DELL Inspiron 14 Intel(5440) レビュー

DELLパソコンの購入に役立つ情報を提供するサイトです。
Inspiron 14 Intel(5440)について詳しく解説します。
HOME > DELLノート製品情報 > Inspiron 14 Intel(5440)レビュー
  • デル即納モデル
  • DELLデスクトップパソコンをシリーズで選ぶ
  • DELLノートブックパソコンをシリーズで選ぶ
  • DELLパソコンをインチで選ぶ
  • DELLパソコンを筐体で選ぶ
  • DELLパソコンをキャンペーンで選ぶ
  • DELLパソコンをランキングで選ぶ
  • DELLモニタを選ぶ
  • 法人向けデルパソコン
  • デルパソコンカスタマイズ講座
  • 他社パソコン比較購入ガイド
  • HP比較購入ガイド
  • レッツノート比較購入ガイド
  • 富士通パソコン比較購入ガイド
  • レノボ比較購入ガイド
  • Microsoft Surface
DELL
Inspiron 14 Intel(5440)レビュー

Inspiron 14 Intel(5440)は14インチ液晶を搭載したコンパクトタイプのノートPCです(2024年モデル)。第13世代インテルCoreプロセッサに加え、後継の新しいプロセッサ(Core 5 120U/Core 7 150U)搭載モデルを選択できます(第13世代インテルCoreプロセッサ搭載のInspiron 14 Intel(5430)(2023年モデル)の後継モデルだと思われます)。

InspironノートPCのミドルクラスであるInspiron 5000シリーズに位置づけられており、性能と価格のバランスの取れた構成に仕上がっています。

Inspiron 5000シリーズ最新モデル一覧
デル14インチノートPC最新モデル一覧
Inspiron 14 Intel(5440)レビュー
シリーズ
 
特徴

Inspiron

3000シリーズ


上位
シリーズ
コストパフォーマンスに優れたエントリシリーズ
5000シリーズ Inspironシリーズの中間に位置づけられるミッドレンジシリーズ
7000シリーズ Inspironの中で最も性能にこだわったシリーズ
XPS 美しいデザインと高性能を両立させたスタイリッシュなノートシリーズ
Inspiron 14 Intel(5440)の主な特徴は次のとおり。
・第13世代インテルCore i3/i5および後継の新しいプロセッサ(Core 5 120U/Core 7 150U)搭載モデルを選択可能
・14インチパネル載のコンパクトノートPC
・縦横比16:10の縦長パネルを採用
・プラスチックシャーシとメタルシャーシを選択可能
イベントでInspiron 14 Intel(5440)の展示機に触ることができたので、ここではInspiron 14 Intel(5440)の特徴・スペック等について詳しく解説します。

(*DELLパソコンの4桁の型番(本モデルの場合「5440」)を確認する方法はこちら)
【参考】Dell Inspiron 14 Intel(5440)動画
Dell Inspiron 14 Intel(5440)に関する動画をYouTubeにアップしています。

【参考】Inspiron 14 Intel(5440)と14 AMD(5445)(2024年モデル)の比較動画

nspiron 14 Intel(5440)とInspiron 14 AMD(5445)(2024年モデル)の比較に関する動画をYouTubeにアップしています。
【Inspiron 14 Intel(5430)レビュー】
第13世代インテルCoreプロセッサ搭載の先代モデルInspiron 14 Intel(5430)について解説しています。詳細についてはInspiron 14 Intel(5430)レビューを参照してください。
【目次】
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。レビュー機はイベントの展示機です。評価モデルのため、販売モデルとは仕様が異なる部分がある可能性があります。
1)縦横比16:10の14インチパネルを搭載
Inspiron 14 Intel(5440)
Inspiron 14 Intel(5440)は14インチパネルを搭載したコンパクトノートPC。パネルの外枠(ベゼル)が狭いスリムベゼルデザインを採用しています。
16:10という縦横比のパネルを採用しており、最大解像度はFHD+の1920×1200ドット。従来からある16:9のパネルと比べて、縦方向に広く表示することが可能です。
上の画像の左が16:10の14インチパネル搭載の他のモデル、右が16:9の14インチパネル搭載の他のモデルです。16:10の方が縦に広く表示できるのがわかります。
縦方向の表示領域が増えるため、Webブラウザ、表計算ソフトなどでスクロールする回数を減らせます。
カラーリングは、カーボンブラック/アイスブルー/ミッドナイトブルーの3つを用意。従来あったプラチナシルバーカラーは用意されていないようです。
レビュー機はアイスブルー。一見するとシルバーのようなカラーリングで、ちょっと青みがかっています。
他モデルのミッドナイトブルーが展示されていたので並べてみました。上の画像の左がレビュー機のアイスブルー。右がミッドナイトブルー。「ブルー」という名前が使われていますが、全く違いますね。
プラスチックシャーシ(プラスチック製外装シェル)とメタルシャーシ(アルミニウム製外装シェル)を用意。カラーリングによって選べるシャーシが異なります。アルミニウムの方が質感は高いと思います。
レビュー機はメタルシャーシ(アルミニウム製外装シェル)。触るとサラサラしています。質感もいい感じの仕上がりです。天板部とパームレスト部分にアルミが用いられているそうです。
 
