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XPS 15の詳細なレビューを示します。XPS 15の購入を検討されている方に役立つ情報が満載!
XPS 15の詳細なレビューを示します。XPS 15の購入を検討されている方に役立つ情報が満載!
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(#2015/10/28追記:このページでレビューしているXPS 15は販売を終了しており、2015年10月に世界最小の15インチノートとして新たなXPS 15が登場しています。詳しくはXPS 15レビューを参照してください)
XPS 15は、15.6インチ液晶を搭載したA4ノート。据え置きタイプとしての使用を想定して設計されたDELLのハイエンドノートです。薄さは23.2mmしかなく、15インチノートとしてはすごくスリムなデザインになっています。 XPSシリーズは、DELLのハイエンドに位置づけられるシリーズ。その特徴は、アルミボディをベースとした質感の高いデザインと高い性能を両立させているとことです。XPSシリーズには、New XPS 15以外に、13.3インチ液晶搭載のウルトラブックXPS 13、14インチ液晶搭載のXPS 14が存在しますが、このNew XPS 15は、XPSシリーズで最も大きな液晶を搭載しており、XPSシリーズのフラッグシップ機として位置づけられています。 CPUには、インテル第3世代Core i5/7プロセッサを選択可能。高いパフォーマンスを発揮できます。メモリの最大容量は8GB。 ストレージには、従来のHDD(最大1TB)に加えて、耐衝撃性に優れ、高速アクセス可能なSSD(最大512GB)も選択できます。SSDの方が価格が高いため容量が小さいモデルも多いのですが、New XPS 15では、512GBもの大容量を確保できるので、高速性と大容量を両立させたい人にお勧めです。 [スポンサーリンク]
また、New XPS 15ではインテル・スマート・レスポンス・テクノロジーを採用しています。HDDを選択した場合でも、最低でも32GBのSSDを搭載しており、これをキャッシュとして活用することで、データへのアクセス速度を速め、データの保存にはHDDを使用することで安価なストレージ構成を構築できます。
グラフィックスには、チップセット内蔵タイプのインテルHDグラフィックスに加え、より高性能なカードタイプのNVIDIA GeForce GT 630M/640Mを選択できます。グラフィックス処理能力を高めたい場合には、カードタイプを選ぶことをお勧めします。 New XPS 15には光学ドライブを搭載しています。選択できるのは、DVDスーパーマルチドライブ、ブルーレイコンボのいずれか。これまでドライブの厚さの関係で、薄型ノートにはなかなかブルーレイを搭載できなかったのですが、このNew XPS 15ではブルーレイコンボドライブを選択できます。ブルーレイコンボドライブでは、CD/DVDの読込/書込+BR(ブルーレイ)の読込が可能です。残念ながらブルーレイへの書込には対応していないので注意する必要があります。 【New XPS 15の主なスペック】
New XPS 15のボディには堅牢性を備えたアルミ素材を採用。1つのアルミニウムの塊から精密に削り出されており、非常に高い質感を実現しています。本体は非常に薄いのですが、堅牢性に優れており、強度に不安を感じることはありません。これなら持ち歩いても安心。 アルミ素材のため、表面はざらついており、しっとりとした感触です。指紋や汚れがほとんどつかないので、いちいち拭き取る必要もなく快適です。 アルミの質感がすごくいい感じです。これなら、デザインにこだわる人にも受け入れられそう。 シルエットが非常に美しいですね。 New XPS 15を持ってみました。ボディにアルミ素材を用いた15.6インチノートということで、最小構成でも2.6kgあるため、ちょっと重いですね。部屋を移動させるぐらいなら問題ないと思いますが、デスクトップ代替マシンとしての使い方がベストかも。 前から見たところ。いかに薄いかがわかります。 雑誌と比較してみました。 薄さは23.2mm。 液晶パネルを開いたところです。内部は黒を基調とした落ち着いたデザインになっています。 キーボードの周囲とパームレストはマグネシウム製になっており、触ってみるとちょっと柔らかいです。なので、手のひらを長時間置いておいても痛くなることがなく、すごく肌触りがいいです。また汗でべとつくことがないので長い間キーボード操作していてもストレスがありません。 