XPSタワー スペシャルエディションについて解説します。
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![]() XPSタワー スペシャルエディションは、ハイエンドシリーズXPSシリーズに属するデスクトップ。個人向けデスクトップPCの中で最上位に位置づけられます。 ![]() DELL Webサイトの製品ページを確認する → XPSタワー スペシャルエディション ![]() 【New XPSデスクトップ(8940)購入レビュー】
XPSタワースペシャルエディション(8930)の後継モデルNew XPSデスクトップ(8940)が登場しました。第10世代インテルCoreプロセッサを搭載するなど、性能強化が図られています。New XPSデスクトップ(8940)を購入したので、特徴・使い勝手等について詳しく解説しています。 →New XPSデスクトップ(8940)購入レビュー ![]() ![]() 【レビュー目次】
・1)通常エディションとスペシャルエディションを用意
・2)XPSタワースペシャルエディションのスペックをチェック ・3)美しいデザイン ・4)VR対応 ・5)高い拡張性 ・6)各パーツをチェック ・7)容易にカスタマイズ可能 ・8)まとめ ![]() *ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
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![]() 1)通常エディションとスペシャルエディションを用意
XPSタワーには通常エディションとスペシャルエディションの2つのエディションが用意されています。
![]() こちらは通常エディション。光沢加工されたブラックのカラーリングを採用しています(通常エディションのレビューはこちら)。 ![]() こちらはスペシャルエディション。つや消しシャーシを採用しており、より高級感のあるデザインになっています ![]() 通常エディションとスペシャルエディションを並べてみました(右がスペシャルエディション)。 ![]() スペシャルエディションの方が質感が高く、落ち着いた印象を与えます。 *XPSタワーとXPSタワースペシャルエディションの違いについては、XPSタワーとXPSタワースペシャルエディションの比較を参照してください。 2)XPS タワースペシャルエディションのスペックをチェック
XPSタワースペシャルエディションの主なスペックは次のとおり。
現時点では、第9世代インテルCore i7-9700プロセッサ/第9世代インテルCore i7-9700Kプロセッサ搭載モデルを選択できます。
XPSタワー スペシャルエディションの購入を検討しているのであれば、描画処理能力を重視していると思うので、やっぱり最新のGeForce RTX 2070 SUPERを搭載したプラチナ・オーバークロック・VR (SSD+HDD・RTX2070 SUPER搭載)が性能的にはオススメです。 コスパ重視であれば、GTX 1660Tiを搭載したプラチナ・VRも検討してみるのもありかもしれません。 XPSタワースペシャルエディションのパフォーマンスをチェックしてみました。レビュー機の構成は次のとおり。 【プラチナ・VR(SSD+HDD・RTX2060搭載)】 ■CPU:インテルCore i7-9700 ■メモリ:16GB DDR4 ■ストレージ:512GB M.2 SSD+2TB 7200 RPM HDD ■グラフィック:NVIDIA GeForce RTX 2060 ![]() CPUの性能をチェックするCINEBENCHベンチマークのスコア。CPUは1391cbという高いスコアを記録。 ![]() ストレージの性能をチェックするCrystalDiskMarkベンチマークソフトのスコア。 ![]() 負荷が軽めのゲーム「ドラゴンクエストX」のベンチマークソフトを実行してみました。スコアは次のとおり。
![]() 負荷が中程度のゲーム「ファイナルファンタジー14 紅蓮のリベレータ」のベンチマークソフトの結果は次のとおり。
![]() 負荷が重いゲーム「ファイナルファンタジー15」のベンチマークソフトの結果は次のとおり。
![]() 描画処理能力をテストする3Dmarkベンチマークの「Time Spy」のスコアは7221。 ![]() ![]() 3Dmarkベンチマークの「Fire Strike」のスコアは16254。 ![]() 3DMarkベンチマーク実行時、負荷がかかるときには、ファンの回転音が上がり、騒音が大きくなることがありますが、個人的にはそれほどうるさい、というレベルにまでは達していないですね。 負荷のかからないタスク(ブラウザ閲覧/動画再生)を実行しているときには、すごく静かです。 ![]() DELL Webサイトの製品ページを確認する → XPSタワー スペシャルエディション ![]() 3)美しいデザイン
![]() 前面部には、つや消し素材を採用。側面部/上面部はブラックです。 ![]() 光の当たり方によって微妙に見え方が異なり、 ![]() 高い質感を実現しています。 ![]() 高級感があるほか、シャープな印象を与えます。 4)VRに対応
XPSタワースペシャルエディションは高い描画処理能力を発揮できるよう設計されており、VR(仮想現実)に対応しています。
