DELL Studio 15 レビュー 使った感想

ここでは、Windowsエクスペリエンスインデックスの値を使ってStudio 15のパフォーマンスをチェックします。この値は、各マシンの環境に応じて異なってくるので、あくまで参考としてください。

Windowsエクスペリエンスインデックスとは、コンピュータのハードウェアおよびソフトウェアの構成の機能を測定し、この測定値を基本スコアと呼ばれる数値で表したものです。現在、スコアの範囲は1.0〜7.9です。この数値が高ければ高いほど、処理性能が高いことを示します。

このStudio 15の構成は次のとおり。

OS	Windows 7 Professional 64ビット
CPU	インテルCore2 Duo P8700
メモリ	4GB
HDD	500GB
グラフィック	ATI Mobility Radeon HD 4570 512MB

基本スコアの見方

6〜7	高速なHDDが備わっていて、マルチプレーヤーや3Dゲーム、HDTV(高精細テレビ)の録画や再生など、グラフィックを多用する高性能のエクスペリエンスをサポートできます。
4〜5	Windows 7の新機能を実行できます。また、複数のプログラムの同時実行をサポートできます。
3	Windows Aero と Windows 7の多くの新機能を基本レベルで実行できますが、Windows 7の新しい拡張機能の一部では、その機能性をすべて利用できない場合があります。
1〜2	オフィスの生産性向上アプリケーションの実行やインターネットの検索など、最も一般的なコンピューティング タスクを実行するための十分な性能が備わっています。ただし、この基本スコアのコンピュータは一般的に、Windows Aero や Windows Vista で利用可能な高度なマルチメディア エクスペリエンスを実行するための性能は不足しています。

CPUとメモリは6.1と高い数値となっており、高いレベルの基本性能を確保していることがわかります。またカードタイプのグラフィック(ATI Mobility Radeon HD 4570 512MB)を搭載しているため、グラフィックスは4.9、ゲーム用グラフィックスは6.2という高いパフォーマンスを発揮しています。ディスクの転送速度も5.8。

したがって、バランスのとれたパフォーマンスを確保していることになり、Web閲覧/メール、ビジネスアプリケーションの使用などの、一般的な用途に加えて、動画/画像の視聴/編集などのエンターテイメント用途にも適していることになります。デスクトップ代替ノートとして恥じないパフォーマンスですね。