【参考/先代モデル】
Inspiron 14 Intel(5430)
Inspiron 14 Intel(5440)
プラスチックシャーシ
Inspiron 14 Intel(5440)
メタルシャーシ
寸法
高さ: 15.74-18.75mm x
幅: 314mm x
奥行き: 226.6mm
高さ:前16.90 mm 後19.90 mm x
幅:314.00 mm x
奥行き:226.15 mm
高さ:前15.86 mm 後18.90 mm x
幅:314.00 mm x
奥行き:226.15 mm
最小構成重量
1.53kg
1.54kg
1.56kg
シャーシによって高さと重量が異なります。メタルシャーシの方が高さが約1mm低くなっていますが、重量は20g増えています。まあ、ほとんど差はないですね。先代モデルと比べても、大きく変わっていません。
そこそこスリムな仕上がりになっていると思います。
以前のモデルと比べると、端の部分が丸っこくなった感じがしますね。
2)スペックをチェック
Inspiron 14 Intel(5440)(2023年モデル)の主なスペックをチェックしてみましょう。第13世代インテルCoreプロセッサ搭載の先代モデルInspiron 14 Intel(5430)(2023年モデル)と比較してみました。
【Inspiron 14 Intel(5440)の主なスペック】
 
【参考】Inspiron 14 Intel(5430)
(2023年モデル)
Inspiron 14 Intel(5440)
(2024年モデル)
ディスプレイ
14.0インチ
16:10
非光沢
(1920×1200)
250ニット
14.0インチ
16:10
非光沢
(1920×1200)
250ニット
タッチパネル
×
×
CPU
第13世代インテル Core i5-1335U (12MB キャッシュ, 最大 4.60 GHz まで可能)
第13世代インテルCore i7-1355U (12MB キャッシュ, 最大 5.00 GHz まで可能)
第13世代インテルCore i7-1360P (18MB キャッシュ, 最大 5.00 GHz まで可能)
第13世代 インテルCore i3-1305U (10 MB キャッシュ, 5 コア, 6 スレッド, 最大 4.50 GHz まで可能)
第13世代インテルCore i5-1335U (12 MB キャッシュ, 10 コア, 12 スレッド, 最大 4.60 GHz まで可能)
インテルCore 5 120U (12MB キャッシュ, 10 コア, 12 スレッド, 最大 5.0 GHz まで可能)
インテルCore 7 150U (12MB キャッシュ, 10 コア, 12 スレッド, 最大 5.4 GHz まで可能)
メモリ
8GB 4800MHz LPDDR5 メモリ
オンボード
16GB 4800MHz LPDDR5 メモリ
オンボード
8GB, 1x8GB, DDR5, 4400MT/s
16GB, 2x8GB, DDR5, 4400MT/s
16GB, 2x8GB, DDR5, 5200 MT/s
ストレージ
256GB M.2 PCIe NVMe SSD/
512GB M.2 PCIe NVMe SSD/
1TB M.2 PCIe NVMe SSD
512GB M.2 PCIe NVMe SSD/
1TB M.2 PCIe NVMe SSD
グラフィックス
インテル Iris Xeグラフィックス (CPU内蔵)
インテルグラフィックス (CPU内蔵)/
インテル Iris Xeグラフィックス (CPU内蔵)
Copilotキー
×
主な端子類
2 x USB 3.2 Gen1 Type-Aポート
1 x Thunderbolt 4.0 ポート(DisplayPortおよびPowerDelivery搭載)
1 x ヘッドセット(ヘッドホンおよびマイクロフォンのコンボ)ポート
1 x HDMI 1.4ポート
1 x SDカード スロット
2 x USB 3.2 Gen1 Type-Aポート
1 x ヘッドセット(ヘッドホンおよびマイクロフォンのコンボ)ポート
1 x HDMI 1.4ポート
1 x SDカード スロット
■1305/1335プロセッサ搭載モデル→1 x USB 3.2 Gen 1 (5 Gbps) Type-Cポート
■120U/150Uプロセッサ搭載モデル→1 x USB 3.2 Gen 2 (10 Gbps) Type-C(Power DeliveryとDisplayPort搭載)
カラー
プラチナシルバー/ダークリバーブルー
アイスブルー/ミッドナイトブルー/カーボンブラック
シャーシ
アルニウム製カバー
プラスチック製カバー
アルミニウム製カバー
最小構成重量
1.53kg
1.54kg
【CPU】

