DELL Inspiron 13 5000 WiFi(5391) レビュー

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Inspiron 13 5000 WiFi(5391)について詳しく解説します。
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DELL
Inspiron 13 5000 WiFi(5391)レビュー

Inspiron 13 5000 WiFi(5391)は13.3インチ液晶を搭載したコンパクトノートPC。Inspironノートのミドルシリーズである5000シリーズに属しています(Inspiron 5000シリーズのラインアップはこちら)。


現在、WiFiモデルに加えて、LTE(4G)モデルが用意されています。ボディの大きさ/搭載している端子類は同じです。主な違いについては、後述する「WiFiモデルとLTEモデルのスペック比較」を参照してください。

Inspiron 13 5000 WiFi(5391)の主な特徴は次のとおり。

・13.3インチ液晶搭載のコンパクトノートPC
・第10世代インテルCoreプロセッサ搭載
・ボディにアルミニウム素材を用いることでスタイリッシュなデザインを実現


ここでは、Inspiron 13 5000 WiFi(5391)の特徴・スペック等について詳しく解説したいと思います。

(*モデル番号(このモデルの場合「5391」)を確認する方法については、DELLパソコンの型番を識別する方法を参照してください)

【Inspiron 13 5000 LTE(5391)レビュー】
LTEモデルのInspiron 13 5000 LTE(5391)について解説します。詳しくは、Inspiron 13 5000 LTE(5391)レビューを参照してください。
【レビュー目次】
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
1)13.3インチ液晶搭載のコンパクトノートPC


Inspiron 13 5000 WiFi(5391)は13.3インチ液晶搭載のノートPCです。


液晶の外枠(ベゼル)が非常に狭いスリムベゼルデザインを採用しており、左右の幅を抑えることで、コンパクトなボディに仕上がっています。


こちらはLTEモデル。液晶上部のベゼルがちょっと広めです。


指と比べると、ベゼルの狭さが際立ちます。


ボディが小さめなので、すごく扱いやすいですね。


B5サイズのノートと比べたところ。


ボディの厚さは14.9〜16.8mmと非常にスリム。


すごく掴みやすいです。


重量は1.193kg(実測値)。13.3インチノートPCとしては、標準よりもちょっと軽いぐらいの重量です。


この程度の重さであれば、少し持ち歩くぐらいであれば苦にならないと思います。


あまり重くなく、ボディも小さめなので自由に持つことができます。


こんな風に親指と人差し指ではさんで持つことも可能。


コンパクトボディなので、膝の上に置いてもあまり左右がはみ出ません。


また、鞄からの出し入れもスムーズ。左右が引っかかることなく、さっと取り出せます。


スリムボディのため、鞄の中でもあまり場所をとりません。


ディパックからの出し入れもストレス無く行えます。

2)WiFiモデルと4G/LTEモデルを用意
Inspiron 13 5000(5391)には、WiFiモデル4G/LTEモデルが用意されています。それぞれのモデルのスペックは次のとおり。

 
WiFiモデル
(5391)
4G/LTEモデル
(5391)
Windows
Windows 10 Home(S モード) 64ビット 日本語
Windows 10 Home (64ビット) 日本語
Windows 10 Pro (64ビット) 日本語
Windows 10 Home (64ビット) 日本語
Windows 10 Pro (64ビット) 日本語
 液晶
(最大解像度)
13.3インチ FHD (1920 x 1080) 光沢ノンタッチ スリムベゼル WVA ディスプレイ
13.3インチ FHD (1920 x 1080) 非光沢タッチ付き スリムベゼル WVA ディスプレイ
タッチパネル
×
CPU
第10世代インテル Core i3-10110U プロセッサー (4MB キャッシュ, 最大 4.1 GHz まで可能)

第10世代インテル Core i5-10210U プロセッサー (6MB キャッシュ, 最大 4.2 GHzまで可能)

第10世代インテル Core i7-10510U プロセッサー (8MB キャッシュ, 最大 4.9 GHz まで可能, 4 コア)

第10世代インテル Core i5-10210U プロセッサー (6MB キャッシュ, 最大 4.2 GHzまで可能)

