DELL Inspiron 14 5000(5490)レビュー

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DELL
Inspiron 14 5000(5490)レビュー
Inspiron 14 5000(5490)は、14インチ液晶登載ノートPCです(*DELLパソコンの4桁の型番(本モデルでは「5490」)を確認する方法はこちら)。
Inspiron 14 5000(5490)レビュー
シリーズ
 
特徴

Inspiron

3000シリーズ


上位
シリーズ
コストパフォーマンスに優れたエントリシリーズ
5000シリーズ Inspironシリーズの中間に位置づけられるミッドレンジシリーズ
7000シリーズ Inspironの中で最も性能にこだわったシリーズ
XPS 美しいデザインと高性能を両立させたスタイリッシュなノートシリーズ
DELLのミドルレンジノートに位置づけられるInspiron 5000シリーズに属しています(→Inspiron 5000シリーズの特徴・モデル一覧はこちら)。
Inspiron 14 5000(5490)の主な特徴は次のとおり。

・14インチ液晶搭載のスリム/コンパクトなボディ
・4つのカラーリングモデルを用意
・第10世代インテルCoreプロセッサ(Comet Lake)搭載
・アルミニウム製カバーを採用しており、上質なデザインに仕上がっている

ここではInspiron 14 5000(5490)の特徴・スペック等について詳しく解説したいと思います。
【Inspiron 14 5000(5401)レビュー】
(2020/6追記)Inspiron 14 5490の後継モデルとして、Inspiron 14 5000(5401)が登場しました。第10世代インテルCore(Ice Lake)プロセッサを搭載するなど、Inspiron 14 5490よりもスペックが強化されています。詳しくはInspiron 14 5000(5401)購入レビューを参照してください。
【レビュー目次】
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
1)上質なデザインに仕上がっている

Inspiron 14 5000(5490)は、アルミニウム製のトップカバーを採用しており、上質なデザインを実現しています。


光が当たったところの反射がすごく綺麗。アルミニウム素材を用いることで、ミドルレンジに位置づけられるノートPCでありながら、上位モデルと遜色ない仕上がりになっています。

また天板部分の表面は、さらさらしていて触り心地がいいです。


パームレスト部分は、おそらくは樹脂製になっていると思いますが、天板部分とよく似たカラーリングを採用することで、統一感のあるデザインになっています。質感も悪くありません。


このクラスのノートPCとしては、高い質感を実現しているため、デザインに関する満足度は高いですね。
2)スペックをチェック(第10世代インテルCoreプロセッサ搭載)
Inspiron 14 5000(5490)の主なスペックは次のとおり。

【Inspiron 14 5000(5490))の主なスペック】

 
Inspiron 14 5000(5490)
液晶
14.0インチ FHD (1920 x 1080) 非光沢 LED バックライト ノンタッチ スリムベゼル広視野角ディスプレイ
CPU
第10世代 インテル Core i3-10110U プロセッサー (4MB キャッシュ, 最大 4.1 GHz まで可能)

第10世代 インテル Core i5-10210U プロセッサー (6MB キャッシュ, 最大 4.2 GHzまで可能)

第10世代 インテル Core i7-10510U プロセッサー (8MB キャッシュ, 最大 4.9 GHz まで可能)
メモリ
4GB, オンボード, DDR4, 2666MHz

8GB, オンボード, DDR4, 2666MHz
ストレージ
256GB M.2 PCIe NVMe SSD

512GB M.2 PCIe NVMe SSD
光学ドライブ
グラフィックス
インテル UHD グラフィックス 共有 グラフィックスメモリー

NVIDIA GeForce MX230 2GB GDDR5 グラフィックス メモリー 付き
搭載端子
1 x HDMI 1.4b
1 x USB 3.1 Gen 1 Type-C(DisplayPort/PowerDelivery対応)
2 x USB 3.1 Gen 1
1 x USB 2.0
1 x Micro SDカード リーダー
1 x ヘッドフォン/マイク オーディオ ジャック
寸法
(mm)
高さ:17.29 mm x 幅:321.77 mm x 奥行き:217 mm 
最小重量
(kg)
1.42kg
最小構成価格
(税抜・配送料込)
71,980円

