (10 コア, 12MB キャッシュ, 最大 4.4 GHz まで可能 )

第12世代インテルCore i7-1250U (10 コア, 12MB キャッシュ, 最大 4.7 GHz まで可能)
第12世代インテルCore i5-1240P/
第12世代インテルCore i7-1260P
メモリ
16GB, 4 x 4GB, LPDDR5, 5200 MHzメモリー オンボード
16GB (4×4GB)/
32GB (4×8GB)
LPDDR5 5200MHz
ストレージ
512GB/1TB PCIe NVMe SSDオンボード
512GB/1TB/2TB M.2 PCIe Gen 4 NVMe SSD
グラフィックス
インテル Iris Xe グラフィックス
インテル Iris Xe グラフィックス
ディスプレイ
13.4インチ
16:10
13.4インチ
16:10
解像度
■フルHD+(1920×1200)
非タッチパネル/非光沢/500ニット
■フルHD+(1920×1200)
タッチパネル/反射防止/500ニット
■UHD+(3840x2400)タッチパネル/反射防止/500ニット
■1,920×1,200ドット表示/非タッチ/非光沢/500nit
■3,456×2,160ドット表示/タッチ/反射防止OLED/400nit
■3,840×2,400ドット/タッチ/反射防止/500nit
主な端子類
2×Thunderbolt 4対応USB Type-C(電力供給およびDisplayPort対応)
・USB-C/USB-A 3.0アダプタ同梱
・USB Type-C−3.5mmヘッドセットアダプタ同梱
Thunderbolt 4(USB Type-C、DisplayPort、および電源供給に対応)× 2
・USB-C/USB-A 3.0アダプタ同梱
・USB Type-C−3.5mmヘッドセットアダプタ同梱
先進機能
-
タッチファンクションメディアキー/
ゼロラティスキーボード/
シームレスタッチパッド
ワイヤレス
WiFi 6(IEEE802.11 ax)/
Bluetooth 5.2対応
WiFi 6(IEEE802.11 ax)/
Bluetooth 5.2対応
指紋認証/顔認証
カラー
スカイ/アンバー
プラチナシルバー/グラファイト
バッテリ容量
3-セル, 51 WHr
3-セル バッテリー, 55 Whr
寸法
高さ:13.99 mm x 幅: 295.4mmx 奥行き: 199.4 mm
高さ:15.28 mm x 幅: 295.3mmx 奥行き: 199.04 mm
最小重量
1.17kg
1.24kg
【CPU】
CPUには、第12世代インテルCore i5-1240P/Core i7-1260P搭載モデルが用意されています。
第12世代インテルCoreプロセッサの種類として、高性能マシンに搭載される「Hシリーズ」、標準的な使い方が想定されるPC向けの「Pシリーズ」、モバイルタイプのPC向けの「Uシリーズ」の3つ挙げられます。その中でXPS 13 Plusは「Pシリーズ」のプロセッサを採用しており、モバイルPCでありながらもパフォーマンスを重視しています。
搭載可能なプロセッサの主な詳細は次のとおりです。
CPU 第12世代インテルCore i5-1240P 第12世代インテルCore i7-1260P
コアの数 12
(Performance-cores:4)
(Efficient-cores:8)
12
(Performance-cores:4)
(Efficient-cores:8)
スレッドの数 16 16
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 4.40GHz 4.70GHz
キャッシュ 12MB 18MB
■第12世代インテルCoreプロセッサの特徴■
第11世代プロセッサでは同じ特徴を持つコアを搭載していましたが、第12世代プロセッサでは特徴の異なる2種類のコア(Performance-coresとEfficient-cores)を混在させています。コア数を単純に増やすとマルチスレッド性能は向上しますが、消費電力が大きくなってしまいます。第12世代プロセッサでは、パフォーマンスが低めながら消費電力の小さいEfficient-coresとパフォーマンスが高いPerformance-coresを使い分けることにより、パフォーマンスを高めつつ消費電力を抑えることが可能になっています。
レビュー機には、Core i7-1260Pプロセッサを搭載。
【メモリ】
メモリは16GB/32GB搭載モデルを選択可能。
一般的なモバイルノートPCの場合、コスパ重視で8GBメモリを搭載したモデルが用意されることが多いのですが、XPS 13 Plus(9320)ではパフォーマンス重視の姿勢を明確にしています。
16GB容量があれば、このクラスのノートPCで実行するタスクで、ストレスを感じるシーンは少ないでしょう。パフォーマンスに妥協したくなければ32GBメモリ搭載モデルを検討するのも有りだと思います。
レビュー機は16GBメモリを搭載。
【ストレージ】
ストレージはSSD搭載モデルを選択可能。HDD搭載モデルは用意されていません。高速アクセスできるPCIe NVMeタイプのSSDを搭載しています。容量は512GB/1TB/2TB搭載モデルを選択可能。
 