メモリ
4GB, オンボード, LPDDR3, 2133MHz/
8GB, オンボード, LPDDR3, 2133MHz
8GB, オンボード, LPDDR3, 2133MHz
ストレージ
128GB M.2 PCIe NVMe SSD/
256GB M.2 PCIe NVMe SSD/
512GB M.2 PCIe NVMe SSD
256GB M.2 PCIe NVMe SSD
グラフィックス
インテル UHD グラフィックス(メインメモリー共有)

NVIDIA GeForce MX250 2GB GDDR5 グラフィックス メモリー 付き
インテル UHD グラフィックス 620(メインメモリー共有)
光学ドライブ
無し
主な端子類
1 x HDMI 1.4b
1 x USB 3.1 Gen 1 Type-C(DP/PowerDelivery対応)
1 x USB 3.1 Gen 1
1 x micro SD カード リーダー
1 x ヘッドフォンおよびマイク オーディオ ジャック
カラー
プラチナシルバー/
アイスライラック
プラチナシルバー
天板部
アルミ
樹脂
ディスプレイ上部のベゼルの幅
狭い
広い
寸法
高さ:14.9〜16.8 mm x 幅:307.6 mm x 奥行き:204.7 mm
最小重量
1.18kg
最小構成価格
(税別・送料込)
64,980円
114,980円

OSに関しては、WiFiモデルでは「Windows 10 Home(Sモード)64ビット 日本語」搭載モデルを選択可能。Windows 10 Home(Sモード)の場合、Microsoft Storeで入手したアプリのみが許可されます。

セキュリティは強化されますが、従来のWidnowsアプリケーションが使えないので、その分、利便性は低くなります(ただし、Windows 10 Home(Sモード)を解除して、通常のWindows 10 Homeに移行することができます。一度移行すると元に戻すことはできません)。

CPUに関しては、WiFiモデルではインテルCore i3/i5/i7プロセッサの中から選択できますが、4G/LTEモデルではCore i5プロセッサのみ選択できる仕様になっています。

Core i5よりもCore i7の方が性能が上なので、パフォーマンス重視であればWiFiモデルがオススメです。

CPU 第10世代インテルCore i3-10110U 第10世代インテルCore i5-10210U 第10世代インテルCore i7-10510U
コアの数 2 4 4
スレッドの数 4 8 8
プロセッサー・ベース動作周波数 2.10GHz 1.60GHz 1.80GHz
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 4.10GHz 4.20GHz 4.90GHz
キャッシュ 4MB 6MB 8MB
メモリはWiFiモデルでは4GB/8GB搭載モデルを、4G/LTEモデルでは8GB搭載モデルを選べます。価格重視なら4GBメモリ搭載モデルですが、4GBのメモリ容量だと処理にもたつくシーンが出てくる可能性があるので、予算に余裕があるのであれば、8GBメモリ搭載モデルがオススメです。

ストレージは、高速アクセス可能なSSDを採用。HDDは選択できません。WiFiモデルでは128GB/256GB/512GBの中から選択できますが、128GBだと、OSやプリインストールされているアプリを除けば、使える容量が少ないので、できれば256GB以上のSSDを搭載したモデルを選択した方がいいと思います。



グラフィックスに関しては、WiFiモデルではCPU内蔵タイプに加え、NVIDIA GeForce MX250を選択可能。4G/LTEモデルではCPU内蔵タイプだけを選べます。コンパクトノートPCだけに、描画処理能力はそれほど高くありません。

この構成を見る限り、13.3インチ液晶搭載のコンパクトノートとしては基本性能は充実しています。Web閲覧/メール/動画再生といった、それほど負荷のかからない一般的なタスクであれば、快適に操作できると思います。
3)パフォーマンスをチェック
Inspiron 13 5000 WiFi(5391) のパフォーマンスをチェックしてみました。レビュー機のスペックは次のとおり。

【WiFiモデル/プラチナ(大容量SSD・MX250搭載)】
■CPU:第10世代インテル Core i7-10510U プロセッサー(8MB キャッシュ, 最大 4.9 GHz まで可能, 4 コア)
■メモリ:8GB
■ストレージ:512GB M.2 PCIe NVMe SSD
■グラフィックス:NVIDIA GeForce MX250 2GB GDDR5 グラフィックス メモリー 付き