(ここに記載されている価格は、クーポン適用前の価格です。実際に購入する際には、提供されているクーポン分の値引きの適用を受けることができます)

【CPU】 CPUには、第10世代インテルCore i3-10110U/インテルCore i5-10210U/Core i7-10510Uプロセッサ(Comet Lake)搭載モデルが用意されています。

CPU
性能
価格
Celeron
低い
低い
Pentium
第9世代Core
第10世代Core(Comet Lake)→本モデル搭載
第10世代Core(Ice Lake)
高い
高い

インテルプロッサファミリは上の表のとおりですが、Comet Lakeは、インテルの最新第10世代シリーズです。第10世代インテルCoreプロセッサには、Comet LakeとIce Lakeが用意されていますが、Comet Lakeが14nmプロセスで製造されるのに対し、Ice Lakeは10nmプロセスで製造されます。

Ice Lakeプロセッサの方がCPU内蔵グラフィックスが強化されており、よりスムーズな画像処理が可能になります。搭載可能な各プロセッサの主な詳細は次のとおりです。

CPU 第10世代インテルCore i3-10110U 第10世代インテルCore i5-10210U 第10世代インテルCore i7-10510U
コアの数 2 4 4
スレッドの数 4 8 8
プロセッサー・ベース動作周波数 2.10GHz 1.60GHz 1.80GHz
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 4.10GHz 4.20GHz 4.90GHz
キャッシュ 4MB 6MB 8MB


【メモリ】
メモリは4GB/8GB搭載モデルを選択可能。Web閲覧/ビジネスアプリ操作/動画再生といった、それほど負荷のかからないタスクであれば、4GBのメモリでもそんなにパフォーマンス低下は発生しないと思いますが、作業負荷によっては、処理にもたつくケースが出てきます。快適に作業したいのであれば、8GBのメモリ搭載モデルを選択することをオススメします。

 
価格
アクセス速度
耐衝撃性
静音性
重量
HDD
従来から使われていたストレージ。大容量化が進み、SSDと比べて安価で大容量のデータを保存できます。ただし、データ転送速度はSSDよりも遅いです。
SSD
HDDよりもデータ転送速度が圧倒的に速いため、全体的なパフォーマンス向上につながります。ただし、HDDと比べて高価なため、同じ価格だと少ない容量しか積めません。
ストレージは、SSDのみを搭載。HDDは選択できません。SSDの方が高速アクセスできるうえ、耐衝撃性に優れるため、HDDよりも使い勝手は上です。容量は256GB/512GBを選択できます。

【グラフィックス】
グラフィックスには、CPU内蔵タイプのインテルUHDグラフィックスに加えて、より性能の高いNVIDIA GeForce MX230 2GB GDDR5グラフィックスも選択可能。

グラフィックス
性能
用途
本モデルで選択可能
CPU内蔵タイプ  


高い
動画再生
NVIDIA GeForce MXシリーズ 動画再生/軽めのゲーム
NVIDIA GeForce GTX16シリーズ ゲーム/動画・画像編集 ×
NVIDIA GeForce RTX20シリーズ ゲーム/動画・画像編集 ×

CPU内蔵グラフィックスよりも、NVIDIA GeForce MXシリーズの方が描画処理能力は上ですが、本格的なゲームを楽しむには性能が足りていません。ゲーム/動画・画像編集がメインなら、GeForce GTX16/RTX20シリーズを搭載したモデルがオススメですが、Inspiron 14 5000(5490)はゲーミングノートではないので、CPU内蔵タイプグラフィックス or GeForce MXシリーズグラフィックスで十分だと思います。

【光学ドライブ】
光学ドライブは非搭載です。非搭載とすることで、DVD/ブルーレイは使えなくなりますが、ボディを薄型化/軽量化できる、価格を引き下げることができる、というメリットを享受できます。

以上、見てきたようにInspiron 14 5000(5490)は、 14インチ液晶搭載のコンパクトノートPCとしては基本性能は充実していると思います。
モデル別のスペックをチェックしてみました。