価格
アクセス速度
耐衝撃性
静音性
重量
HDD
従来から使われていたストレージ。大容量化が進み、SSDと比べて安価で大容量のデータを保存できます。ただし、データ転送速度はSSDよりも遅いです。
SSD
HDDよりもデータ転送速度が圧倒的に速いため、全体的なパフォーマンス向上につながります。ただし、HDDと比べて高価なため、同じ価格だと少ない容量しか積めません。
レビュー機は1TB SSDを搭載。
【グラフィックス】
グラフィックスは、CPU内蔵タイプのインテル Iris Xe グラフィックスを搭載。
選択できるのはCPU内蔵タイプのみ。高性能なカードタイプのグラフィックスは選択できません。
【光学ドライブ】
光学ドライブは搭載していません。
【スペックまとめ】
DELLの資料によると、旧モデルのXPS 13と比べて
・最大2倍の性能を発揮
・大きくなったデュアルファンによりエアフローが最大55%増加
と記載されています。
冷却効果を高めたボディの採用により、パワフルなCPUを搭載できるようになっています。
というか、パワフルなCPUを搭載しようとするとTDP(熱設計電力)の値が大きくなるため、エアフローを改善する必要があります。そのためには、ボディを大きくするか、内部スペースを広くする必要があるのですが、XPS 13 Plus(9320)では、後者の方法を採用しています。
具体的には、物理ファンクションキー/イヤホン端子を排除することで、これらを装備するのに必要なスペースを空けたということのようです。
5)パッケージをチェック
XPS 13 Plus(9320)のパッケージをチェックしてみましょう。デルWebサイトを確認したところ、「プレミアム」と「プラチナ」パッケージが用意されていますが、「基本構成を選択」ページでは、パッケージは明記されていません。
現時点では、あらかじめスペック構成が決定されているわけではく、選択可能なパーツの中から自由に選ぶことができます。
 
プレミアム
プラチナ
CPU
第12世代インテルCore i5-1240P
第12世代インテルCore i7-1260P
OS
Windows 11 Home 日本語
Windows 11 Home 英語
Windows 11 Pro 日本語
Windows 11 Pro 英語
Windows 10 Pro(Windows 11 Proライセンスを含む)日本語
メモリ
16GB
16GB/32GB
ストレージ
512GB/1TB/2TB SSD
ディスプレイ
1,920×1,200ドット表示/非タッチ/非光沢/500nit
3,456×2,160ドット表示/タッチ/反射防止OLED/400nit
3,840×2,400ドット/タッチ/反射防止/500nit
カラー
プラチナシルバー/
グラファイト
キーボード
バックライトキーボード(日本語)指紋認証リーダー付き
バックライトキーボード(英語)指紋認証リーダー付き
即納モデル
20%オフ
クーポン適用時価格
-
232,800円〜
(Core i7プロッサ/16GBメモリ/512GB SSD/1,920×1,200ドットパネル/プラチナシルバー/日本語キーボードの構成)
受注生産モデル
20%オフ
クーポン適用時価格
207,200円〜
232,800円〜
(*価格は2022年8月9日時点。税込・配送料込の価格です)。
選択肢としては、CPUの種類 / OSの種類 / メモリの容量 / SSDの容量 / ディスプレイの種類/解像度 / カラーリング / 日本語キーボード or 英語キーボードが挙げられます。
新機能を盛り込んだモバイルノートPCのため、強気の価格設定になっていますね。
(追記:即納モデルが追加されました。「即納モデを見る」と表記されたスライダを右にずらせば、即納モデルを選べます。この記事執筆時点では、即納モデルで選べる構成に制限があり、Core i7搭載モデルしか用意されていません。カラーリングもプラチナシルバーしか選べません)
6)端子類はUSB Type-C(Thunderbolt 4)2つだけ
搭載されている端子類は、USB Type-C(Thunderbolt 4)が2つだけ。
左右の側面部の奥の方に1つずつ配置されています。
【USB Type-C端子で利用できる機能】
USB Type-C
本モデルでの対応
備考
Alt Mode-DisplayPort 外部映像出力可能 Alt mode対応のUSB Type-Cケーブル必要
PowerDelivery対応 受給電可能 高速充電可能