貼り付けられているインテルとWindowのシールも、青色をベースとした通常のシールとは異なり、黒を基調としたものになっています。ここまでデザインを統一させることに気を遣っているんですね。 液晶は15.6インチ。スペックでは輝度が350カンデラ/平方メートルとなっており、標準的な液晶の200カンデラと比べてかなり明るく感じます。精細感もすごくあるので、瑞々しい表現が可能。 最大解像度は1920×1080ドット。フルハイビジョンに対応しています。広い表示領域を確保できるので、ウィンドウを複数並べて作業効率をアップさせることができます。 Yahoo!トップページを表示したところです。表示領域が広いのがわかると思います。 液晶パネルは、光沢加工処理されたグレアパネルを搭載。グレアパネルだと色の深みを美しく描写できますが、照明などの映り込みが発生しやすくなるというデメリットが生じます。上の写真でも、映り込みが発生していのがわかります。 個人的には映り込みが発生しにくく、長時間見ていても目が疲れにくい非光沢タイプの液晶の方が好きなのですが、残念ながらNew XPS 15ではオプションとして用意されていません。 ディスプレイ表面には傷が付きにくいCorning Gorilla Glass(ゴリラガラス)を採用することで、耐衝撃性を高めています。かなり硬いガラスなので液晶部分を両手で持ってねじってみようとしてもほとんどねじれが発生しません。 また液晶とフレームが一体となった全面ガラス加工のEdge-to-Edgeデザインを採用しています。液晶全体がガラスで覆われているため、野暮ったいところがなく、デザイン的にすごく格好いいです。 ゴリラガラス+アルミボディの搭載により強度が確保できているため、フレーム部分をすごく細くすることができます。 この液晶では臨場感溢れる描写が可能で、思わず画面に引き込まれます。本当に綺麗ですね。映画を堪能したい人にお勧めです。 キーボードは、それぞれのキーが独立したセパレートタイプを採用。隣のキーとの間にスペースがあるため、別のキーを押し間違えてしまう可能性が低くなり、イライラが少なくなります。 キーボードは防滴設計になっており、誤って飲み物をこぼしたりしても安心です。 キーの真ん中が少しへこんでおり、打ちやすい設計になっています。ただ表面がちょっとつるつるしており滑りやすいかも。 キーボードのキーピッチは、デスクトップ並みの大きさである19mmを確保。 十分な大きさを確保しているので、ブラインドタッチも問題無く行うことができます。非常に快適なキーボード操作が可能です。 New XPS 15のキーボードには標準でバックライトが付いています。 暗い環境でも快適にキーボード操作が行えます。 バックライトのオン/オフは、FnキーとF6キーを同時に押して切り替えます。明るさは2段階の調整が可能です。 タッチパッドは、クリックボタンと一体となっています。ガラス製を採用しており、すごくスムーズに指を動かすことができます。かといってつるつるしているわけではなく、適度なざらつきがあるので使いやすいですね。 大きさも十分。ただし、クリックボタンが一体化されたデザインなっているため、押しても反応しないときがあります。しっかりと押せば反応するのですが、軽く押すだけでは反応してくれないときがあり、ちょっとイライラすることがあります。 またクリックボタン部分を押すと、カチッという音がします。少し大きな音なので、静かな環境で操作している場合、気になるかもしれません。 New XPS 15の前面部。中央にステータスライトが配置されています。 電源オン時には白色が、バッテリ給電中はオレンジ色が点灯します。HDDや無線のステータスを示すインジケータは用意されていません。 New XPS 15の多くの端子が左側面部に集中しています。写真右から順にUSB 3.0×3(そのうち1つは、PowerShare仕様)、Mini DisplayPort端子、HDMI端子、LAN端子、電源コネクタが配置されています。 New XPS 15に搭載されているUSB端子はこの左側面部のUSB 2.0×3のみ。3つの端子とも左側面部に集中しているので、できれば右側面部にも配置してほしかったですね。 映像出力端子は、HDMI端子とMini DisplayPort端子の2つ。DisplayPort端子はまだそれほど普及が進んでいないので、できればDVI端子かVGA端子を搭載してほしかったところですが、New XPS 15は薄さを追求したため、搭載が難しかったのかもしれません。 ボディの薄型化を図るため、LAN端子を使用する際には、 端子の下部にある可動部分を下に押してLANケーブルのコネクタを接続する必要があります。 電源ケーブルを接続したところ。 右側面部にはヘッドセット端子×2とカードリーダー、光学ドライブが配置されています。 