DELL XPS 8900 レビュー

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XPS 8900の詳細なレビューを示します。XPS 8900の購入を検討されている方に役立つ情報が満載!
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DELL
XPS 8900レビュー

XPS 8900はDELLの個人向けPCの中で最も高いパフォーマンスを誇るハイエンドデスクトップ。また、拡張性も優れているので、性能だけでなくカスタマイズ性も重視したい人にお勧めのマシンとなっています。

(追記:XPS8900の販売は終了しています。XPSデスクトップPCの最新モデルについては、XPSシリーズ最新モデル一覧を参照してください)

XPS 8900レビュー
ここでは、XPS 8900の特徴・デザイン・性能等について詳しくチェックしています。

なおDELL XPSシリーズには、XPS 8900以外にもXPSタワー(8910)が用意されています。

→参考:XPS 8900とXPSタワー(8910)の違い

【New XPSデスクトップ(8940)購入レビュー】
2020/7に登場したXPSデスクトップの最新モデルNew XPSデスクトップ(8940)を購入したので特徴・使い勝手等について詳しく解説しています。
New XPSデスクトップ(8940)購入レビュー
【レビュー目次】
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1)圧倒的なパフォーマンス

XPS 8900の主なスペックは次のとおり。

 
XPS 8900
OS
Windows 10 Home 64ビット
CPU
第6世代インテル Corei7-6700プロセッサー
(8M キャッシュ, 最大4.0 GHzまで可能) /
第6世代インテル Corei7-6700Kプロセッサー
(8M キャッシュ, 最大4.2 GHzまで可能)
メモリ
8GB DDR4 2133MHz(4GB×2)
16GB DDR4 2133MHz(8GB×2)
24GB DDR4 2133MHz(8GB×2+4GB×2)
32GB DDR4 2133MHz(8GB×4)
ストレージ
1TB/2TB SATA HDD(7200回転)
or
256GB SSD + 2TB SATA HDD(7200回転)
グラフィックス
NVIDIA GeForce 730 2GB DDR3
NVIDIA GeForce GTX 745 4GB DDR3
AMD Radeon HD R9 370 4GB GDDR5
NVIDIA GeForce GTX 960 2GB DDR5
光学ドライブ
DVDスーパーマルチドライブ
ブルーレイコンボドライブ
無線LAN/
Bluetooth
メモリスロット
DIMM×4
ベイ
5.25インチベイ×2
3.5インチベイ×3
PCIスロット
PCI Express x16 ×2
PCI Express x1 ×1
ポート類
背面:
HDMI、DisplayPort、RJ-45(10/100/1000Base)、オーディオ(7.1チャネル(6ジャック)プレミアムオーディオパフォーマンス)、マイク、ライン入力、USB 3.0ポート x 4、USB 2.0ポート x 2

前面:
USB 3.0ポート x 2、メディアカードリーダー(19-in-1)

上面:
USB 2.0ポート x 2 (トップ)、マイク入力、ヘッドフォン
電源
460W
寸法
幅185mm
×
高さ407mm
×
奥行き444mm
CPUは最新のインテル第6世代Core i7プロセッサを搭載。メモリの最大容量は32GB、ストレージは、1TBまたは2TB HDDのみの構成に加えて、256GB SSD + 2TB SATA HDD(7200回転) の構成も選択できます。

性能にこだわるのなら、高速にデータにアクセス可能なSSD構成モデルにすることをオススメします。

グラフィックスには、4つのグラフィックスカードのいずれかを搭載可能。NVIDA GTX 960を搭載できるため、高い描写力を期待できます。

光学ドライブには、DVDスーパーマルチドライブの他に、ブルーレイコンボドライブを搭載しているパッケージも用意されています(XPS 8900パッケージ一覧はこちら)。

XPS 8900パッケージ一覧

また統合型7.1チャネルオーディオ(Waves MaxxAudioPro搭載)を搭載しているため、臨場感のあるサウンドを楽しむことが可能。実際に聴いてみましたが広がりのあるサウンドを堪能できました。動画や音楽を楽しみたいときなどに重宝しますね。

また有線LAN端子に加えて、Bluetooth/WiFi機能を標準で装備。したがって、ワイヤレス環境が構築されていれば、ケーブルレスでネットに接続できます。WiFiで接続する場合、ケーブルが不要となるので、設置場所を自由に決めることができます。


今回レビューしたXPS 8900の構成はプラチナグラフィック・大容量SSD・HDDパッケージ。

 
XPS 8900
CPU
インテル Corei7-6700K プロセッサー
メモリ
24GB
ストレージ
256GB SSD+2TB HDD(7200回転)
グラフィックス
NVIDA GeForce GTX 960 2GB DDR5

プロセッサは第6世代インテルCore i7、メモリは24GB、ストレージは256GB SSD+2TB HDD(7200回転)、グラフィックスはNVIDA GeForce GTX 960 2GB DDR5というハイエンド構成です。

 
スコア
システム
8.15
CPU
8.5
メモリ
8.5
グラフィックス
8.4
ディスク
8.15

Windowsエクスペリエンスインデックスの値をチェックしてみました。Windowsエクスペリエンスインデックスとは、コンピュータのハードウェアおよびソフトウェアの構成の機能を測定し、この測定値を基本スコアと呼ばれる数値で表したものです。