Thunderbolt 4

最大40Gbpsで転送可能 Thunderbolt 4対応機器と接続する必要あり
いずれの端子も、DisplayPortおよびPower Deliveryに対応しているため、外部映像出力、受給電が可能です。
電源端子が搭載されておらず、充電時にはUSB Type-C端子に接続する形式を採用。したがって、充電時にはUSB Type-Cが1つしか利用できなくなります。
ちなみに、対応するモニタ(USB端子搭載モデル)に接続すれば、USB Type-Cケーブルで接続するだけで、映像出力・充電が可能になるほか、モニタ側のUSB端子も使えるようになるので、非常に使い勝手が良くなります。
XPS 13 Plus(9320)にはUSB Type-C端子しかなく、そのままではUSB Type-A端子に接続するタイプのデバイスが使えないため、USB-C/USB-A 3.0アダプターが出荷時標準で同梱されています。
アダプタをUSB Type-C端子に接続したところ。アダプタはコンパクトなので、それほどスペースを取ること無く利用できるのがわかります。
7)イヤホン端子/SDカードスロットなし
前述したように、搭載されている端子類はUSB Type-C端子が2つだけ。イヤホン端子、SDカードスロットは非搭載です。先代モデルでは、イヤホン端子/microSDカードスロットは搭載されていたので、新モデルではギリギリまで機能をそぎ落としている印象を受けますね。
USB Type-C−3.5mmヘッドセットアダプターが同梱されているので、どうしても有線タイプのイヤホンを使いたいときはアダプタを介せば利用可能です。
ただし、USB Type-C端子は2つしかないので、そのうちの1つを占有すれば使い勝手が悪くなると思います。ワイヤレスタイプのイヤホンを使えば、USB Type-C端子を使わなくても済みます。
アダプタを接続したところ。ちょっと長さがあるので、アダプタを使用する際は一定のスペースが必要になります。
8)3つのパネルの中から選択可能
 
1920×1200ドット
(FHD+)
3,840×2,400ドット
(UHD+)
3,456×2,160ドット
光沢/非光沢 非光沢 反射防止 反射防止
タッチ 非タッチ タッチ タッチ
有機EL(OLED) × ×
輝度 500nit 500nit 400nit
XPS 13 Plus(9320)では、上記3つのディスプレイパネルのいずれかを搭載したモデルを選択できます。
UHD+パネルは、FHD+の4倍のドット密度を実現。より精細感のある表示が可能です。3456×2160ドットのパネルは、UHD+パネルよりも若干解像度が低くなりますが、それでも十分解像度が高いです。
レビュー機は3,456×2,160ドットのOLED搭載モデル。綺麗に表現できます。
FHD+パネルとUHD+パネル/3,456×2,160ドットパネルの表示を比べると、段違いでUHD+パネル/3,456×2,160ドットパネルの方が綺麗なので、画面表示の美しさにこだわるならUHD+パネル/3,456×2,160ドットパネル搭載モデルがオススメです。映像・画像を堪能したいのなら、解像度が高いパネルがオススメ。ただし、解像度が高いと消費電力が多くなるため、バッテリ駆動時間が短くなる可能性が高いです。
【光沢/反射防止パネル】
FHD+は非光沢パネル、他のパネルは反射防止パネルを採用。
 