CPUには、第13世代インテルCore i3-1305U/Core i5-1335Uプロセッサ搭載モデルに加えて、後継の新しいプロセッサ(Core 5 120U/Core 7 150U)搭載モデルが選択できます。

CPU
第13世代インテルCore i3-1305U
第13世代インテル Core i5-1335U
インテル Core 5 120U
インテル Core 7 150U
コアの数 5
(Performance-cores:1)
(Efficient-cores:4)
10
(Performance-cores:2)
(Efficient-cores:8)
10
(Performance-cores:2)
(Efficient-cores:8)
10
(Performance-cores:2)
(Efficient-cores:8)
スレッドの数 6 12 12 12
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 4.50GHz 4.60GHz 5.00GHz 5.40GHz
キャッシュ 10MB 12MB 12MB 12MB
第13世代と比べて、後継の新しいCoreプロセッサは周波数がアップしています。
【メモリ】
メモリは8GB/16GB搭載モデルを用意。
8GBメモリ搭載モデルの場合、負荷が軽めのタスク(ネットを見る・動画を再生する)程度であれば、それほどストレス無く処理できるレベルのパフォーマンスを確保できると思いますが、重い負荷がかかったりマルチタスクを実行したりするときに、動画がもっさりすることがあります。
性能重視なら16GBメモリ搭載モデルをオススメします。
メモリ容量  
説明
8GB  


快適
一般的なタスク(Web閲覧/メール/ビジネスアプリの操作/動画再生)であれば、それほどストレスなく処理できるレベルのパフォーマンスを確保できると思います。
16GB 負荷のかかる処理を快適に実行したい場合には、16GB以上のメモリを積むことをオススメします。
先代モデルではオンボードタイプのメモリを採用していたため、購入後に増設/換装することはできませんでしたが、本モデルはオンボードタイプではないので、自己責任でメモリの増設・換装を行うとができます。
【ストレージ】
ストレージは高速アクセスできるM.2 PCIe NVMe SSDを搭載。512GB/1TB搭載モデルを選択できます。
【グラフィックス】
グラフィックスは、CPU内蔵タイプのみを使用可能。より高性能なディスクリートタイプのグラフィックスを搭載したモデルは用意されていません。
グラフィックス
性能
用途
CPU内蔵タイプ  