CPUの性能をチェックするCINEBENCHベンチマークのスコア。

CPU:585cb→モバイルノートPCで500点台はまずまず良好なスコア。このクラスのPCで実行するタスクで、性能不足を感じるシーンは少ないと思います。


ストレージの性能をチェックするCrystalDiskMarkベンチマークソフトのスコア。高速アクセスできるPCIe NVMe SSDを搭載しているだけあって高いスコアを記録しています。


負荷が軽めのゲーム「ドラゴンクエストX」のベンチマークソフトを実行してみました。スコアは次のとおり。

画質
解像度
スコア
評価
標準品質
1920×1080
7446
とても快適
最高品質
1920×1080
6138
快適


負荷が中程度のゲーム「ファイナルファンタジー14 紅蓮のリベレータ」のベンチマークソフトの結果は次のとおり。

画質
解像度
スコア
評価
高品質
(ノートPC)
1920×1080
4670
快適
最高品質
1920×1080
3168
やや快適

負荷が中程度のゲームであれば、快適に楽しめるという結果が出ています。
4)スタイリッシュなデザイン
Inspiron 13 5000 WiFi(5391)ではカラーリングとしてプラチナシルバー/アイスライラックを選択できます(4G/LTEモデルでは、プラチナシルバーのみを選択可能)。


こちらはプラチナシルバー。シンプルなシルバーカラーです(写真は先代モデルのInsipiron 13 5000(5390))。


こちらは、アイスライラック。淡い紫色のカラーリングです。


Inspiron 13 5000 WiFi(5391)では、天板部分にアルミニウム製のカバーを採用しており、高い質感を実現。スタイリッシュなデザインに仕上がっています。光が当たったときの反射がすごく綺麗。

アルミ素材だと熱伝導性が高く、熱を素早く拡散させることができる、というメリットもあります。


パームレスト部分にもアルミニウム製の素材を採用。天板部分と同じカラーリングです。アイスライラックモデルでは液晶の外枠およびキーボードはブラックの仕様になっていますが、


プラチナシルバーでは、液晶の外枠はホワイト、キーボードはシルバーを採用。


印象が大きく異なります。個人的には、キーボードとパームレストがシルバーで統一されたプラチナシルバーの方が、スタイリッシュに仕上がっていると思います。


タッチパッドの周囲にはダイヤモンドカット加工が施されており、光が当たると反射します。デザイン上のアクセントになっており、質感を高めています。


ボディにアルミニウム素材を用いているため、高い堅牢性を確保しています。片手で持ってもボディのよじれを感じることはありません。安心して持ち運べると思います。
5)使い勝手をチェック
Inspiron 13 5000 WiFi(5391) の使い勝手をチェックします。

■搭載している端子類
Inspiron 13 5000 WiFi(5391) に搭載されている端子類は次のとおり。

■HDMI 1.4b×1
■USB 3.1 Gen 1 Type-C(DisplayPort/PowerDelivery対応)×1
■USB 3.1 Gen 1×1
■micro SD カード リーダー
■ヘッドフォンおよびマイク オーディオ ジャック


USB端子はType-C端子が1つ、Type-A端子が1つの合計2つを搭載。標準的なノートPCの場合、USB端子は3つ搭載しているモデルが多いのですが、それよりも少なくなっています。しかも、従来からあるType-A端子は1つだけなので、Type-A接続タイプのデバイスを多く使用する人は注意が必要です。

またSDカードは、microSDカードタイプのみを利用可能。通常サイズのSDカードは利用できません。

■外部映像出力
外部映像出力端子として、HDMI端子/USB 3.1 Gen 1 Type-C(DisplayPort/PowerDelivery対応)端子の2つを利用することができます。


HDMI端子経由で4KテレビにHDMIケーブルで接続したところ、4Kの解像度(3840×2160ドット)で出力することに成功。


HDMI端子と4Kテレビ、さらにUSB Type-C端子にUSB Type-C/HDMI変換アダプタを接続してモニタに繋いだところ、3画面同時出力することができました。簡単にマルチモニタ環境を構築できるので、画面を拡張表示すれば広い作業領域を確保して、作業効率をアップさせることができます。