メリット
デメリット
光沢パネル ・色の表現が鮮やかなので、映像/画像を楽しめる ・照明など、周りの物の映り込みが発生しやすい。
・ぎらつきが多いので、長時間見続けた時の目への負担が大きい
光沢パネル
(反射防止あり)
・光沢パネルよりも映り込みが発生しにくく、非光沢パネルよりも色の表現が鮮やか。
(光沢パネルと非光沢パネルのいいとこ取り)
非光沢パネル ・映り込みが発生しにくいので、いちいちディスプレイの角度を調整しなくてもいい
・ぎらつきが少ないので目への負担が軽い
・光沢パネルと比べて、色の表現が淡い感じになる
非光沢パネルの場合、映り込みやぎらつきが少ないので長時間作業する際の眼の疲れを軽減できますが、色の鮮やかは光沢パネルに劣ります。
反射防止パネルは、光沢パネルと非光沢パネルのいいとこ取りをしたパネル。光沢パネルよりも映り込みが発生しづらく、非光沢パネルよりも色の表現が鮮やかです。
レビュー機は、反射防止パネルを採用。
【タッチパネル】
FHD+パネルは非タッチパネル、他のパネルはタッチパネルです。タッチパネルだと、直感的に操作したいときに便利。
レビュー機はタッチパネルを採用。スムーズに操作できました。
【有機EL(OLED)】
XPS 13 Plus(9320)では3,456×2,160ドットのパネルのみ有機ELを採用しています(レビュー機は有機ELパネル搭載)。有機ELパネルは、色の表現が鮮やか/黒い部分が白っぽくならないという特徴があります。
有機ELディスプレイの主なメリット/デメリットは次のとおり。
・高画質
・黒をしっかり表現できる
・レスポンスが速い
・焼き付きが発生しやすい
有機ELパネルは、描写がとても綺麗なので、画面表示に引き込まれると思います。ぼくも他のモデルで有機ELパネル搭載モデルを使ってみましたが、臨場感が半端ないですね。液晶とは一線を画する仕上がりなので、映画を綺麗な映像で楽しみたい人、とにかく画質にこだわる人なら有機EL搭載モデルがおすすめです。
【輝度】
輝度とは、ディスプレイの明るさのこと。数値が大きい方が明るいパネルであることを示します。明るいパネルの方が、色の表現が鮮やか/周りの環境が明るくても見やすい、という特徴があります。
一般的なノートPCの場合、200〜300nitという輝度のパネルを搭載していること多いのですが、XPS 13 Plusの場合、輝度が400 or 500nitという明るいパネルを採用しています。
明るい野外でも、画面表示をはっきりと視認できます(レビュー機は400nitのパネル)。
ちなみにディスプレイは上の画像の角度まで傾けることが可能です。
9)特徴をチェック
■指紋認証/顔認証機能を利用可能
XPS 13 Plusでは、指紋認証機能と顔認証機能を利用できます。
backspaceキーの右に電源ボタンが配置されており、このボタンに指紋認証リーダーが搭載されています。電源ボタンは結構小さめです。
またパネル上部にWebカメラが配置されていますが、その横に赤外線カメラを配置。
顔認証機能を利用できます。
■Webカメラ/マイク
720p(30 fps)のHD RGBカメラ、30 fpsで400pのIRカメラを搭載。最新のデルノートPCでは1080p(30fps)のFHDカメラが搭載されているモデルもありますが、本モデルには非搭載。パネルの外枠(ベゼル)が非常に狭いので、高画質のカメラを搭載するのが難しいのかもしれません。スライドさせてカメラに蓋をすることのできるカメラシャッターは用意されていないです。
カメラ使用時にカメラ横のステータスランプが点灯します。
マイクは、上の画像の赤丸内に配置されています。
■起動時間
起動時間(電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまで)を計測してみたところ、19.092秒で起動しました。
(*起動時間は、マシンの構成や状況等によって異なる可能性がありますので、あくまで参考程度にしてください)
■バッテリ駆動時間
XPS 13 Plus(9320)は3セル 55Whrのバッテリを内蔵しています。展示機のバッテリ残量を確認したところ、バッテリ残量85%で、推定残り9時間37分と表示されました。単純計算で100%のバッテリ残量で約11時間強バッテリが駆動する計算です。