【Inspiron 14 5000(5490)のモデル別のスペック】
 
スタンダード
プレミアム
プラチナ
液晶
14.0インチ FHD (1920 x 1080) 非光沢 LED バックライト ノンタッチ スリムベゼル広視野角ディスプレイ
CPU
第10世代 インテル Core i3-10110U プロセッサー (4MB キャッシュ, 最大 4.1 GHz まで可能)
第10世代 インテル Core i5-10210U プロセッサー (6MB キャッシュ, 最大 4.2 GHzまで可能)
第10世代 インテル Core i7-10510U プロセッサー (8MB キャッシュ, 最大 4.9 GHz まで可能)
メモリ
4GB, オンボード, DDR4, 2666MHz
8GB, オンボード, DDR4, 2666MHz
ストレージ
256GB M.2 PCIe NVMe SSD
512GB M.2 PCIe NVMe SSD
グラフィックス
インテル UHD グラフィックス 共有 グラフィックスメモリー
NVIDIA GeForce MX230 2GB GDDR5 グラフィックス メモリー 付き
最小構成価格
(税抜・配送料込)
62,980円
77,980円
82,980円
現時点でスタンダード/プレミアム/プラチナの3つのモデルが用意されています。性能的には、スタンダード<プレミアム<プラチナという順位付けとなり、プラチナが最も高いパフォーマンスを発揮できる仕様になっています。

●価格重視ならスタンダードモデルだが・・・
価格重視ならスタンダードモデルですが、前述したとおり、4GBのメモリ容量しか積んでいないのがネックになります。Web閲覧/動画再生といった比較的負荷の軽いタスクがメインで、多少動きがもっさりしても構わない、価格を最優先に考えたい、というのであればスタンダードモデルがオススメですが、複数のタスクを同時に処理する場合など、多少負荷がかかった状態でも、ある程度快適に処理したい、と考えるのであれば、価格は多少高くなりますが8GBのメモリを搭載したプレミアム or プチチナがオススメです。

●コスパ重視ならプレミアム、性能重視ならプラチナ
プレミアムとプラチナの主な違いはプロセッサ/ストレージ容量/グラフィックスの3つ。
プロセッサについては インテルCore i7を搭載したプラチナの方が上。
ストレージ容量については、動画/画像などの大容量データを扱うのであれば外部ストレージを接続することで対処することが可能。256GBの容量があれば、OSやプリインストールされているアプリケーションで占有される領域以外にも一定の容量が確保されるため、すぐに容量が不足するケースは少ないと思います。
グラフィックスに関しては、プレミアムがCPU内蔵タイプのインテルUHDグラフィックス、プラチナがNVIDIA GeForce MX230を搭載しています。描画処理能力についてはGeForce MX230の方が上ですが、動画再生といった一般的な操作についてはインテルUHDグラフィックスでも十分です。かといって、GeForce MX230を搭載していても、負荷のかかるゲームや動画/画像編集を快適に実行するのはちょっと能力不足。描画処理能力を求めるのなら、上位シリーズのNVIDIA GeForce GTX or RTXシリーズを搭載したモデルを選んだ方がいいと思います。
個人的には、コストとパフォーマンスのバランスがとれたプレミアムモデルがオススメ。パフォーマンスを割り切れるのであればスタンダード、性能面で妥協したくなければプラチナが選択肢になると思います。
■スタンダード→価格重視の人向け
■プレミアム→コスパ重視の人向け(おすすめ)
■プラチナ→性能重視およびストレージの容量を重視する人向け
3)スリムベゼル採用のコンパクトノートPC

Inspiron 14 5000(5490)は、液晶の外枠(ベゼル)が狭いスリムベゼルデザインを採用。左右のベゼルだけでなく、上辺のベゼルも狭くなっており、非常にスタイリッシュなデザインに仕上がっています。