カードリーダーを使用するには、ダミーカードを指で押します。 するとダミーカードが少し飛び出すのでそれを引き抜きます。 使用できるメディアは、SD/SDHC/SDXCです。 光学ドライブはスロット式です。 背面部には何も端子が配置されていません。 底面部です。 底面部のほとんどがシリコンラバーで覆われており、すごく柔らかいです。テーブルの上でも滑りにくいほか、膝の上に置いた場合でも触った感じが柔らかくていいですね。底面部がこういった仕様になっているモデルは珍しいと思います。 底面部の上下には通気孔が配置されています。 底面部の中央には、ブランド名である「XPS」が刻印された金属製のプレートが配置されています。 このプレートは指で簡単に外すことができます。 プレートを外すと、中にはサービスタグやWindowsシール情報が記載されたシールが貼り付けられています。 底面部は、通常のドライバでは開けることができません。特殊な工具が必要になります。バッテリは内蔵されているため、バッテリの交換はDELLのサポートで対応してもらう必要があります。 スピーカーは前面下部に配置されています。下向きに配置されているので音が反射して広がる設計になっています。サウンドは、個人的には、もうちょっと高音に伸びがある方が好きですが、全体的なバランスは悪くないと思います。 またNew XPS 15では高速起動が可能。スリープ状態からはすぐに復帰できるため、使いたいときにすぐ使用することができ、ストレスがたまりません。ただし、起動時に光学ドライブが駆動するらしく、「ジージー」という音がするのがちょっと気になりました。 本体底面部にあるボタンを押すことでバッテリ残量をチェックできます。 ○のついた部分を指で押すと、 バッテリに残量がある場合、ランプが点灯します。点灯するランプの数が多ければ多いほど多くのバッテリが残っていることになります。簡単にチェックできるので便利ですね。 同梱されるACアダプタもA4ノートとしてはコンパクト。 手のひらサイズです。 重量は451g。 New XPS 15の梱包箱も、黒を基調としたデザインが採用されており、すごくおしゃれなつくりになっています。 こんな感じでNew XPS 15が収められています。 エクスペリエンスインデックスの値でNew XPS 15のパフォーマンスをチェックしてみました(最高スコアは7.9)。 CPUは第3世代Core i7プロセッサを搭載しているため、7.5と高い数値を記録。メモリは4GBなのでちょっと低めの5.2。 グラフィックはチップセット内蔵タイプのインテルHDグラフィックスのスコアが反映されているため5.2と低くなっています。ただし、このNew XPS 15には高性能タイプのNVIDIA GeForce GT 630Mを搭載しているため、実際のグラフィック性能はこれより高いことが予想されます。ストレージは、HDD(750GB)を搭載しており、スコアは5.9です。 CPUとグラフィックの性能は高いので、さらなるパフォーマンス向上を求めるのであれば、メモリを8GBにアップグレードする、HDDをSSDにする、といったカスタマイズを行うとよいでしょう。 New XPS 15は、最小構成で12万円台と決して価格が安いモデルというわけではありませんが、アルミ素材を用いたエレガントなデザイン、A4ノートとしては驚くべきスリムなボディ、第3世代Core iプロセッサによる高いパフォーマンス、グラフィックカード搭載による優れたグラフィック処理能力により、高い性能と優れたデザインを両立したハイエンドモデルに仕上がっています。 【まとめ】 New XPS 15のプラスだと思う点、マイナスだと思う点をまとめてみました。 ■プラスだと思う点 ・A4ノートとしては驚異的な薄さ23.2mmのスリムなボディを実現。 ・ボディにアルミ素材を採用した美しいデザイン。高い質感を実現しているほか、優れた堅牢性を確保している ・第3世代インテルCore i5/7を搭載できるため、高いパフォーマンスを発揮可能 ・起動時間が高速なため、使いたいときにすぐ使える ・フルハイビジョン対応の精細感に優れた液晶を搭載。美しい映像を堪能できる ■マイナスだと思う点 ・底面部がバッテリ内蔵タイプのため、自分でバッテリを交換するのが困難 ・重量が2.6kgあり、ちょっと重い このように、New XPS 15は、スリムなデザインを採用し、高い性能を発揮するA4ノートだということができると思います。スタイリッシュなデザインにこだわりつつ、性能にも妥協したくない方にお勧めです。 New XPS 15について
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