高い
動画再生
NVIDIA GeForce MXシリーズ 動画再生/軽めのゲーム
NVIDIA GeForce GTX16シリーズ ゲーム/動画・画像編集
NVIDIA GeForce RTX30シリーズ 負荷のかかる
ゲーム/動画・画像編集
【スペックまとめ】
このクラスのPCとしては、ある程度充実した構成になっていると思います。一般的な作業(ネットを見る/SNSを楽しむ/表計算ソフトを普通に使う/動画を再生するなど)であれば、快適にこなせると思います。
【パッケージ別のスペック】
  1)Core i3-1305U+8GBメモリ搭載モデル 2)Core i5-1335U+8GBメモリ搭載モデル 3)Core i5-1335U+16GBメモリ搭載モデル 4)Core 5 120U+16GBメモリ搭載モデル 5)Core 7 150U+16GBメモリ搭載モデル
ディスプレイ
14.0インチ/16:10/1920×1200/非光沢/250ニット/非タッチ
CPU
第13世代インテルCore i3-1305U
第13世代インテルCore i5-1335U
インテルCore 5 120U
インテルCore 7 150U
メモリ
8GB, 1x8GB, DDR5, 4400MT/s
16GB, 2x8GB, DDR5, 4400MT/s
16GB, 2x8GB, DDR5, 5200 MT/s
ストレージ
512GB M.2 PCIe NVMe SSD
1TB M.2 PCIe NVMe SSD
グラフィックス
インテルUHDグラフィックス (CPU内蔵)
インテル Iris Xeグラフィックス (CPU内蔵)
インテルグラフィックス(共有メモリ) (CPU内蔵)
USB Type-Cのスペック
USB 3.2 Gen 1 (5 Gbps)
DisplayPort/PowerDelivery非対応のためデータ伝送のみ
USB 3.2 Gen 2 (10 Gbps)
DisplayPort/PowerDelivery対応のため外部映像出力・受給電可能
シャーシ
プラスチック製
メタル(アルミニウム製)
カラー
カーボンブラック/アイスブルー
アイスブルー/ミッドナイトブルー
キーボードバックライト
×
カメラ
HD Webカメラ/シャッター無し
FHD Webカメラ/シャッター有り
寸法
高さ:前16.90 mm〜後19.90 mm x 幅:314.00 mm x 奥行き:226.15 mm
高さ:前15.86 mm〜後18.90 mm x 幅:314.00 mm x 奥行き:226.15 mm
最小構成重量
1.54kg
1.56kg
受注生産モデル(4/9時点)
74,800円〜
84,800円〜
89,800円〜
109,800円〜
129,980円〜
受注生産モデル(4/22時点)
69,558円〜
78,856円〜
83,508円〜
102,105円〜
120,704円〜
値下げ額
△5,242円/
7%オフ
△5.944円/
7%オフ
△6,292円/
7%オフ
△7,695円/
7%オフ
△9,096円/
7%オフ
設定なし
設定なし
設定なし
設定あり
(価格は受注生産モデルと同じ)
設定あり
(価格は受注生産モデルと同じ)

(*価格は2024年4月22日時点。税込・配送料込の価格です。以前の価格よりも値下げされて、お求めやすくなっています)

現在、上記5つのパッケージを選択可能。本モデルの大きな特徴として、搭載するCPUによって 特徴が大きく異なる点が挙げられます。
従来からある第13世代インテルCore i3/i5プロセッサを搭載したモデルは、価格重視の構成。プラスチック製カバーを採用しているほか、USB Type-C端子はデータ伝送のみに対応。キーボードのバックライトは非搭載で、カメラはHD対応。カメラシャッターはありません。
一方の新しいCore 5/Core 7プロセッサを搭載したモデルは、デザイン・性能・使い勝手を重視した構成。質感の高いアルミ製カバーを採用しています。より大容量のストレージ搭載モデルを選択できるほか、Type-C端子は、DisplayPort/PowerDeliveryに対応しています。
先代モデルの5430はThunderbolt 4に対応していたのですが、本モデルは非対応。スペックダウンしているのはちょっと残念ですね。キーボードのバックライトは搭載されており、カメラはより高精細なフルHD対応。 カメラシャッターも搭載です。
こうして比較してみると、第13世代インテルCoreプロセッサ搭載モデルはコスパを強く意識しているのがわかりますね。ただし個人的には、Type-CのDisplayPort/PowerDelivery対応は必須だと思っているので使い勝手的には、新しいCoreプロセッサ搭載モデルの方がいいかな、と思います。カメラの性能は上だし、カメラシャッターも搭載。キーボードバックライトも付いていますからね。
価格は高くなりますが、デザイン/性能/利便性の面では、新しいインテルCoreプロセッサ 搭載モデルの方に軍配が上がると思います。
3)特徴をチェック
Inspiron 14 Intel(5440)の特徴をチェックします。
■搭載している端子類
搭載している端子類は、どのプロセッサを搭載しているのかによって異なります。共通している端子類は次のとおり。
・HDMI1.4×1
・USB 3.2 Gen 1 Type-A×2
・ユニバーサル・オーディオ・ジャック×1
・SDカードリーダー