スリムベゼルのおかげでボディがコンパクト。


B5サイズのノートと比べたところ。


ボディの厚みは17.29mmとスリム。


非常に掴みやすいです。


重量は1.383kg(実測値)。


標準的な14インチノートPCよりは軽めのボディに仕上がっています。


コンパクト/スリムなボディに仕上がっているのですごく持ちやすい。バランスがいいせいか、脇に抱えて持てば、それほど重さを感じなくて済みます。


さっと掴んで持ち歩くことが可能。


コンパクトなボディのため、ディパックからの出し入れもスムーズ。左右が引っかからないので、サッと出し入れできます。


設置面積もそれほど大きくないので、あまり置き場所に困ることはないと思います。
4)4つのカラーリングを用意
Inspiron 14 5000(5490)では、4つのボディカラー(プラチナシルバー/アイスミント/アイスライラック/アイスゴールド)を用意しています。
4つのカラーリングを並べてみました。すべて派手目ではなく、ちょっと淡い感じの色合いになっているのがわかりますね。
上の画像の上段左がアイスライラック、上段右がアイスゴールド、下段左がアイスミント、下段右がプラチナシルバーです。
パームレスト部分も天板と同じカラーリングになっています。
あとプラチナシルバーモデルのみ、ベゼル部分がホワイトで、キーボードがシルバーになっています(上の画像の一番手前がプラチナシルバー)。他のカラーリングでは、ベゼル部分/キーボードともブラックです。かなり印象が異なりますね。
プラチナシルバーとアイスミントはどちらもシルバー系で一見するとよく似ています。しかし、アイスミントの方が光沢があり、プラチナシルバーの方が非光沢でシンプルな印象を与えます。上の画像の左がアイスミント、右がプラチナシルバーです。
前述したように、ベゼル・キーボード部分のカラーが異なります。プラチナシルバーモデル(上の画像の左)の方がシャープな仕上がりになっています。
アイスゴールドは、派手めのゴールドではなく、淡い感じの仕上がりで、黄土色っぽい感じです。PCのカラーとしては、あまり見かけない色かも。
すごく特徴的な色合いですね。他の人と差別化したい人にいいかもしれません。
アイスライラックは落ち着いた紫色です。
淡い色合いで高貴な感じがします。女性に受けそう。
以上4つのカラーリングについて見てきました。個人的にはプラチナシルバーがいいかな、と思います。無難な感じに仕上がっていながらも、ベゼル部分がホワイト、キーボードがシルバーというデザインになっており、シャープな感じになっているんですよね。
5)使い勝手をチェック
Inspiron 14 5000(5490)の使い勝手をチェックします。
■起動時間
起動(電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまで)を計測してみました。

1回目→13.93秒 / 2回目→13.79秒 / 3回目→13.00秒

約14秒で起動できます。それほど待たされることなく起動するイメージです。
■リフトアップヒンジを採用
Inspiron 14 5000(5490)は、ディスプレイの下の部分が接地するリフトアップヒンジを採用。ディスプレイ部分を傾けると、底面部と机の間にスペースができ、エアフローを改善できます。
背面部分が接地する形になるため、背面部分には傷が付きにくい素材が用いられています。
■USB端子
Inspiron 14 5000(5490)に搭載されているUSB端子は次のとおり。
USB端子
最大転送速度
本モデルでの搭載
個数/場所
USB 2.0 Type-A 0.48Gbps 1個/右側面部
USB 3.1 Gen 1(USB 3.0) Type-A 5 Gbps 2個/左側面部
USB 3.1 Gen 2 Type-A 10 Gbps × -
USB 3.1 Gen 1 Type-C 5 Gbps 1個/左側面部
従来から使われているUSB Type-A端子と、より小さくて前後の向きのないType-C端子を搭載。
USB Type-C
説明
本モデルでの対応
備考
Alt Mode-DisplayPort 外部映像出力可能 Alt mode対応のUSB Type-Cケーブル必要
PowerDelivery対応 最大100Wまでの受給電可能 -
Thunderbolt 3 最大40Gbpsで転送可能 × -
Inspiron 14 5000(5490)に搭載されているUSB Type-C端子で使える機能は上の表のとおり。Alit Mode DisplayPortとPowerDeliveryに対応しているため、USB TypeC端子を使って、外部映像出力および受給電が可能です。
■指紋認証リーダー(オプション)
電源ボタンと兼用する形で指紋認証リーダーをオプションで設定できます。指紋認証を使うことにより、キーボードを介さずログインできるほか、生体認証によりセキュリティを向上させることができます。
■Cinema Color対応
同梱されているCinemaColorツールを使えば、ディスプレイの色合いを変更できます。

