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Studio Desktopレビュー |
Studio Desktop(デスクトップ)は、光沢のあるデザインにインテル Core2 Quadプロセッサを標準搭載したデスクトップです。4つのコアを持つCPUを搭載することにより、ワンランク上のパフォーマンスを実現し、高い処理能力を発揮します。
【目次】
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください(記事執筆:2008年12月)。
1)第一印象
Dellの新しいStudio Desktopに触れる機会を得たので、詳しくレビューします。
DELL Studioシリーズは
コストパフォーマンスを望むユーザー向けのInspironとハイエンドの性能を望むユーザー向けのXPSの中間に位置するブランドです。Inspironに比べ性能が高く、動画や画像の編集などを行いたい人にうってつけのモデルといえます。
このStudio Desktopは、拡張性に優れたタワー型の筐体を採用。スリム型に比べて、占有面積が大きくなりますが、より多くの拡張ボードを搭載できる利点があります。
フロントパネルはゆるやかなカーブを描いており、光沢加工が施されているため、見た目が非常に美しい。およそデスクトップらしからぬデザインとも言えます。光沢が強すぎて、周りにあるものが映り込んでいます。
他の人の目に触れることの多いノートパソコンだと光沢加工はあたりまえです。しかし、家の中でのみ使用するデスクトップに光沢加工する必要があるのか
不明ですが、
それでもスタイリッシュなのは間違いありません。リビングにおいても違和感なく使用できるでしょう。
2)デザイン
Studio Desktopのデザインについて見ていきましょう。
前面部分は黒で光沢加工されており、すごくつややか。漆塗りみたいに
ぴかぴかしています。このカラーリングだけで高級っぽくなりますね。
上部も同じ加工が施されています。
これだけ光沢加工されているので、当然指紋はつきやすくなります。
触ったらこまめに拭くようにしないと、べたべたになりそうです。
ただし、側面部はシルバーを基調としたメタリックなデザインになっています。中央にはエンボス処理された「DELL」ロゴ。
このようにStudio Desktopはシンプルでありながらも、高級感漂うデザインに仕上がっています。これまでのDELLデスクトップと比べても、いい線いっているのではないでしょうか。
3)背面部
Studio Desktopの背面部について見ていきましょう。
背面部には多様な端子が配置されています。このあたりの
デザインは従来のDELLデスクトップと同じです。
このStudio Desktopの構成で背面に搭載されている端子は次のとおりです。
USB2.0×4、IEEE1394、HDMI、オーディオ端子、LAN端子、モニタ接続端子(DVI+VGA)。
HDMI端子が搭載されているので、対応した端子を搭載しているモニタや薄型テレビに接続すれば、ハイビジョン映像を堪能することができます。
残り3枚の拡張カードを差すことができるので、拡張性もバッチリです。
また、LAN端子は10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応。デフォルトでギガビット環境に対応しているのはうれしいですね。
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Studio Desktop(デスクトップ)はこんな人におすすめ!! |
高性能デスクトップをお求めの人:インテルのクアッドコアプロセッサ+大容量メモリを搭載できるため、高いパフォーマンスを期待できます。
拡張性に優れた高性能パソコンを必要とする人:ブルーレイドライブをオプションで搭載できるほか、多種多様なポートを標準で搭載しています。