これだけの充実構成なので、すべての項目で高いスコアを記録しています。

したがって、XPS 8900は非常に高い基本性能を備えていることがわかります。

次にベンチマークテストを実施してパフォーマンスをチェックしてみました。


まずは、CINEBENCH R15でCPU/グラフィックカードの性能をチェック。


CPU(Core i7-6700K)のスコアは831cb。非常に高いスコアを記録しているのがわかります。


3Dグラフィック・CADなで使用されるOpenGLも高いスコアを記録しています。


次にバイオハザード6ベンチマークで、ゲーム実行時のパフォーマンスをチェックしてみました。


ランクはSで、「現在の設定で、とても快適な動作が見込めます」との評価を得られました。実際、ゲームの動きも滑らかで、動画もすごく臨場感がありました。これなら、ゲームの世界を堪能できると思います。

使用して驚いたのが、その静粛性の高さ。ほとんど音がしないので、静かな環境でも気になりません。負荷のかかるベンチマークテストでも、ファンの音はそれほど気になりませんでした。

2)優れた拡張性
XPS 8900は、ミニタワー型筐体を採用しており、DELL個人向けデスクトップマシンの中で最も拡張性に優れたパソコンです(ゲーミングブランドAlienwareを除く)。


したがって、購入した後にカスタマイズしたい人、自分の望む構成に拡張したい人にお勧めです。

HDDベイは合計3つを搭載。最大でHDDを3台を構成可能です。

光学ドライブを搭載できる5.25インチベイは2つ。そのうち1つはすでに使用されているため、増設できるのは1つのみです。

メモリスロットはDIMMスロットを4基搭載しています。

また拡張カードスロットとして、PCI Express x1が1基、PCI Express x16が2基が搭載されています。

さすがにミニタワー型筐体を採用しているだけあって、優れた拡張性を誇っています。
3)各パーツをチェック
3-1)前面部
XPS 8900前面部
XPS 8900の前面部には光沢加工されたブラックのカラーリングを採用。


すごくツヤがあって見た目が綺麗です。

カードリーダー
XPS 8900の前面部の一番上部は、少し上に飛び出すようなデザインになっており、そこに19メディア対応メモリカードリーダーが配置されています。

光学ドライブ 前面部上部には光学ドライブを搭載。搭載できるのは、DVDスーパーマルチドライブとブルーレイコンボドライブ。


前面部の中央右にはUSB 3.0端子が2つ配置されています。

前面部デザイン
前面部の一番下は通気孔になっています。メタリック調のフレームがデザイン上のアクセントになっています。


前面部は少し傾いたデザインを採用しています。
3-2)上面部

上面部の前方には電源ボタンが配置されています。
電源をオンにするとボタンが点灯し、起動中であることがわかります。

上面部
XPS 8900の上面部には窪みが配置されています。

窪み
スマホなどの小さめのデバイスを置いておくことが可能。


また、この窪みの一番奥の部分には、USB端子×2とイヤホン端子、マイク端子が配置されているので、ここでUSB接続することができて便利です。

3-3)背面部

XPS 8900の背面部。一番上には電源コネクタ。




真ん中には、USB 2.0×2、USB 3.0×4、LAN端子、HDMI、DisplayPort、オーディオジャックが配置されています。


XPS 8900には、USB端子としてUSB 3.0×6、USB 2.0×4の合計10個が搭載されています。前面部に2つ、上面部に2つ、背面部に6つ配置されており、使いやすい端子を利用できます。



一番下には各種拡張カード用のブラケットが配置されています。このXPS 8900にはグラフィックカードを搭載しています。
3-4)側面部

左側面部。

左下に通気孔が配置されています。


右側面部に通気孔はありません。

4)筐体内部をチェック

XPS 8900では、背面部右に大きめのネジが配置されています。


このネジを外せば側面部を外して簡単に筐体内部にアクセスできます。ネジは手で外せます。ドライバは不要です。


側面部を少し後ろ方向に引き出せば、側面部を簡単に外すことができます。


側面部を外したところ。右上に光学ドライブ、右中段にHDD、左上に電源ユニット、左下にマザーボードが配置されているのが見えます。


ミニタワー型の筐体を採用しているだけあって、内部のスペースは余裕があり、エアフローが確保されています。





左上には電源が配置されています。最大出力は460Wです。



電源の下にはマザーボードが配置されています。中央にCPU冷却ファン、右にはメモリソケットが見えます。


XPS 8900は、4つのDIMMメモリソケットを搭載しています。最大で32GBのメモリ構成を購入することが可能。


左下は拡張スロットエリアです。PCI Express x16 ×2、PCI Express x1 ×1が配置されています。このXPS8900ではGeForce GTXグラフィックボードを搭載。





右側には5.25インチベイ×2+3.5インチベイ×1が配置されています。

一番上には光学ドライブが配置されています。その下は空きベイです。ここに光学ドライブなどを増設することができます。一番下には3.5インチベイが配置されています。



その下にある緑のデバイスはHDDです。この左横に空きベイが設定されているため、HDDを増設できます。


前面部も簡単に取り外すことが可能。


前面部を取り外すとこんな感じです。
5)まとめ

以上、XPS 8900の特徴について説明しました。まとめると次のとおり。

【XPS 8900のまとめ】
・第6世代Core i7プロセッサを搭載しており、高いパフォーマンスを発揮できる
・SSD搭載モデルも選択可能
・ミニタワー型筐体を採用することにより、優れた拡張性を確保
・高性能なグラフィックスカードを搭載可能
・ブラックを基調とした落ち着いたデザイン


このように、XPS 8900は、拡張性/パフォーマンスに優れたハイエンドマシンに仕上がっています。なによりも性能を重視したい人にお勧めです。今後長く使いたいと思っている人にも推奨したいですね。

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