次の4つのモードを選択できます。もちろん、オフにすることも可能です。
・動画→コントラストが高くなる。より深みのある色合いになる
・夜間→暗めの画面になる
・スポーツ→よりくっきりとした表示になる
・アニメーション→色が鮮やか
■サーマル管理可能
同梱されているDell Power Managerツールの「サーマル管理」ページで、熱設定を管理できます。最適化/低音/静音/超高パフォーマンスのいずれかの熱設定を選べます。状況に応じて、パフォーマンスを求めるのか、熱/静かさを優先させるのかを選択できます。
■バッテリ駆動時間
輝度70%でYoutubeの動画を再生した状態でWeb閲覧などの操作を1時間実行したところ9%のバッテリを消費しました。したがって、単純計算で11.1時間バッテリが駆動する計算になります。
■急速充電
Inspiron 14 5000(5490)ではわずか20分でバッテリーを0%から最大35 %まで充電可能。また、1時間で最大80%の充電が可能。外出までの時間が短くても、一定の量、充電できます。
■サウンド
スピーカーは底面部の前面部寄りの左右に配置されています。
この位置にスピーカーを配置することで、音が机に反射して、広がりのあるサウンドを楽しめます。
実際に音楽を聴いてみましたが、 音質はまずまずのレベル。ちょっとこもった感じがしますが、全体的なバランスは悪くありません。このクラスのノートPCとしては十分なレベルのサウンドだと思います。
同梱されているMaxxAudioProツールを使えば、イコライザを使って自分好みのサウンドにチューニングしたり、事前定義されたプロファイルの中から選択したりすることができます。
*DELL Webサイトの製品ページを確認する
Inspiron 14 5490詳細情報
6)各パーツをチェック
Inspiron 14 5000(5490)の各パーツをチェックします。

 
Inspiron 14 5000(5490)
液晶
14.0インチ FHD
(1920 x 1080)
非光沢 LED バックライト
ノンタッチ広視野角ディスプレイ

液晶は14インチパネルを搭載。最大解像度はフルHD対応の1920x1080ドット。100%表示だとちょっと表示が小さくなりますが、なんとか確認できる大きさ。個人的には100%表示のままで作業できると思いますが、人によっては拡大表示した方が見やすいと思うかもしれません。


自分で撮影した風景写真を映し出してみました。おそらくはIPSパネルを搭載していると思われます。色の表現が鮮やかで、黒もしっかり表現されます。精細感も高く、映像も堪能できます。


非光沢パネルを採用。

 
メリット
デメリット
光沢パネル ・色の表現が鮮やかなので、映像/画像を楽しめる ・照明など、周りの物の映り込みが発生しやすい。
・ぎらつきが多いので、長時間見続けた時の目への負担が大きい
非光沢パネル ・映り込みが発生しにくいので、いちいちディスプレイの角度を調整しなくてもいい
・ぎらつきが少ないので目への負担が軽い
・光沢パネルと比べて、色の表現が淡い感じになる

非光沢パネルだと、映り込みが発生しにくく、長時間見続けても目が疲れにくいと思います。

視野角も広めです。非タッチパネルのため、指による操作は実行できません。


スリムベゼルながら、Webカメラは液晶上部に配置。見上げる形ではなく、自然な角度で撮影することができます。


キーボード。


個々のキーが独立したセパレートタイプを採用。


テンキーは非搭載です。


EnterキーとBackSpaceキーがちょっと小さめで、左のキーと隣接したDELL独自のキーボード配置を採用。


キーストローク(キーを押し込む深さ)はちょっと浅めですが、標準的なノートPCと同程度の深さだと感じました。 打鍵感はやわらかめなので、長時間タイピングしていても疲れにくいと思います。

キーの端のほうを押してもしっかり反応してくれるのでストレス無く使えます。


キーピッチは18.7mm。


フルサイズキーボード(19mm)と同程度のピッチを確保しているため、窮屈さは感じません。


前述したように、プラチナシルバー以外の3つのカラーリングモデルではブラックのキーボードを採用。


シルバーキーボードの場合、斜め方向からだとキートップの文字がちょっと見づらく感じることがあります。特に、バックライトを点灯した状態で明るいところで使うときに、見づらく感じました。ブラックキーボードではそういうことはありません。