プロセッサによって、Type-C端子の仕様が異なります。
■1305/1335プロセッサ搭載モデル→1 x USB 3.2 Gen 1 (5 Gbps) Type-Cポート ■120U/150Uプロセッサ搭載モデル→1 x USB 3.2 Gen 2 (10 Gbps) Type-C(Power DeliveryとDisplayPort搭載)
【搭載されているUSB端子の種類/場所】
USB端子
最大転送速度
1305/1335プロセッサ搭載モデル
120U/150Uプロセッサ搭載モデル
USB 3.2 Gen 1 Type-A 5 Gbps 2個/
左側面部・
右側面部
2個/
左側面部・
右側面部
USB 3.2 Gen 1 Type-C 5 Gbps 1個/左側面部 -
USB 3.2 Gen 2 Type-C 10 Gbps - 1個/左側面部
従来から使われているUSB Type-A端子×2と、より小さくて前後の向きのないType-C端子を搭載。合計3つのUSB端子を利用することができます。左右の側面部に端子が配置されているため、使い勝手はいいと思います。
120U/150Uプロセッサ搭載モデルの方が、最大転送速度が速い仕様のUSB Type-C端子を搭載しています。
【USB Type-Cで使える機能】
USB Type-C
説明
本モデルでの対応
備考
Alt Mode-DisplayPort 外部映像出力可能 Alt mode対応のUSB Type-Cケーブル必要
PowerDelivery対応 受給電可能 高速充電可能
Thunderbolt 4 最大40Gbpsで転送可能 × -
Inspiron 14 Intel(5440)に搭載されているUSB Type-C端子で使える機能は上の表のとおり。1305/1335プロセッサ搭載モデルはデータ伝送のみ可能ですが、120U/150Uプロセッサプロセッサ搭載モデルの場合、PowerDeliveryとDisplayPortに対応しています。Thunderboltにはすべてのモデルで非対応です。
■外部映像出力
Inspiron 14 Intel(5440)に搭載されている映像出力端子は次のとおり。
映像出力端子
個数/場所
用途
備考
HDMI 1.4 1個/左側面部 映像+音声 -
USB Type-C
(Alt Mode-DisplayPort対応)
(120U/150Uプロセッサ搭載モデルのみ)
1個/左側面部
映像+音声
本モデルはUSB Power Deliveryに対応してるので、ケーブル一本で映像出力と充電が可能
外部映像出力端子を使って、外部モニタに接続することにより、大きな画面にデータを表示できるようになるため、作業効率をアップできます。
また120U/150Uプロセッサ搭載モデルはUSB Power Deliverにも対応しているので、要件を満たすUSB Type映像入力端子を搭載したモニタにUSB Type-Cケーブル経由で接続すれば、外部出力と同時にを充電することが可能。外出先から帰ってきたときに、ケーブル1本接続するだけで外部出力と充電を行うことができて非常に便利です。
ただし、HDMIでサポートされる最大解像度は1920 x 1080 @60Hz。4K2K出力には対応していません。
■指紋認証
現在用意されているパッケージでは、指紋認証センサーが標準で搭載されてるモデルとオプションで選択する必要があるモデルが用意されているようです。顔認証機能は非搭載の模様。
■急速充電対応
Inspiron 14 Intel(5440)は急速充電に対応。内蔵されているExpressCharge機能を使えば、60分で最大80%の充電が可能なので、急いで充電する必要がある場合に便利です。
■カメラシャッター機能搭載モデルを用意
Webカメラがパネル上部に配置されていますが、プライバシーシャッター機能搭載モデルが用意されています。プラスチックシャーシモデルは非搭載で、メタルシャーシモデルは搭載されているみたいです。
即座にシャッターで覆うことができるので、家でオンライン会議に参加しているときに、誰かが訪問してきて対応する必要がある場合などに、手軽に画像/映像をオフにすることができます。
■Webカメラ/マイク
Inspiron 14 Intel(5440)では
■720p(30fps)のHDカメラ+シングルマイク
■1080p(30fps)のFHDカメラ+デュアルアレイマイク
のいずれかを搭載したモデルを選択できます。
プラスチックシャーシの場合はHDカメラ、メタルシャーシの場合はFHDカメラが搭載されるようです。
1080pのカメラの方が高画質でデュアルマイクなので、オンライン会議などでWebカメラを多用する人で、画質にもちょっとこだわりたいのなら、メタルシャーシを選んだいいと個人的には思います。もちろん外付けの高品質なカメラ・マイクを利用する方法もありますけどね。
Copilotキー搭載
本モデルでは、従来右側のCtlキーがあった場所に、Copilotキーを搭載。このボタンを押すことで、AIアシスタント機能であるCopilot in Windowsを すぐに起動して使うことができます。ただしレビュー機は評価モデルのため、Copilotキーは搭載されていませんでした。
サウンド
底面部の左右にスピーカーを配置。2W x 2 = 合計4Wのステレオスピーカーを搭載しています。
MIL規格準拠/TPM搭載
法人向けとしても利用できるよう、本モデルには、堅牢性を確保するため、アメリカ国防総省の品質基準MIL規格に準拠。さらにはセキュリティを確保できるよう、TPM(dTPM)を搭載しています。
4)各パーツをチェック
Inspiron 14 Intel(5440)の各パーツをチェックします。
■ディスプレイ
ディスプレイの主なスペックは次のとおり。
 