Inspiron 13 5000 WiFi(5391)は、13.3インチという小さめの液晶を搭載しているため、家で作業する場合には、モニタに外部出力した方が作業しやすいと思います。

■リフトアップヒンジを採用

Inspiron 13 5000 WiFi(5391)はリフトアップヒンジを採用しています。


リフトアップヒンジにより、液晶部分の底で本体が支えられる形になるため、底面部と机の間にスペースができます。

丁度、底面部の通気孔部分の下にスペースができる形になるため、より効果的なエアフローを確保できるようになります。


接地する液晶の底の部分には、保護材として樹脂が使われており、傷が目立たないようになっています。

■起動時間
起動(電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまで)を計測してみました。

1回目17.90秒/2回目16.85秒/3回目17.91秒

約17-18秒で起動するので、それほど待たされる感じはないです。

■バッテリ駆動時間
DELL Webサイトにはバッテリ駆動時間が記載されていなかったので、どのぐらいバッテリが持つのか実際に計測してみました。

ディスプレイの輝度:80%/電源モード:高パフォーマンス/キーボードバックライト:オン
の状態で、ずっとYouTubeの動画(標準サイズ)を再生しながら、Web閲覧/テキスト入力を行ったところ、1時間でバッテリが17%減りました。単純計算で5.88時間バッテリが持つ計算になります(利用する状況に応じて駆動時間は変化すると思うので、あくまで参考値としてください)。

動画再生はバッテリを消費するので、動画を再生しない一般的な使い方であれば、もっと駆動時間は延びると思います。

■電源ボタンはファンクションキーの一番右に配置

一般的なノートPCの場合、電源ボタンはキーボードの外側に配置されていますが、このInspiron 13 5000 WiFi(5391) の場合、ファンクションキーの一番右に電源ボタンが配置されています。

電源ボタンにオプションで指紋認証センサーを内蔵することが可能です(レビュー機には指紋認証センサーは搭載されていません)。

■CinemaColorツールを利用可能

CinemaColorツールを使って、表示される色合いを変更できます。

次の4つのモードを選択できます。オフにすることも可能です。
・動画→コントラストが高くなる。より深みのある色合いになる
・夜間→暗めの画面になる
・スポーツ→よりくっきりとした表示になる
・アニメーション→色が鮮やか

■サーマル管理に対応

同梱されるPower Mangagerツールの「サーマル管理」を使えば、状況に応じて、熱設定を変更することができます。


最適化/低音/静音/超高パフォーマンスのいずれかの熱設定を選べます。

■サウンド

スピーカーは、底面部の前面部寄りの左右に配置されています。


実際に音楽を聴いてみましたが、机に音が反射する形になるので広がりがありますね。全体的にちょっとシャカシャカした感じがしますが、コンパクトノートPCであることを考えれば、個人的にはまずまず納得できるレベルのサウンドに仕上がっていると思います。


同梱されているMaxxAudio Proツールを使えば、イコライザを使ってチューニングしたり、事前定義されたプロファイルの中から選択したりして、音質を調整できます。

6)各パーツをチェック

液晶は13.3インチパネルを搭載。


WiFiモデルと4G/LTEモデルで、採用している液晶パネルが異なります。

●WiFiモデル→光沢タイプの非タッチパネル
●4G/LTEモデル→非光沢タイプのタッチ対応パネル

レビュー機はWiFiモデルなので光沢パネルを搭載。色の表現が鮮やかですが、照明などの映り込みが発生しやすいです。

非光沢パネルは、色の鮮やかさは光沢パネルに負けますが、映り込みが発生しにくい分、目が疲れにくい/いちいち角度を調整しなくてもいい、というメリットを享受できるため、実用的だと思います。