(*バッテリ駆動時間は、マシンの使用状況や環境によって異なる可能性がありますので、あくまで参考程度にしてください)
■急速充電対応
XPS 13 Plus(9320)はExpressChargeに対応。製品ページの説明によると1時間で最大80%充電することができます。同梱されるACアダプタのタイプは60Wです。
■サウンド
XPS 13 Plus(9320)は、4つのスピーカーを搭載したクワッドステレオスピーカーシステム(合計8W)を採用。
担当者の方によると、キーボードの下に2つ、
底面部の左右にそれぞれスピーカーを搭載しています。
4つのスピーカーから音を奏でることで、広がりのあるサウンドを楽しめると思います。
■片手だけでカバーを開けることができる
使用する際、片手だけでカバーを開けきることができます。いちいち両手を使わなくても使い始めることができるので便利です。
■底面部
底面部はすっきりとしたデザインになっています。通気孔も配置されていません。
上の画像は先代モデルのXPS13 9310。通気孔が配置されているのがわかります。
XPS 13 Plus(9320)では、通気孔をなくした分、底面部左右にあるスリットの数が先代モデルの2つから3つに増えています。
■Premium Supportを用意
XPSノートパソコンには、24時間365日国内受付の1年間Premium Supportが含まれています。デルのスタンダードクラスのInspironシリーズノートPCの場合、中国にあるコールセンターにつながりますが、XPSの場合は国内のコールセンターにつながります。
10)同梱物をチェック
XPS 13 Plus(9320)の同梱物をチェックします。
ACアダプタ。モバイルノートPCのため、ACアダプタもコンパクトなつくりになっています。
片手で握れる大きさです。
60W型のACアダプタを採用。
充電ケーブル。接続端子はUSB Type-Cです。
XPS 13 Plus(9320)には、左右の側面部に1つずつUSB Type-C端子を配置していますが、どちらでも充電可能。L型コネクタを採用していないので、充電時にケーブルを接続するのに少しスペースを確保する必要があります。
電源ケーブル。引っかけたりしたときに破断しないようしっかりとしたつくりになっています。
前述したとおり、USB-C/USB-A 3.0アダプタとUSB Type-C−3.5mmヘッドセットアダプタも同梱されています。
同梱される書類。
各部名称などを示した簡素な内容のペーパーも同梱されています。
まとめ
以上、XPS 13 Plus(9320)について見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。

・13.4インチパネル搭載
・第12世代インテルCoreプロセッサ搭載
・スリムなモバイルノートPC
・UHD+パネル/有機ELパネル搭載モデルを選択可能
・ボディにアルミとガラスを用いることでスタイリッシュなデザインに仕上がっている
・タッチファンクションキー/ゼロラティスキーボード/シームレスタッチパッド搭載
・グラファイトとプラチナシルバーの2色を用意


新しい機能を搭載した野心的なモデルに仕上がっています。ボディの大きさはコンパクトなまま、CPU性能を引き上げています。デザインが圧倒的にいいので、スタイリッシュさを最優先に考えている人にとってはすごく魅力的だと思います。カフェなど外出先で使用する際、ドヤ顔できそうです。

*当機種には即納モデルが用意されています(→即納モデルとは?)。

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即納モデル
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Inspiron 3000シリーズ(インテルモデル) / Inspiron 5000シリーズ / XPSシリーズ / Dell G ゲーミングシリーズ
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