キーボードにはバックライトが装備されています。


明るさは2段階の調整が可能です。


タッチパッドはクリックボタンが一体となったタイプを採用。


滑りは良く、反応も良好です。


クリックしたときの感触もほどよい感じ 。


右側面部。


写真左から順に、MicroSDカードリーダー、ヘッドフォン/マイクオーディオジャック、USB 2.0端子が配置されています。USB 2.0の最大転送速度は480Mbpsです。


SDカードは使えず、microSDカードしか使えません。


microSDカードをスロットに挿入したところ。わずかにはみ出しますが、ほぼ全体が収まっています。


左側面部。


写真に左から順に、電源端子、HDMI 1.4b端子、USB 3.1 Gen 1×2、USB 3.1 Gen 1 Type-C(DisplayPort/PowerDelivery対応)が配置されています。USB 3.1 Gen 1の最大データ転送速度は5Gbpsです。

USB Type-C端子は、DisplayPortとPowerDeliveryに対応。外部モニタに出力したり、デバイス間の双方向の電力供給が可能です。

Inspiron 14 5000(5490)に搭載されている映像出力端子は次のとおり。
映像出力端子
個数/場所
用途
備考
HDMI 1.4b 1個/左側面部 映像+音声 -
USB Type-C 1個/左側面部
映像+音声
本モデルはUSB Power Deliveryに対応してるので、ケーブル一本で映像出力と充電が可能

電源端子に電源ケーブルを接続したところ。左側面部に一定のスペースが必要なのがわかります。


左右側面部のすべての端子類にケーブル/デバイスを接続したところ。

スリム/コンパクトボディを実現するために端子数を絞るモデルもありますが、このInspiron 14 5000(5490) では、USB端子として、従来からあるUSB Type-A端子が3つ、小さめのUSBType-C端子が1つの合計4つが搭載されています。これだけあれば、USB端子を多数同時に利用したいときでも、安心して使えます。


底面部。通気孔が配置されています。真ん中に「Inspiron」のロゴが彫り込まれています。

継ぎ目はなく、簡単には筐体内部にアクセスできない仕様になっています。バッテリは内蔵されています。
7)同梱物をチェック
Inspiron 14 5000(5490)の同梱物をチェックします。
ACアダプタと電源ケーブル(*ACアダプタは、搭載しているグラフィックスによって大きさが異なる場合があります。レビュー機は、CPU内蔵グラフィックス搭載モデルです)。
非常にコンパクトなつくり。
手のひらに軽く収まる大きさです。
ACアダプタと電源ケーブルの合計重量は260g。本体が1.383kgなので、合わせた重量は1.643kgです。
各部名称を示したペーパーも同梱されています。
シンプルなつくりなので、詳細についてはDELL Webサイトのマニュアルを参照した方がいいと思います。

(*マニュアルを参照するには、Inspiron 14 5490詳細情報をクリックします。下の方に表示される「ドライバ、マニュアル、サポート」欄の「詳細はこちら」ボタンをクリックし、メニューの「マニュアル」をクリックすると、マニュアルの一覧が表示されます)
まとめ

以上、Inspiron 14 5000(5490)について解説しました。主な特徴をまとめると次のとおり。

・4つのカラーリングモデルを用意
・第10世代インテルCoreプロセッサ搭載
・アルミニウム製カバーを採用しており、上質なデザインに仕上がっている
・スリム/コンパクトなボディ


スリムなうえ、スタイリッシュなボディに仕上がっています。性能面も、14インチ液晶搭載のコンパクトノートPCとしては充実しています。

いろんなシーンで使いたいが、液晶は大きめで見やすい方がいい人、スタイリッシュなコンパクトノートPCを探している人にオススメです。
【Inspiron 14 5000(5401)レビュー】
Inspiron 14 5490の後継モデルとして、Inspiron 14 5000(5401)について解説しています。詳しくはInspiron 14 5000(5401)購入レビューを参照してください。