また両モデルとも輝度300ニットの明るい液晶パネルを採用。鮮やかな表示で綺麗に表現されるうえ、野外の明るい環境でも液晶を見やすいです。


自分で撮影した写真を映し出してみましたが、すごく細かいところまでしっかり描写されています。

映像を視聴してみましたが、精細感が高く、色の描写も綺麗なので画面に引き込まれますね。


視野角も広めのため、斜め方向からでもはっきり表示を確認できます。


最大解像度はフルHD対応の1920×1080ドットです。文字つぶれも発生しておらず、滑らかに表現されます。液晶表示に関する満足度は高いです。


スリムベゼルデザインですが、Webカメラは液晶上部に配置されています。


キーボードは個々のキーが独立したセパレートタイプを採用。テンキーは非搭載です。


防滴キーボードを採用してるため、誤って飲み物をこぼしても安心です。


BackspaceキーとEnterキーが小さめなつくりになっているうえに、左隣のキーとつながっている、DELL独自の配列を採用しています。


最初はちょっと使いづらさを感じますが、慣れればそれほど打ち間違えは発生しません。


キートップ(キーの表面)はちょっとつるつるしていますが、滑りやすいというほどではありません。

キーストロークは標準的なノートPCと同程度。そんなに深くはありませんが、押したときの感触が良く、反発も適度で使いやすいですね。打鍵音はあまり大きくありません。

キーの端の方を押すだけでしっかり反応してくれるので、ストレス無く入力作業に集中できます。


キーピッチは18.7mm。コンパクトなノートPCですが、デスクトップに付属するキーボード(19mm)と同程度のキーピッチを確保しています。


したがって窮屈さは感じません。


バックライトを標準で装備しているため、暗い環境でも快適に操作できます。2段階の明るさ調整が可能です。


バックライトのオン/オフ、明るさの調整はF5キーで実行します。


タッチパッドはクリックボタンが一体になったタイプを採用。


タッチパッドの表面はすべりが良く、思ったところにピタッとポインタを移動できます。


タッチパッドの下の端でなくても、真ん中ぐらいの箇所を押しても、しっかりクリック操作を実行できます。いちいちタッチパッドの下の方を正確に押さなくても大体の位置を押すだけでクリックできるのはすごく快適です。

クリック音もタンタンという感じで、あまり大きくないので、周りの目を気にしなくても済むと思います。


パームレスト部分はアルミ製のため、光が当たったときの反射が綺麗なうえ、手のひらを置いているときもべとつきにくく、快適に作業に打ち込めます。汚れもつきにくいです。


右側面部。


写真左から順に、ヘッドフォン/マイクロフォン・オーディオジャック、USB 3.1 Gen 1端子が配置されています。

なお、4G/LTEモデルの場合には、ヘッドホン端子の左隣にmicro SIMカードスロットが配置されています。


左側面部。


写真左から順に、電源端子、HDMI 1.4b端子、USB 3.1 Gen 1 Type C(DisplayPort/PowerDelivery対応)端子、microSDカードリーダーが配置されています。


電源端子に電源ケーブルを接続したところ。


SDカードは、microSDカードのみが利用可能です。標準サイズのSDカードは利用できません。


microSDカードを一番奥まで挿したところ。少しだけカードがはみ出しています。


左右にあるすべての端子類にデバイス/ケーブルを接続してみました。

すべての端子類が本体の奥の方にあるため、キーボード操作時に、接続したデバイスやケーブルが邪魔になることはないと思います。


前面部。端子類は配置されていません。


背面部。


底面部。底面部に継ぎ目はなく、簡単には筐体内部にアクセスできない仕様になっています。バッテリは内蔵タイプです。


中央には、「Inspiron」のロゴが刻み込まれています。

7)同梱物をチェック
Inspiron 13 5000の同梱物をチェックします。


ACアダプタと電源ケーブル(ACアダプタは、搭載しているグラフィックスによって異なる可能性があります。レビュー機には、NVIDIA GeForce MX250 2GB GDDR5が搭載されています)。


ACアダプタは立方体の形状をしており、


コンパクトなつくりになっています。


ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は328g。


各部名称などを示したペーパーも同梱されています。

Inspiron 13 5000 WiFi(5391) のレビューまとめ


以上、Inspiron 13 5000 WiFi(5391)の特徴をまとめると次のとおり。

・13.3インチ液晶搭載のコンパクト/スリムノートPC
・第10世代インテルCoreプロセッサ搭載
・ボディにアルミニウム素材を用いることでスタイリッシュなデザインを実現


Inspiron 13 5000 WiFi(5391)は、気軽に持ち運べることを想定したコンパクトノートPCに仕上がっています。アルミニウム素材を用いているため、デザインもスタイリッシュです。