ディスプレイの主なスペック
パネル 14.0インチ
縦横比 16:10
最大解像度 1920×1200ドット
光沢/非光沢 非光沢
タッチ 非タッチ
輝度 250nit
ディスプレイには14.0インチパネルを搭載。前述したとおり16:10のパネルを採用しており、最大解像度はフルHD+対応の1920×1200ドットです。
縦横比16:10のパネルを搭載したノートPCを並べてみました。上の画像の左がレビュー機(14インチパネル搭載)です。
非光沢パネルを採用しています。
 
メリット
デメリット
光沢パネル ・色の表現が鮮やかなので、映像/画像を楽しめる ・照明など、周りの物の映り込みが発生しやすい。
・ぎらつきが多いので、長時間見続けた時の目への負担が大きい
非光沢パネル ・映り込みが発生しにくいので、いちいちディスプレイの角度を調整しなくてもいい
・ぎらつきが少ないので目への負担が軽い
・光沢パネルと比べて、色の表現が淡い感じになる
非光沢パネルは、色の鮮やかさでは光沢パネルに劣りますが、映り込みが発生しにくく、長時間見続けたときの眼の疲れを軽減できます。なので実用性が高いと思います。
輝度は250ニット。タッチには非対応です。
■キーボード
個々のキーが独立したセパレートタイプを採用。レビュー機は評価モデルのため英語キーボード搭載モデルですが、国内販売モデルには日本語キーボードが搭載されるとのここと。。
マニュアルによるとキーピッチ(キー間の距離)は19.05mm。
フルサイズのキーボードと同程度のキーピッチを確保しているため、窮屈さは感じないと思います。
今回のモデルから新たにCopilotキーを搭載。このキーを押と、Windows11のCopilot in Windowsを起動できます。
バックライト非搭載モデルと搭載モデルを選択可能。
■右側面部
1)SDカードリーダー、2)ヘッドセットジャック、3)USB 3.2 Gen1 Type-A、4)ロックスロットが配置されています。
■左側面部
5)電源端子、6)HDMI、7)USB Type-A、8)USB Type-C端子が配置されています。
■底面部
通気孔とスピーカーを配置。
中央に「Inspiron」のロゴが印字されています。
■ACアダプタ/バッテリ
Inspiron 14 Intel(5440)に同梱されるACアダプタは65W型です。
内蔵バッテリは4セルバッテリ/54 Whrです。
まとめ

以上、Inspiron 14 Intel(5440)について見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。

・第13世代インテルCore i3/i5および後継の新しいプロセッサ(Core 5 120U/Core 7 150U)搭載モデルを選択可能
・14インチパネル載のコンパクトノートPC
・縦横比16:10の縦長パネルを採用
・プラスチックシャーシとメタルシャーシを選択可能

第13世代インテルCoreプロセッサ搭載に加え、後継の新しいプロセッサ(Core 5 120U/Core 7 150U)搭載モデルを選択できる14インチコンパクトノートPCです。