HTC Vive/Oculus Riftで快適なVR体験を実現するための推奨仕様を満たしています。 これから本格的な普及が見込まれるVRを堪能したいと考えているのであれば、VR対応マシンがオススメです。 5)高い拡張性
XPSタワー スペシャルエディションは、ミニタワー型筐体を採用しており、高い拡張性を有しています。
HDDベイは合計3つを搭載。最大でストレージを3台を構成可能です。 光学ドライブを搭載できる5.25インチベイは1つです。 ![]() (写真はCore i7-9700搭載モデル) メモリスロットはDIMMスロットを4基搭載しています。最大64 GBをサポート。 拡張スロットは、PCI Express x16が1基、PCI Express x4が1基、PCI Express x1が2基搭載されています。 ![]() なお、XPSタワー スペシャルエディションは従来のミニタワー型筐体と比べて奥行きが狭くなっており、コンパクト化を実現しています。B5サイズのノートと比較するとこんな感じ。 ![]() 24インチモニタと接続したところ。 6)各パーツをチェック
XPSタワースペシャルエディションの各パーツをチェックします。
![]() 前面部。前面部の一番上に端子類が配置されています。 ![]() 左から電源ボタン、SDカードリーダー、ヘッドホン端子、マイク端子、USB 3.1 Gen 1 Type-C、USB 3.1 Gen 1×3が搭載されています。 ![]() 電源をオンにすると電源ボタンが点灯します。 ![]() 前面部にUSB端子があるので、USBデバイスを接続しやすいです。 ![]() 端子類の下には光学ドライブが配置されています。搭載できるのはDVDドライブのみ。ブルーレイドライブは選択できません。 ![]() 中央にはDELLのロゴ。 ![]() 左下にはXPSのロゴが入っています。 ![]() 上面部。 ![]() 上面部の後ろの方は通気孔になっており、電源をオンにするとファンが回転して排熱するしくみです。 ![]() 右側面部。 ![]() 左側面部。後ろ半分を通気孔が占めています。 ![]() 上面部の通気孔とつながっているのがわかりますね。 ![]() 側面部と前面部の間に通気孔が配置されているのが見えます。 ![]() 背面部。 ![]() 右上に、サイドパネルリリースラッチが配置されています。ロックを解除した後、このラッチを手前に引くと、サイドパネルを簡単に外すことができます。 ![]() 背面部上段の左には端子類、右には電源端子が配置されています。 ![]() 上から順に、USB 2.0ポート×2、ギガビットイーサネット×1、DisplayPort×1、HDMI×1、USB 3.1 Gen2 Type-C×1、USB 3.1 Gen2×1、USB 3.1 Gen1×3、オーディオポート(5.1チャネル、ジャック x 3)×1が配置されています。 ![]() 下段には拡張スロットが配置されています。 ![]() このマシンには、NVIDIA GeForce RTX2060が搭載されており、DisplayPort端子、HDMI端子、DVI端子を利用可能です。 ![]() 同梱されている電源ケーブル。 ![]() キーボード。 ![]() マウス。いずれもUSB接続タイプです。 7)容易にカスタマイズ可能
XPSタワー スペシャルエディションでは、サイドパネルを容易に外すことが可能。
![]() コンパクトさと容易なカスタマイズを両立させるために、電源ユニットをこんな風に手前に引き出せる仕様になっています。 ![]() なので、奥にあるマザーボードに容易にアクセスすることが可能。メモリやグラフィックカードのカスタマイズを簡単に実行することができます。 *筐体内部へのアクセス方法および各パーツの詳細については、XPSタワー スペシャルエディション筐体内部レビューを参照してください。 まとめ
![]() 以上、XPSタワー スペシャルエディション(8930)の特徴について解説しました。まとめると次のとおり。 ・第9世代Core i7プロセッサ搭載モデルが用意されており、高いパフォーマンスを発揮できる ・SSD+HDDのハイブリッド構成 ・ミニタワー型筐体を採用することにより、高い拡張性を確保 ・高性能なグラフィックスカードを搭載可能 ・容易にカスタマイズ可能 このように、XPSタワー スペシャルエディション(8930)は、パフォーマンス重視のハイエンドマシンに仕上がっています。動画/画像の編集などの負荷のかかるタスクを快適にこなしたい人、VRに対応した高性能デスクトップを探している人にお勧めです。 ![]() DELL Webサイトの製品ページを確認する → XPSタワー スペシャルエディション ![]() 【New XPSデスクトップ(8940)購入レビュー】
後継モデルのNew XPSデスクトップ(8940)を購入したので特徴・使い勝手等について詳しく解説しています。 →New XPSデスクトップ(8940)購入レビュー ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() デルのXPSデスクトップPC(1台10万円以上)を注文する際にクーポンを利用すればオンライン価格から3%オフになる当サイト向け特別クーポンを発行中です。詳細情報/利用方法については、特別クーポン詳細ページを参照してください。クーポンコードについては、当サイト向け特別クーポンページ ![]()
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